TidBITS: Apple News for the Rest of Us  TidBITS#1150/12-Nov-2012

iPad mini がやって来た。そこで Jeff Carlson はすぐさま自分の写真のためにこれを使ってみることに集中した。いや、カメラとして使うのではなくて、既にある写真を見直したり、編集したり、あるいは外出中に写真を共有したりといったことに使うのだ。ニュースとしては、Apple がすべての iCloud ユーザーに対して icloud.com 電子メールアドレスが使えることを公式に知らせ、また新バージョンとなった Retrospect 10 がバックアップのパフォーマンスと複数プラットフォームのサポートを強化した。それから、Kevin van Haaren が寄稿記事で、彼の家族が Glassboard アプリおよびサービスを使ってプライベートなソーシャルネットワークを作り、医療的危機の最中にも家族が連絡を取り合うことができたと語る。先週の私たちは他にもいろいろなことで忙しかった。その成果として二冊の最新刊電子ブック、"Take Control of Mail on the iPad, iPhone, and iPod touch, Fourth Edition" と "Take Control of Networking & Security in iOS 6" がある。また私たちスタッフの円卓会議を録画したビデオをぜひともご覧頂きたい。話題は大統領選挙を報道するのに使われたテクノロジーについてと、Apple が将来の Mac で Intel チップから転換するのかどうかという議論だ。最後にもう一つ、来週は米国の Thanksgiving (感謝祭) の祝日にあたるので、電子メール号をお休みにさせて頂く。次号の 2012 年 11 月 26 日号でお会いしましょう! 今週注目すべきソフトウェアリリースは、MacBook Air および MacBook Pro アップデート 2.0、GraphicConverter 8.3.1、VMware Fusion および Fusion Professional 5.0.2、それに LaunchBar 5.4 だ。

記事:

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2012 年 11 月 19 日は TidBITS 休刊

  文: Adam C. Engst: ace@tidbits.com, @adamengst
  訳: Mark Nagata <nagata@kurims.kyoto-u.ac.jp>

来週、米国では Thanksgiving (感謝祭) の祝日にあたるので、2012 年 11 月 19 日には電子メール号を出版せず、私たちスタッフはそれぞれ家族のため、食事の準備のために時間を使わせて頂きたいと思う。スタッフの多くは、今回も Joe Kissell の電子ブック "Take Control of Thanksgiving Dinner" にある便利なワークシートを参考にしつつ感謝祭の晩餐の支度をするつもりでいる。Joe ほど完璧かつ分かりやすい形で何が必要かを説明してくれる人はいない。その上、ほんの数日後にはこの電子ブックのマイナーなアップデートを無料で出すつもりでいる。これは主として、台所で iPad にレシピを表示させながら料理したい人たちのために EPUB 版のフォーマッティングを改善するものだ。

週刊の TidBITS 電子メール号は来週お休みとさせて頂くが、もちろん TidBITS ウェブサイトでの記事の出版は続けるつもりだ。サイトを時々チェックするか、無料の TidBITS News iOS アプリを使うか、あるいは私たちの RSS フィードTwitter ストリーム、または Facebook ページを購読するかして、私たちの記事を追跡して頂ければと思う。次回の電子メール号は 2012 年 11 月 26 日の発行となる!

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VidBITS: 選挙とテクノロジー、Intel チップ、Glenn を負かす

  文: Adam C. Engst: ace@tidbits.com, @adamengst
  訳: Mark Nagata <nagata@kurims.kyoto-u.ac.jp>

合衆国大統領選挙がやって来て終わったが、この半時間の TidBITS スタッフ円卓会議で、私たちが選挙結果をどのようにして目にしたか、テクノロジーが選挙報道をどのように変えたかについて私たちは何を目撃したか、といった話題を議論した。スタッフの多くが、選挙地図がリアルタイムでアップデートされて行くウェブサイトを見つつ、それと同時にその結果を New York Times の Nate Silver の FiveThirtyEight ブログに載った州ごとの予測と見比べていた。Silver は大統領選挙に関するさまざまの歴史的および世論調査のデータに本格的な統計的手法を駆使して研究してきたアナリストで、多くのメディアが今回の選挙を「五分五分」と予想していたにもかかわらず、Silver の出した数字はずっと以前から一貫して Obama が Electoral College で勝利を得ることを示していた。同じ予測をしていたのは Silver だけではなかったし、Romney 陣営にも当然ながらアナリストたちはいたが、Time 誌には Obama 大統領の陣営でアナリストたちが彼の選挙運動の運営を助ける様子を描いた興味深い記事が載っている。

その次に、私たちの円卓会議の話題は 第四世代 iPad に使われている A6X チップと同じような ARM ベースのカスタムチップを採用する可能性があるという最新ニュースに移った。独自のカスタムチップに切り替えたいと思うのは完全に Apple の性格と一致しているという点で、私たちスタッフの意見は一致した。既に現在も Apple が ARM ベースのチップ用に Mac OS X をコンパイルしているのではないかと私たちは強く疑っている。以前にも Mac OS X を PowerPC チップ用に出荷しつつ Intel ベースのチップ用にコンパイルしていた前例があるからだ。半導体部門を含んで Apple 社内に新設された Technologies グループを率いることになった Bob Mansfield が、今後数年間かけてそのような切り替えの実現可能性を評価することになるのではないかと思われる。そうなった場合の最大の問題は、仮想化がどうなるかだ。

