TidBITS: Apple News for the Rest of Us  TidBITS#689/21-Jul-03

これが東海岸での Macworld Expo の終焉だろうか? Adam がニューヨークから戻り、ショーの規模や雰囲気について、そしてお勧め製品のリストについて報告する。また TidBITS 翻訳者の Walter Van Lerberghe を追悼する。それ以外のニュースでは、Apple がセキュリティのアップデートを掲示し、第三四半期に 1900 万ドルの利益をあげ、Dantz がいくつかの PowerBook G4 機種の光学ドライブ用のファームウェアのアップデートを提供し、Netscape が開発者達を解雇し、そして iData Pro X が Casady & Greene から生き延びる。

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MailBITS/21-Jul-03

Apple が第三四半期に 1900 万ドルの利益をあげる -- Apple Computer が 2003 の会計上の第三四半期に 1900 万ドルの利益をあげたと発表した。三ヶ月間で 771,000 台の Mac を発売した。前四半期に Apple が売った数に比べて 60,000 台の増加だ。iMac や iBook の販売台数は少々上がったものの、PowerBook と Power Macintosh の販売台数は低下した (後者は未だに発送になっていない Power Mac G5 モデルと、噂されている 15-インチのアルミ PowerBook G4 待ちの為と思われる)。海外での販売が四半期の収入の 39 パーセントだけで、利ざやがまだ十分に健康的な数である 27.7 パーセントに下がった。Apple は現金と短期投資で 45 億ドルの当座資金があり、第四四半期には売上と収入が増加するものと見ている。 [GD] (倉石)

<http://www.apple.com/pr/library/2003/jul/16results.html>
<http://db.tidbits.com/getbits.acgi?tbart=07241>
(日本語) <http://www.tidbits.com/tb-issues/lang/jp/TidBITS-jp-685.html#lnk2>

過ぎ去りし Netscape にとどめが刺される -- 先月の AOL の Microsoft との 7.5 億ドルの和解と技術合意を受けて、AOL はその Netscape Communications 子会社の 50 人の従業員を解雇し、同時に Mozilla 商標、特許、そして 200 万ドルを Mozilla Foundation に寄付したと発表した。後者はオープンソースの Mozilla プロジェクトを管理するための財団だ。AOL はこの解雇は Netscape 子会社の前従業員の一割に満たないと主張している。だが、彼らが無視しているのはこの人員は Netscape 開発チームの全員に相当するという点だ。AOL は Netscape ブラウザやポータルサイトを維持すると述べている (そして Netscape のブランド名を活かす方法を探していると主張している) が、今後 Netscape ソフトウェアにアップデート、バグ修理、しくは開発が何も行なわれないのは、もはやほとんど確実だろう。Netscape ブラウザが占めている市場の小ささを考えるとあまり意味無いかもしれない。Netscape のソフトウェア開発要員は Mozilla Foundation で新しい職場を見つけるかもしれない。これは Mozilla や Firebird プロジェクト (そしてその延長線で Mac OS X 用の Camino ブラウザにとって) 良い知らせかもしれない。 [GD] (倉石)

<http://www.mozilla.org/>
<http://www.mozillafoundation.org/press/mozilla-foundation.html>
<http://db.tidbits.com/getbits.acgi?tbart=07196>
(日本語) <http://www.tidbits.com/tb-issues/lang/jp/TidBITS-jp-682.html#lnk1>

Security Update が Screen Effects 問題を修正 -- Apple が Security Update 2003-07-14 をリリースした。これは Screen Effects スクリーンセーバを走らせている Mac を起こす時に使用するパスワードに関連した保安上の問題を修正する。このアップデートは Mac OS X 10.2.6 を必要とし、パスワードのプロンプトが表示された際に未承認のユーザがコンピュータへアクセスを得られる状況を直す。Apple はアップデートを 1.7 MB の独立したダウンロードとして掲示し、また Software Update からも入手可能にした。 [JLC] (倉石)

<http://docs.info.apple.com/article.html?artnum=120232>

iData Pro X 試用の機会 -- もし私達の iData Pro X のリビューで関心が沸いてソフトを自分でも試してみたいと思ったのなら、今こそその機会だ ( TidBITS-675 の“デジタル下駄箱: iData Pro X 1.0.5”を参照)。先日の (TidBITS-686 で取り上げた) Casady and Greene の閉店のため、iData Pro の開発者である Mike Wright の販売ルートが無くなってしまった。詳細を詰めている間、彼はデモ版の試用期限を 2003 年 12 月 31 日まで延ばした。もし iData Pro X を六ヶ月間、それも無料で、試して見たかったら、彼のサイトから 1 MB のデモをダウンロードしよう。 [MAN] (倉石)

<http://db.tidbits.com/getbits.acgi?tbart=07145>
(日本語) <http://www.tidbits.com/tb-issues/lang/jp/TidBITS-jp-675.html#lnk5>
<http://db.tidbits.com/getbits.acgi?tbart=07247>
(日本語) <http://www.tidbits.com/tb-issues/lang/jp/TidBITS-jp-686.html#lnk1>
<http://www.coastalfog.net/idata/idata_main.html>

