Macworld Expo San Francisco への無料パスが欲しい?今週号を読み進んで欲しい。同時に、Macworld Tokyo はキャンセルとなったので予定表から削除してもよい。最新の製品リリースの中から、PGP 8.0, Default Folder X 1.6.4, そしてApple からの数多くのアップデートについてお伝えする。しかし何といっても今週号のハイライトは製品比較であり、Dan Frakes が 30 にものぼるいろいろな目に留まるヘッドホンに目を通し、そして Adam は人間工学的な改善をもたらし貴重なデスクスペースを節約してくれる 3 つの優雅なラップトップのスタンドについてレビューする。
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PGP 8.0、Mac OS X へ熱烈歓迎 -- 最近できた PGP Corporation は、今年の初めに Network Associates から暗号化ユーティリティ PGP を買収したが、今度はそれを Mac OS X (10.2.1 かそれ以降) に移植した。基本構成は、PGP 8.0 Personal ($40) と PGP 8.0 Freeware (無償で 5.2 MB のダウンロード) である。我々がテストしたのは後者であるが、これには暗号化されたディスクイメージを作ったり操作したりするための PGP Disk 機能がついていない。しかし、この足りない分は、Apple の Disk Copy である程度補える。さらに、メールクライアントと統合して働くプラグイン機能も欠けているが、PGP の機能はシステムレベルで常に使える状態にあるのでこれはあまり気にならないであろう。Services メニュー(Services メニューが生かされているアプリケーションでは)を使ってテキストを暗号化できるし、PGP アプリケーションが走っているときには PGP アプリケーションの Dock メニューからもできる。Finder 上でコンテクストメニューコマンドを使ってファイルを直接暗号化することもできる。すでに存在する Mac OS 9 のキーリングファイルは認識されるしそのまま使われる。暗号化アルゴリズムには強力な最新の標準である Rijndael と CAST が含まれている。アプリケーションを通してアクセスするインターフェースは、直感的で Mac OS X らしい。例外はファイルの暗号化とクリップボードで、これはなんとも不思議なことに Mail メニューと PGPmail ウィンドウ経由でアクセスすることになる。これらの動作は本質的にメールとは関係ないにもかかわらずである。ドキュメンテーションは総じて良好である。全体として、PGP 8.0 は、ファイルやコミュニケーションを好奇の目から守りたい人たちにとって必要なユーティリティを、素晴らしくクリーンでそして快適なものに仕上げたといえる。[MAN](カメ)
<http://www.pgp.com/display.php?pageID=21>
<http://www.pgp.com/display.php?pageID=83>
<http://www.rijndael.com/>
<http://www.faqs.org/rfcs/rfc2144.html>
Default Folder X 1.6.4 リリースされる -- St. Clair Software は、Mac OS X 下で Open と Save のダイアログを知的に改善するための同社のユーティリティをアップデートした。Default Folder X 1.6.4 では、Dock に対してアイコンを追加するオプションが付き、コンピュータ上どこにいてもこれを Control クリックすることでファイルやフォルダにアクセスできる。Default Folder は、ある種のプログラムではこれを使用不可にするオプションを含み、Java アプリケーションの中でも動作し、多くの性能向上とバグ修正を含んでいる。このアップデートは登録ユーザーには無償で、そして 2.6 MB のダウンロードとなっている。登録するには $35 かかり、Default Folder 3.x for Mac OS 9 からアップグレードするなら $20 である。Power On Software の Action Files (Mac OS X 版は出ていない) の所有者は乗換えアップグレードができ $25 である。[JLC](カメ)
<http://www.stclairsoft.com/DefaultFolderX/>
<http://www.stclairsoft.com/DefaultFolderX/afxgrade.html>
Apple からのアップデート -- 我々が休みを取っている間に、Apple は数々の小さいながらも重要になる可能性をもつアップデートをリリースした。これらすべては、Software Update に現れるはずである。
Mac OS 9 バージョンの iMac (2.3 MB) と Power Mac (2.5 MB) SuperDrive Update が出た。これで新しい 4x DVD-R と 2x DVD-RW に対応できるようになる。もし、SuperDrive 付をお持ちなら、正しいアップデートになっていることを確認されたい。
<http://db.tidbits.com/getbits.acgi?tbart=06969>
