TidBITS: Apple News for the Rest of Us  TidBITS#1109/16-Jan-2012

私たちは来週の Macworld Expo に向けて準備を進めている... いや、違った、Macworld | iWorld という名前だった! 参加される方々は、ぜひ TidBITS Events リストで私たちの所在を確かめて頂きたい。今週のその他の記事としては、Adam が SOPA と PIPA の問題について、あまり論じられてこなかった観点から述べる。つまり、自らの仕事が現に許可なく使われている、そういう小規模の出版者たちがどう思っているかという観点だ。Adam はまた、Third Rail Mobility から出た Slim Case System (iPhone 4 および 4S 用にバッテリ電源を供給できるケース) をレビューする。Glenn Fleishman は、演奏会の最中に iPhone が突然音を鳴らすのを防ぐため、一つの対策を提案する。それから、私たちの最新の電子ブックは Kirk McElhearn の "Take Control of iTunes 10: The FAQ, Second Edition" だ。今週注目すべきソフトウェアリリースは、GraphicConverter X 7.6、BBEdit 10.1.1、それに Adobe Photoshop Lightroom 4 Public Beta だ。

記事:

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Macworld | iWorld 2012 での TidBITS イベント

  文: TidBITS Staff <editors@tidbits.com>
  訳: Mark Nagata <nagata@kurims.kyoto-u.ac.jp>

Macworld | iWorld とは、古くからあるこのトレードショウおよびカンファレンス(旧名 Macworld Expo)のちょっとへんてこな新しい名前だが、これがもうすぐ始まる。開催期間の 2012 年 1 月 26 日から 2012 年 1 月 28 日まで、サンフランシスコの Moscone Center の West Hall (西館) に集まる何千人もの中に、私たち TidBITS スタッフの姿も見かけられることだろう。私たちの予定をここにまとめておこう。ショウの開幕以前に何か変更が発生した場合は、適宜この記事をアップデートするつもりだ。

木曜日、1 月 26 日 -- フロアのオープニング行事に出席するほか、多くの TidBITS スタッフが木曜日に講演を予定している。

金曜日、1 月 27 日 -- 金曜日の私たちはあまり多くの公式の予定がないので、おそらく一日の大部分をショウのフロアで過ごすことになるだろう。何か目新しいものはないか、記事にすべき興味深いものはないかと探すのだ。

土曜日、1 月 28 日 -- 昨年と同様、ショウは土曜日まで続くので、平日には仕事があって会場を訪れることができないサンフランシスコ市民にも好都合だろう。

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iTunes の質問? Take Control で答えを

  文: TidBITS Staff <editors@tidbits.com
  訳: 亀岡孝仁<takkameoka@kif.biglobe.ne.jp>

iTunes 10 が出てから長い時間が経つ:実際、余りに長くて Kirk McElhearn は彼の "Take Control of iTunes 10: The FAQ.Q" を一版のみならず、二版も準備する時間があった。この本の Q&A 形式に沿って、この程リリースされたばかりの Apple のユビキタスのメディアソフトウェアに関する情報の要約について読者がお持ちになるかも知れない質問をいくつか挙げてみたい。

前版以来大きなバージョン変更すらも経ていないソフトウェアについて何故二版目の本を書くのか?

バージョン 11 にしないという Apple の決定に騙されてはいけない。iTunes 10 が最初に出されて以来、Apple はこのオンラインメディアへの取り組み方を改訂して来ており、iCloud や iTunes Match の様な新機能を付け加えている。この本は、これら機能に関してユーザーが持つ多くの質問に答えており、クラウドに対しては新たな章を別に設けている。勿論、我々がこの第二版をリリースしたということは、Apple は iTunes 11 をリリースしてくるのは時間の問題かもしれない。[訳者注:Take Control は過去に Apple の最新版について出版すると、Apple はすぐ次のバージョンを出すといういたちごっこを経験してきた。]

この版で新しくなったのは他に何があるの?

沢山あります。様々な変更と共に、この本では次の様な質問に対して新しい答えを提供している - 同期する、iTunes Store 以外の場所から音楽を買う、ストリーミング音楽の提供者、そしてあなたの音楽がより良く聞こえる様にする方法。

この本は何故 Frequently Asked Questions を並べた形態で出版されたのか?

iTunes は他の多くのソフトウェアとは異なっている:巨大で無秩序に広がっている、単なるメディアライブラリとプレイヤーであるだけではなく、デバイスマネジャーであり、クラウド格納の入り口であり、ソーシャルメディアサービスであり、オンラインの店先であり、そして今週のメディア発表で Apple が用意しているものにもよるが、デザートのトッピングでありそして床ワックスであるかもしれない。この様に iTunes は極めて多くの分野にその隠喩的な首を突っ込んでいるので、ユーザーはその多様な能力に対して様々な質問があると思われる。Kirk はこの本を一連のカテゴリ分けした質問の形にすることで、読者が iTunes はどの様に働きそして何が出来るかに関する質問に対する答えをより容易に見つけられる様工夫している。

"カテゴリ分けした質問" とは何なの?

