TidBITS: Apple News for the Rest of Us  TidBITS#1084/11-Jul-2011

7 月中のいつかと言われる Mac OS X Lion のリリース日が近づくにつれて、私たちの興味はアップグレードと移行に関する問題に集まる。まず Glenn Fleishman が、Intuit から Quicken ユーザーたちにあてて Lion 非互換性を説明した電子メールが送られたという簡潔なニュースを伝え、Michael Cohen は Lion を Mac App Store からダウンロードするにはどの程度時間がかかるのか調べる方法を語り、Steve Sande は現在 MobileMe で自分のサイトをホストしている iWeb ユーザーたちに残された選択肢を紹介し、それから Adam が最近の Apple に見られる品質欠陥を見ればこれはもはやうまくデザインされた公開ベータプログラムを必要とする段階にまで来ているのではないかと論ずる。さらに、Jeff Carlson が iMovie '11 が iOS 用の iMovie からの読み込みができるようになったことを解説し、Jeff Porten が Computers, Freedom, and Privacy 2011 カンファレンスからの一連のレポートの最終回を寄稿する。今週注目すべきソフトウェアリリースは、Airfoil 4.5、GraphicConverter X 7.3、KeyCue 5.3、Opera 11.50、Postbox 2.5、それに EagleFiler 1.5.4 だ。

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IIntuit、Quicken ユーザーに Lion の危険を注意

  文: Glenn Fleishman <glenn@tidbits.com
  訳: Mark Nagata <nagata@kurims.kyoto-u.ac.jp>

Quicken 2005、2006、および 2007 のユーザーで、TidBITS などのサイトの読者である人たちは、Intuit の財務追跡ソフトウェアがこれまで一度も Intel ベースの Mac 用に適切にアップデートされたことがなく、かつ Mac OS X Lion では動作しないことを、ほぼ間違いなく既に知っているだろう。Intel ベースの Mac が市場にあったこの長い年月にわたり、Quicken は、ずっと Rosetta エミュレータの下で、古い PowerPC ベースのソフトウェアでもそのまま走れるようにするこのエミュレータに依存して動作してきた。けれども、現時点で誰もが予想する限り、Rosetta は Lion では使えない。(2011 年 5 月 23 日の記事“Rosetta と Lion: あきらめるのか?”参照。)

けれども、必ずしもすべての Quicken ユーザーがあなたや私ほど事情に通じているわけではない。だからこそ、Quicken の登録オーナーである私に対し、Intuit から Lion 互換性の問題について知らせるとともに状況を説明する電子メールが届いたのを見て私は喜ばしいと思った。より機能の少ない Quicken Essentials は Lion に対応しているけれど、2005 から 2007 までのバージョンは Lion では動かない。以前から、おそらく Intuit と Apple は協力してハイブリッドの Rosetta/Quicken モンスターを作り出し、このソフトウェアが今後も走り続けるよう開発中なのではないかという噂が流れていたが、今のところそれはまだ噂でしかない。

さらにもっと重要な点となる可能性を秘めたことだが、Intuit は Lion ユーザーが Quicken 2005、2006、および 2007 のデータを Quicken Essentials に読み込ませることはできないと述べた。コンバータもまた Rosettaを必要とするからだという。私に言わせれば、これは馬鹿げていると言うほかはない。Intuit が Lion 用のコンバータさえアップデートできないというのは、弁解のしようもない。アプリケーションを修正するよりも、はるかに少ない労力でできることのはずだ。

今回の Intuit からの電子メールで私が最も興味深いと思ったのは、Quicken と Lion について説明したより長いサポート書類へのリンクが提供されていて、そのサポート書類で Intuit が率直に問題点の存在を認め、Quicken Essentials が過去のバージョンに対する代替品としてさえきちんと働けなかったことを明言している点だ。そこにはこう書かれている:

この(Quicken Essentials を使うという)選択肢は、あなたが投資の取引や履歴を追跡せず、オンライン支払い機能を利用せず、その他 Mac 用の Quicken Essentials には存在しない具体的なレポート機能に一切依存していないという条件の下ならば、理想的な選択肢となります。

まさにその通りだ。

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Lion はダウンロードにどれぐらいかかる?

  文: Michael E. Cohen <lymond@mac.com
  訳: 亀岡孝仁<takkameoka@kif.biglobe.ne.jp>

今は昔の古き良き時代においては、最新の Mac OS X アップグレードが入ったディスクを自分の手にするまでどのぐらいの時間がかかるかを推定するのは、そのパッケージを売っている最も近い小売店まで運転していくのにどれぐらい時間がかかるかを見極めるか、或いは Web ブラウザであなたの注文したディスクを含んだ宅配便があなたの待ち焦がれた Mac への旅の途中の何処にいるかを調べるため宅配業者の追跡ページを調べてみるかを意味していた。

しかしながら、この今日の良き時代においては、Mac OS X 10.7 Lion への最新のアップグレードは Mac App Store からしか入手出来ない。と言うことは、一瞬にして入手出来ることを意味する - ここで "一瞬にして" というのは、Apple のサーバーに対するあなたのインターネット接続が出せる速さによることを意味する。

