TidBITS: Apple News for the Rest of Us  TidBITS#710/15-Dec-03

2003 年の締めくくりはジャンボ号だ。まず、私達の最新の電子本である Kirk McElhearn の "Take Control of Users & Accounts in Panther" のリリースを発表したい。そして Dan Frakes からの iPod のアクセサリとヘッドフォンについての二つの記事を送る。また、この号では一月の Macworld Expo での私達の所在の情報、先週の Bare Bones Software DealBITS 抽選の当選者の発表、Insider Software の FontAgent Pro が当たる新しい DealBITS 抽選、そして Lasso Professional 7 のニュースなどをお伝えしたい。安全で楽しい年末年始を迎えて欲しい。再会は一月に!

記事:

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MailBITS/15-Dec-03

TidBITS 2003 年末年始休止 -- 年末に向けて慌ただしかったが、これが 2003 年最後の TidBITS になる。年末年始の数週間は友人達や親戚とゆっくりできる事を楽しみにしている。TidBITS を価値あり、時に即した物とすることを助けてくれている多くの人達に感謝したい:Tonya、Geoff、Jeff、Matt、そして企業スポンサーや Internet ホスト、知識豊かな著者や貢献者、驚異的なボランティアの翻訳者の皆、TidBITS Talk の参加者、Take Control プロジェクトの成功に貢献した人々、そして私達の仕事を読むことにより意義を与えてくれる読者の皆さん。次の号はサンフランシスコでの Macworld Expo へ向けて準備する最中の 2004 年 1 月 05 日に配布予定だ。2004 年にまたお目にかかろう! [ACE] (倉石)

DealBITS 抽選: Bare Bones Software 当選者 -- 第三回 DealBITS 抽選の応募者から無差別に選ばれた free.fr の Andre Bloch、troutnc.com の Wayne Clodfelter、そして sympatico.ca の Mary におめでとう! それぞれ Bare Bones Software からソフトウエア: BBEdit、Mailsmith、もしくは TextWrangler のいずれかを受け取る。それ以外の応募者も全員 Bare Bones 製品のどれからも 15 パーセント引きのクーポンを受け取ったはずだ。応募した 967 人に感謝したい。将来の DealBITS 抽選もぜひ逃さないで欲しい。 [ACE] (倉石)

<http://www.barebones.com/>
<http://www.tidbits.com/dealbits/bare-bones.html>
<http://db.tidbits.com/getbits.acgi?tbart=07460>(日本語) DealBITS 抽選会: Bare Bones Software

Blue World が Lasso Professional 7 をリリース -- Blue World Communications はパワフルなMac OS X と Windows 用の Lasso Professional 7 をリリースした。これは Web-と-データベースサーバのミドルウェアの最新版だ。バージョン 7 は、MySQL データベースの内蔵版を備え (これにより速度と安全性を高めた)、Unicode や拡張文字セットのサポートの改善、大量のデータソースのキャッシング (これによりデータベースを基にしたサイトの速度を飛躍的に高められる)、画像のダイナミックな操作と生成、Lasso を使用して FileMaker Pro データベースをサーブしている人達だけのための速度向上、複数のサーバセッション (これにより、複数の Lasso サーバ上の同一ユーザのセッションを追える)、Apache 2 のサポート、データベースのトランザクションのサポートの改善、SOAP、XML、そして WSDL-ベースの Web サービスの拡張されたサポート、何百もの新しいタグなど、数え切れない改善点を提供している。Lasso Professional 7 の価格は $1,000 だが、Blue World は年末まで $50 の割引を提供している。前バージョンからのアップグレード価格も提供されている。Lasso Professional 7 は Mac OS X 10.2 Jaguar と Apache 1.3、Apache 2、もしくは WebSTAR V のいずれかを必要とし、Mac OS X 10.3 Panther と PowerPC G5 プロセッサー用に完全に最適化されている。完全に機能を揃えた 30 日限定試用バージョンが Blue World Web サイトからダウンロードできる。 [TJE] (倉石)