我々は関連した質問をカテゴリ毎に整理し、拾い読みや参考にするのが容易になるよう意図した。例えば、この本の章は、そこで取り上げる質問のリストで始まる。"Play" の章では iTunes で色々なメディアを再生することに関する 18 の質問に答えている;"Cloud" では iTunes Match をどう使うのか、そして自動 iTunes Store ダウンロードはどの様に設定するのかに関する 13 の質問に答えている;"Organize" では iTunes が生成出来る色々なプレイリストとそれを最大限活用することに関する 19 の質疑を用意している;等々である。この版では 100 をゆうに超す質問に答えている。

この本の長さと価格は?

これは二つの質問だが、目くじら立てない様にしよう。PDF 版は 173 ページで $15 である;EPUB 版のページ数は、勿論、表示する機器とその設定によって変わるが、追加料金なしでダウンロード出来る。両方とも現在入手可であるが、Kindle で読みたい人のためには Mobipocket 版が間もなく出る。それから、忘れないで欲しいのだが、 TidBITS メンバーの方には、全ての Take Control 注文は 30% 引きなので、この本はたったの $10.50 となる。

クーポンはありませんか?

何と素晴らしい誘導尋問でしょう! この本の購入者には以下の割引クーポンが与えられる:Equinux SongGenie の $5 割引券、これはあなたの iTunes 音楽の情報を整理しそして曲に対する歌詞を探す手助けをしてくれる;Rogue Amoeba の Airfoilアプリケーションの $3 割引券 、これは一つのホスト機器からあなたのネットワーク中でオーディオを演奏させてくれる、しかも iTunes 以外のアップスからでもこれが出来る。

Kirk McElhearn って誰?

謎に包まれた国際人で、最後に目撃されたのは French Alps のどこかであった。職業としては、Kirk は TidBITS に対する不定期の寄稿者であり、Kirkville ブログの開設者であり、そして多くの Take Control 本の著者でもある。彼はまた Macworld への Senior Contributor でもあり、最近 "The iTunes Guy" と名付けられたばかりである。Kirk は長いこと音楽ファンであり、彼の好みには Grateful Dead, Franz Schubert, Bill Evans 等が挙げられる。彼の iTunes ライブラリには現在およそ 80,000 曲が収納されている。

Macworld と言えば、彼らから今週もう一冊出ていなかったけ?

ええ、出てますよ! "Macworld iPhone 4S Superguide" という題の 268 頁の電子本である。含まれるのは、設定に関する進言;殆どの Apple のアップスの詳細;より効率的に仕事をするための内部提言;音楽、写真、ビデオと付き合う方法;徹底したトラブルシュートの章;そしてケース、ヘッドフォン、スピーカー等々に対するお勧めである。

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Third Rail Slim Case System、iPhone 以外も充電

  文: Adam C. Engst <ace@tidbits.com
  訳: 亀岡孝仁<takkameoka@kif.biglobe.ne.jp>

2011年の春休みに、我々は Denver と Boulder に行った。私は運転中に GPS ナビとして iPhone を酷使していたので、iPhone の電池寿命を延ばすための電池付の iPhone ケースである Mophie Juice Pack Air をとても重宝した ("Mophie Juice Pack Air の電源で iPhone の GPS を長時間使用" 23 April 2011 参照)。それ以来、丸一日外に出て、私の iPhone 4 の徐々に衰えてきている電池が持つかどうか確信を持てない時には、この Juice Pack Air を使い続けてきた。

しかしながら、私は最近他の電池付ケースを試してみた - Third Rail Mobility からの $89.99 の Slim Case System である - 何故ならば、デザインが興味をひくもので、状況によっては Juice Pack Air や似た様なものよりもより魅力的なものになるかもしれないと思ったからである。

Slim Case それ自体は、創造性には欠けるかもしれないが、良くできた二部品からなる黒のプラスチックのスナップオンケースで、まさに Juice Pack Air の様である。(この二部品構造は iPhone が底部のドックコネクタに挿入出来る様にするため必要である。) このケースは iPhone の高さにほんの .46 インチ (11.7 mm) を加えただけで、その大部分はドックコネクタのため、そして幅と奥行きはほんの少々増えるだけである。その重さはたったの .85 オンス (24.1 g) である。更に、音量ボタン、電源ボタン、ヘッドフォンジャック、そしてカメラレンズへのアクセスを提供するための通常の切欠きを備えている。

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もしこれらの数字が電池付ケースには不可能に思えたのであれば、それは正しい - これらには着脱式の Smart Battery は含まれていない。この着脱式の電池は更に重量で 1.4 オンス (39.7 g) そして奥行きに .27 インチ (6.9 mm) を加える。この Smart Battery は Slim Case の背面にある四つのノッチにスライドして嵌りそしてその電源を電話と共有するため三つの金メッキの接点と接続する。