我々の多くにとっては、"一瞬にして" はかなりの待ち時間を意味するであろうから、すぐにラップトップを持って外出しなければならないような場面では、Lion を購入すべきではないであろう。しかし、この巨大怪獣があなたのハードディスクにたどり着くまでどれぐらい待たねばならないのであろうか? 当たらずとも遠からずの概算をするのはそう大変なことではない。

第一に、あなたのインターネット接続からどれだけのスループットが得られるのかを見出さなければならない - 注意すべきは、これはあなたのサービスプロバイダが言っているスループットのことではなく、あなたが実際に得られるもののことで、これはその日の時間とともに変化する。(住宅地のインターネット接続での最悪の時間帯は夕方である、これはビデオをストリームするために誰もが Netflix に向うからである。) 幸いにして、あなたの接続を試験出来る Web サイトは沢山あり、Speedtest.net はその一例である。このサイトで簡単な試験をすることで (ほんの 30秒そこそこしかかからない)、あなたの接続のスループットを Mbps (megabits per second) で知ることが出来る。

これが分かったら、次はそのダウンロードがどれ程大きいのかを知る必要がある。幸いにして、それは大きな秘密ではない:Mac OS X 10.7 Lion インストーラは 3.76 GB であると知られている。この情報があれば、HB の鉛筆と紙を取り出しちょっとした暗号解きの計算を自分でやることも出来る - 或いはそれをあなたに代わってやってくれる他のサイトに行くことも可能であり、Derek Tsang の Download Time Calculator はその一例である。ダウンロードの大きさとあなたの接続のスループットを入力し、そして Get Download Time ボタンを押すだけである。これで Lion インストーラがあなたの Mac に届くまでどれぐらいの時間を取るのかについてのおおよその時間見積もりが得られる。(各種の標準のインターネット接続ではどれぐらいの時間がかかるのかの感じを掴みたい人は、Gaijin Download Time Calculator も参考にされたい。)

勿論、この概算時間は仮のものに過ぎない:ダウンロード速度は、Mac App Store サーバーとインターネット接続のスループット、それにあなたと Mac App Store 間の経路にも依存する。誰もが知っているように、これらの変数は変化する。しかし最低でも、かかる時間の最小値は知ることが出来るというもので、あなたの予定はそれに応じて立てられるであろう。

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iMovie '11 アップデート、iMovie for iOS プロジェクトをインポート

  文: Jeff Carlson <jeffc@tidbits.com
  訳: 亀岡孝仁<takkameoka@kif.biglobe.ne.jp>

私は今年の初めに iMovie for iOS 1.2 が発表になった時、iMovie '11 は iPad,iPhone, 或いは iPod touch 上で走るアプリである iMovie for iOS で作られた映画をインポート出来るであろうと、Apple 関係者から言われた。しかしながら、この情報は正確でないことが判明した:GarageBand は GarageBand for iOS で作られたプロジェクトをインポート出来るが、iMovie には同じことが当てはまらなかった。("iiMovie と GarageBand に新しい iOS 版" 2 March 2011 参照。)

結果的には、この Apple 関係者が間違っていたのではなく、ただ早すぎただけであることが判明した。iiMovie 9.0.4の本日のリリースで、iOS アプリで作られたプロジェクトを Mac アプリにインポートする能力は実現した。つまり、あなたはプロジェクトをあなたの iOS 機器上で作り始め (ビデオ或いはあなたの考えがまだ新鮮であるうちに、或いは単に暇つぶしに) そしてそれを完成させるために iMovie '11 にそれを移すことが出来る。

簡単なテストとして、私は iPad 2 上で一つ映画を集成しそれからそれを iMovie '11 へとインポートした。私の映画の全ての要素は (そこには背景音楽、音響効果、Ken Burns Effect 設定、そしてテーマが含まれる) はうまく移行された。事実、iMovie '11 は私のプロジェクトは iOS バージョンにしかないテーマ Neon を使っていることを認識したし、それにプロジェクトでは使われなかった他のテーマ要素も、代替のタイトル形式の様な、含まれている。しかしながら、プロジェクトのテーマを iMovie '11 のテーマの一つに変更すると iOS のテーマに戻る能力は失われる。

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残念なのは、プロジェクトを iMovie for iOS から取り出し iMovie '11 に移行するプロセスは相変わらず煩雑である。(個人的な好みを言えば、ドキュメントを同期出来るようなやり方で iCloud 経由でプロジェクトを同期出来る能力があればと思うが、iMovie プロジェクトの大きなサイズを考えれば、これは現実的ではないのであろう。) 興味のある方のため、移行プロセス書き出すと次の様になる:

  1. iMovie for iOS で、Share ボタンをタップする。

  2. Send Project to iTunes ボタンをタップする。

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  3. あなたの iOS 機器を Mac に接続する。

  4. iTunes で、サイドバーの中からあなたの機器を選択、そしてウィンドウの一番上にある Apps ボタンをクリックする。

  5. Apps リストをスクロールダウンし iMovie を選択、そしてあなたが共有したプロジェクトを選択する。

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  6. Save To ボタンをクリックそしてプロジェクトファイルの行先を選択する、或いは単純に iMovie Documents リストからファイルを Finder のウィンドウへドラッグする。