<http://db.tidbits.com/getbits.acgi?tbart=06987>
<http://docs.info.apple.com/article.html?artnum=120172>
<http://docs.info.apple.com/article.html?artnum=120170>
また、Power G4 (Mirrored Drive Doors) のための Power Mac G4 Firmware Update 4.4.8 がリリースされている。これで、冷却ファンの動作制御を改善し、そして Mac OS 9 下での高速動作の頻度を減らしている。このファームウェアのアップデートで最も注目すべきは、これを Mac OS X 下でもインストールできることである。こんなことは前には出来なかったし、前に起こったある種の iMac が Jaguar インストーラのお陰で復旧不能になってしまうという結果を導いたあのずさんなエンジニアリングの原因の一つでもあった。
<http://docs.info.apple.com/article.html?artnum=120171>
<http://db.tidbits.com/getbits.acgi?tbart=06973>
<http://db.tidbits.com/getbits.acgi?tlkthrd=1783>
最後に、Security Update 2002-11-21 は BIND に関する脆弱性の可能性を解消している。BIND はドメインネームサーバで Mac OS X と Mac OS X Server に組み込まれてはいるが、動作オンには設定されていない。もしこの BIND を使っていない (あるいはそれが何者か知らない) ならば、この 4.7 MB のセキュリティアップデートは取り立てて重要ではないが、そうかといってインストールして害になるものでもない。[ACE](カメ)
<http://docs.info.apple.com/article.html?artnum=120169>
Macworld Expo の無料パス -- TidBITS の読者で 07-Jan-03 から 10-Jan-03 までの San Francisco での Macworld Expo に参加してみてもいいとお思いの方に対して、 Peachpit Press の我々の友人から展示会場のみ有効の無料パス(通常 $15 から $35)が提供される。このパスを申し込むには(申し込み一件に対して 2 枚のパスが貰えるので、友達と一緒にどうぞ)、氏名と郵送先住所を添えて <macworld@peachpit.com> 宛にメールを出せばよい。このパスは、先着順に提供され、Peachpit では遅くとも 20-Dec-02 迄に申し込みをして欲しいと言っている。ついでに言えば、もしこの厚意を受けて会場に行く人は、ちょっとでいいから Peachpit のブースに寄って感謝の意を伝え、展示本にも手をのばし、 Adam Engst, Jeff Carlson, そして Glenn Fleishman らの著者ともだべっていかれたらいかがだろうか。[ACE](カメ)
<http://www.macworldexpo.com/macworld2003/>
<http://www.peachpit.com/>
Macworld Expo Tokyo 2003 はキャンセル -- 最近の East Coast Macworld Expo 開催をめぐっての Apple と IDG World Expo の間のいざかいの余波のように、MacUser UK の報じるところによると、IDG World Expo は 2003 年の Macworld Expo Tokyo をキャンセルした。どうも、Apple が最初に不参加を決めたのは間違いないようだが、その後を追うように業界の主だった所、Adobe, Macromedia, それに Microsoft が手を引いたらしい。IDG World Expo によれば、これは 2003 年のショーについてだけの判断であり、その先については何も決まっていないという。この動きは、Apple は金のかかるトレードショーよりも 50 の Apple Store のネットワークの方がより役に立つと判断したからだとする理論に一票を投じている。これをさらに進めて、おそらく Apple は自分のコントロール下における一連の Apple Expo トレードショー、例えば Apple Expo in Paris(次回は 2003年9月とだいぶ先である)の方がいいとして、Macworld Expo からの訣別を謀っているのだとうがって見る向きもある。我々の疑問:Macintosh の世界に深く浸透しているコミュニティという意味合いにおいてトレードショーの重要性というのはどれほどなのであろうか?Macworld Expo に実際に参加する Mac ユーザーの数はほんの一握りではあるが、このショーは業界に対しても個人に対しても大事な里程標の役割を提供しており、それに、欠かすことの出来ない個人的なネットワークを築く機会を与えてくれていることは言うまでもない。Apple は(足を踏み外さないよう)注意深く歩むべきである。[ACE](カメ)
<http://db.tidbits.com/getbits.acgi?tbart=06966>
<http://www.pcpro.co.uk/news/news_story.php?id=36100>