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これはそれ自体で賢いと言える、何故ならば電池を幾つか持ち歩いて最初の電池がなくなったら次の新しいものに入れ替えられるからである。 予備の電池 は $59. 99 であるが、もし電池無しの Slim Case だけを欲しいというのであれば、$39. 99 である。

実はもっとある。電池は簡単に入れ替えられるだけでなく、お互いに重ねても使えるのである。これは電池にも Slim Case の様にノッチと接点が付いているからである。これの利点は、いくつもの電池を重ねて一度に充電出来ることである。これは嬉しい、さもなくば電池毎に空きの USB ポートと micro-USB ケーブルが必要となる。

Smart Battery の最後の隠し技は、micro-USB ポートを一つではなく二つ持っている事である。IN ポートは充電用で OUT ポートは他の USB 機器、Kindle とか Garmin Forerunner 305 GPS 時計の様なものを付属の USB アダプタケーブルで給電出来る。勿論、Smart Battery の電力には限度があるが - 電池容量は 1250 mAh - 電池一個かそれ以上であれば Forerunner 305 を再度外へ持ち出せる様にするには十分である。Smart Battery には底部にボタンがあり電池寿命と充電状況を五つの LED 経由でチェック出来る。

と言うことでこれら全ては利点であり、あなたの iPhone や他の機器の電池寿命を嵩張る外部電池無しで延ばしたいというのであれば、複数の Smart Battery とこの Slim Case の組み合わせはまさにぴったりと言えるかもしれない。

弱点について言えば、Third Rail はその機能設計に高得点が得られるかもしれないが、この Slim Case System には通常使う時気になると私には思えた二つの形状に関係する問題がある。まず、単純に角が鋭すぎる、とりわけ Smart Battery の角はそうであり、これは Apple が iPhone 4 や 4S に与えた注意深く和らげられた角を考えれば不愉快感を起こさせる。

次に、そしてもっと気になるのは、Slim Case System の私の iPhone の使い方との関わり方である。私はいつも私の iPhone をズボンの右前ポケットに入れて持ち運ぶ、頭を下にそして表が手前を向くようにして。こうしておくと、ポケットに手を突っ込んで iPhone を取り出した時、それは正しい向きですぐに使える様になっている。もし私が iPhone を Smart Battery が装着された Slim Case に入れた状態でこれをやると、私の手のひらは必然的に Smart Battery をその固定ノッチから押し外してしまうことになり、ポケットから iPhone を取り出す前にもう一度それをカチッと戻してやらなければならない羽目になる。これは小さいことかもしれないが、私にとっては重大事である。もしあなたは iPhone を他のポケットに入れたりカバンに入れたりして持ち運びするなら、これは殆ど問題にはならないのかもしれない。

結論を言えば、私はこの Third Rail Slim Case System を返した後でも、寂しい思いはしないであろう。充電するのではなく新しい電池を次から次と入れ替えていく必要のある人、或いは旅先で他の機器も充電する必要がある人には、この賢いやり方は間違いなく有用であろうと思うが、私にはそれらの必要はない。私には Mophie Juice Pack Air が合っていて、その 1500 mAh の電池は私に必要十分な電池寿命を与えてくれるし、その滑らかな角も私のポケットの中でより心地よくしてくれる。

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電話機には無音の演奏会モードが必要

  文: Glenn Fleishman <glenn@tidbits.com
  訳: Mark Nagata <nagata@kurims.kyoto-u.ac.jp>

この 2012 年に入ってから最も不面目を被った人が誰かといえば、New York Philharmonic オーケストラの演奏会シーズンチケットの持ち主で、Lincoln Center の Avery Fisher Hall の最前列に座っていた際に、自分の iPhone のアラームがいきなり鳴り出して、指揮者がオーケストラの演奏を中断し、その後やっとアラームを止めることができるまで、そのマリンバの音をいつまでも響き続けさせた、あの人に違いない。

コンサートファンであったその人は、その前日に会社で、それまで持っていた BlackBerry の代わりに iPhone を支給されたばかりだったという。New York Times の記事によれば、彼はアラームがセットされていたことなど全く知らなかったという。でも、これは彼の落ち度なのだろうか? 私は、使い勝手のためのデザインの専門家 Donald Norman (Jobs が復帰する前の時代に Apple で要人であったこともある人物) の意見も聞きつつ、この問題を検討した記事.を Economist に書いた。

はたしてこれは、その携帯電話の持ち主の責任なのか? 彼の言葉によれば、彼はきちんと iPhone のミュートスイッチを切り替えて、音が出ないようにしていたという。けれども、アラーム音が、ミュート設定よりも優先されたのだ。それは、ある程度理解できることだ。アラームを設定している以上、アラームが出ない状態にはしておきたくないからだ。John Gruber は Daring Fireball の記事で、現状のミュート挙動を擁護する意見を述べている。一方 Andy Ihnatko は、ミュートに何を期待するかは人によって異なるので、特定の挙動が正しいかどうかはそれが自分の望むものと一致する挙動かどうかという意味しか持たないという意見だ。彼はまた、完全に無音にする設定も存在していると指摘する:「それは、電源をオフにすればよいだけのことだ。」