<http://www.blueworld.com/>

無料 Macworld Expo Pass はまもなく〆切 -- 先週、TidBITS 読者から多数のリクエストがあったにも関わらず、私達の友達の Peachpit Press にはまだ一月の Macworld Expo の展示用パスが残っている。無料でパス二枚を希望するのであれば (通常は $15 から $35 する)、<macworld@peachpit.com> へ名前と郵送先を書いて電子メールを送れば良い。ショーで会うのを楽しみにしている! [JLC] (倉石)


Take Control of Users & Accounts を発売

文: Adam C. Engst <ace@tidbits.com>
訳: Mark Nagata <nagata@kurims.kyoto-u.ac.jp>

私たちの多くは classic Mac OS に慣れ親しんでいる。そういう私たちにとっては、Mac OS X の中でもそのマルチユーザー関係の機能が最も混乱させられるものだった。私の両親は今でも、両親の Cube に私がいったいなぜ両親別々のアカウントを設定したのかと不審に思っているし、Mac OS X に既に心から適応したと思っている私でさえ、マルチユーザーのオペレーティングシステムにおける奇妙さやその影響など、いちいち乗り越えなければならないことにフラストレーションを感じる時もある。同じコンピュータの上で二人のユーザーが iPhoto Library や iTunes Music フォルダを共有するにはどうすればいいのだろうか? そう言えば、Public フォルダというのはいったい何のためにあるのか? その Drop Box フォルダはどうか? それに、これら2つのフォルダの代わりに /Users 中の Shared フォルダを使ってはいけないのか? ログイン後にパスワードを必要とせずにユーザー間を行き来する方法はないのか?

これらは私たちの脳裏に浮かぶ質問のほんの一部に過ぎないが、Kirk McElhearn の新刊、65 ページにわたる電子本の“Take Control of Users & Accounts in Panther”はこれらすべての質問と、さらにもっと多くの質問にも答えてくれる。(この本は Panther のインターフェイスに絞って書かれているが、内容テキストの少なくとも 80% はまだ Jaguar を使い続けている人のためにも役に立つはずだし、またそういう人が Panther にアップグレードする時にも役立つだろう。)Kirk はアカウントの動作の仕組みをまず基本から説明し、異なるタイプのアカウントについて議論し、あなたの状況に合ったアカウント設定の戦術についてあなたが考えをまとめる助けになる。その後で、アカウントへのログイン・ログアウトの方法について復習し、Panther で新設されたファーストユーザスイッチ機能の細部について丁寧に検討、またあなたの起動項目を管理するやり方を示してくれる。

その次に続く2つは、私が好きなセクションだ。第2のアカウントを使って問題点のトラブルシュートを行なうこと、それにあなたの Mac 上のユーザーたちの間でファイルを共有する4つの方法、という2つの話題だ。(Kirk の本ではネットワーク経由でファイル共有をする方法は扱われていない。こちらの話題についての詳細を知るには、まず <tc-announce@tidbits.com> に電子メールを送って Take Control announcement メーリングリストに登録し、次に出る Glenn Fleishman 著の“Take Control of Sharing Files in Panther”に関するニュースをお待ち頂くことになる。この本は近日発売予定だ。)最後に、Kirk は iPhoto や iTunes を使って写真や音楽を共有するにはどうすればよいかをステップ・バイ・ステップの説明で提供してくれる。これは、私も数え切れないほどの回数質問を受けた話題だ。

Kirk と一緒にこの本の発行のために何週間か働いてみて、私たちは自分の Mac を自分で管理しようとする人々は全員、この本を読むべきだという実感が湧いてきた。(それに、私は両親へのクリスマスプレゼントとして、今年はこの本を贈り、私がなぜ両親の Mac をあのように設定したのか、納得してもらおうと思っている。)それは、ユーザーとアカウントこそが Mac OS X を能率的に使いこなすための鍵となるからだ。私自身、今の今までそれを実現すべきだったのにしてこなかった、ということが感じられたのだ。