最後に、現在レビュー記事を予定している製品や、その他記事になるかもしれない話題がいくつか出たのでそれらも挙げておこう:

このスタッフ円卓会議の感想を、どうぞお寄せ頂きたい。また、こんな風なやり方にすればもっと良いのではないかという提案があれば、お知らせ願いたい。

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Apple、me.com および mac.com ユーザーに icloud.com アドレスを設定

  文: Adam C. Engst: ace@tidbits.com, @adamengst
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  訳: Mark Nagata <nagata@kurims.kyoto-u.ac.jp>

Apple は iCloud ユーザーで既存の me.com および mac.com 電子メールアドレスを持っている人たちに電子メールを送って、これら旧式のアドレスを持っている人たちが icloud.com で同じユーザー名を付けたアドレスにあてた電子メールも受け取れるようになったというニュースを知らせた。ドメイン名が me.com または mac.com から icloud.com に変わること以外、そのメールが処理さる方法や受信される方法に以前と違ったところはない。この icloud.com アドレスは即時利用可能で、あなたがする必要があるのはあなたのデフォルトの Reply-to アドレスとしてこれを使いたいならば適切な変更を加えておくことだけだ。

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Apple によれば、あなたが 2008 年 7 月 9 日の時点で実動の mac.com 電子メールアドレスを持っていて、その後 MobileMe アカウントをアクティブのままにしており、かつ 2012 年 8 月 1 日よりも前に iCloud に移行していたならば、mac.com、me.com、icloud.com のいずれも使えるという。もしもあなたが 2012 年 9 月 19 日よりも前に iCloud アカウントを作成したか、または 2012 年 8 月 1 日よりも前に MobileMe のアクティブなアカウントを iCloud へ移行していたならば、me.com または icloud.com が使える(mac.com は使えない)という。そして、2012 年 9 月 19 日かそれ以降に iCloud アカウントを作成した人は、icloud.com のみとなる。MobileMe の消滅を受けて me.com ドメインを廃止したいと Apple が考えるのは分かるが、Apple が新規ユーザーに mac.com ドメインを使わせないのは解せない。すべての電子メールメッセージが Apple 製コンピュータを宣伝できるようになると思えるのだが。

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Retrospect 10、Instant Scan 技術でバックアップ所要時間を短縮

  文: Adam C. Engst: ace@tidbits.com, @adamengst
  訳: Mark Nagata <nagata@kurims.kyoto-u.ac.jp>

企業オーナーが興味を失うという事態が何度か続いた後で、個人オーナーの手に戻ってから一年が経って、Retrospect Inc. は Retrospect 10 for Mac と Retrospect 8 for Windows を同時にリリースした。これは、他の大多数のアプリにおけるものよりも大きなことであった。なぜなら Retrospect は主に混合プラットフォームのネットワークを持つ小規模ないし中規模のビジネスにおけるバックアップのために使われているからだ。

Retrospect のいずれの新バージョンも、新しい Instant Scan テクノロジーを追加している。これは、バックアップとリストア双方について Retrospect クライアントおよびサーバ上のファイルやフォルダの追跡をバックアッププロセスの一部としてでなくバックグラウンドで走らせることによりスキャン時間を短縮するというものだ。Retrospect 社の評価結果によれば、百万個のファイルを持つ MacBook Pro 上で Instant Scan 機能はバックアップにかかる時間を 10 分間短縮できるという。大規模なネットワークでは、あるいは非常に大量のデータをバックアップしなければならないインストールでは、短縮により生まれる余分の時間でより多くのシステムがバックアップできたり、あるいはより頻繁にデータのバックアップが実行できたりするようになるので、時間短縮というのは大きな問題なのだ。

その他の変更点としては、スクリプトの作成と編集のための保存と復帰のワークフローが以前のものに戻り、意味のなくなったファイルをバックアップメディアから削除するディスク・グルーミングを改善し、ネットワークリンク暗号化 (AES-256) を改善し、管理者レベルのコントロールを改善して機能をクライアントごとに有効に切り替えることができるようにした。Retrospect 10 はまた OS X 10.8 Mountain Lion への対応も追加している。具体的には、バックアップ状況に関係するアラートに通知センターを使うようになり、Retrospect アプリに Apple Developer ID の署名を入れたお陰で Gatekeeper にも対応した。

最後に、混合プラットフォームのユーザーは Retrospect の新しい Windows クライアントソフトウェアを歓迎するだろう。こちらには Mac 版と同様にオンデマンドのバックアップとリストアが提供され、Windows 8 および Windows Server 2012 クライアントにも対応した。Retrospect 8 for Windows ではまたマシンを丸ごと完全に別のコンピュータへリストアする機能が追加され、その際にはハードウェアの違いを事後に勘案して自動的にドライバの調整をする。いわゆる「ベアメタル (bare metal)」のリストアは Mac の世界では一般的だが、Windows の下では簡単なことではない。