Andy は、Apple がシンプルさを追求するあまり(多くの場合そのことは正しいのだが)結果として私たちが自分の期待に合致するように携帯電話をカスタマイズすることができなくなっているとも指摘した。個々の人の期待は少しずつ異なるので、それを実現するためにはたくさんのスイッチが必要になってしまう。Google ならば、それを Android に提供できるかもしれないし、開発者がミュート挙動をコントロールすることを許すかもしれない。けれども Apple は、たとえすべての人にとって理想ではなくとも、複雑さを減らす方を好む。

複雑さを取り込まずに回避できるシンプルな方法が一つある。Settings アプリに、あと一つだけスイッチを増やすのだ。Airplane Mode (機内モード) のすぐ下に、Performance Mode (演奏会モード) を追加するのだ。機内モードは、iPhone 上のすべてのラジオ機能を無効にする。セルラー、Wi-Fi、Bluetooth、それにパッシブな GPS 受信機さえオフになる。(ただし Wi-Fi と Bluetooth は個別にオンに戻せる。)

ここで提案する演奏会モードでは、タップして、継続時間または時間範囲(例えば Calendar アプリと結び付けてもよいのではないか)を設定し、その間はあらゆる種類のオーディオが無効となるようにするのだ。また、バックライトを暗くして、たとえあなたが携帯電話を取り出しても、まわりの人への迷惑を最小限に抑えるようにするのもよいだろうし、バイブレーションを最小の設定で動かすようにしてもよいだろう。

それ以外にも技術的に可能なことはあり得る。GPS は室内ではあまりよく働かないけれども、弱い GPS 信号と内部 Wi-Fi ネットワークを組み合わせれば、その演奏会会場や映画館の中にいる、あるいはそのごく近くにいる誰かの位置をかなり特定できるだろう。本当に静けさの必要な区域に入った際に、携帯電話が自動的にそれを探知して「この場所ではあなたが今すぐ“一時間だけ除外する”をタップしない限りすべてのアラームやサウンドがミュートになります」というポップアップの警告が出るようにもできるだろう。

もちろん、完璧な解決法などあり得ない。でも、静けさが何より大切な場所において、今よりももう少し沈黙を保てるよう努力をするのは、意味あることではないだろうか? 業界が率先して壇上に立ち、Google と Apple が先頭打者として登場してはどうだろうか。

さらなる思索 -- この記事を書いて以来、記事に対しても、また Twitter でも、たちまちたくさんのコメントが寄せられた。議論を進めるために、そうしたコメントのいくつかに対して私の考えを述べておきたい。

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SOPA と PIPA のもう一つの面

  文: Adam C. Engst <ace@tidbits.com
  訳: Mark Nagata <nagata@kurims.kyoto-u.ac.jp>

誤解しないで頂きたい。私は提案されている合衆国の法律案、SOPA として知られる下院の Stop Online Piracy Act (オンライン海賊行為防止法案) にも、その姉妹法案で PIPAとして知られる上院の Protect IP Act (知的財産保護法案) にも、断固として反対である。その理由については MIT Media Lab 所長 Joi Ito がこれら常軌を逸するほど強過ぎる法案に Media Lab として公式に反対する理由としてブログ記事に挙げたものがすべて当てはまる。要するにこれらの法案は、コンテンツ業界が著作権侵害に対抗するための武器として、振りかざすに骨の折れる棍棒でなく核弾頭付き弾道ミサイルを装備できるようにするものであり、違反に相応するものと比べて桁違いに大きなコラテラル・ダメージ(巻き添え被害)を引き起こしかねないものだからだ。

SOPA や PIPA をいかなる意味でも支持できない私ではあるけれども、この問題に関してこれまであまり論じてこられなかった一つの観点を、ここに展開してみたいと思う。それは、自分の出版した電子ブックが日常的に許可なく使用されている、ごくちっぽけな出版会社としての観点だ。

私が「許可なく使用された」という表現を使い、「海賊版」とか「盗まれた」とかいう感情の入った言葉を使わないのは、それらの言葉が正確でないからだ。「海賊版」という言葉はソフトウェアのコピー行為に用いられる際に意味が薄められ、本来凶暴な殺人者であった海賊を肩にペットのオウムを乗せた愛すべき悪漢といったイメージにすり替えているけれども、それでもやはりその言葉には金持ちから取り上げて貧しい者たちに分け与えるというロビンフッド風の香りがどこか伴っている。