文: Adam C. Engst <ace@tidbits.com>
訳: Mark Nagata <nagata@kurims.kyoto-u.ac.jp>
多くの人々にとって、Apple のチタニウム PowerBook G4 の最大の魅力といえば、性能や画面サイズなど、これまでラップトップ機では妥協せざるを得ないと言われ続けてきた事柄を、ほぼ完璧に普通のコンピュータを同じレベルにまで引き上げてくれたことだろう。iBook ですら、メインのコンピュータとして充分使えると感じる人も多い。
しかしながら、これら2つのコンピュータも、たった1つの事柄については、依然として他のほとんどのラップトップ機と同じ問題点を抱えている。それが人間工学の問題だ。ソファーの上や、喫茶店で、あるいは飛行機の機内で使ったりするには、確かに使い心地が良い。けれども、書斎の机の上に置いてみると、ラップトップ機の画面は何とも場違いな高さに来てしまう。問題点の所在は明らかだろう。ラップトップ機というものはキーボードと画面とを一体化したマシンなのだが、一方人間工学の見地から言えば、キーボードは自分のすぐ前の机上にあるべきで、モニタ画面の方は腕を水平に前に延ばした時に指先がモニタの中心を指すような高さに置くのが理想、という要請があるのだ。
(ラップトップ機に関する人間工学的情報については、Cornell 大学の人間工学ウェブページ“5 Tips for Using a Laptop Computer”と、さらに一般的なコンピュータ作業環境についての人間工学的ガイドラインのページとを参照されたい。)
<http://ergo.human.cornell.edu/culaptoptips.html>
<http://ergo.human.cornell.edu/ergoguide.html>
問題点が明らかならば、解決法も明らかだろう。ラップトップ機を少し高い場所に置き、外部キーボードとマウスとを使えばよいのだ。もちろん、何かの箱の上とか本を何冊か積み上げた上とかに iBook や PowerBook を置いて、正しい高さに調節すれば済むことなのだが、それではあまりにもこのエレガントなコンピュータに似つかわしくない不体裁なやり方というものだろうし、下手をすると本体の冷却の妨げになることがあるかも知れない。また、部屋が手狭で机の上で他の仕事もする必要がある場合には、キーボードとマウスを格納しておく場所もどこかに作らねばならないだろう。
いかにしてラップトップ機を人間工学的に正しい高さに持ち上げるか、というこの問題に3つの会社が取り組み、その結果三者三様の、互いに全く異なった答えを出してくれた。Griffin Technologies 社はできるだけコンパクトな外見を選択し、粋なデザインの iCurve を作り出した。The Plasticsmith 社は、フラットパネルの iMac にデザインのヒントを得て Lapvantage Dome を作った。そして、Dexia Design 社の Dexia Rack は、飛行機の製造に使われるのと同じグレードのアルミニウムを使って、TV dinner のトレイと登山用のギアとの中間にも見えるようなスタンドになった。これら3つのラップトップスタンドは、ただ見かけが違うだけでなく、機能の面でも驚くほどの違いを持っている。
私がこれら3つのスタンドをテストした時、もう一つ別の点でのテストも試してみた。それは、立った姿勢で使う時のために普通よりもさらに高い位置にラップトップ機をホールドする、というテストだ。私たちと同じ使い方をする人は少ないのかも知れないが、私たちは古いラップトップ機を固定ポジションで使っている。Tonya のブルーベリー色の iBook は MP3 を居間のステレオに送り、また私たちが自室から離れている時のウェブへのアクセスと、カレンダーやコンタクトデータベースのための Now Up-to-Date & Contact へのアクセスとを提供してくれる。私の古い PowerBook G3 はわが家のメインの外部サーバーで、家中の広域ワイヤレスのインターネット接続の中継もしてくれる。これら2台のラップトップはいつも立ったまま使っているのだが、置いてある棚の位置が低すぎるために、どうも使いづらかったのだ。(特に私は Tonya よりもかなり背が高いので余計に使いづらかった。)
iCurve -- 3種類のスタンドのうちでビジュアルな印象が一番鮮やかに私の目に映ったのは Griffin Technologies 社の iCurve だった。厚さ 1.5 インチ (3.8 cm) という分厚い透明プラスチック製の棒状の単体で、カーブを成した基底部と前方に2本傾斜を付けて突き出したアーム部とでラップトップ機を支えるようになっている。アームの上面には少し粘着性のある摩擦パッドが付いているのでラップトップ機が滑らない。iCurve の幅はちょうど iBook の幅と同じだ。これより幅の広いチタニウム PowerBook G4 はアームの両側に少しずつ飛び出した感じになる。iCurve の前面はおよそ 4 インチ (10.2 cm) の高さで、後面はおよそ 6 インチ (15.2 cm) の高さだ。私の iBook では、これで画面の上端が 15.5 インチ (39.4 cm) の高さ、つまり Apple 製の 17 インチ Studio Display の表示領域の上端とぴったり同じ高さになる。