あなたの Mac を主に使っているのがあなた自身ならば、あなたはぜひこの本に一度は目を通すべきだと思う。そんなあなたのお役に立とうと、私たちはこの本と、それに他の既刊の Take Control 電子本と、それぞれについて無料のサンプルをアップロードしておいた。このサンプルをご覧になれば、この電子本はどんな見栄えか、どんな風に使えるかが体験でき、また目次の部分全部と、その他内容の数ページとを読むことができる。

<http://www.tidbits.com/takecontrol/panther/users.html>(日本語)Take Control Ebooks: あなたの知りたいことがすぐわかる


DealBITS 抽選: Insider Software

文: Adam C. Engst <ace@tidbits.com>
訳: Mark Nagata <nagata@kurims.kyoto-u.ac.jp>

Mac OS X 10.3 Panther に、Apple はフォント管理ユーティリティの Font Book を含めた。けれども、フォントの管理に本格的に取り組んでいる人たちは程なく、このユーティリティが本物のフォントマネージャ、例えば Insider Software の FontAgent Pro のようなものとは全く比較にもならないということに気が付いた。毎日フォントと取り組んで作業するような人たちには、フォントの管理・整理・アクティベート・エクスポート・表示、さらには修理まで出来る FontAgent Pro のパワフルな機能が必要だったのだ。FontAgent Pro は最初から Mac OS X 用の Cocoa アプリケーションとして書かれており、Aqua のインターフェイスの中でドラッグ&ドロップの機能も提供している。

<http://www.insidersoftware.com/FontAgent/fontagentpro/>

今週の DealBITS 抽選では、FontAgent Pro の箱入り梱包版 ($99.95 相当) を賞品にする。幸運な当選者以外の応募者には、もれなく FontAgent Pro を割り引き価格で購入できる資格が贈られる。ぜひ奮って下記リンクの DealBITS ページで応募して頂きたい。その際、ページに記された応募のルールをよく読んでそれに同意してから応募されたい。いつも通り、寄せられた情報のすべては TidBITS の包括的プライバシー規約の下で扱われる。最後に一言: ご自分のスパムフィルターに注意されたい。当選したかどうかをお知らせする私のアドレスからのメールを、あなたに受け取って頂くのだから。

<http://www.tidbits.com/dealbits/insider-software.html>
<http://www.tidbits.com/about/privacy.html>(日本語)プライバシー規約

[訳注: 大変申し訳ありませんが、年末は特別号が重なったため日本語訳の作業が遅れ、今号の翻訳はこの抽選の応募期間の終了に間に合いませんでした。]


Macworld Expo SF 2004 イベント

文: Adam C. Engst <ace@tidbits.com>
訳: 倉石毅雄 <takeo.kuraishi@attglobal.net>

去る七月のニューヨークでの Macworld Expo は当時書いたとおり、遥かに少ない展示数と遥かに少ない客数で非常に濃縮されたものだった。単純な数字の面以外ではショーはうまくいったので、サンフランシスコでの Macworld Expo に関してもあまり心配はしていない。また、ニューヨークでの Macworld Expo では子供の入場に関して制限が加えられていたが、今回は IDG World Expo が元の方針に戻したのは嬉しいことだった。昔通り、16 歳未満の子供は登録済みの大人に伴われている必要がある。5 歳未満の子供は無料で入場できる。

<http://www.macworldexpo.com/>
<http://db.tidbits.com/getbits.acgi?tbart=07279>(日本語) Macworld Expo New York 2003: 中身は濃厚
<http://db.tidbits.com/getbits.acgi?tbart=07288>
<http://www.macworldexpo.com/macworldexposf/V40/index.cvn?ID=10148>(日本語) 思慮に欠けた Macworld Expo New York の年齢制限

近年の例に漏れず、Macworld のショーのフロアが閉じた後は一般イベントはほとんど無いが、唯一の例外は一月八日の木曜日に予定されていて今年で 18 年連続になる恒例の Netter's Dinner だ。伝統が好きな人にとっては Netter's Dinner は最適だ。Sansome と Broadway の交差点近くの Hunan でまた開催される。辛くてスパイスのきいた中華料理 (ベジタリアン料理もあり) の値段は $18 だ。Kagi を使用して 2004 年 1 月 06 日までに登録しなくてはいけない。下記のリンクを使用すれば良い。響く声とハワイアンシャツが目印のまとめ役 Jon Pugh は今年も欠席するため、今年も私が騒がしい挙手でのアンケートの司会を務めさせてもらう。ステージ上で準備不足と思われないよう、事前に質問案を送ってもらえると助かる。観客の中から叫ぶなら、大声で!