アップグレード価格は Retrospect Professional/Desktop の $49 から Retrospect Multi Server の $1109 まで各種、新規購入価格は $119 から $1999 までだ。2012 年 10 月 1 日以降に Retrospect を購入した人は、無料アップグレードが受けられる。

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新刊 Take Control 本が iOS 6 Mail とネットワーキングを扱う

  文: Adam C. Engst: ace@tidbits.com, @adamengst
  訳: Mark Nagata <nagata@kurims.kyoto-u.ac.jp>

iOS 6 が世に出てから数ヵ月経つが、私たちは Take Control 読者たちから、この Apple の最新のモバイルオペレーティングシステムについてもっと深いことを知りたいという声をよく聞く。リリース以後ずっと、Joe Kissell と Glenn Fleishman はその新機能について掘り下げて調べてきたが、彼らの努力が二冊の新刊電子ブックという形でようやく実を結んで、"Take Control of Mail on the iPad, iPhone, and iPod touch, Fourth Edition" と "Take Control of Networking & Security in iOS 6" としてリリースされた。それぞれ $10 で販売されるが、二冊同時に購入する場合は 20 パーセント引きの $16 となる。

113 ページから成る "Take Control of Mail on the iPad, iPhone, and iPod touch, Fourth Edition" は、電子メールに iOS デバイスを使おうというすべての人たちにとって必読の書の一つだ。現実世界の電子メールは、決して単純で分かりやすいものばかりとは限らないからだ。Joe Kissell は、Apple 社内にいる人たちを除けば、Apple の Mail アプリ (iOS 版、Mac OS X 版、それに iCloud 版) について誰よりも深く知っている。さらに重要なのは、現実世界の人々が iCloud や Gmail のアカウントを使って電子メールを使おうとする際にどんな疑問にぶち当たるかを彼がよく知っていることだ。いずれのアカウントも、それぞれ独特の機能を提供していて必ずしも理解しやすいとは限らないからだ。例えば、Gmail の Priority (重要) Inbox をどう使うか (またはどうすれば使わずに済むか)、あるいは iOS の Mail を設定する際に Gmail にアクセスするための四つのやり方のうちどれを選ぶか、といった疑問だ。

それから、iOS デバイス上で電子メールを使う際によく持ち上がる疑問がある。電子メールを送信する際に、From アドレスとしてたくさんある候補の中からどれを選ぶべきか? 到着した電子メールに添付されたファイルや、送信する電子メールに添付したいファイルを、どう処理すればよいのか? それから、特定のメッセージを検索したい場合には、デバイス上にない場合に使う手段も、また別のデバイス上にある場合の手段もそれぞれあるだろうが、そのメッセージがどのメールボックスに入っているのかさえ分からなければ困ってしまう。こうしたことは、どれも明白とは程遠い。

この電子ブック "Take Control of Mail on the iPad, iPhone, and iPod touch, Fourth Edition" が本当に素晴らしいのは、あなたが賢明なるモバイル電子メール戦略を構築できることを目指して Joe が手助けしているという点だ。iOS デバイス上で電子メールを読むのはコンピュータで読むのと同じことではない。そこで Joe はあなたを導いて Mail の長所と限界とを一つ一つ見て回り、あなたが自分のモバイルデバイスで電子メールを扱うためのベストな方法を見出せるよう手引きしているのだ。その上、アカウントを正しくセットアップする際にさえ時には問題が発生することもあるので、Joe は iOS における数多くの電子メール関係のよくある問題点についてそれらの原因を突き止めて修正するための方法も説明している。

Glenn の 127 ページから成る "Take Control of Networking & Security in iOS 6" は、より技術的な聴衆を明確に念頭に置いて書かれている。私の両親がこの本を読んでいる情景が想像できないのは、彼らがネットワーキングというものに大して興味を持っていないという単純な理由からだ。だからと言って彼らがネットワーキングの恩恵を受けたことがないわけではない。祖母が最近入院した際、母が私に電話をかけてきて助けを求めたのは、彼女の iPad が病院の Wi-Fi ネットワークに接続されていたのに、彼女は電子メールを受信したりウェブページをロードしたりが一切できなかったからだ。いくつか質問のやり取りをした後で、病院のネットワークで Forget This Network ボタンを押す方法を私は彼女を手引きして教えた。それから一分後に彼女が再接続してみると、壊れていた内部的設定が新たな設定で置き換わり、彼女は無事インターネットに正しくアクセスすることができるようになった。