<http://www.griffintechnology.com/products/icurve/>
透明なプラスチックの材質感と傾斜を付けたデザイン、それに全体の幅の狭さとが相まって、iCurve はまるでそこに存在していないかのようなモダンな印象を与える。特に机の上にスペースの余裕が無いような場合にはうってつけだ。使わない時には外部キーボードやマウスをラップトップ機の下に簡単に仕舞っておくことができる。底面は滑らかなので、机の表面を楽に滑らせることができる。机の上ですぐに動いてしまうのではないかと最初はちょっと心配だったが、ちょっと触っただけでスタンド全体の位置や向きを直せるのでとても具合がいいということにすぐに気が付いた。
iCurve のアーム部は前傾しているので、わが家の固定ポジションのラップトップ機がとても使いやすくなった。この傾斜で、ラップトップ機のキーボードやトラックパッドがより具合のいい角度になったからだ。逆に欠点を言えば、私がテストした試作品ではちょっと弾力があって、キーボードでタイプするとラップトップ機全体が上下にゆらゆらと動くようなところがあった。もっとも、わが家のこの2台のマシンでは、一度に数語以上をタイプするようなことはほとんど無いのだが。Griffin 社の Andrew Green に聞いてみたところでは、発売される製品では試作品よりも固い材質のプラスチックを使っているので、このちょっとした欠点は改善されているとのことだった。
iCurve の価格は $40 で、Griffin Technologies 社または Apple Store から直接購入できる。
Lapvantage Dome -- フラットパネル iMac の半球状の基底部に、短いアルミニウムのアームを取り付け、スクリーンのあった所に水平なプラスチック製のトレイを付けたと思って頂きたい。それが Lapvantage Dome だ。私がテストしたデラックス版の Lapvantage Dome Deluxe は、標準版と違ってアームの長さが可変で、従ってラップトップ機の高さが 4.75 インチ (12.1 cm) から 6.5 インチ (16.5 cm) まで調整できるようになっている。標準版モデルは 5.5 インチ (14.0 cm) の高さに固定されている。どちらを使っても、画面の高さは理想的な高さに近いものになるはずだ。デラックス版の Dome Deluxe では基底部も 360 度回転し、(標準版の基底部は固定式だ)また、上部の台も、艶のある透明アクリルのトレイの下を少し小さな別の不透明プラスチックの部品が支えている。(標準版のトレイはただのプラスチック板だ。)
<http://www.lapvantage.com/dome>
Lapvantage Dome は今回の3種類のスタンドのうちで一番どっしりした印象を与える。半球状の基底部は直径 10 インチ (25.4 cm)、上部のトレイは幅が 13.5 インチ (34.3 cm) で奥行きが 11.25 インチ (28.6 cm) という大きさだからだ。幅がたったの 11.25 インチ (28.6 cm) という小ぶりな私の iBook よりもかなり幅の広いトレイだが、iBook がトレイの下の不透明プラスチック部分の幅をぴったりとカバーしているので、ちょうど透明アクリルの外縁部を持つフラットパネル iMac のスクリーンを思い起こさせる感じになる。チタニウム PowerBook G4 の場合はトレイの表面一杯を占めて置くことになる。Dome は重くはないが、ゴム部品の付いた底面部のおかげでしっかりと支えてくれる。3種類のうちでぐらぐらした感じが一番少なかったのがこの Dome だった。残念なことに、この基底部が邪魔になって、他の2つほどには外部キーボードを台の下側奥に近づけて置くことはできない。
高さが調節できるところは私の気に入ったが、可動幅が 1.75 インチ (4.5 cm) というのはそれほど大きいとは言えない。基底部を簡単に回転させられるのも気に入った。誰かに画面を見てもらう時など、スタンド全体を持ち上げて動かす必要がないのはありがたい。ラップトップの LCD スクリーンでは画面を正面から見ることがとても重要だからだ。
Lapvantage Dome の価格は $50 で、Dome Deluxe だと $80 になる。どちらのモデルも白と黒の2色があり、The Plasticsmith 社に直接注文できる。
Dexia Rack -- iCurve と Dome の2機種は、どちらも純粋に机の上に置いて使うことを前提に設計されている。もちろん Dexia Design 社も机上での使用を考えて Dexia Rack を設計したのだが、ただこれはそこに止まることはしなかった。このスタンドは、ソファーの上でも机の上でと同様に快適に使えるように作られている。
ラップトップ機を支えるために、この Dexia Rack はアルミニウム製の 14 インチ×11 インチ (35.6 cm×27.9 cm) のトレイを使っており、トレイの中央部3分の1ほどは冷却と軽量化のために開放されている。トレイの下部には彫りのある折り畳み式の2本のアルミニウム製の足が付いていて全体を支えている。足を広げた時には2つの足の幅が 20 インチ (50.8 cm) にもなり、机の上で作業する場合にはキーボードをしまっておくのに充分な広さ、椅子やソファー、あるいはベッドの上などでは、大抵の人の両足をまたぐのに充分な幅になっている。足を広げるとトレイの高さは 7 インチ (17.8 cm) で、私の iBook の画面の上端はやはり 16 インチ (40.6 cm) ほど、つまりかなり見やすい高さになる。トレイの下側に2本の細いメタルケーブルがX字形に掛けられていて、2本の足が広がりすぎないように支えている。足を折り畳むと、パチンと気持ち良くスナップしてロックされる。この時は、足は具合良くトレイの下に収まり、持ち運びもたやすい。折り畳んだ時のサイズは、厚さがたったの .75 インチ (1.9 cm) で、重さも 1.5 ポンド (.68 kg) 以下だ。