<http://www.seanet.com/~jonpugh/nettersdinner.html>

過去同様、Moscone の南側のエスカレータの上で 6:00 PM に待ち合わせだ。そして早足で、時には雨に降られる行進を覚悟して欲しい。サンフランシスコのダウンタウン中の交通を邪魔することになるだろう。遅くても 6:30 PM にはレストランへ出発する。

TidBITS イベント -- 木曜日の Netter's Dinner 以外には、Jeff、Glenn、そして私はショー中の色々な時間に話す場がある。そして六年ぶりに Tonya も何日か参加できるはずだ。(Tristan の五歳の誕生日には、帆船に絡んだものとしたいと思っているのだが、彼はその前後、彼にとってはクールな伯母である私の妹と一緒に過ごす予定だ。彼は非常に楽しみにしており、ドアで預けたら中に入ってくる必要もないと宣言したくらいだ。)

<http://www.macworldexpo.com/macworldexposf/V40/conference/session.cvn?eid=596>
<http://www.wireless-starter-kit.com/>
<http://www.macworldexpo.com/macworldexposf/V40/conference/session.cvn?eID=618>

<http://www.mugcenter.com/macworld/mwsf2004/ugl.html>
<http://www.tidbits.com/takecontrol/panther/upgrading.html>

ショーでお会いするのを楽しみにしている!


耳に心地よい調べを: 2003

文: Dan Frakes <dan@frakes.org>
訳: 亀岡孝仁 <takkameoka@earthlink.net>
訳: Mark Nagata <nagata@kurims.kyoto-u.ac.jp>
訳: 佐藤浩一 <koichis@anet.ne.jp>

ヘッドフォン。どこを見渡しても携帯の音楽プレーヤー(iPod もその一つ)と一緒に使っている人を見かける。そしてまた、それは非常に人気の高いコンピュータアクセサリの一つでもある。DVD を鑑賞する、ゲームをする、そして仕事をしながら或いは遊びながら音楽を聴くのに使われている。大抵のヘッドフォンはどうしようもない(とりわけ携帯オーディオ機器に付いてくるものは言うに及ばず、電気店でお買いになるものの多くもそうである)という前提に基づいて、過去二年間ヘッドフォンギフトの提案をしてきた。残念ながらこの事は変わっていない;多くのものが大変良いとは言えない。但し良い知らせは、これまで以上に高品質の物の選択肢が増えたこと、値段も毎年下がり続けているように見えることである。あなたの周りにヘッドフォンの使用者がいたならば、その人が音楽/映画/ゲームを本格的に楽しめるヘッドフォンをあげよう。

<http://db.tidbits.com/getbits.acgi?tbart=07012>(日本語)耳に心地よい調べを: 2002
<http://db.tidbits.com/getbits.acgi?tbart=06657>(日本語)2001年末ギフト提案: その他雑貨

去年の記事に対する反響はびっくりする程好意的だったので、まず去年のお奨め品を見直すことから始めたい。いくつかのモデルは製造中止となり、新しいものに置き換えられたものもあるし、値段の変わったものもある。更に、読者からのフィードバックとこの一年間に私が行った評価に基づいていくつか付け加えた。以下が、今年のお奨め品で、型とスタイル別にリストしてある。おおよその市場価格を USドルで、詳細情報のための URL も載せた。(探し出すのが難しいものは評判の良い取り扱い業者の URL も合わせて載せた。)