Dantz が光学ドライブのファームウェアのアップデートを提供 -- もし旧型の Combo や SuperDrive を備えた Titanium PowerBook G4 を所有していて、Retrospect を使用してデータを CD や DVD へバックアップしていたのなら、最近 Dantz がリリースしたファームウェアのアップデータが必要となるかもしれない。ファームウェアアップデータは 2003 年の一月以前にインストールされた Matsushita 製光学ドライブで働く。ドライブのファームウェアのバージョンを確認するには Apple System Profiler を起動し、Devices and Volumes タブへ切り替え、Bus 項目の下をチェックする。Dantz の Web ページの指示を読んで完全な詳細を入手しよう。 [JLC] (倉石)

<http://www.dantz.com/index.php3?SCREEN=kbase&ACTION=KBASE&id=28020>


Walter Van Lerberghe を偲んで

文: Adam C. Engst <[email protected]>
訳: Mark Nagata <nagata@kurims.kyoto-u.ac.jp>

強いコミュニティーを作り上げてそこに参加していくことの中にも、欠点はある。それは、メンバーの一人が死去した時に、否応無しに悲しみを味わい喪失感に苦しめられなければならないということだ。私たちの間にも、先週それが訪れた。TidBITS のオランダ語翻訳を作ってくれているボランティアのチームの中心メンバーの一人、Walter Van Lerberghe が死去したのだ。7年前、Walter は初め TidBITS のフランス語訳のチームに加わった。その後間もなく、彼はオランダ語版のスタートとその管理に尽力し、それからオランダ語チームの一員として活躍してくれた。近年になって、彼が健康を害した後も引き続き活躍を続けてくれたのだ。Walter の死の詳しい状況はわからないが、少し前から彼は病院に入院していたということだ。7 月 6 日に、彼はチームのメンバーたちにあてて、TidBITS の翻訳を再開できるようになったら知らせると伝えていたのだが、結局それが彼から私たちにあてての最後のメッセージになってしまった。Walter の逝去をお悔やみするとともに、オランダ語版翻訳への彼の尽力と、旅行の度に彼が送ってくれた数々の絵葉書を懐かしく思う。彼は 68 歳だった。

Walter の跡をそのまま置き換えることは誰にもできないが、オランダ語版翻訳チームも、また長らく活躍してくれているフランス語版、ドイツ語版、そして日本語版の各翻訳チームも、それぞれにあと何人かずつのボランティアの翻訳者を獲得したいと希望している。TidBITS をオランダ語、フランス語、ドイツ語、あるいは日本語に翻訳している Macintosh ファンたちのグループに、自分も加わってみようかと思って下さる方は、どうぞ下記のページでそれぞれの情報を読んで頂きたい。そしてもちろん、もしもあなたがこれら以外の国語への翻訳を開始(または再開)してみようかという志を持って下さるなら、どうか私あてに直接ご連絡頂きたい。特に、ブラジリアン・ポルトガル語への翻訳については再開できそうな態勢が整いつつあるようだ。


Macworld Expo New York 2003: 中身は濃厚

文: Adam C. Engst <[email protected]>
訳: Mark Nagata <nagata@kurims.kyoto-u.ac.jp>

“で、今回のショウをどう思う?”

この言葉を、あともう一度でも誰かに聞かれていたら、私はきっと叫び出していたに違いない。今回のニューヨーク市での Macworld Expo の雰囲気には、何となくカウンセリングか集団療法の会場のような感じが付きまとっていて、他のみんながどう感じているかを誰もが探り合っている気配に満ち溢れていた。というわけで、私が今回のショウをどう思ったかを語る前に、いくつかの事実と、それに対する見解とをまず述べておきたいと思う。

まず第一に、確かに、ショウのフロア面積は過去数年間に比べて半分以下であり、普段使われている2つの洞穴形のホールのうちの1つだけしか使っていなかった。その1つでさえ、使い切ったとはとうてい言えないありさまだった。これはカーテンの隙間を覗き込んで見ればすぐにわかった。(オズの魔法使いの有名なセリフ、「カーテンの後ろのスペースは気にしちゃダメ!」に敬意を払うべきだったのだが。)ショウの初日にいろいろの人々から今回のショウをどう思うかと聞かれて、キーノートに引き続いて何時間もぶっ続けにプレゼンテーションやミーティングなどに出席しっぱなしだった私は、こう答えたものだ。「さあ、まだわからないよ。だって、僕はまだ、ショウのフロアを全然見ていないので...[ここでちょっと周りを見渡して]オッケー、これで全部見たから...。」残念なことに、第2のホールへの視野を遮る工夫が十分になされていなかったことも、今年のショウの規模の小ささを強調してしまっていた。