もしもあなたが、ご自分の家族や友人たちの間で事実上の技術サポート担当の役割を期待されているのなら、この電子ブック "Take Control of Networking & Security in iOS 6" にはあなたが基本レベルのことを超えてネットワーク構成をセットアップし管理するためのお手伝いができる重要な情報が満載されている。例えば、Glenn は次のようなことを解説する: 多数の公共ホットスポットにアクセスできるようにするための captive-portal ページの動作方法 (それから captive portal が自動探知されなかった場合の対処方法)、デジタル証明書を利用する企業ネットワークにログインする方法、長年にわたって多くの異なった iOS デバイスがサポートしてきた各種のセルラー標準、Personal Hotspot 機能の利用のしかた、以前からペアリングされていた Bluetooth デバイスで起こり得る問題の回避策、Airplane Mode が実際にはどんなことをするか、等々だ。

"Take Control of Networking & Security in iOS 6" で Glenn が議論するもう一つの重要なトピックが、セキュリティだ。長年にわたって私たちが処理してきたネットワーキング関係の問題の多くが、ネットワークトラフィックをセキュアにすることに関係しているというのがその大きな理由だ。その目標に向けて、Glenn は公共 Wi-Fi ネットワークを使用する際の実際のセキュリティリスクについて説明するとともに、あなたがデータを送信する際に盗聴されたりしないために採るべきいくつかの手段も提言する。さらにもう少し話を進めて、もしも誰かがあなたのデバイスにアクセスを得てしまった場合にどのデータがリスクに瀕しているかについても議論し、あなたが損害や物理的損失に加えてデータ盗難の憂き目にまであわないためにどんなことができるかも語る。

Apple が iOS 6 をたいていのことについては使いやすくするためになかなか良い仕事をしたという点に疑いの余地はないが、電子メールとネットワーキングについては依然として追加の説明が必要だ。それは、この両者が Apple にはコントロールの手を及ぼすことのできない外部の世界とやり取りしなければならないからだ。これら二冊の電子ブックは、まさにその種の専門家の助言を、他にはどこにもないようなやり方で提供しているので、どちらか一冊に興味のある方も両方ともに興味のある方も、きっと手にされた本がお役に立つはずだと私たちは自負している。

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Glassboard で家族が連絡を取り合う

  文: Kevin van Haaren: kevin@vanhaaren.net
  訳: Mark Nagata <nagata@kurims.kyoto-u.ac.jp>

私の父は最近健康状態が良くなかった。私の兄弟たちは当初病院に彼を見舞うためにこの町へやって来たが、その後父が退院してからは母が看病するのを手伝うためにしばらく残った。父の病状がだんだん改善するにつれて、私たちは皆仕事に戻ったが、全員が彼の最新の状況を常に知っていたいと思っていた。まだ頻繁に通院しなければならなかった頃は、特にその思いが強かった。

当初、私たちはテキストメッセージで最新情報をお互いに送り合っていた。けれどもこの最低限の共通分母さえ、いくつか問題を孕んでいた。私と、それに弟の一人が、AT&T のテキストメッセージプランを契約していなかったので、私たち二人はメッセージの送信と受信双方ともに一通あたり $0.20 も払わなければならなかった。兄弟四人のうち三人は iPhone を持っていて iMessage で無料のテキストメッセージをやり取りすることができたけれど、残念ながら iMessage では SMS テキストメッセージを受け取る人と iMessage ユーザーとを混ぜたグループセッションができる機能はない。一人のユーザーが SMS メッセージしか受け取れないなら、グループの参加者全員が iMessage でなく SMS でテキストを受けざるを得ない。そして私と弟の二人がテキストメッセージに払う料金は、猛烈な勢いで積もり積もっていた。もちろん複数のテキストメッセージセッションを別々に続ければ問題は回避できるけれど、それではあっという間に面倒でたまらなくなってしまう。

Glassboard 登場 -- 私が父に付き添って病院に行く順番が来たとき、他の全員に最新情報を伝えるために、私は何ヵ月も前のあるカンファレンスで友人たちと使ってみたアプリを思い出した。それが Glassboard だ。このアプリを使えば、少人数のグループが「ボード」という形のプライベートなソーシャルネットワークを作ることができ、それは言わば特定の人たちのみが集うチャットルームのようなものだ。基本的機能を持つ無料版でも、あの時のカンファレンスでは十分に使えたし、私の記憶が正しければこれはマルチプラットフォームで、iOS アプリと Android アプリ、それにウェブクライアントが提供されていたはずだ。これならば Android を持っている義理の兄も使えるし、フリップ式の携帯電話を使っている妹も(少なくともコンピュータに向かっている間は)参加できるだろう。

このタイプのコミュニケーションのためにメーリングリストを使うことも議論したことがあるけれども、以前そのようなメーリングリストをセットアップしようと試みたところ、全員に通常通りのサインアップ手順を踏んでもらうことも、また個々人あてにメールを送るのでなくリストあてに送信するのだよと教え込むことも、どちらも現実には難しいと分かった。その上、Glassboard ならば iOS と Android の双方で push 通知を提供している。多くの電子メールアプリでは、push 通知をセットアップするのは不可能でないとしてもかなり困難だ。