  7. iMovie '11 で、その新しい File > Import > iMovie for iOS Project 項目を選択、そしてあなたが保存したプロジェクトファイルを選ぶ。そのプロジェクトの映像を既存の iMovie Event に加えるか、或いは新しい Event を作るかを指定する。

  8. Import ボタンをクリックしそのプロジェクトを変換そして iMovie '11 に移す。残念なのは、iMovie '11 で編集をしそれを旅先での更なる編集のため iMovie for iOS に戻すというのは出来ない。将来のアップデートでは可能になるかもしれないが。

iMovie for iOS プロジェクトをインポート出来ることに加えて、iMovie 9.0.4 では、あるオーディオ調整が保持されない問題を修正、キーワードを持った大量のビデオクリップそして大きな iPhoto ライブラリを伴う作業のパフォーマンスを向上、そして Lion での全画面モードのサポートを追加した。

iMovie 9.0.4 アップデートは 76.2 MB のダウンロードで、Software Update 経由で、直接ダウンロードで、或いはもし Mac App Store でこのアプリケーションを購入したのであればそこからアップデートとしても入手出来る。

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MacTech Boot Camp が、Los Angeles と Chicago にやってくる

  文: Adam C. Engst <ace@tidbits.com
  訳: 柳下 知昭 <tyagishi@gmail.com>

San Francisco, Dallas, Boston で開催された MacTech Boot Camps のどれもが完売したことで、Los Angeles と Chicago の Mac コンサルタントやサポート技術者は、自分達の都市でのイベントを楽しみにすることができるようになった。もし、もう少し離れたところにいるのならば、MacTech Boot Camp Los Angeles は、2011 年 7 月 22 日に LAX (Los Angeles 国際空港)に近い Sheraton Gateway ホテルで開催されるので、飛行機で参加しやすくなっている。MacTech Boot Camp Chicago は、その 1 ヶ月後、 2011 年 8 月 31 日にChicago のダウンタウンにある Hotel Allegro で開催される。

MacTech Boot Camp は、1 つのトラックで構成されるホテルで行われるセミナーであり、コンサルタントや技術者たちのニーズに対応するために専門家から 高度に技術的ビジネス的な内容を提供するとともに、他のコンサルタントやベンダーとのネットワークを築く機会を提供できることも狙っている。Los Angeles での講演者には、Ben Levy, Phil Goodman, Ric Wilson, Sean Colins, Chris Keller, Jonathan Goldhill, Peter Lindeが含まれている。

MacTech Boot Camp は、通常 $495 である、Los Angels 分の早期予約割引は、終ってしまったが、TidBITS の購読者は $200 の割引特典を受けられる 、これは、我々がメディアスポンサーであることによるもので、価格は $295 まで割り引かれる。TidBITS 向けの価格は、Chicago のイベントにも適用される。これまでのイベントはすでに売り切れているので、登録したい方は、お早めに。

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iWeb サイトを MobileMe 以外で

  文: Steve Sande <steve.sande@gmail.com
  訳: Mark Nagata <nagata@kurims.kyoto-u.ac.jp>

iWeb ユーザーたちにとって最悪の懸念を最近 Apple が事実だと確認して以来、つまり、MobileMe の一部として iWeb サイトをホスティングするサービスが 2012 年 6 月 30 日に消滅することを発表して以来(2011 年 6 月 24 日の記事“アップルが、MobileMe から iCloud への移行詳細を説明”参照)私の電子ブック "Take Control of iWeb '09" の多くの読者たちから、自分のサイトをどこへ移したらよいのかという問い合わせが届くようになった。その選択肢は二つあって、どちらを選ぶかはあなたのサイトがどの程度本格的なものであるか、またあなたがカスタムドメインを持っているかどうかに依存する。

カスタムドメインを持つサイト -- (MobileMe でない) 独自のドメイン名を使っている人、あるいは高トラフィックのウェブサイトを持っている人には、この際ぐっと我慢して、有名どころのホスティングプロバイダと有料のウェブホスティングアカウントを契約することをお勧めしたい。どのウェブホスティングプロバイダを選ぶかはあなた次第だが、例として有名どころをいくつか挙げれば DreamHostBluehostHostGatorGoDaddy などがある。料金は月額 $5 くらいからだろう。

あなたの新しいホストからログイン情報が届けば、iWeb を起動し、サイドバーであなたのウェブサイトを選択して、そのサイトの Site Publishing Settings を開く。そこにサイト名、あなたの連絡先電子メールアドレス、それからあなたのサイトに付随した FTP サーバの情報(サーバのアドレス、ユーザ名、パスワード、初期パス)を入力する。

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サイトの URL (リンクや RSS フィードをセットアップするために使う) を入れ、あなたがそのサイトで何かを公開する度にあなたの Facebook アカウントもアップデートして欲しいかどうか指定しておく。それから Test Connection をクリックして、あなたの設定がすべて正しいことをチェックする。もしも問題がなければ、これであなたも、Publish Site ボタンをクリックするだけでその新しいホストにあなたの iWeb サイトを公開できる準備が整った。