また、出展者の数も例年よりぐっと少なく、そのことは誰の目にも痛いほど明らかだった。特に大規模なブースの数の少なさが目立った。Apple の大きなブース、また Canon や Epson、それに Hewlett-Packard の各社の大きめのサイズのブース、という存在が無かったとしたら、もっともっとカーテンを閉め切らなければならない羽目に陥っていたことだろう。実は、出展する会社の数は最後の間際になってブース区画の売り尽くしセールのおかげで急に増えたのだ。そのために、展示会場のブースを借り切る料金には普通ならばとても手が出ないというような会社がいくつも出展できるようになった。それでも、全体的に出展者の数が少なかったという事実は、多くの参加者が3日間の予定を切り上げて早めに帰ってしまったということを意味していた。

それと同時に、参加者(観衆)の数も、明らかに例年よりずっと少なかった。会場の廊下は全般に混んでいたが、これは出展用のホールが1つしかなくて、狭いスペースは少人数でもいっぱいになるということなのだろう。ショウのフロアを狭いスペースに区切ることでショウのエネルギーが高く保たれ、さらに IDG World Expo はカンファレンスの部屋も狭めに設定することで出席者の少なさを気付かれにくくするという工夫をしていたようだ。私の iPhoto セッションは立ち席専用の部屋だったが、例年よりも部屋が狭かったと思う。Macworld 前夜恒例の TidBITS Ice Cream Social も今年は人の数が少なかったし、参加者の少なさを私が一番痛感したのはキーノートで、Apple の Greg“Joz”Joswiak が勇猛にも Steve Jobs の代役を務めて語り始めた時に、メディア人の連中を特別の区画に囲い込む必要も、他の聴衆が押し寄せるのを防ぐための人垣を作る必要も、まったく無かったのだから。

誰もが、そう、一人の例外も無くすべての人が、ショウのフロアが小さくなって出展者の数も減ったことに触れていた。冗談好きの私は、この状況を、映画“Spinal Tap”の一場面に例えてこう冷やかしたものだ。映画の中ですっかり落ち目になったバンドが、人形劇よりも低ランクにされたところで一節歌ったのを真似して、「一人の人に言ったことは / 千人の人に同じこと言う ... 昔は‘Macworld Expo’/ 今や‘人形劇’」と。この日、私は機転の冴えた冗談を思い付いたことに得意になって、ある友人を相手に初めてこれを口にしたのだが、その時横にいて彼と一緒に話をしていた人は、実は IDG World Expo 社の営業の人だったのだ! ... さあ、口を開けて、足を突っ込んで、シャンプー、リンス、はい、繰り返し...

で、ショウは完全な失敗だったわけだ、ね? いや、とんでもない!

私は多くの出展者たちに聞いてみたが、彼らの返答はほとんど例外なしに、ブースに立ち寄って彼らの製品について質問をしてくれる人々の数の多さに満足している、あるいは最高に感激しているというものだった。フロアで製品を販売している各社では売り上げが去年よりも減ったようだったが、それは観衆の数の減少に見合ったものか、あるいは予想よりは十分上回ったものだったという。

人々が口々に語る感想のうちからショウのフロアが小さいという話を差し引くとしたら、実際みんな、今回の会場で経験したことは全般に満足しているという感想を漏らしていたのだ。私自身、たくさんの会社の出展したものの中からいくつもの興味深い製品を見い出すことができたし、ましてや本物の「クリエイティブなプロフェッショナル」のあなたなら、さらにもっとおもしろい製品に出会ったことだろう。

観衆の側も出展者の側も、おそらくどちらも開催前の時点での期待度は低かったことは間違いないだろう。だからこそ、実際にショウを経験しての感触がたやすくそれを超えることができたのだ。ある意味では、これは残念なことだ。もしも IDG World Expo があのようにパニックに陥って、なし崩しにショウの名前を変更するような行動に出ることがなかったとしたら、もっと多数の出展者と、もっと幅広い層からの参加者とが実現したことは容易に予想できたはずだ。何も、Steve Jobs の帰還以後ですらも、何十もの新製品発表を含んだ Apple のキーノートだけが Macworld Expo のすべてだった訳でもない。もしも IDG World Expo が従来の路線を守ってさえいたら、Apple 抜きでも、きっともっと大規模なショウが実現できていただろう。

それならば、Steve Jobs のキーノートもなく、Apple からの大きな発表もなく、さらには Microsoft(今回はバナーだけの出展だった)や Adobe(階下のいくつかの部屋でプレゼンテーションはしていたようだったが)や Quark(フィーチャー・プレゼンテーションを1回だけした)などのブースもなしに、いったいどうして今回の Macworld Expo が、良いショウとなることができたのだろうか? その答えは、Dr. Seuss の子供向けの本、How The Grinch Stole Christmas が、ありありと示してくれているのだと思う。Macworld Expo は、何もそういう物質的な事柄のためだけにあるのではなくて、本当は何か他のもの、何か、もう少し実用性からは離れたことに基づいて成功をおさめているのではないだろうか。あるいはこれは、眠らない街で早朝の時間を過ごしすぎてぼうっとなってしまった私の頭が描き出した妄想に過ぎないのかも知れない。でも、実際に出展者たちが満足し、観衆たちも(早く会場を後にしたとは言え)満足して帰ったのだとしたら、あとに残るのは IDG World Expo のみ、私の想像するところ彼らの満足度は収益金額だけに純粋に依存するのだろう。そして、収益金額が公表されるとは思えないのだから。