Dexia Rack は全体幅が非常に広いため、フルサイズのキーボードや両足の太腿も中に収めることができるわけだが、結果としてトレイの幅が大きいので iBook よりもむしろチタニウム PowerBook G4 の方により良く似合ったデザインとも言える。また、Dexia Rack は他の2つよりも机面上に広い場所を必要とする。もっとも実際に机面に触れる面積はごく微少なものなのだが。トレイの表面の両側には段差がついていて底面にゴム部品の無いラップトップ機が滑りにくいようにしてあるが、やはり Radio Shack などでゴムを買ってきて取り付けておいた方が事故を未然に防げるというものだろう。また、Dexia Rack の滑らかなアルミニウム製の足の先にも何もゴム部品が付いていないので、机の上では簡単に滑らせることができ、ソファーやベッドの上ではひっかかったりすることもない。
寒い季節には私も iBook の熱気をありがたく思うが、暑い夏の日には iBook の熱気で足が汗ばんでくるのが私には耐えられない。また、足の上に長い間 iBook を乗せて書き物をしていると、やはりその重量感がこたえる。けれども Dexia Rack があれば、この2つの問題が両方ともきれいに解消される。足から充分離れたところでラップトップ機を支えてくれ、しかも気持ち良くタイプできるのに適した低さに保ってくれるからだ。もちろん人によって体型は異なるので一概には言えないが、私の場合は背筋を立てて座っている姿勢が一番楽に Dexia Rack を使えるように思えた。背中を後ろにもたれた姿勢になればなるほど(特に私はベッドの上でそういう姿勢になりがちなのだが)手首を無理に折り曲げずに腕をキーボードと平行に保つのが難しくなってくる。ただ、私は胴も腕も長いので、他の人はこんな問題を経験していないのかも知れない。
旅先で Dexia Rack を使うのはまだあまり試していないが、このクリスマス休暇か、来月の Macworld Expo かのどちらかには持って行って使ってみようと思う。どんな使い心地か、今から楽しみにしている。旅先では、私はソファーの上やホテルのベッドの上で仕事をすることが多いからだ。(ホテルの部屋の机というものは、もしあったとしても、全然的外れな高さで私の手首に良くないようなものであることが多いのだ。)
Dexia Rack の価格は $45 で、大学の書店やコンピュータ専門店などで売られている。また、メールや電話で Dexia Design に直接注文することもできる。
さて TidBITS の判定は -- これら3種類のスタンドはどれも、あなたのラップトップ機を持ち上げてくれ、キーボードをしまう場所も提供してくれる。ラップトップ機の側面や背面のポートなどへのアクセスを妨げることもない。価格も $40 から $80 までの範囲内だ。Lapvantage Dome Deluxe だけは除外すべきだろうが、どれもある程度あなたの仕事場の環境に左右されやすい。大抵のテーブルや机(例えばわが家のダイニングルームのテーブル)は気持ち良くタイプをするには高さがありすぎる。反対に、私の体に合わせて調整された私の仕事場の机で使うと、画面の高さがちょっと低すぎる位置に来てしまった。
こうした共通の不満はあるものの、これら3種類のラップトップスタンドは皆しっかりと働いてくれ、それぞれに違ったタイプのユーザー向けにアピールするものになっている。$40 の iCurve は3つのうちでもっともフレキシブルさに欠けるのだが、格好の良いデザインが好きな人にとっては超エレガントなものに映るだろうし、コンパクトさを追及したそのアプローチはわが家の固定ポジションのラップトップ機に一番適しているように思えた。The Plasticsmith 社の頑健な Lapvantage Dome Deluxe はちょっと大柄に見えるし価格も $80 と高いが、画面の高さを調節できるのはこれだけだし、3つのうちで一番しっかりした造りになっている。そして、iCurve と Dome はどちらも机の上に置いて使うだけのものだが、折り畳み式の Dexia Rack はあなたのラップトップバッグに入れて旅行に携帯でき、ソファーやホテルのベッドの上であなたの膝の上のラップトップ機を支えてくれる。特に暑い季節など、焼きたてのトーストみたいに熱いラップトップ機と太腿との間に空間を作ってくれるのは何よりありがたい機能だ。
これらのスタンドはどれも、買って後悔することはないだろう。喜んでお勧めできるものだと思う。人間工学的にはひどくお粗末なラップトップ機のデザインに苦しめられずに済む代替方策として、本を積み上げたぐらぐらの山の上にラップトップ機を置いて使うなどという、その場しのぎのやり方をしなくても良いのだから。
PayBITS: このレビュー記事はお役に立ちましたか? Amazon の Honor System で Adam に少額のお金を送って頂けませんか? アカウントは不要です!