また、あなたのカスタムドメインを正しく設定し直す必要もある。そのために援助の手が必要ならば、あなたの新しいホスティング会社の技術サポートに連絡しよう。

MobileMe ドメインの中にあるサイト -- もしもあなたが MobileMe の URL、例えば http://web.me.com/stevensande のようなもので満足していて、しかもあなたのサイトに膨大なトラフィックが押し寄せているということがないのならば、おそらくあなたは無料のホスティングを使うだけで十分満足だろう。最も手軽なのはクラウドストレージのプロバイダ Dropbox で、ここは 2 GB のアカウントを無料で提供していて、最も大規模な iWeb サイトを除けば十分なストレージ容量を供給できる。あなたの iWeb サイトをホストするためにどのように Dropbox と iWeb を設定すべきかを説明した短いチュートリアルがあるのでそれを参考にして頂きたい。

注意点が一つある: このウェブサイトホスティングは Dropbox wiki に書かれている示唆をそのまま紹介しているけれど、このサービスは「プロダクション」級のウェブホスティングを意図して作られたものではない。個人的なページが数個程度、あるいはテスト用のサイトといった用途ならば何も問題は起こらないはずだが、もしも普通でないレベルのバンド幅消費をシステムが探知すれば、Dropbox はあなたの公開リンクを止める権利を留保する。

  1. まず初めに、あなたは Dropbox アカウントを持っていなければならない。まだ持っていない場合は、Dropbox のホームページへ行って Dropbox ソフトウェアをダウンロードし、それをインストールしてアカウントを設定する。その際、Dropbox ホームページにあるビデオを見て、このアプリケーションとサービスの背後にあるコンセプトを理解しておくことをお勧めする。

    (基本的に、Dropbox はあなたのホームフォルダの中にある Dropbox フォルダの内容を Dropbox サーバにミラーし、そのフォルダの中でファイルに変更がある度に Dropbox のサーバへ変更を同期してからそれをあなたの他の機器すべてにも同期する。もしもそのフォルダを他の人たちとも共有しているならば、彼らのところでその共有フォルダの中にある書類もやはり保存の度に同期される。)

  2. いったん Dropbox ソフトウェアのインストールを済ませ、その使い方に慣れれば、それで準備万端だ。Finder で、自分の Dropbox フォルダを開き、そこに Public その他いくつかのフォルダを Dropbox が作成していることを確認しよう。Public フォルダを開き、その中に新規のフォルダを作って、あなたのサイトはそこに置くようにする。そのフォルダには好きな名前を付ければよいが、説明の都合上ここではそのフォルダ名を "web" としておこう。

  3. iWeb を開き、サイドバーであなたのウェブサイトを選択して、Site Publishing Settings を開く。

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  4. Publish To ポップアップメニューで、Local Folder を選ぶ。

  5. あなたのサイトの名前と連絡先電子メールアドレスを入力してから、Choose Folder Location をクリックする。

  6. 上の 2. で作ったフォルダまでナビゲートし、Choose をクリックする。

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  7. 今のところは、そこまでで十分だ。もしもあなたのウェブサイトが既に公開できるものになっているなら、iWeb ウィンドウの一番下にある Publish Site ボタンをクリックする。これで、サイトのファイルが ~/Dropbox/Public/web フォルダに公開される。(接続速度と、あなたのサイトのサイズにより)数秒あるいは数分後には、それらのファイルが「クラウド中」のあなたの Dropbox アカウントに同期される。

  8. Finder に戻り、~/Dropbox/Public/web フォルダにナビゲートすれば、その中に index.html ファイルがあるはずだ。そのファイルを Control-クリックして、現われたポップアップメニューの階層的 Dropbox メニューから、Copy Public Link を選べばリンクがクリップボードに入る。これこそ、あなたのウェブサイトに行くための URL だ。この URL を友人たちやクライアントたちに送って、あなたのサイトを見てもらおう。

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  9. 最後の手順! すべてのリンクが正しく動作していることを確認するために、iWeb であなたのサイトの Site Publishing Settings に戻ろう。そこに、大きな空きスペースがあって、Website URL と書かれているはずだ。そこに、あなたが手順 8. でコピーしておいた URL をペーストし、URL の最後にある index.html の部分を削除する。こうしてできたアドレスが、あなたの新しいサイトの root URL だ。もう一度 Publish Site をクリックしてあなたのサイトを公開し直せば、あとはさきほどコピーしておいたリンクをあなたのウェブブラウザにペーストして、心ゆくまであなたの手仕事の成果を楽しめばよい。

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私は iWeb '09 を構成するさまざまのウィジェットや機能をすべてチェックする時間がなかったが、私のサンプルサイトで使っていたものはすべて、例えば Countdown Timer や HTML Snippets は、Dropbox から供給した状態でも完璧に動作した。もちろん MobileMe に固有のサーバ側機能を利用するものは動作しないので、まずはあなたのサイトの機能が Dropbox 上でもきちんと働くかどうかテストしてから、URL を送り出すようにしよう。