<http://www.amazon.com/exec/obidos/ASIN/0394800796/tidbitselectro00/ref=nosim/>
(日本語)<http://www.vigs.com/movie/note/note0735.htm>

Macworld は何処へ? -- 結局、問題は Macworld Expo の将来はどうなるのか、少なくとも東海岸のショウの行く末は、という疑問に落ち着く。正直なところ、私にはその答えはまったく見えない。IDG World Expo も、ショウの看板では何も公表していなかった。彼らのウェブサイトでは、依然として次回の Macworld は Boston で 2004 年 7 月 12 日から開催されると書かれているが、今回ショウの会場では、その予定が駄目になるだろうという噂がいろいろと流れていた。私には、いくつかの可能性が見て取れる。

<http://www.macworldexpo.com/macworld2003/V40/index.cvn?id=10231>

<http://db.tidbits.com/getbits.acgi?tbart=04976>

いずれにしても、我々としては IDG World Expo がどのような方針を打ち出すのかを、ただ息を殺して待つしかない。可能性はあまりないとは思うが、仮に IDG World Expo が現状の単一主義的なショウを放棄して、より小規模の、地域に密着したショウに転身し、それぞれの地方のユーザーや会社にとって魅力的なものを目指してくれるならばとてもおもしろいと思う。以前、Los Angeles Macintosh User Group はこの線での趣旨に基づいて1日のみのイベントを実行していたことがあるし、Mac Mania のクルーズもアプローチの方法としてはそう遠いものとは言えないだろう。そうした種類のショウは確かに分厚い札束をもたらしてはくれないかも知れないが、私の感じでは、どっちみち分厚い札束なんてどこにも転がってはいないという気がするのだ。

PayBITS: Adam は Macworld に参加するため4日と数百ドルを費やしました。もしもあなたの出費の肩代りになったなら、PayBITS で感謝の意を示しましょう!
<https://www.paypal.com/xclick/business=ace%40tidbits.com>
PayBITS の説明 <http://www.tidbits.com/tb-issues/lang/jp/paybits-jp.html>


Macworld Expo New York 2003 での優れもの

文: Adam C. Engst <[email protected]>
訳: 亀岡孝仁 <takkameoka@earthlink.net>
訳: Mark Nagata <nagata@kurims.kyoto-u.ac.jp>
訳: 佐藤浩一 <koichis@anet.ne.jp>

展示者も参加者も少なかったが、新しいそして興味を引く製品や催しに関していえば、今回の Macworld Expo は全く期待を裏切らなかった。以下が今回のショーで私が選んだものである。

非-Apple ベスト iApp -- Smile Software の Greg Scown は Apple がファックス機能を Mac OS X 10.3 Panther に取り込むことにめげてはいず、彼の好評のファックスユーティリティ PageSender の名声にただ甘んじてもいない。彼は OnMyMac, LLC のデザイナー Philip Goward と共に、Disclabel を創り出した。これは Mac OS X 用の優雅なアプリケーションで、CD や DVD 用のラベル(ケースに入れる挿入紙も)をデザインし印刷する手助けをしてくれる。iApp 風のインターフェースを持ち、Disclabel は iTunes を使ってプレイリストからトラック情報を引き出し、iPhoto を使って自分の写真を背景に持っていける。Disclabel は更に、ディスクラベル作りを完全に自動化するための AppleScript もサポートしている。通常市販されているラベル用紙すべてのための多くのテンプレートをサポートしており、更に CD や DVD に直接印刷できる Epson プリンタにも使える。もし、あなた自身 CD や DVD 創りに力を注いでいるならば、もう一歩進んで Disclabel もトライしてみる必要がある。Disclabel は $30 である。2.9 MB ダウンロードのデモ版もあるが、印刷したラベルには透かしが入り新しいテンプレートを共有したりダウンロードしたり出来ない。

<http://www.disclabel.com/>
<http://www.smilesoftware.com/pagesender.html>

もし Disclabel の考え方が気に入った人は、もう一つ BeLight Software からの Business Card Composer も見てみるべきである。この会社は、ConceptDraw を創りだした人たちのうちの数人で起こした新しいウクライナの会社である。Disclabel のように Business Card Composer は名刺をデザインし印刷するための明快なインターフェースを提供している。デザインには殆んど素人の私ですら、これを使って見栄えの良い名刺をあっという間に作り上げる事が出来た。Business Card Composer は Mac OS X を必要とし $40 で 6.2 MB のダウンロードとなっている。