もう一つ、Glassboard には私にとって魅力的な側面があった。それは、プライバシーにしっかりと配慮が行き届いていることだ。Facebook や Twitter を使ってコミュニケーションすることも可能ではあっただろうけれども、そもそも Facebook はできる限り公開するというのが既定の方針であるので、メニューの選択を一つ間違えただけでプライベートな情報が公開されてしまいかねない。Twitter はさらにもっと悪く、たった一人の人にあてたダイレクトメッセージを除けばすべてが公開されてしまう。ところが Glassboard では、ボード上のコミュニケーションは自動的にプライベートなものとなり、ボードのメンバー以外はそれを読むことができず、外部の人を招待する手続きはたった一人の人が管理するようになっている。父の病状に関する詳細情報をやり取りするには、これこそまさに理想的な環境だ。

他のソーシャルネットワークと同様に、ボード上の他の人たちとの間でテキストメッセージや写真、ビデオ、ファイル、位置情報を共有することができ、コメントはグループにまとめられるので膨大な数のメッセージがただ雑然と並ぶようにはならない。どのメッセージがその討論スレッドを開始したのかも見分けられる。(スレッドが他の話題に横滑りして行くのは、今の時代でもまだオンラインコミュニケーションの問題であるし、おそらく将来も問題であり続けるだろう。)さらに、Facebook と同じように、メッセージやその他の投稿に対して "like" のマークを付けることもできる。

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Glassboard の無料版ではボードに加えられる人々の人数に制限はないけれども、ボードの個数が 10 個までに制限され、ストレージ容量がボードあたり 100 MB までとなっている。月額 $5 または年額 $50 を払って Glassboard Premium にすればボードあたりのストレージ容量が 1 GB となり、ボードの個数の制限がなくなる。また、ボードを書き出したり、メッセージにブックマークを付けたり、ボードの所有権を譲り渡したりすることもできるようになる。

Glassboard のセットアップ -- 私は何ヵ月も前に使っていたユーザー名とパスワードを探し出して、家族のために新規のボードを開始した。Glassboard アプリの中から、私は兄弟たちに招待状を送った。その後で、この招待状が何のためのものかを説明したテキストメッセージを一人一人に送った。

たちまちのうちに全員がボードに参加してくれたのを見て、私は驚いた。あまりテクノロジーに詳しくないと思っていた人でさえ、すぐにサインアップして、ログインし、アプリを使い始めてテキストや写真を共有してくれた。私たちが遭遇したたった一つの問題は、一台の iPhone が投稿の際にエラーメッセージを出したことだった。その後同じ問題が再現したという話が兄から聞こえてこないので、問題が自然に消滅したのかもしれないし、あるいは兄がアプリをいったん削除してから再インストールしたのかもしれない。それ以外でがっかりしたことはたった一つ、iPad 用のアプリがないことだった。iPhone 用のアプリは iPad 上でもちゃんと動作したけれども、もっと大きな表示画面で使えればさらに良かっただろうにと思う。

父の病状が改善の一途を辿るにつれて、私たちは Glassboard の他の用途も見つけた。ハリケーン Sandy が北東部地方に襲来したので、私たちはニューヨークに住む兄の最新状況を Glassboard を使って得たのだ。もちろんこの目的のために新たなボードを作成することもできたけれど、もともと Glassboard は人々が集まったグループを中心として使うものであって、この新たな目的のために集まったグループは父の病状を心配して集まった人たちと全く同じメンバーから成っていたので、改めて別のボードを作って招待状を送り直すこともないだろうということに話が落ち着いた。Glassboard は、ハリケーンに襲われた兄の状況を全員が時々刻々知ることができるという点で完璧にうまく機能してくれた。確かに彼のところではインターネット接続も、携帯電話の通話も、テキストメッセージングも、かなり途絶えがちになることも多かったけれど、私たちのうちたった一人が彼と連絡できさえすれば、その人が手早く Glassboard に最新情報を投稿するだけで、他の全員がそれを知ることができた。全員がそれぞれ兄に連絡しようと試み続ける必要はなかった。

全体として、Glassboard のプライベートなグループメッセージングのシステムはとても便利で、驚くほど使いやすく、重要な情報を私たちが最も必要とする時に、情報をやり取りできるコミュニケーションのチャンネルを開き続けていてくれることが実感できた。もしもあなたが、スマートフォンを持っている何人かの人たちの間で連絡を取り合う手段を探しているのなら、断然これを試してみるべきだとお薦めしたい。

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写真家にとっての iPad mini を考察する

  文: Jeff Carlson: jeffc@tidbits.com, @jeffcarlson
  訳: 亀岡孝仁<takkameoka@kif.biglobe.ne.jp>

他の多くの人の様に、私も手に入るようになった最初の一週間で新しいiPad mini に慣れつつある。そして現時点では、私の妻は隙さえあればこれを私から盗み取ってしまうであろうと断言できる。