[Steve Sande は The Unofficial Apple Weblog (TUAW.com) の特集記事担当編集者であり、"Take Control of iWeb '09" の著者でもある。彼の他の著書には Apress から出ている "Taking Your iPad 2 to the Max"、"Taking Your iPhone 4 to the Max"、それに近刊予定の "Taking Your Mac OS X Lion to the Max" がある。]

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Apple は Mac OS X の公開ベータ版を出すべきではないか

  文: Adam C. Engst <ace@tidbits.com
  訳: Mark Nagata <nagata@kurims.kyoto-u.ac.jp>

Mac OS X 10.7 Lion のリリースが近づいていることを考えれば、Mac OS X 10.6.9 を私たちが目にすることがあるとは考えにくいが、仮にもしも Apple が 10.6.9 をリリースすることになったとすれば、私は TidBITS 読者の皆さんに、すぐにはインストールしないようにとお勧めせざるを得ないだろう。なにしろ 10.6.7 と 10.6.8 は両方とも、完全に新たな問題点を導入してしまい、それらは非常に多くの人たちに影響を与えた。他方、これらのアップデートが解消しようとしたのは極めて個別のバグであって、それらで影響を受けていたのはユーザーベースのごく一部の人たちのみであったと思われる。

これは、Apple らしくない。例外はあったけれども Mac OS X のリリースは、大体において前向きの一歩であるか、少なくとも中立のものであった。その結果、アップグレードの際に細心の注意を払うよう勧めなければならない理由が私にはほとんどなかった。初期段階のアップグレード、10.x.1 や 10.x.2 のリリースというものは、一般に全体的に影響のあるバグや問題点に対処していることが多く、従ってできるだけ素早く手に入れる価値がある。そして、後期のアップグレード、つまり 10.x.5 以後に出されたようなものは、多くの場合非常に個別的な問題や、解消されずに残っていた不具合などの処理を狙ったもので、新たな問題を導入することなどほとんどない。

ならば、10.6.7 で発生し、結局 Snow Leopard Font Update を出さざるを得なくなったフォントの問題(2011 年 4 月 26 日の記事“アップル、Snow Leopard Font Update をリリース”参照)や、10.6.8 で発生し、現時点での最良の対処は四つの Unix アプリケーションを旧バージョンで置き換えることでしかない印刷の問題(2011 年 7 月 1 日の記事“Mac OS X 10.6.8 に印刷とオーディオに関する問題”参照)については、いったいどう説明すべきだろうか? Apple のテスターたちがいい加減な仕事をするようになってしまったのか? Lion のテストに集中するあまり、Snow Leopard には注意を払わなくなったとでもいうのか? 開発者たちはどうなのか? ひょっとしたら、彼らも 10.7 の開発者向けプレビューに集中するあまり、10.6 の新バージョンなんかどうでもいいと思ってしまったのではないか?

あるいは、ひょっとしてこれは成功の代償なのか? もしもこれらの問題点が、ますます高まる Mac の人気と、それを巡るソフトウェアおよびハードウェア業界のそれに伴っての成長とに直接関係していたとすればどうなのか? それからもちろん、過去十年以上にもわたりこの成長を続けてきた Apple と関係していて、私たちに何世代ものソフトウェアとハードウェアを提供したのみならず、毎日の仕事で自分の Mac に依存するプロフェッショナルのユーザー層を増やし続けていることにも結び付いているのだろうか。

要するに、たぶんこれは Mac のエコシステム全体があまりにも大きく成長してしまったために、それが Apple の内在的能力を超え、現実世界における無数の組み合わせ、一つ一つ個々の Macintosh 購入から生まれるさまざまの機器構成の可能性に対して、すべてを十分にテストすることができなくなっているということなのではないか。だからこそ、私はこのように主張したい。たとえ Apple が Mac のターゲットを企業マーケットに定めていなかったとしても、バグが紛れ込んだことによる結果として過去に例がなかったほど大きな影響がプロフェッショナルたちの世界にも生まれてしまうのだ。それは、生活を支えるため Mac に依存している人々の数が増えた、という単純な理由によるものなのだ。

ならば、どうすれば解決できるのか? もちろん、Apple としては単純にテスターの人数を増やして、より慎重に Mac OS X のリリースを進めるということもできる。あるいは、私たちユーザーが開発者たちに対し、もっとよくテストして責任を果たせ、と圧力をかけることもできるだろう。今回 Parallels と PGP が両方とも 10.6.8 の出荷以前にコンフリクトを発見も対処もできなかった(コード上でも、コミュニケーションによっても)という事実は何とも厄介なことだと思う。

けれども、そうした解決法はいずれも、満足できるものではない。Apple がありとあらゆるユーザーの機器構成をテストできることなどあり得ないし、私たちとしてもメーカー各社が必須の修正のリリースを強迫観念的なテストによって必要以上に遅らせることは望まない。もちろん、開発者たちがより良いテストをしてくれるに越したことはないが、どんな開発者でも持ち合わせのリソースに限界があって、あらゆる仕事にすべてを注ぎ込むことはできない。