注意して欲しいのは、下記に載せたものより明らかに"良い" ヘッドフォンもあることである - とりわけそれに適した専用のヘッドフォンアンプをお持ちの場合は。しかしながら下記のモデルは、iPod, PowerBook, iBook, iMac, それに Power Mac のヘッドフォンジャックから直接でも良い音を出せるものである。更に言えば、同じメーカーのものでもモデルが違えば音質もかなり違うことを覚えておいて欲しい。つまりあるメーカーのあるモデルがここで推薦されたからといって、そのメーカーの他のモデルでも同じように良いと言うわけではない;むしろそうではない可能性の方が高い。

密閉型 -- このモデルは外耳にかぶさる型で、iPod の密閉型ヘッドフォンもその一つである。

<http://www.sennheiser.com/sennheiser/icm_eng.nsf/root/products_headphones_portables_04854>

<http://www.audiocubes.com/product_info.php?cPath=22_30&products_id=429>

インナーイヤー型 -- この型は外耳道を"密閉し" 外部の音を遮断する。それに旅をするにはもってこいである。インナーイヤー型ヘッドフォンの欠点は、自分の耳の中に... しかもかなり中に、何かを入れるのを嫌う人もいることである。自分にぴったり合わせる様にするにはどうしたらよいか付属の説明書をよく読むようにして欲しい。幸いなことに、ここに取り上げたモデルの全てには色々なサイズののゴム製かスポンジ状の先端チップが付いて来ているので最も心地よく合うものが選択できるはずである。

<http://www.etymotic.com/hifi/micropro.asp>

<http://www.shure.com/earphones/eseries_e5c.asp>

<http://www.etymotic.com/musicians/more6.asp>

<http://www.shure.com/earphones/eseries_e2c.asp>

<http://www.sonystyle.com/is-bin/INTERSHOP.enfinity/eCS/Store/en/-/USD/SY_DisplayProductInformation-Start;sid=mZz_RaGQiw__ZZ5aH5b1Tu6dbyyAXxxthcM=?CategoryName=pa_Headphones_FontopiaEarbud&ProductSKU=MDREX71SL&Dept=pa>

イヤークリップ型 -- 伝統的なヘッドフォンの様にヘッドバンドを使う代わりに、この型のドライバは個々の耳に嵌まる様になっている。使い心地はいいし、髪を乱すことも無い。ここ数年の間に大変人気が出てきたモデルであるが、音質という観点から推薦できるのは Koss の下記の二つのモデルしかないと聞いている。

(Koss はその Web サイトでヘッドフォンへの直接のリンクをさせてくれないので、下記の所で Products の所へ行き、Portable リンクをクリックすればここで取り上げたモデルも見られる。)

<http://www.koss.com/>

オーバーヘッドの軽量ヘッドフォン -- 以下に挙げるのは伝統的なオーバーヘッド型、金属あるいはプラスチック製のヘッドバンドを使用したヘッドフォンだ。この分野では Koss がサウンド品質の面から長年トップの座に君臨してきた。ドライバを使用するポータブルなヘッドフォンに関してはこの会社の製品ラインがほとんど他を寄せ付けない地位を保っている。しかしながら、Sennheiser からも新しい一連の軽量・ポータブルの良質のヘッドフォンが昨年から出ており、Koss の各種モデルにそれなりに対抗する位置を占めてきている。

<http://www.radioshack.com/product.asp?catalog%5Fname=CTLG&category%5Fname=CTLG%5F007%5F003%5F004%5F000&product%5Fid=33%2D1222>

<http://www.sennheiser.com/sennheiser/icm_eng.nsf/root/products_headphones_portables_05206>

<http://www.sennheiser.com/sennheiser/icm_eng.nsf/root/products_headphones_portables_05207>

ストリートスタイル、頭の後ろに装着 -- イヤークリップ型と同様、このスタイルにも人気がある。Sony が一連のストリートスタイル製品に力を入れた結果、これがこの新しいジャンルの名前として定着してしまった。これもそれぞれの耳に嵌んで使うのだが、安定させるために頭・首の後ろにまわるヘッドバンドが付いている。残念ながら、音質を重視するならばあまり選択の幅はない。