けれどもそれは今は当てはまらない。音楽にせよ、ビデオにせよ、あるいは私の場合は本にせよ、あらゆるコンテンツは基本的に贅沢品だ。Lady Gaga の最新のヒット曲も、あるいは最新の Take Control 電子ブックも、食卓に食べ物を並べるために 必要な 人は誰もいない。それに、メジャーな音楽レーベルならばある種の文化的主導権を持ち合わせていてそのために強い態度に出ることも考えられるけれど、私たちのような家族経営の会社をそのような目で見て下さる人はいないだろう。同じように「盗む」という言葉もデジタルなコピーを作る行為にはぴったりと当てはまらない。コピーをした人が別の方法でそれを購入していない限り、販売の機会が失われたということ以外に誰も何も失わない。

そうは言っても、私たちの電子ブックが誰でも丸ごとダウンロードできる状態でファイル共有サイト上に登場するのを見るのは大嫌いだ。そのことが私たちのビジネスに、さらには私たちの著者たちにも悪影響を及ぼすことを、私が証明することはできない。そのことが何かに実質的な利益を及ぼすと証明することもできない。それでも、私がとてもとても嫌な気持ちになることだけは言える。それが積もり積もった結果、ここに私は世の中に蔓延するいくつかの通説に対して意見を述べたいと思うに至った。少なくともそれは、ある小さな電子ブック出版者としての観点から見ての意見だ。音楽や映画の大きな制作会社にとって物事がどう違うかを私が述べることはできない。

通説「多くの人の目に触れるのは良いことだ」 -- コピーが広く行なわれているのを正当化するために、その行為が著者あるいはその作品をより多くの人々の目に触れられるようにしているのだから実際は良いことだ、と論ずる人たちがいる。私の経験から言って、それは間違っている。「問題は海賊行為ではなく人に知られないことだ」という Tim O'Reilly の有名な言葉はあるけれども。

問題は、そうした人たちの語る「注目」のほとんどが無意味であり、その昔のドットコムのバブルの時代、インターネットの新興企業の立てるビジネスプランが主としてインターネットのサイズと成長率のみを目指していて、それが即座に現ナマの収益を意味していた時代を思い起こさせるようなものであることだ。多くの聴衆を持つことは、第一歩としては良いことだが、それのみでは決して十分でない。

Amazon や iBookstore を見ればそれが分かる。Amazon のカタログに載るだけで膨大な売上げが約束されると勘違いしている人は多いし、iPad の大成功を受けて iBookstore も同じような影響力を持つと思われている。もちろんあなたの本がそうした場所で販売されていなければ、誰もそこから買いはしない。でも実際問題として、カタログに載ったからといって、その商品を支えるマーケティングが全く無ければ、売上げはほんの数える程度に止まるものだ。

さて、コピーが広く行なわれている話に戻ろう。「うむ、私の本はたくさんのファイル共有サイトにアップロードされているので、少なくとも私はたくさん注目を集めている」と語るのはナンセンスだ。BitTorrent には 1 億 5 千万人のユーザーがいるかもしれないが、はたしてその中の何人があなたの本を探しているだろうか? Amazon や iBookstore 上と同じように、いたとしても極めて少数だろう。そして、実際にあなたの本を探している人は、Amazon や iBookstore とは違って、無料であなたの本をダウンロードするつもりなのであり、購入しようとしているのではない。どうしてそれが良いことなのか?

私の言うことが信じられないって? ならばウェブのログを見てみるとよい。2011 年 12 月に、Microsoft の Bing 検索エンジン(これは Yahoo の検索におけるエンジンにもなっている)は 53 億件の検索を実行した。生の注目数のパワーを信じる人にとって、それは膨大な数に見えるだろう。けれども、Take Control のウェブサイトにおいて、Bing と Yahoo から私たちのサイトを訪れた件数は何と 222 件であって、私たちが調べた限りでは、売上げは一件もなかった。言い替えれば、Bing の検索エンジンに登場したという注目数そのものには何の価値もないということになる。

あるいは、ウェブのバナー広告について考えてみるとよい。ウェブサイトで訪れたページに掲載されている広告を実際に何人の人たちが見ているか(それが注目数に当たる)を正確に知る方法はないが、バナー広告のクリックスルー率が 1 パーセントをはるかに下回っていることは間違いない。しかもそれは、広告主が注目を高めようと必死になって努めた結果なのだ。

最後にもう一つだけ: ソーシャルネットワーキングの有用性が膨大だという議論についても、やはりこれと全く同じことが言える。私たちは自分たちの本をリリースする際にそれを tweet するし、そうした tweet は多くの場合その本の著者やその友人たちの手によって retweet されている。(そうしてもらえるのはとても嬉しいことだし、いつもありがたいことだと思っている!)これらの tweet の「到達数」の合計がどのくらいの数に達するか(数万くらいか、数十万以上か)は想像もつかない。けれども、それを見て電子ブックを購入する人の数は非常に少ない。それは tweet された URL に私たちが埋め込んでいる追跡コードから知り得る事実だ。2011 年の最初の 11 ヵ月間に、私たちが Twitter 経由で販売した電子ブックの数は、全体で何万冊にも及ぶ中のたった 46 冊であった。