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PayBITS の説明 <http://www.tidbits.com/tb-issues/lang/jp/paybits-jp.html>
文: Dan Frakes <dan@frakes.org>
訳: 倉石毅雄 <takeo.kuraishi@attglobal.net>
訳: 細川秀治 <hosoka@ca2.so-net.ne.jp>
昨年の今ごろ書いたように (TidBITS-609の記事“2001年その他雑貨のギフトアイデア” を参照して欲しい)、ヘッドホンはコンピュータの付属品のうちで最も一般的な物の一つだ。iPod にはイヤホンが付いてくるし、DVD を観たり、ゲームや、仕事や遊び中に音楽を楽しむためにヘッドホンを使用する人達は多い。私は常に iBook と共に一つ持ち歩いているし、PowerBook G4 のヘッドホンが常に使用中の友人も多い。
<http://db.tidbits.com/getbits.acgi?tbart=06657>(日本語)2001年その他雑貨のギフトアイデア
しかし、一年前からの、そして将来も変わるとは思えない問題は多くのヘッドホンがガラクタ同然だという点だ。携帯オーディオ機器に付いてくるものは特にそうだが、自分で電気製品店で購入するものでも当てはまる場合がある。アップデートされた iPod のイヤホンですら、改善されてはいるが自慢するほどのものではない。
昨年の記事以来、私が推薦したヘッドホンのいくつかは製造中止となり、いくつかの素晴らしい新モデルがリリースされた(そのため、リストも入れ替わっている)。以下に、携帯性の順に更新した推薦リストをまとめた。もし知り合いでヘッドホンを使用している人がいたら、彼らの音楽/映画/ゲームに見合うだけの物を買ってあげよう。
昨年述べたように、以下に述べたもの“以上の”ヘッドホンは確かに存在する。だが、別途ヘッドホンアンプを使用せずにより良い音を出せるものは少ない。以下には iPod や、PowerBook や Mac のヘッドホンジャックに直接つないで良い音が出るものを推薦している。
[編集局注: この記事を編集するにあたって、私達は多くのヘッドホン製造者の製品の分かりやすい Web ロケーションを見つけられず表示できず、苦労した。フレームページを使用したり、人間には到底読めないデータベース用の URL の使用したりしている場合が非常に多かった。可能な限り、特定の URL を提供した。それがない場合は、会社の主 Web サイトへ行けばモデルのいくつかは見つけられる。- Jeff]
<http://www.etymotic.com/>
<http://www.sonystyle.com/>
<http://www.koss.com/>
<http://www.beyerdynamic.com/product.html>
<http://www.gradolabs.com/>
イヤホン -- これらは iPod のイヤホン同様、耳の中に入れる。
Sennheiser MX 500 ($17): 典型的なイヤホンの中では一番万能とされており、しかも一番安い。
<http://www.sennheiser.com/sennheiser/icm_eng.nsf/root/products_headphones_portables_04854>
Sony MDR-E888 ($70): Sony の最高のイヤホン。MX 500 ほどバランスが取れてはいないが、それでもかなり良い。残念ながら、値段は四倍だが。
密閉型インナーイヤータイプヘッドホン -- これらは“耳栓”をして外の音を遮断し、旅行に最適だ。どうやって最良にはめるか、しっかり説明書を読もう。
Etymotic ER-4P ($260): ずば抜けて優れもののイヤホン/インナーイヤーヘッドホンで、世界中でも最高なヘッドホンの一つと断定しても良い。ER-4P は外耳道にはまり、店頭で入手可能などんな外音キャンセル式ヘッドホンよりも遥かに高い遮音性 (-28 dB) と良い音を可能にする。究極の旅行用ヘッドホンと言える。(値段以外の)一番の難点は耳に物を、それも奥深くまで入れることを嫌と思う人がいることだろうか。
Etymotic ER-6 ($130): ER-4P の“廉価”版だ。(特に低音においては)そこまで音が良くなく、まだ遮音性も若干劣る (-20 dB) が、それでも十分優れているし、値段は半分だけだ。
Sony MDR-EX70 ($60): 私はこの手のヘッドホンは好きではない。ここで述べた他のヘッドホンに比べて音は一段下だ。しかし、Etymotics 以外に勧められる“廉価”なインナーイヤーヘッドホンとしてはこれしかない。また、低音が大きい方が好きであれば、これに満足できるだろう。
耳かけ式 -- 典型的なヘッドホンのようにヘッドバンドを使用する代りに、これらのヘッドホンのスピーカはそれぞれの耳にぶら下がる。耳かけ式の多くは付け心地が良く、髪を乱さない。