<http://www.belightsoft.com/composer/>

ベスト有線秘書 -- あなたの電話を受けてくれる個人秘書などもてるはずがない?我々とて同様だが、Parliant の PhoneValet はそんな仕事の殆んどをこなしてくれしかも格段に安い。PhoneValet はハードウェアとソフトウェアとを合わせた USB デバイスで、これ経由で Mac を電話線に接続する。一旦設定が完了すれば、発信者 ID 機能を利用し特別な Mac OS X ソフトウェアを使って誰が電話をかけてきたのかを告げ、報告書や課金のために着信と発信の記録を取り、あなたの Mac からの音声命令で電話をかける作業をあなたに代わってしてくれる。そして、スクリプト化もできるので、着信でカスタムのアクションを起動させることもできる。PhoneValet は通常のアナログ電話回線で使え(かつ複数ラインにも対応)、1 回線用は $130 で、更なる追加回線用のハードウェアは 1 回線当り $90 の追加となる。

<http://www.phonevalet.com/>

笑顔のこぼれる USB ラジオ -- まだ出荷は始まっていないのだが、Griffin Technology の RadioSHARK は見た途端私の気を引いた。これはフカヒレ形をした AM/FM ラジオで USB 経由で接続(そして給電)され、受信した信号を Mac のスピーカを使って出力し、更にその音声をハードディスクに保存できるオプションがついている。何といってもかっこいいのは全てのコントロールはソフトウェアから行なわれることで、ラジオショーをその時間に合わせて録音するようにもセットできる - つまりラジオ用 TiVo である!(実際の所、ラジオ版 El Gato の EyeTV に近いが、ローカルラジオ局の番組ガイドは付いていないから VCR をプログラムするようにプログラムする必要がある。)RadioSHARK はインターネットのストリームオーディオを受信するのにも対応しているので、ラジオを iPod に移してどこにいようがオンディマンドで聞くという完璧なソリューションを持てることになる。RadioSHARK を $50 で今から予約注文をすることが出来る;Griffin によれば数ヶ月のうちには出荷できるという。

<http://www.griffintechnology.com/products/radioshark/>
<http://www.elgato.com/eyeTV/>

これを回せ! ATI が Radeon 9800 Pro という過激な新しいビデオカードを出してきた。ビデオに関する仕様をずらっと並べている。並列パイプライン、32 ビット/チャネル・レンダリング、10 ビット/チャネル・デュアルインテグレート DAC、等々。でもこのビデオカードの特長はスクリーン上にあるものをどちらの方向にでも 90度回転させることが出来る事である。もし何らかの理由で、逆立ちしながら Web をブラウズしなければいけないような場合のためには 180度回転もできる。でも、90度回転させるというのはカッコいい - Apple のモニタは全部ワイドスクリーンのビデオに最適であるが、もし何らかの理由で縦長のビデオを欲しい場合はどうだろう?その場合、このビデオカードを Mac に挿入し、Apple Studio か Cinema Display を Innovative Office Products から出されているモニタスタンド StudioLift か CinemaLift に取りつけて、実物のモニタとバーチャルデスクトップの両方を回転させてやればいい。この Radeon 9800 Pro は $400 か $500 するが、Mac OS X の Quartz ディスプレイ技術と一緒になってあらゆる変換を瞬時にこなしてしまう。それで例をあげれば、Mac は単純に 1600x1200 のモニタではなく 1200x1600 のモニタがついていると思い込んでしまう。

<http://mirror.ati.com/products/radeon9800/radeon9800pro/>
<http://www.lcdarms.com/LCDarms/7506.html>

最もハーモニーの取れたリモコン -- もし皆さんが私のようであれば、リモコンをお持ちであろう、テレビ用、TiVo 用、VCR 用、ケーブルボックス用、そしてその他にも誰ぞ知る。これら全ては他の機器もコントロールできると称しているが、私の経験からすると、それぞれに少なくとも一つはそれでなければ出来ないような機能があって結局は全部を手元に置く結果となってしまう。乱雑さよりもたちが悪いのは、あるオーディオ・ビジュアルの操作をどうやってやるかを全家族に対して説明しようとする時の混乱である:“ビデオテープをかけるには、テレビのチャネルをこのリモコンで 4 にして、Line 1 入力に切り替えて、それから VCR のリモコンをいつもやるように使えばいいのさ。わかった?”この様な状況から救い出すため Intrigue Technologies は、真にユニバーサルなだけでなくコンピュータに長けたユーザーの真のニーズと願望にこたえるリモコンを出してきた。Harmony SST-768 リモコンは、ある仕事をするのに必要な一連の操作を覚えさせることが出来るという意味でプログラマブルである。つまり、ホームシアターのためのマクロの話をしているのである。

小さな LCD と操作ホイールとが主たるインターフェースとなっていて、それに通常の操作ボタンが付いている。でも、このリモコンはどうしてそこにある色々な機器の操作方法を知っているのであろうか?USB ジャックがあってそれで Mac に接続し、特別のソフトウェアを使ってリモコンの定義をダウンロードするのであるが、ついでにテレビの番組案内情報もダウンロードできる。$300 という値段の Harmony SST-768 は決して安くはない(Macworld でのショー特別価格 $135 では最も人気のある購入商品の一つであった)が、これで夫婦仲を元に戻せればそれだけの価値はあるかもしれない。ボタンの数の少ないバージョン - Harmony SST-748 - はたったの $200 である;ボタンの数が減った事で日常の操作に支障をきたすかどうかについてはわからない。