しかし、他の著者が平均的な顧客にこれがどの様に受け入れられるかを考えている間 (私の見解:人々はこれを好きになるであろう)、私は iPad mini を写真家にとってはどうであろうかという観点から見てみたいと思う。

iPad を最初のモデルから使ってみて、私はタブレットは写真家のカメラバッグに付け加えるにはうってつけのものであると確信する様になった。これはあなたがプロであろうが時たま写真を撮る人であるかには拘わらない。実際、私は今年の初めに本を出版する気にすらなった。"The iPad for Photographers" であるが、これはこの話題について深く掘り下げている。

iPad mini は、多くの潜在的な顧客の心に訴えるのと同じ様に写真家にも訴えるであろう:そのより小型のサイズとより軽くなった重量は、屋外で撮影している時にその写真をもっとよく見たいと思っている人達には魅力的であろうが、プロの写真家で可能な限り最高の品質で見せる必要がある人達は、Retina ディスプレイ付のフルサイズの iPad の方を好むかもしれない。例を挙げると、私が娘のサッカーリーグの最後の試合の写真を撮る時、私はどちらのモデルでも手に出来る状態にいたが、私は本能的に iPad mini を手にした。何故ならば、iPad mini はフルサイズの iPad がすること全てをこなすことが出来、後で喫茶店で写真を見て共有する時、何らかの制限が付く心配をしないでよいことが分かっているからである。

屋外での iPad mini -- 写真撮影には機材が関係する。例えば、バカチョンカメラで写真を撮ることもあるだろうし、デジタル一眼レフに、幾つかの交換レンズ、携帯型の照明キットを用意していく、等々である。そしてデジタル写真撮影 - 今では殆ど冗長語になってきている - には、撮影した写真を保存しそして扱うために何らかのコンピュータが関与する。

ラップトップはこの仕事に適しているが、そこにも機材が関係する。とりわけ、野外撮影の場合や、休暇中で仕事の誘惑からは一切逃れたい場合などはそうである。携帯性は最重要になり、そして 9.7-inch iPad はラップトップに較べれば格段の改善だが、iPad mini は天啓である。通常の iPad よりもかさ張らないし、目方も軽い、それでありながら多くのカメラの背面に付いている小さな LCD よりもはるかに良く写真を見られるスクリーンを提供してくれる。

iPad mini のために必要な機材は封筒に入る程度である。充電のための同期ケーブルと電源アダプタ、そしてカメラから iPad へ写真を直接転送するための何らかの手段である。Apple は現在二種類のカメラアダプタを売っている:Lightning - SD Card Camera ReaderLightning - USB Camera Adapter で、各々 $29 である。もし既に iPad Camera Connection Kit (こちらも $29 だが、 USB と SD の両方のアダプタが付いている) を旧型の iPad 用に持っており、引き続き両方のアダプタを使える様にしたいのであれば、Lightning - 30 ピンアダプタ (一体型アダプタは $29 で 0.2m のケーブル付きは $39) を購入する必要がある。又は、カメラの方に Eye-Fi ワイヤレス SD メモリカードを入れて Wi-Fi 経由で写真を転送する手もある。

10 時間の電池寿命 (これは控えめな数字だと報告している人もいる) をもってすれば、iPad mini は数時間使った程度では充電のためのコンセントを探して歩くことを必要とはしない。実際に充電しなければならない場合でも、Retina iPad モデル程の時間はとらない。Retina iPad の方は完全に充電するのに 6 から 8 時間を必要とする。

Retina でないことは問題にならない -- iPad mini に対する一番の批判はそのスクリーンである。いや、言い換えると、それが搭載 _していない_ スクリーンの事である:つまり Retina ディスプレイである。iPad mini のスクリーンは iPad 2 の解像度と同じ 1024 x 768 ピクセルであるが、そのピクセル密度はその物理的に小さいピクセルのお蔭でより高くなっており、163 ppi である。

Retina ディスプレイに慣れてしまっている人はテキストを読んでいる時に違いに気付くであろうが、写真の方は申し分なく、画像の焦点が合っているかどうかを調べる、或いは細かい所をよく見たいということでズームインしても問題ない。そして一般的に言うと、iPad mini を使えば使う程、第三世代の Retina iPad より低くなっている解像度は気にならなくなった;最初は不快感を伴うものだったが、私の眼は慣れてしまった。

解像度を別にすれば、iPad mini のスクリーンはとても良い。私が幾つかの見本を第四世代の Retina ディスプレイ付き iPad と比較していた時、iPad mini の方が少々涼しく(或いは Retina iPad の方が少々温かい) と感じた、とりわけ iBooks の様なアプリを見ていた時には。

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写真に関しては、Retina スクリーンの方が、彩度と温かさの点ではより優れていたが、劇的にという程ではない。この比較写真は、Nikon D90 で撮ったものだが、人間の目に見えるよりもよりその効果は強調されている。

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Retina iPad のより良いスクリーンを手にするためには、間違いなくより高いお金を費やさなければならいが、日常の用途や、屋外でのより良い画像チェックのためであれば、iPad mini で全く問題はない。