<http://www.sonystyle.com/>
<http://www.millionbuy.com/snymdrg72lp.html>

垂直インナーイヤー型 -- このタイプは、細いヘッドバンドにイヤーバッド型と同じサイズのイヤーピースが付いていて、このイヤーピースを垂直に立てて(前面向きに)それぞれの耳に押し当てて使う。一般的に着け心地は大変良く、運動中に使う時などに理想的だ。ただ、サウンド品質の観点から言えばあまり良いものはなく、私がお勧めできるものは1つしか見つからなかった。

<http://www.sonystyle.com/>
<http://www.millionbuy.com/snymdra44l.html>

密閉型フルサイズ -- このヘッドフォンは耳を覆うか耳にかぶさって外部からの雑音をある程度遮蔽する。旅行中や、騒々しい所で使用するのに向いている。また、この遮音性のお陰で他人に迷惑を掛けずに音楽を楽しむことができる。その一方、これまでに紹介したヘッドフォンのほとんどよりもかなりかさばる感じは否めない。

<http://www.beyerdynamic.com/com/product/sheets/d225.php3>

<http://www.millionbuy.com/snymdrv6.html>

<http://www.sennheiser.com/sennheiser/icm_eng.nsf/root/products_headphones_professionals_04974>

<http://www.sennheiser.com/sennheiser/icm_eng.nsf/root/products_headphones_dj_05180>

<http://www.beyerdynamic.com/com/product/sheets/d428.php3>

開放型フルサイズ -- 上記の密閉型と同じく、このタイプも携帯用のヘッドフォンとしてはかさばる方だ。しかしながら、密閉型とは違って外部からの雑音を遮蔽してくれない(またあなたの音楽を遮音してくれない)ので、これは家庭で使用するのに向いている。

<http://www.gradolabs.com/product_pages/sr80.htm>
<http://www.gradolabs.com/product_pages/sr60.htm>

<http://www.sennheiser.com/sennheiser/icm_eng.nsf/root/products_headphones_homeuse_minihifisystems_05179>

音よりも見た目重視 -- 私は、ヘッドフォンには良い音を求める。良い音がするなら、どんな見た目の悪いヘッドフォンでもするだろう。しかし、誰もが皆同じように考えるとは限らないことは充分承知している。ヘッドフォンも自分のスタイルの延長で、見た目を気にする人がいるのは確かだ。ここで取り上げるのは、上品な種類のヘッドフォンである。私の推薦する他のヘッドフォンの音と比べれば若干見劣りがするが、ポータブルプレイヤーに付いてくるほとんどのヘッドフォンよりはまだましな音がするだろう。

<http://www.bang-olufsen.com/sw711.asp>

<http://www.audiocubes.com/product_info.php?products_id=308>

<http://www.audiocubes.com/product_info.php?products_id=618>

ノイズキャンセル -- 以下のものは、限られた範囲の周波数ではあるがプロセッサーを使って外部のノイズを“キャンセル”する機能を持つ。昨年までは、この種のヘッドフォンはとても推薦できたものではなかった。ノイズキャンセルの技術は古くから使われている外部からの音を遮断する方法にまだ太刀打ちできず (上で紹介した Etymotic と Shure のモデルを見て頂きたい)、市場に出回っているモデルのほとんどすべてがノイズキャンセル回路のために音のクオリティを犠牲にしていたため、音がとても悪かった。しかし、ついにノイズキャンセル型ヘッドフォンで試してみる価値のあるものが1 つ出てきた。

<http://www.sennheiser.com/sennheiser/icm_eng.nsf/root/products_headphones_portables_04924>

ワイヤレス -- 自宅で使うのであれば、ワイヤレスシステムならオーディオ機器とケーブルでつながれる制約無しに自由に動くことができる。ノイズキャンセル型ヘッドフォンと同様、有線の安いヘッドフォンと比べてもひどい音しか出せなかったので、ワイヤレスヘッドフォンシステムも以前は推奨するのが難しかった。しかしながら、いくつかの優れた製品がここ数年のあいだに誕生し、完ぺきとはいかないが音の良さを重視する場合でもワイヤレスを選択肢に含めることができるようになってきた。