<http://www.harmonyremote.com/>

最も代役が難しいのは -- ちょっとその人の立場になって考えてみて欲しい。Apple のハードウェア製品マーケティング担当副社長の Greg“Joz”Joswiak は、Macworld Expo のキーノートで Steve Jobs に代わって壇上に立つという役を引き受けるはめになったのだ。キーノートのはじめはなかなかうまい滑り出しだった。何枚かのスライドを使って、Joz は彼自身が Apple の創立者の二人、Steve Jobs と Steve Wozniak との隠し子だ (Jobs + Wozniak = Joswiak) と白状したのだ。Joz のスピーチには、ふだん Jobs が大きなキーノートで並べ挙げてみせるような多彩な内容は含まれていなかった。それでも、今や見捨てられてしまった Adobe Premiere のために Final Cut Express への無料アップグレードを提供するという Apple の発表は非常な好意をもって迎えられたし、また、これまでは Final Cut Pro の一部としてしか入手できなかった Soundtrack を $300 で単独の製品として販売するという発表も歓迎された。Joz のスピーチが最高潮に達したのは、Power Mac G5 と Xserve RAID のパワーを生かしてビデオ映像をライブで合成する、という実演だった。(彼自身がカメラの前で格好良くポーズを取っている画像を、ロンドンの市街地の映像の上に合成してみせた。)

<http://www.apple.com/pr/library/2003/jul/16fcp.html>
<http://www.apple.com/pr/library/2003/jul/16soundtrack.html>

もっと安く上げるには -- Soundtrack の $300 という値段は高すぎる? もちろん完璧に同じ機能という訳には行かないが、とにかくいくつかのサウンドを Mac OS X で録音して編集したいというだけならば(Mac OS 9 用の旧バージョンもある)Felt Tip Software の $50 の Sound Studio が一見の価値があるだろう。24-bit/96 kHz のオーディオをステレオ・モノラル双方でサポートしており、コピー・ペーストによる編集が可能で、さまざまの音響効果や変移処理をサウンドに適用することができる。録音・再生双方での AppleScript サポートなど、多数の機能がある。でも私が一番気に入ったのは、タイマーで、またはユーザー設定のオーディオレベルで、録音を自動的にスタート・ストップできる機能だ。AIFF、WAVE、System 7 サウンド、または Sound Designer II の各フォーマットで保存でき、QuickTime がサポートしているものなら何でも(例えば MP3、AAC、オーディオ CD トラックなど)インポートすることができる。無料の試用バージョンは 14 日間動作する(珍しいことに、これは連続 14 日間ということではなくて、14 の日を自由に選んで使える)ので、あなたの使用目的に適しているかどうかを見るには十分の時間があるだろう。

<http://www.felttip.com/products/soundstudio/>

最もキュートなグラフィックスタブレット -- 本気で使いこなすだけの用途がない人にとっては、グラフィックスタブレットって値段が高すぎて手が出ないと、いつも思っていたのでは? 実は私もそうだった。でも、今回 Macally の iceCad を見て私は気が変わった。これは $50 のタブレットで、圧力感知式のペンが付いている。もちろん、それほど大きなものではない。アクティブ領域は 2.85 インチ (7.24 cm) × 2.14 インチ (5.44 cm) という広さだが、私が Macally のブースで試した限りでは問題なく使えた。ペンには2個のバレルボタンが付いており、先端に内蔵されたもう1つのボタンで 1,024 階調の圧力感知をするという。ペン内の AAAA 電池は、毎日8時間の使用でおよそ6ヵ月の寿命があるということだが、これは3分間使用しないと自動的に電源が切れるからだ。Mac OS X に内蔵の文字手書き機能、Inkwell との相性も良いし、さまざまなグラフィックスアプリケーションでもうまく使える。Macally ではこれ以外にも多数の機器やアクセサリ類も展示しており、中でも FireWire、USB、Ethernet や電話線などの巻取り式ケーブル類は、ラップトップ携帯用のバッグの中の乱雑さを整理するには最適に思えた。

<http://www.macally.com/new/new_icecad.html>
<http://www.macally.com/spec/specialites/connecting/lp_1394.html>

強力バリバリの PDF コンプレッサ -- PDF Sages の Leonard Rosenthol は今はもう StuffIt の開発スタッフとしては働いていないが、それでも圧縮というものが彼の血の中に脈々と流れ続けているのだろう。その証拠が、彼の作った PDF Enhancer、これは PDF ファイルを圧縮し最適化するためのユーティリティだ。膨れ上った PDF ファイルを PDF Enhancer がどれほど小さく圧縮できるか、特に高品質な画像が要求されていない場合には、その結果にはただただ目をみはらされるばかりだ。私がショウで使った Keynote ベースの iPhoto 2 プレゼンテーションファイル(私のプレゼンテーションでは、多数のフルサイズの写真を iPhoto から Keynote へとドラッグしたものを使った)で試してみたが、Keynote でプレゼンテーションを PDF ファイルとして書き出してみると 17.7 MB のファイルが出来、それを PDF Enhancer を使ってスクリーン上のプレゼンテーション用に圧縮させてみると(画像が少しざらざらした感じになったが、画像の判別度には何の問題もなかった)その結果は 520K のファイル、つまり圧縮率が何と 97.2 % だった。PDF Enhancer の価格は $180 と決して安くはないが、もしもあなたが肥大化した PDF ファイルを日常的に使うのならば(これは Macworld に出席していたクリエイティブ・プロフェッショナルたちの多くに当てはまるだろう)間違いなく試してみる価値があるだろう。完全機能ながら使用期間限定のデモ版がある。