鍵はエコシステムである -- 恐らく iPad mini の最も重要な側面は、それが完全に機能的な iPad であるということであろう。我々は、何かが "より小さい" というと機能も少ないと思いがちであり、Apple もある目的に特化した機器、例えば Amazon Kindle の様な、を作ることも確かに出来たはずである。しかし、iPad mini はその兄貴分と同じソフトウェアを走らせるので、カメラバッグに入る携帯の写真スタジオが可能となっている。 Photosmithの様なアプリを使って、写真を見返し、評価し、そしてタグ付けが出来る;編集用には iPhoto for iOS やその他にも数多くのアプリがある;そして好みの写真共有サイトにも載せられる。しかもこれは、同じ機器をメールやニュースを最新状態に保ち、電子本やカメラのマニュアルを手軽に参照出来るよう PDF として保存しておき、そして、勿論、休憩時間にはゲームを楽しむことに加えてである。

多くの写真家は iPad を写真スタジオ或いは現場での写真精査用として見るのには興味を持たないかもしれないが、写真集のプレゼンテーション機器としては素晴らしいと見ている。顧客となる可能性ある人と喫茶店で会うのに、かさ張る写真アルバムの代わりに iPad を持っていく方がずっと便利である。

iPad mini にはPortfolio for iPad の様な専用のポートフォリオソフトウェアが用意されており、一番いい写真を間違いなく簡単に取り出せるようにしておくことが出来る。しかしながら、もし自分の写真や能力を売り込もうとしているならば、Retina iPad のより大型のスクリーンの方がもっと劇的な影響を及ぼすことが出来るであろうし、プロの写真家はこのために Retina iPad を手放さないであろうと思う。

カメラとしての iPad mini -- 人々が写真を撮ろうと 9.7-inch iPad を構えるのを見た時、私は身がすくむ思いをしたことを認めるが (唯一のオプションが iPad 2 だった時はもっと悪かった、こちらには安っぽいカメラしか付いていない)、最近ではもっと多くこの様な場面を見ている。iPad mini のより小型のサイズによって写真撮影はより許容できるものとなった、カメラが良くなった - 正面向きの FaceTime カメラはビデオチャットには極めて適している - という意味合いと、そして iPad で写真撮影すること自体社会的にはそれ程不自然でなくなったという意味合いで;あなたの後ろにいる人達があなたの iPad をまるで小さなジャンボトロンであるかのように覗き見ることはもうないであろう。

画像品質に関しては、iPad mini の 5 メガピクセル iSight カメラはきちんと働く;第四世代 iPad Retina ディスプレイモデルも同じカメラを共有している。

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勿論、何もないよりはずっとましなのは当然だが、私の iPhone 4S の方がもっと良い写真が撮れ、そして iPhone 5 (私はまだ使ったことがない) なら更に良くなっているのだろうと想像している。しかし実際には、本格的な写真家なら写真を撮れるからといってそのために iPad を買うとは思えない。

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**写真家の友** -- もしあなたの最も重要な考慮すべき事項がサイズと重量であるならば、iPad mini は楽な選択である - しかもフルサイズの iPad よりも安い、とは言ってもどちらにしても数百ドルという大枚をはたくことに変わりはないのだが。iPad mini は最新、最速のプロセッサは使っていないが、違いが目に付くようなものにはまだ行き当たっていない。開発者達は、与えられたメモリとプロセッサの厳しい制限枠の中でアプリがきちんと働くよう設計したに違いない。だから iPad mini を買うことで性能が著しく落ちると言う様な感じは受けない。iPad を使っているのだが、たまたまそれがより小型でより軽いものだったというのが実情であろう。これはこれらの特性が大事だと言う人達のためのものである。

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TidBITS 監視リスト: 注目のアップデート、2012 年 11 月 12 日

  文: TidBITS Staff: editors@tidbits.com
  訳: Mark Nagata <nagata@kurims.kyoto-u.ac.jp>

MacBook Air および MacBook Pro アップデート 2.0 -- Apple が MacBook Air および MacBook Pro アップデート 2.0 を、2012 年 6 月に導入されたすべてのラップトップモデルを対象にリリースした。つまり、13 インチおよび 15 インチの MacBook Pro、Retina ディスプレイモデル MacBook Pro、それから 11 インチおよび 13 インチの MacBook Air が対象となる。ごく簡潔なリリースノートにはこのリリースにより「グラフィックパフォーマンスと信頼性が向上し、一部の USB デバイスとの互換性が改善される」とだけ書かれている。OS X 10.8.2 Mountain Lion が必要で、このアップデートは該当する機種では App Store の Updates スクリーンに登場するはずだ。あるいは、Apple のウェブサイトから直接ダウンロードすることもできる。該当するモデルでまだ 10.7 Lion を走らせている人は、どうやら Mountain Lion にアップグレードしてからでなければこのアップデートの恩恵を受けることはできないようだ。(無料、127.07 MB)

MacBook Air and MacBook Pro Update 2.0 へのコメントリンク:

GraphicConverter 8.3.1 -- Lemkesoft が GraphicConverter 8.3.1 をリリースし、定評あるこの画像変換および編集ユーティリティに数多くの変更を施した。主なものとしてはアクションメニューやメニューバーにおけるいくつかのインターフェイス調整、ブラウザからファイルを削除する際の確認、ブラウザに IPTC インジケータを表示するオプションなどがある。64-bit 版からの PCD および PICT 書き出しサポートも追加され、ECW ファイルを読み込む機能も追加されたが、Apple の制約によりこの後者の機能は Mac App Store 版では省かれている。PDF が保存の際に保護できるようになり、テキストの回転が可能になり、ムービーからアニメーションへの変換ができるようになり、TIFF ファイルに埋め込まれた lab プロファイルを無視するオプションも加えられた。バグ修正も多数ある。(新規購入 $39.95、バージョン 7.x からは無料アップデート、バージョン 1 から 6 までからのアップグレードは $29.95、150 MB、リリースノート)

GraphicConverter 8.3.1 へのコメントリンク:

VMware Fusion および Fusion Professional 5.0.2 -- VMware が、同社の Fusion およびFusion Professional 仮想化パッケージのバージョン 5.0.2 をリリースし、数多くのバグを修正した。重要な変更点としては、USB 3.0 の安定性の改善、OS X 10.8 Mountain Lion での複数モニタ構成に影響を与えていた問題の修正、Microsoft Office 2013 プレビュー版および Windows 8 のインストールのための改善、ライブラリや Fusion スタートメニュー内容が同期しなくなるバグの解決その他がある。まだ未解決の問題点としては、Mac OS X 10.7.5 の走る一部の Mac Pro システムにおいて仮想マシンのスクリーンが黒くなる問題や、仮想マシンの内部で Windows XP から Windows 8 へ直接アップグレードする際の問題がある。(新規購入 $49.99/99.99、無料アップデート、215.9 MB、リリースノート)

VMware Fusion および Fusion Professional 5.0.2 へのコメントリンク:

LaunchBar 5.4 -- Objective Development が LaunchBar 5.4 をリリースし、この人気あるキーボードランチャーが実行可能なアクションを数多く新たに追加した。例えば、AirDrop でファイルを送る、通知センターでアラートを表示する、Evernote で選択された項目のリンクをコピーする、選択された Mail メッセージの送信元をコピーする、Safari で Top Sites 表示を開く、などのアクションが追加され、さらに電話番号に関する新しいアクションも多数追加された。LaunchBar 5.4 ではまた、LaunchBar が作成したカレンダー項目に対する通知センターのアラートを表示、Evernote 内部で検索、計算機でモジュロ計算を実行、SparkleShare 保存場所をブラウズ、などのこともできるようになった。Retina ディスプレイモデルの MacBook Pro に対する LaunchBar のサポートも改善され、Apple Developer Connection にある書類の索引付けができ、大量のデータのコピーが可能になり、1Password のキーチェーンが探知でき、アプリケーションの索引付けもできるようになった。さらに、細かなバグ修正も今回のアップデートで数多く施された。(新規購入 $35、 TidBITS 会員には 20 パーセント割引、無料アップデート、2.4 MB、 リリースノート)

LaunchBar 5.4 へのコメントリンク:


ExtraBITS、2012 年 11 月 12 日

  文: TidBITS Staff: editors@tidbits.com
  訳: Mark Nagata <nagata@kurims.kyoto-u.ac.jp>

今週は二つだけニュースをお知らせしよう。最新の iPad 各機種がどれほど素晴らしくよく売れたかを伝える Apple からのお決まりの報告と、Macworld の Dan Frakes が iPad mini を詳しく検討した素敵なレビュー記事だ。

Apple、3 日間で 300 万台の iPad を販売 -- Apple が、iPad mini と第四世代 iPad の販売開始後 3 日間で 300 万台の Wi-Fi 専用 iPad を販売したと発表した。この数字は 2012 年 3 月最初の週末に販売された Wi-Fi 専用ユニットの第三世代 iPad の販売台数の二倍にあたる。つまり、Apple は第三世代 iPad の Wi-Fi 専用モデルとセルラーモデルとをそれぞれ 150 万台ずつ販売(合計で 300 万台の第三世代 iPad をその週末に販売)したわけだ。数週間後にセルラーモデルの iPad mini と第四世代 iPad が販売開始されれば、またさらに良い結果が期待されるだろう。

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Dan Frakes の iPad mini レビュー記事が Macworld に -- iPad mini を買おうかどうしようか考えている人たちのために、Dan Frakes が詳細なレビュー記事を Macworld に載せた。これを読めば、情報に裏打ちされた決断ができるだけの詳細が分かるだろう。全体的に、彼はこの新しい iPad に対して非常に肯定的だ。そのフォームファクターと Retina でないディスプレイにも高評価を与えているが、もはや Retina でないディスプレイを持つ機器には戻れないと思う人たちや、本格的な仕事のためには標準型 iPad の大きなスクリーンと高解像度が必須だと考える人たちに対してはこの iPad mini は向いていないと書き添えるのも忘れていない。

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TidBITS ISSN 1090-7017©Copyright 2012 TidBITS: 再使用はCreative Commons ライセンスによります。

Valid XHTML 1.0! , Let iCab smile , Another HTML-lint gateway 日本語版最終更新:2012年 11月 17日 土曜日, S. HOSOKAWA