Koss KSC-35 ($30): KSC-35 は正式には製造中止になっているが、あまりにも良いバーゲンなので、ここで述べないわけにはいかない。今でも Circuit City などの店頭や Web 上で見つけられる。小さくて軽量で付け心地が良く、$100 以下では最高の音だ。運動やアクティブな使用では最高で、ヘッドホンの中でも一番のバーゲンだろう。この種類のヘッドホンが欲しいのなら探す価値はあるだろう。
Koss KSC-50 ($20): KSC-35 の新型も非常に良いが、残念ながら、オリジナルには及ばない。しかし、$20 の値段は捨て難い。
Audio-Technica ATH-EM7 ($75): この耳かけ式は“イメージ”を意識する人達の間で大人気だ。音ではなく、そのクールな外見のためだ。誤解のないよう断っておくが、音は悪くない。値段相応の価値がないだけだ。もし iPod に合わせてハイテクな外見のヘッドホンが欲しいのなら、これがぴったりだ。
軽量ヘッドホン -- 典型的な頭の上からはめるヘッドホンは金属やプラスチックのヘッドバンドを使用している。ここでは市場のヘッドホンに比べて遥かに良いスピーカを使用している携帯ヘッドホンの幅広い品揃えがある Koss が未だにリーダだ。しかし最近、Sennheiser が優れた軽量/携帯ヘッドホンのラインをリリースし、ようやく Koss の競合相手になってきた。
Koss PortaPro ($40): 付け心地が調整可能なグリップがついた典型的なヘッドバンド。
Koss KSC-55 ($15-$20): 頭/首の後ろにまわる“ストリートスタイル”のヘッドバンド。
Koss SportaPro ($20): 頭の上か首の後ろへまわせる調整可能なヘッドバンド。
Koss KTXPRO1 ($19): いつかは登場するのは目に見えていた。“iMac”フルーツ色のヘッドバンド。
Sennheiser PX 100 ($50): 眼鏡のように折り畳めるクールな携帯ヘッドホン。
<http://www.sennheiser.com/sennheiser/icm_eng.nsf/root/products_headphones_portables_05206>
Sennheiser PX 200 ($60): PX 100 の“クローズド”版。つまり、それぞれの耳を覆って外音をある程度防げる。
<http://www.sennheiser.com/sennheiser/icm_eng.nsf/root/products_headphones_portables_05207>
密閉型フルサイズ -- これらのヘッドホンは耳を覆うか耳にかぶさって外部からの雑音をある程度遮蔽する。旅行や騒々しい所で使用するのに向いている。またこの遮音性は他人に迷惑を掛けずに音楽を楽しむことができる。
Beyerdynamic DT250-80 ($150):おそらく携帯音源と組み合わせることのできる従来型の密閉型ヘッドホンで最高。快適で素晴らしいサウンド。
Sony MDR-V6 ($70): とても快適、旅行用に折り畳むことができ、タンクのようにがっしりしている。この V6 はスタジオモニターヘンドホン、つまり音質はとても分析的だ (細部が明瞭だが、しばらく聴いた後で音疲れするという人もいる)。V6 は、これより $40-$50 高めに売られている "pro" 系列の MDR-7506 と同等品だが 、MDR-V600 とは全く異なっている。MDR-V600 はお世辞にも良いとは言えない。
Sennheiser HD 280 Pro ($100):Sony MDR-V6 と同様、旅行用に折り畳みのできるスタジオモニターヘッドホン。V6 のような迫力の低音レスポンスはないが、280 Pro は先に述べた Etymotics を除いて、どれよりも遮音性の良いヘッドホンだ。
Sennheiser HD 212 Pro ($50): Sennheiser は彼らが作るヘッドホンの造作品質に金をかけていないのは明らかだが、とりわけ価格の割に音が良い。もしあなたが低音好みならキマリだ。
<http://www.sennheiser.com/sennheiser/icm_eng.nsf/root/products_headphones_dj_05180>
Beyerdynamic DT231 ($90):上記 2つの Sennheiser モデルの中間に位置する、もうひとつのお薦め密閉型ヘッドホン。
開放型フルサイズ -- 騒音を遮ることはできないし、前述の軽量モデルよりも嵩張るが、しかし、家の中で聴くには最高だ。
Grado SR-60 ($70) または SR-80 ($90):並外れて最も快適なヘッドホンというわけではないが、価格の割に素晴らしい音がする。SR-80 はハイエンドヘッドホンの普及版で、SR-60 もそれほど劣らない。( Grado は $40 モデルの SR-40も作っているが、SR-60 はそれにもう $20 払っておつりの価値がある。)