<http://www.pdfsages.com/enhancer.html>

悪趣味バリバリのトレーニング -- Mac 導師たち、例えば Andy Ihnatko、Bob LeVitus、Shawn King、John Welch といった連中がユーザーグループのミーティングとか、あるいは Macworld Expo のプレゼンテーションとかで話をするのを、目前に経験したことがあるだろうか? 彼らはなかなかの見物なのだが、今回、彼らが Mac OS X の基本について語る講演を、あなたの居間や書斎で、ゆったりと楽しむことができるようになった。それが、発売されたばかりの TackyShirt トレーニング DVD、“Mac OS X Disc 1: The Basics”だ。“Tacky”(「悪趣味」)という名前が付いているとはいっても、彼らの着ているアロハシャツとか、背景、それにいくつかのトランジション効果とかいったものを除けば、この DVD に取り立てて悪趣味なものは何も無い。とにかく、これはとてもおもしろい。私が特に気に入ったのは、TackyShirt がこの DVD 用に凝りに凝って手を入れてあるところで、例えば Shawn や John が Mac OS X のフォルダ構造を解説している箇所では、彼らの座っている長椅子の背から書類アイコンが顔を覗かせたりするのが傑作だ。TackyShirt のこの Mac OS X トレーニング用第1ディスクの価格は $40 で、今後出る続編を合わせて全4枚のセットを $150 で予約注文して第1ディスクを今受け取るということもできる。

<http://www.tackyshirt.com/dvd.html>

DVD ベースのトレーニングが気に入ったなら、オタク度バリバリとは言えないけれども扱う内容はそれほど変わらない、Avondale Media の一連の DVD も試してみると良いだろう。Avondale Media の講師陣は Steve Broback、Jim Heid、Toby Malina という面々で、彼らもなかなかうまいやり方でいろいろなプログラムの動作を解説してくれる。Word X、Entourage X、Excel X、Adobe Photoshop、それにデジタル写真のトレーニングコースなどがある。価格は $20 から $50 の間で、DVD の再生時間は 17 分から 94 分の間だ。そしてもちろん、もっと広範な題材についてのトレーニング CD-ROM として、時々 TidBITS のスポンサーとなってくれている MacAcademy の製品も忘れてはならない。

<http://www.avondalemedia.com/products.html>
<http://www.macacademy.com/volumes/>

「リーグ・オブ・ロボット」 -- 現在上映中の映画「リーグ・オブ・レジェンド / 時空を超えた戦い」の話ではない。特殊効果が無くても素晴らしいものはあるのだ。League of Electronic Musical Urban Robots (あるいは LEMUR)のウェブサイトを見てみると良い。LEMUR はニューヨークのブルックリンを本拠地とするアーチストのグループで、ロボットのような楽器を開発している技術者集団でもあるが、なんとこのロボット自体が楽器であり、つまり自分で自分自身を演奏するのだ。Macworld で LEMUR は 4 本の独立した弦を演奏するユニット(弾いたりスライドする速度は非常に速い) を持つ GuitarBot を展示していた。LEMUR のウェブサイトで、その GuitarBot が演奏している様子を映した QuickTime ムービーを聴く (そして見る) ことができる。会場で実際に演奏しているのを見るのはとても素晴らしかったのだが、会場の喧騒のなかでは良く聴き取ることができなかった。

<http://www.lemurbots.org/>
<http://www.lemurbots.org/guitarbot.html>

FontBook に新たなライバル -- Mac OS X 10.3 Panther はまだ出荷もされていないが、Panther のフォント管理ユーティリティーである FontBook に対抗しようと各社はしのぎを削っている。ディスク修復ツールとして高い評価を持つ DiskWarrior の販売元 Alsoft 社からも、Mac OS X 用となった伝統のMasterJuggler バージョン 3.0 が戦列に参加した。最初 Extensis 社は、同社の Suitcase (あるいは最近買収したばかりの FontReserve) の競合相手となるFontBook に対して脅威を覚えないと言っていたが、Alsoft も基本的に同じことを述べている。正直なところ、私はフォントをそれほど扱わないのでMasterJuggler を Suitcase あるいはもうすぐリリース予定の FontBook と比較することはできないが、フォントに興味がある方はチェックすると良いだろう。MasterJuggler 3.0 の価格は 90 ドルで、旧バージョンからのアップグレードは 58 ドルである。