実際のところ、Twitter による電子ブックの販売数を過去すべてにわたって総計しても 186 冊に過ぎない。ならばいったいなぜわざわざ tweet するのかという疑問も湧くだろう。その理由は、共有空間にただ存在していたいということ以外に、Twitter で推薦の言葉を目にすることによる後光効果が、小さいかもしれないが歴然として存在するからだ。つまり、推薦の言葉を目にしてからしばらく時間が経った後に直接リンクを通して多くの人々に購入してもらえるようになる。その上、友人たちやファンの皆さんに支援の声を挙げて頂ける場があるというのは何と言っても良いことだ。

そういうわけで、一見しただけでは互いに矛盾するような二つの結論がここには存在する。一方では、Take Control シリーズにとって、ファイル共有サイトに本がアップロードされることによる「注目度」は Bing 検索エンジンに登場することと同程度にあまり助けにならない。基本的に、別に誰も注目してはくれない。他方、そのことによって特に売上げに否定的な影響がある訳でもない。ことに、ファイル共有サイトで本が見つからなかったからといってそれを理由に購入したいと思う人がいるとは思いづらいからだ。

つまり、Tim O'Reilly は正しかった。海賊行為が問題なのではなく、人に知られないことが問題なのだ。でもだからといって、海賊版がそれ自体で「知られないことの問題」に解決を与える訳でもない。広報宣伝こそが、そのためにある。出版者や販売業者にとって、その重要な役割の一つが広報宣伝だ。もちろん、広く行なわれるコピーを広報宣伝戦略の一部として組み入れることもできるだろう。自分の著書を無料で配って見事な自己宣伝の成功を収めている人たちもいる。Cory Doctorow と Seth Godin がその最たる例だ。ただ、彼らが成功したのはビジネスモデルを注意深く組み上げたお陰であって(彼らは無料で電子ブックを配布する一方で印刷本を販売した)そのビジネスモデルがうまく行ったのは彼らの著書の品質とその分野(定評あるSF小説やビジネス本)と、彼らと出版社との関係、彼らの人気度に合わせて支払われる講演料、彼らの勤勉な仕事ぶり、そしておそらく多少の運(彼らの成功の真似をしようとしてうまく行かなかった人たちもいる)のお陰なのであろう。

実際、本を無料で配布することは素晴らしい広報宣伝活動となり得る。けれども、それが何を生み出すかについては現実的に考える必要がある。2010 年に、私たちは Joe Kissell の "Take Control of Passwords in Mac OS X, Second Edition" を AgileBits (1Password のメーカー) にライセンスして、期間限定で彼らの顧客にホリデープレゼントとして無料で配ってもらった。合わせて、同じ人々に 50 パーセント割引のクーポンも配った。これは素晴らしい宣伝になった。この売り出しがどれだけ多くの人たちの注目を得たかは分からないが、この本のダウンロード数は 38,000 件を超えた。それらの人たちのうちどれだけがその後別の本を私たちから買ってくれたかは知る由もないが、広報宣伝の観点からはこれは大成功であった。けれども、純粋な売上げの観点からはどうか? 確かに成功は収めたが、その成功度は二桁低く、このセールを利用してクーポンによる本の購入をしてくれた人たちの数はたった 373 人であった。

通説「コピーしても害はない」 -- コピーが広く行なわれていてもあまり影響がないと私が論じるのをここまで読んでこられた方は、それならば私がなぜ嫌がっているのかと思われることだろう。それにはいくつか理由がある:

(一言言い添えると、ファイルをホストしているサイトたちは、無料でファイルをダウンロードするのをできるだけ困難にすることによってビジネスモデルの基盤を築いている。彼らの目標は、ダウンロードがより高速に、より手軽にできるようになるプレミアムアカウントに会費を払うよう人々を仕向けることだ。一度など、私たちの本の一つをサイトから削除させるよう交渉していた際に、そうしたホスティングサイトの従業員の一人が、ダウンロード用の本が実際そのサイトにあるのではなくて、人々をプレミアムアカウントにサインアップさせるよう騙して誘い込むために本がそこにあるかのごとく見せかけているだけだと白状したことがあった。これに対して、索引付けをしているタイプのサイトは、純粋に広告によるビジネスだ。こちらのタイプのサイトはとにかく少しでも訪問者数を増やすことに躍起になる。)

通説「DMCA でも十分間に合う」 -- ここで私は思わず SOPA に賛成する側に回りたくなる。DMCA (Digital Millennium Copyright Act, デジタル・ミレニアム著作権法) が極めて厳しい法律であって、コンテンツの制作者たちに大きな権限を与えていると思っている人たちもいる。確かに、大企業の弁護士たちが自らの必要に合わせて DMCA をねじ曲げることがあり得るのは分かっているけれども、小規模の出版者の観点からは、広く行なわれているコピー行為を防止するために DMCA はほとんど役に立たない。その実情は次のようなものだ。