Sennheiser HD 497 ($60):去年は HD 495を推薦したが、それには専用アンプが必要であると注記した。その後 Sennheiser は優秀な HD 497をリリースし、それは iPod やコンピュータに直接接続して素晴らしくよく鳴る。上記 212 Pro と同様 Sennheiser は造作品質で賞を獲得することはないだろうが、あなたは素晴らしい音響のヘッドホンを獲得できるだろう。かなり快適だ。
ノイズ キャンセル型 -- これらの小型装置は限られた周波数帯で外部雑音を「相殺する」プロセッサを持っている。今年まで私は、この類いのどのヘッドホンも他人に勧めることはしなかった。ノイズ キャンセル技術はまだ昔ながらの遮音 (上述の Etymotics を参照) に敵う相手ではなかった。そして市場に出ているほとんどすべてのモデルは、ノイズ キャンセル回路で音響品質を犠牲にしたので、あなたにはかなり貧弱な音しか残らなかった。今年はついに、言及に値するひとつのノイズ キャンセル型ヘッドホンが出た。そしてそれはアメリカで全ての雑誌に広告を載せている期待外れだが高価な Bose 製品の半値だ。
Sennheiser PXC 250 ($150):上述の PX 200 と事実上同じだがノイズ キャンセル回路の付属するヘッドホン。軽量で快適、そしてあなたがインナーイヤー型がお好みでないなら旅行用の好適ソリューション。
<http://www.sennheiser.com/sennheiser/icm_eng.nsf/root/press_releases_pxc250>
ワイヤレス -- ワイヤレスシステムを家の中で使用すると、音源やコンピュータにケーブルで拘束されないで、動き回ることができる。ノイズキャンセル型ヘッドホンと同様、私はそれらを他人に勧めるのは困難で、安価な有線ヘッドホンと較べても、ただもう惨い音だった。しかしながら、若干の立派なシステムが登場し、完璧ではないにしても、音質を高く評価する人たちにワイヤレスを有望な選択肢にした。
Amphony H1000 ($130:デジタル無線周波数技術使用) 市場に出ている最も安価なワイヤレスシステムのひとつだが、デジタルと RF 技術を結合した新しい技術を使用して最高の音質を得ている。また非常に快適だ。ワイヤレスネットワークユーザのための警告: Amphony システムは2.4 gHz 802.11b (AirPort、日本名は AirMac) 無線プロトコルに極めて近接した周波数セットを使用しており、両者はうまく共存できない。Amphony はこの問題を避ける新しいバージョンに取り組んでいるようだ。
Freespan xdream ($200:赤外の技術使用) もうひとつの佳い音がして快適なワイヤレスシステム。この xdream は RF ではなくて赤外線技術を使っている。難点はあなた自身と送信機の間に遮るものが有ってはならないことだ。利点は RF 妨害 (最近の大部分の家庭で大きな問題) が無いことだ。
どこで買うか? 合衆国なら言及したヘッドホンの大部分は HeadRoom や GoodCans のようなヘッドホン専門の優良店舗で見付けることができる。 Koss や Sennheiser モデルの若干は大型家電量販店にもある。Sony V6 ヘッドホンは滅多に見付けることができないが DJ Mart はそれを扱っている僅かな店のひとつだ。
<http://www.headphone.com/>
<http://www.goodcans.com/>
<http://www.djmart.com/>
音質があなたの第一目標でなく、ヘッドホンお洒落で最新のものを探しているなら、Audio Cubes と MiniDisco はどちらも様々な「音質よりもスタイル」モデルを扱っている (上述の ATH-EM7 は Audio Cubes から購入できる)。
<http://www.audiocubes.com/>
<http://www.minidisco.com/>
最後に、もしあなたがヘッドホンオーディオについてもっと研究したい、あるいは語りたいと思っているなら、Head-Fi や HeadWize をチェックしよう。
<http://www.head-fi.org/>
<http://www.headwize.com/>
非営利、非商用の出版物およびウェブサイトは、フルクレジットを明記すれば記事を転載またはウェブページにリンクすることが できます。それ以外の場合はお問い合わせ下さい。記事が正確であることの保証はありませ ん。書名、製品名および会社名は、それぞれ該当する権利者の登録商標または権利です。TidBITS ISSN 1090-7017
, , 日本語版最終更新:2005年 12月 26日 月曜日, S. HOSOKAWA