<http://www.alsoft.com/MasterJuggler/>

一番きれいな画面 -- RadTech 社の ScreensavRz のおかげで、その称号は私の iBook が頂く。この超極細繊維からなる布は、キーについている皮脂からラップトップの画面を保護し、さらに同梱されているアルコールで画面をふき取り掃除をすることもできる。自分自身ではそのようなものは使ったことはなかったので私の iBook の画面はキーの跡で汚くなっていたが、アルコールでふき取ったり細心の注意を払って磨いた結果、RadTech の CEO は画面を新品同様の状態にまで戻すことに成功した (Macworld で何時間も CEO 自ら客の画面をクリーニングするとは、なんて愛すべき会社なんだろう) 。同社のサイトの他の製品ものぞいてみると良いだろう。iBook のアクリル表面に付いた傷を取り除く Ice Creme や画面のヒンジの締付けを調整するツール、その他にもたくさんある。

<http://www.radtech.us/screensavrz-laptop.html>

一番いけてる Apple Store -- 私はまだ 3 個所の Apple Store にしか行ったことがないのでこんなことを言うと難しい立場になるのは承知しているが、土曜の Soho 店での出来事の後ではそこ以外に考えられない。その週は、私のiBook の Delete キーが壊れ、左側を押すとキーが飛び出てくるようになってしまった。そうなると書くのを中断し、注意しながら元に戻さないといけない。Delete キーの右側だけを使うというのは自分には無理だと分かったので、キーを完全に取り外してその下にある接点だけを使いながらこの号の大半を書いた。土曜日の朝にはストリートアーティストを見に Soho へ行く予定があったので、そこの Apple Store に Delete キーを持っていき何とかしてもらえないかどうか試してみることにした。

前の人が終わるのを待っていて退屈してきたので、彼の対応をしている Genius Bar の女性が見える位置に移動してみた。彼は、いくらかくたびれているTitanium PowerBook G4 から新品の 17 インチ PowerBook へ Now Contact のファイルを移動するのにてこずっていた。女性は Now Contact にあまり詳しくない様子で時間がかかりそうだった。私は長年 Now Contact を使用してきたので、手を貸そうかと申し出たところ、彼女はよろこんで私に作業を引き継いだ。少し調査した後問題を解決する目星がついたので、彼女に壊れた Detele キーを渡し何とかしてもらえないかと頼んだ。彼女は奥に引っ込み、私が書いたiPhoto の本の詳細をメールで送れるように男性が名刺を渡してくれたと同時に、彼女は新品の Delete キーを持ってきてくれた。私の仕事は完璧に成功したが、なによりも驚いたのは、私が助けた男性は国連事務総長特別顧問だったのだ。とにかく彼に TidBITS を紹介しなくてはなるまい。

<http://www.apple.com/retail/soho/>

PayBITS: Adam の精選したショウの出展品の数々があなたのテクノ心をくすぐったなら、その返礼に PayBITS で少々のお金を送ってみませんか?
<https://www.paypal.com/xclick/business=ace%40tidbits.com>
PayBITS の説明 <http://www.tidbits.com/tb-issues/lang/jp/paybits-jp.html>


TidBITS Talk/21-Jul-03 のホットな話題

文: TidBITS Staff <[email protected]>
訳: 湯本 敬<ymo@big.or.jp>

フラグメンテーション解消および最適化 -- 映像ないしは画像関連作業をする多くの読者から、ハードドライブのフラグメンテーション解消の有効性に関して、引き続き意見が寄せられた。ただ、ドライブのフラグメンテーションを解消するか最適化した後で、あなたのマックのパフォーマンスが改善するとしても、その効果は小さすぎて、気づかないのでは?(23 コメント)

<http://db.tidbits.com/getbits.acgi?tlkthrd=1992>

仮想メモリ・スワップファイルを移動させる -- 仮想メモリ・スワップファイルの議論が続いている。焦点はメモリを無駄に消費し、スワップファイルを抑制することなく成長させるような、いくつかのアプリケーション(例えばサファリ)に移った。いくつかの有益なパフォーマンス改善の tips をご覧下さい。(32 コメント)

<http://db.tidbits.com/getbits.acgi?tlkthrd=1998>

ソフトウエア・アップデート操作 -- ソフトウエア・アップデートはコマンドラインから実行することが出来るが、シャットダウンかリスタートの必要があるような状況においてはコマンドラインからでは面倒な問題が起こり得る。また何故ソフトウエア・アップデートは admin user でログインしないと動作しないのか、そして何故多くのアップデートの後にコンピュータのリスタートをアップルは要求するかについて吟味する。(32 コメント)

<http://db.tidbits.com/getbits.acgi?tlkthrd=2000>


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非営利、非商用の出版物およびウェブサイトは、フルクレジットを明記すれば記事を転載またはウェブページにリンクすることが できます。それ以外の場合はお問い合わせ下さい。記事が正確であることの保証はありませ ん。書名、製品名および会社名は、それぞれ該当する権利者の登録商標または権利です。TidBITS ISSN 1090-7017

Valid XHTML 1.0! , Let iCab smile , Another HTML-lint gateway 日本語版最終更新:2005年 12月 26日 月曜日, S. HOSOKAWA