そこで、ここにより現代的な、民主的な解決法を提案したいと思う。それは、10.7.1 から以降の Mac OS X の中間的リリースについて、公開ベータ版を出すことだ。Apple が秘密主義的、統括主義的な気質を持っていて、公開ベータという概念自体がそれに真っ向から反することは分かっているけれど、私はこれこそ同社が真剣に検討してみるべきことだと思う。

[アップデート情報: 実際、この記事に寄せられたコメントで知ったことだが、Apple は現に多少この趣旨に沿ったプログラムを実施している。AppleSeed と呼ばれるそのプログラムは、招待された者のみが参加でき、普通のユーザーがプレリリース版の Apple ソフトウェアをテストして Apple にフィードバックを提供するというものだ。けれども私の見る限り(そして 最近 Ars Technica に出た記事を読む限り)これはほとんど完全な秘密扱いになっているので、私が以下に提案する形のものと比較してどうなのかを判断するのは難しい。それに実際のところ、単純な事実を言えば、Apple の内部的テストも開発者によるテストも失敗したのと同じく、この AppleSeed もやはり、10.6.7 や 10.6.8 に取り憑いていた問題点を明るみに出すことができなかった。]

当然のことだが、私としては公開ベータを実施している他の多くの会社に比べて Apple がより良いものを実現すると期待したい。例えば:

(実際、考え直してみれば、ソフトウェア・アップデートは すべての ユーザーに対して、Time Machine と協力して働くことによりアップデートをインストールする前にオペレーティングシステムのスナップショットを作成することができるはずだ。そうすれば、もしそのユーザーが問題に遭遇しても、ソフトウェア・アップデートでボタンを一つクリックするだけで元の状態に戻れるようになる。これは自分の目で見て確かめたわけではないが、 Windows はずっと以前からその種の機能を持っていると聞いたことがある。錯綜した Twitter 会話の中で、TidBITS の友人 Andrew Laurence はこれこそ Apple が取り組むべき重要な点だと力説した。公開ベータプログラムは Apple の利益にかなうものではないだろうが、アップデートでトラブルが起こっても復旧できるという機能はすべての人の役に立つだろう、というのが彼の意見だ。)

もう一度言うが、Mac OS X のベータ版をユーザーが目にすることを許すというのは、メッセージをコントロールしたいという Apple の望みに真っ向から反するものだ。けれども私が見る限り、Apple は開発者たちとの守秘義務契約を力づくで強制しようとはしていない。今や、Lion に関する守秘義務契約にかかる情報を何のおとがめもなく公開しているウェブサイトがたくさん存在している。だから、ひょっとして Apple は技術的な詳細情報が漏れ出てもそれほど気にしないのかもしれない。そして、例えば 10.7.1 のような小さなアップデートならば、こんなバグが修正されたとか、こんな新たな問題が発生したとかいうことを誰かが発見したとしても、それが Apple にとって競争力にダメージを与えることなどないのではないかとさえ思える。

それにプラスの側面を見れば、公開ベータをリリースすることで、Apple にはしっかりとしたオペレーティングシステムを提供する能力があるという信頼感が、顧客の中で大きく高まるかもしれない。信用を勝ち得るには長い時間がかかるのに、それを失うのはあっという間だ。現に、最近二度の Snow Leopard リリースが Apple の評判に傷を付けたことははっきりしている。

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CFP 2011: 輝け! おかしな上院議員さん

  文: Jeff Porten <jporten@gmail.com
  訳: Mark Nagata <nagata@kurims.kyoto-u.ac.jp>

Computers, Freedom, and Privacy 2011 カンファレンスで、木曜日の最後のプレゼンテーションは、バーモント州選出上院議員、民主党の Pat Leahy によるキーノートスピーチであった。私はここ三週間に、これで二度目の Leahy のスピーチを聞くこととなった。一度目は、NetCaucus.org がスポンサーとなった素敵な昼食会でのことだった。

Leahy は、いろいろな意味で、頭の良い人物でありプライバシーの権利を強く擁護する論者でもある。彼は壇上で、Electronic Privacy Information Center (電子プライバシー情報センター) の事務局長 Marc Rotenberg から熱のこもった肯定的な言葉で迎えられた。私はもう二十年近く前から Marc を知っており、彼が非常に有能なまとめ役であるだけでなく、プライバシーやインターネットに関連した問題点について思慮深い意見を述べる解説者であると思っている。だから、Marc が誰かについて何か良い意見を述べれば、私もその人物をそういう目で見てしまう傾向がある。

そういうこともあって、私は Leahy の二度のスピーチに、ことさらどうしようもなくがっかりさせられた。確かに、ようやく最後のところで彼はいくつか有益な情報を披露した。その点についてはあとで紹介するが、それ以外の彼の話の内容はほぼすべて、政治的陳腐さのみに終始した「この CFP カンファレンスで取り上げられた問題は極めて重要なものです、私たちは皆、それぞれの興味や業績によって評価されるのです、どうか私の法案が通るように、皆さんのお力が必要なのです」といった言葉の繰り返しに過ぎなかった。