私は Google 警告を設定して、私たちの電子ブックのコピーがインターネット上で共有されていないか監視するようにしている。Google はファイルをホストするサイトを直接検索するのではなく、索引付けサイトをすべて検索している。私たちの本の一つがコピーできるようになっているという警告が出れば、私は即座にその索引付けサイトに行き、そこにあるリンクを辿ってファイルをホストしているサイトを訪れ、そこに対して DMCA の削除要求を申し立てる。

これは素早くすることがとても重要だ。それにはいくつか理由がある。第一に、索引付けサイトはお互いにデータをコピーし合っているようなので、もしも私たちの本の一つがそういうサイトの一つに登場すれば、ほんの数日のうちに他のいくつかのサイトにもそれが伝わってしまう。第二に、索引付けサイトのいくつかは DMCA の削除要求に対抗することを試みるため、その本をファイルをホストするサイトからダウンロードしてから、同じホスティングサイトに、さらには四つか五つの他のサイトにも、別の名前でアップロードし直してしまう。そうすればそれは彼らにとって「自分用」のコピーとなり、削除要求の力が及びにくくなって、私にとってはさらなる努力が必要となってしまう。

また、DMCA の削除要求を申し立てるのはそれほど難しいことではないけれども、やはり瞬時に効果が出る訳ではない。私はその作業を自動化して、問題のページの URL をコピーしてから、Mailplane で新規の電子メールメッセージを作成してアドレスを入れ、Keyboard Maestro マクロを呼び出してカスタマイズされた削除要求メッセージを構築(さらに将来のためにその URL を保存)させるようにしている。サイトによっては、削除要求を申し立てるのに複雑な書式に記入しなければならないところもあり、そういう場合は格段に手間がかかる。けれども一番の問題は、DMCA の削除要求を一通出しただけで十分なことがめったにないという点だ。なぜなら、索引付けサイトは多くの場合関係するページもいくつかリストしていて、その一つ一つがそれぞれ四つか五つのホスティングサイトにリンクしているので、数え切れないほど多数の削除要求を一度に出さなければならないことが多いからだ。問題の深刻さを分かって頂くために言い添えると、私がこれまでに出した削除要求は 1,000 件近くにのぼる。どれだけ時間がかかったことか。

大手のファイルホスティングサイトならば、DMCA の削除要求は比較的素早く処理され、それで索引付けサイトがそれ以上ファイルを広めることを防げる。けれども索引付けサイトの方はもっと怪しげで、DMCA の削除要求の受付を拒否したり、あるいは完全に無視したりする。いずれにしても、この種のサイトは私のことを塵ほどにも気にかけていないように見える。私がいくら DMCA の削除要求を出しても、彼らはうるさい奴めくらいにしか思っていないのだろう。

そうそう、BitTorrent はどうかって? こちらの共有がピア・ツー・ピアのタイプであることと、torrent の検索エンジンの動作方法とによって、ここに DMCA の削除要求を出す方法はない。だから、私としては BitTorrent にあまり同情はできない。(もちろん、BitTorrent にしてもファイルホスティングサービスにしても、正当な目的にも使われていることは十分に承知している。ただ、私の感触では、全体的な使用度の中で正当な目的での使用はごく小さな一部分に過ぎないような気がしている。)

以前は、ウェブベースのファイル共有には問題が多かった。2011 年の中頃、Google はその検索アルゴリズムを変更して、検索結果の中に索引付けサイトが登場する率を大幅に減らした。それ以前の時代には、私たちの本の一つのタイトルを検索しただけで、検索結果の第一ページに無料ダウンロードのリンクがずらりと並ぶこともあった。それは非常に大きな懸念事項であった。Google は、正当な入手方法も不正な入手方法も、ほとんど同じランクを付けて一緒くたに提示していたのだ。

ここでもやはり、もしも私がそうしたサイトをあまり害がないと思っているのならば、いったいどうして私はそれほどの労力をかけて対策をしているのだろうか? まず第一に、相当長期間にわたり、もしもこうしたサイトにストップをかけなければ無料ダウンロードがあまりにも人気を得て私たちの実際のページが検索結果に登場しなくなってしまうのではないかという気がしていたからだった。それから第二に、もしも私の削除要求がうるさいと思われるのなら、それは良いことだ! ここで誰かが犠牲者になるのであれば、それは私で結構であって、私の努力の結果が彼らに私のファイルを削除するための余計な一手間をかけさせるだけであったとしても、私はやはりそれをしたい。これは私の妄想かもしれないが、その余計な手間のために彼らのビジネスモデルの魅力が減って、結局彼らがサイトを閉鎖することになれば最高だ。

そういうわけで、SOPA と PIPA については、皆で力を合わせてそいつらが這い出して来た岩の下へ帰らせよう。でも、コピーが広く行なわれているという事実が良いことだというふりをするのは、あるいは SOPA や PIPA が標的にしている会社が他人が努力を傾けた成果をもとに金銭を得ようとする下劣な連中でないふりをするのは、もうやめよう。

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TidBITS 監視リスト: 注目のアップデート、2012 年 1 月 16 日