ワシントンでは、これは単なる釈迦に説法ではない。これは、「おいおい何てこった、あんたの式服には一点の汚れもなく、あんたの言葉はすごく素敵に聞こえるじゃないか」と言っているのだ。

この CFP カンファレンスは、誰でも出席できる。ここは、聴衆のすべてが声を揃えて同じ歌を歌っているのでない、そういう数少ない場所の一つだ。プライバシーの本質を巡る論争がここにはあり、商業的な営利活動と公共の利益との間の緊張関係がここには存在するし、これは一般大衆を守るためのものだと称して人権を侵害する者たちもいる。それぞれの問題について講演者にも聴衆にも双方の側の意見の者がいる。私たち皆が共有しているのは、全般的に見て、そこに技術的ならびに社会的な力が働いていることに対する深い理解と、議論において自分の属する側に献身したいという強い欲求だ。

だから、いったいなぜ Leahy はわざわざ立ち上がって、あれほど内容の薄いプレゼンテーションをしたのか? 彼が専門家たちのコミュニティーに向けて話すわけでない状況、例えば CSPAN や Rachel Maddow などといった場でならば適切かもしれないが、ここはそういう場ではない。[訳者注: CSPAN は合衆国議会中継をメインに公共ニュースを流す政治専門のケーブルテレビ局、Rachel Maddow は有名な政治番組のニュースキャスターです。]ここでは、私たちの声が重要で代議士は私たちの力を必要としているなどという話は聞きたくない。私が聞きたいのは、法律制定の手続きにおける専門家の立場に立った洞察とか、過去に努力が実を結ばなかった理由とか、人々が問題点のいずれかの側で実際に力を発揮できる具体的な 手段 とか、そういったことだ。彼が私たちの力を必要としているのなら、私はその方法を聞きたい。

彼は要するに、機会を逸したのだった。けれどもその意味はそこに止まらない。今回のカンファレンスの講演者のうち彼以外の文字通りすべての他の講演者たちは、その人の業績や専門知識について聴衆に向けて語ることを聴衆の側が期待していたのだが、この上院議員が壇上に座っていても聴衆の誰一人彼にそのことを期待している者はいなかった。彼が語るレベルで議論に参加するなど、私たちにはとても考えられない。彼の語る言葉のうちで、それをもとに健全な反論を返せるようなものは一つもなかった。誰もが感じていたのは、合衆国上院議員とは巨大なブラックボックスだ、という感覚だった。金と投票とがそこに流れ込み、秘密の錬金術的処理がそこに施され (その内容を知っているのはポケットに百万ドル単位の小切手を持ち歩いているロビイストたちのみだ)、そして出来上がるのが合衆国の法律なのだ。

ある強力な進歩的意見の持ち主が彼自身の不適切な写真を Twitter に送ったために辞職に追い込まれたのとまさに同じこの日、これはまさに、私たちが自らの政治的力をパフォーマンス芸術と同程度にしか本気で考えていないということを証明する結果となってしまった。

それはそれとして、Leahy は 1986 年に成立した Electronic Communications and Privacy Act (電気通信におけるプライバシー保護法) の改正に向けた彼の努力について語った。今は時代が変わった。新しい ECPA 法案の要点としては、機密のコンピュータデータに政府機関がアクセスするためにも令状を要するようにする条項がある。例えば位置情報の追跡や、クラウドに保存された情報がこれに当たる。そのような情報は現在は保護されておらず、ホスト会社の判断により警察に引き渡されることもある。彼はまた、私企業においてセキュリティ漏洩があった場合にそれを通知するための連邦規格を定めようと努力している。自分のデータが盗まれた人々が、それと知ることができるように、というわけだ。こちらもやはり、現在は問題の会社がその場その場で判断するのに任されている。

後者の法案を Leahy が持ち出したのは、これで四度目になる。彼は、これが四度目の正直だ、としきりに強調した。私から見れば、もしも彼がその二つの法案の重要な中身について、彼が直面している障害について、そして聴衆の人々に対し、さらには何が語られたかを今読んで下さっているはるかに多くの人数の皆さんに対し、彼が望みたいと思っている具体的な取り組みについて、もっと時間を割いて語っていたならば、きっと彼はそこまで運に期待をかける必要はなかったのではないかとさえ思える。具体的な情報を私たちに伝えるのは彼の職務のはずだし、彼がそうしていれば、私もその情報を皆さんにお伝えすることができ、それをもとに皆さんはご自分が賛同する法案に賛成の声を挙げることも、またご自分が危険だと思う法案に反対することもできるのだから。

でも、そういうことはすべてブラックボックスの中だ。だから、ひょっとして私は彼に大きな期待をかけ過ぎているのかもしれない。彼は単なる一人の上院議員に過ぎず、私もあなたも単なる市民に過ぎないのだから。

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TidBITS 監視リスト: 注目のアップデート、2011 年 7 月 11 日

  文: TidBITS Staff <editors@tidbits.com
  訳: Mark Nagata <nagata@kurims.kyoto-u.ac.jp>

Airfoil 4.5 -- Rogue Amoeba は引き続きワイヤレスによるオーディオの到達範囲を広げるべく、Airfoil 4.5 をリリースした。同社の人気のワイヤレスオーディオ送信ユーティリティのメジャーなアップデートだ。最も注目すべきは、Airfoil 4.5 がサードパーティの AirPlay 機器をフルにサポートした点で、これでオーディオをすべての AirPlay 対応スピーカーや各種機器に送れるようになった。AirPlay への対応は無料の Airfoil Speakers 追加機能にも実現され、Airfoil Speakers が Mac OS X 上の Radium だけでなく iTunes や、iOS アプリからもオーディオを受信できるようになった。また、今回新たに Airfoil Speakers に追加された機能として、Spotify、Rdio、Radium などいくつかの新しいソースからの再生もコントロールできるようになった。Airfoil 4.5 からは Mac OS X Lion にも対応し、ClickToFlash から除外され、また数多くのバグ修正やパフォーマンス改善も盛り込まれている。(新規購入 $25、無料アップデート、12.6 MB、リリースノートあり)

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GraphicConverter X 7.3 -- Lemkesoft が GraphicConverter X 7.3 をリリースした。同社の由緒あるグラフィックス変換ソフトウェアへのアップデートだ。 リリースノートによれば、この新バージョンには数多くのバグ修正や改善が既存の読み込みモジュールや CoreImage フィルタに施されたほか、HTC スプラッシュスクリーンや AAI/Dune ファイルにも対応し、Outlook 2011 との電子メール対応機能も追加された。今回のアップデートでは Mac OS X Lion とも互換となり、できるだけ早く Lion にアップグレードしたいと考えている人には必須のダウンロードと言えるだろう。(Lemkesoft ウェブサイトからも Mac App Store, からも新規購入は $38.99、無料アップデート、100 MB)

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KeyCue 5.3 -- Ergonis Software が KeyCue 5.3 をリリースした。あなたがヒントを必要とした際にいつでもあなたにキーボードショートカットを思い出させてくれる,同社のアプリへのアップデートだ。今回の新バージョンでは数多くのパフォーマンス改善が施されるとともに、いくつかのアプリとの互換性が向上 した。特に Screen Sharing、iKey、iChat、それに開発環境 Eclipse との相性が改善した。また、ショートカットの一覧表で使われている記号の意味の説明を表示するオプションが KeyCue に加わった。(新規購入 19.99 ユーロ、無料アップデート、6.1 MB)

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Opera 11.50 -- 大方の注目は Safari、Firefox、Chrome に集まっているが、Opera 社も静かに Opera 11.50 の開発を続けてきた。今回 Opera 11.50 には数多くの新機能や改善、バグ修正が含まれている。新しいアイコンセットから、より良いレイアウトまで、このウェブブラウザのユーザーインターフェイスに多数の改善が施された。同社のデータ同期サービス Opera Link が今回からパスワードを他のブラウジングデータと共に保存できるようになり、Opera Mail が Gmail の IMAP サービスにより良く対応した。Opera の HTML 5 サポートにも大幅な改善が見られ、そこには数多くの新機能、特に Opera Presto 2.9 レンダリングエンジンが組み込まれている。(無料、13.7 MB)

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Postbox 2.5 -- Postbox が、同社と同名の電子メールクライアントのバージョン 2.5 をリリースした。数多くの機能改良からユーザーインターフェイスまで、多数の拡張が盛り込まれている。主要な点を挙げれば、このアプリによる署名の垂直方向表示に調整が施され、文章書き込みウィンドウ、メッセージ表示、さらには通知バーまで、細かな改良が施された。 リリースノートによれば Postbox 2.5 では Yahoo Mail アカウントで IMAP サポートが追加され、インラインで素早く返信が書ける機能や、新装備のインライン迷惑メール通知パネル、Spotlight 経由で話題によるメッセージ検索をする機能などが加わった。(Postbox ウェブサイトからも Mac App Store からも $19.99、無料アップデート、20.4 MB)

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EagleFiler 1.5.4 -- C-Command Software が EagleFilerをアップデートした。書類やデータをアーカイブ保存するアプリの、バージョン 1.5.4 だ。(2010 年 2 月 24 日の記事“EagleFiler が Finder のフォルダを情報断片キーパーと化す”参照。) リリースノートによれば、EagleFiler 1.5.4 には多数の最適化やバグ修正が施されたほか、新機能もいくつか盛り込まれている。このアプリは NewsRack や NetNewsWire など、いくつかの RSS リーダーから以前よりも効率的にデータを読み込めるようになり、また Safari、Delicious、Pinboard、その他さまざまのソースからブックマークを読み込めるようになった。EagleFiler 1.5.4 ではまた来たるべき Mac OS X Lion に対する予備的サポートも組み込まれ、このアプリがフルスクリーンモードで動作できるようになった。(C-Command ウェブサイトからも Mac App Store からも $39.99、無料アップデート、11.4 MB)

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TidBITS ISSN 1090-7017©Copyright 2011 TidBITS: 再使用はCreative Commons ライセンスによります。

Valid XHTML 1.0! , Let iCab smile , Another HTML-lint gateway 日本語版最終更新:2011年 7月 15日 金曜日, S. HOSOKAWA