  文: TidBITS Staff <editors@tidbits.com>
  訳: Mark Nagata <nagata@kurims.kyoto-u.ac.jp>

GraphicConverter X 7.6 -- 最近はメンテナンス中心のビルドが二つ続いたが、Lemkesoft の GraphicConverter X 7.6 は、いくつかの新機能を携えて新しい年を飾った。定評あるこの画像変換ソフトウェアに今回追加されたのは、シャドウとハイライト、カラーバランス、ヒストグラム等化、それにセピア調整のバッチ処理などの機能だ。Mac OS X 10.7 Lion への対応も改善され、スクロールによる「自然な」領域選択が認識できるようになるとともに、起動時に前回使っていたウィンドウを再開しないようにするオプションも加わった。またこのバージョンではメタデータと検索の機能が改善され、画像キャプチャのできるネットワークスキャナからのスキャンに対応し、ロシア語の翻訳版が加わり、さまざまのバグ修正も施された。(Lemkesoft から、または Mac App Store から新規購入 $39.95、無料アップデート、124 MB、リリースノート)

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BBEdit 10.1.1 -- Bare Bones Software が BBEdit 10.1.1 をリリースした。このたっぷりした HTML およびテキスト用エディタへの、入手の価値あるアップデートだ。機能変更は少数だが、いずれもこのプログラムの Projects ならびに Open File By Name 機能に関係している。細かな変更やバグ修正はそれぞれ非常にマイナーなものばかりでここではとても紹介できない(一つだけ例を挙げれば、Xcode との一貫性を図るため Un/Comment Selection コマンドに新たに Command-/ のキーボードショートカットが付いた)が、もしあなたが熱心な BBEdit ユーザーならばぜひ詳細なリリースノートを読んでおくべきだろう。少なくとも、このリリースノートをちょっと眺めただけでも、今の時代にプロフェッショナル級のソフトウェアを書くためにはどれほど細かく注意を払わねばならないかが見て取れるというものだ。古い Flip ビデオコーデックのバグによって、あるいはフォントメトリックに欠陥のあるフォントを使ったことで引き起こされたクラッシュを追跡して見つけ出すなどという作業を、あなたは想像できるだろうか? (Bare Bones から、または Mac App Store から新規購入 $49.99、無料アップデート、7.2 MB、リリースノート)

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Adobe Photoshop Lightroom 4 Public Beta -- 2006 年の最初のバージョン以来続いている良き伝統に従い、Adobe は無料の公開ベータ版の Photoshop Lightroom 4 をリリースした。このプロフェッショナル向け写真管理および編集用アプリケーションのバージョン 4 では、ジオタグ付きの写真を追跡するための「マップ」モジュールを追加し、ビデオファイルへの対応を強化し、フォトブック作成のためのツールも組み込んでいる。編集面では、基本的な調整機能を単純化するとともに、ハイライトとシャドウの復元ツールを改善し、ソフトプルーフ(画面上のプレビュー)機能も組み込んだ。この Lightroom 4 公開ベータ版は無料で使用できるが、2012 年 3 月 31 日に期限切れとなる。ただし、既存の Lightroom カタログの変換ができない(いずれにしても既存の写真ライブラリをベータ版のソフトウェアに放り込むのは止めた方がよい)ことには注意すべきだろう。(ベータ期間中は無料、430.3 MB)

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ExtraBITS、2012 年 1 月 16 日

  文: TidBITS Staff <editors@tidbits.com>
  訳: Mark Nagata <nagata@kurims.kyoto-u.ac.jp>

今週は二件だけお伝えしたいことがある。Macworld | iWorld の T-シャツコンテストについてと、あまり大したことがなかったという論調で CES を紹介した概観記事だ。

Macworld | iWorld の T-シャツコンテスト -- こいつは、楽しそうだ。Macworld | iWorld の主催者たちが、Apple 世界で最もクールな T-シャツに光を当てようと、T-シャツコンテストを開催している。(水をかけたりしないのであしからず、我々はギークなのだ。)私たちも、ビンテージものの Mac シャツの膨大なコレクションの中から応募に相応しいものを探そうと思う。

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CES Press Day を見る限り大したものはない -- CNET の記事によれば、今回の Consumer Electronics Show のプレスデー(報道関係者向け公開日)は退屈だったという。PC 世界はウルトラブック(Windows の走る MacBook Air と思えばよい)が主流で、従来のテレビとそれほど違うようには見えない新型のテレビもあり、スマートフォンのメーカー各社はポケットに入らないような大スクリーンのスマートフォンを試したがり、3-D のプリンタはまだまだ値段が高く、カメラはますます Wi-Fi を装備するようになって行く。そうそう、それから Microsoft は今後はもう CES に出展しない。

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TidBITS ISSN 1090-7017©Copyright 2011 TidBITS: 再使用はCreative Commons ライセンスによります。

Valid XHTML 1.0! , Let iCab smile , Another HTML-lint gateway 日本語版最終更新:2012年 1月 20日 金曜日, S. HOSOKAWA