<http://www.amphony.com/products/head.htm>

<http://www.xdreamfones.com/>

ヘッドフォンアンプ? -- 音のクオリティにこだわるなら、専用のヘッドフォンアンプを考えた方が良いかもしれない。多くの人が、ヘッドフォンアンプは音量を上げるためのものだと誤解している。それはもちろん利点 (そして注意していないと耳を悪くする欠点) なのだが、本当の理由は (1) 駆動するのが難しいヘッドフォンを使うことができること、そして (2) 音質、の 2 つである。ヘッドフォンアンプは通常ヘッドフォンで音楽を聴くために必要なパワーを、たとえ複雑な遷移状態中でも提供する。さらに、HeadRoom Corporation 社製のものなどいくつかのアンプでは“クロスフィード”プロセッサが搭載されており、ヘッドフォンのサウンドにありがちな左右の極端な音像を少し自然にしてくれる (つまり、スピーカーやライブ演奏の音に近づけてくれる)。

ヘッドフォンアンプは音源のライン出力 (これが望ましい) あるいはヘッドフォン端子 (必要なら) に接続する。持ち運びする用途には、HeadRoom ではAirHead (150 ドル) と Total AirHead (200 ドル) を用意している。これらのポータブルアンプは、iPod や PowerBook (あるいはデスクトップ Mac でさえも) で使用するのに最適だ。単四電池で動作し、音楽を同時に聴くためにヘッドフォン端子も 2 つ付いている。発売されたばかりの最新モデルは、iPod とほとんど同じ幅と高さのスリムなケースに入っている (HeadRoom では iPod とアンプを一揃えで入れられるバッグを販売しているほどだ)。その他に持ち運びできるものは、DIY (Do It Yourself; 「自分で作ろう」) や DBSE (Done By Someone Else; 「誰か他の人が作ったもの」) アンプがあり、ウェブ上には情報が至る所にある。持ち運びできなくてもいいアンプであれば、それこそ星の数ほど選択肢がある。HeadRoom が自社及び他社製品を含め多分一番多くの製品を扱っているが、さらに詳しい情報が以下の URL にてオンラインで入手可能だ。

(免責: 私は HeadRoom のために若干編集を行ったのは事実である。しかし、それ以前からずっと私は顧客として満足していたのだ。)

<http://www.headphone.com/layout.php?topicID=3&subTopicID=27>
<http://www.jmtaudio.com/>
<http://www.tangentsoft.net/audio/>
<http://headwize2.powerpill.org/projects/index.htm>

どこから購入するか? -- 以下に、ポピュラーではない製品を扱っているショップのリンクを列挙した。その他のほとんどのモデルは、米国内ならHeadRoom や GoodCans などの優良ヘッドフォン専門店で見つかる。Koss、Sony、そして Sennheiser の一部のモデルは、電子部品チェーン店でも販売している。Amazon や Buy.com などのウェブショップもここで紹介した製品を数多く扱っている。

<http://www.headphone.com/>
<http://www.goodcans.com/>
<http://www.amazon.com/>
<http://www.buy.com/>

もし音質が最優先でなかったり、あるいは最新のしゃれたヘッドフォンを探しているのなら、Audio Cubes と MiniDisco のどちらもデザイン重視のモデルを多く扱っている。どちらも、私がこの記事で推奨したモデルも含め音質の良いヘッドフォンも販売している。

<http://www.audiocubes.com/>
<http://www.minidisco.com/>

Sennheiser では現在、ここで推薦したモデルのいくつかに対し 2003 年 12 月31 日まで有効なホリデーキャッシュバックを実施している。PX 100、PX 200、HD 497、そして HD 212 Pro に対しては 5 ドル、HD 280 Pro なら 10 ドルである。Amazon.com にもこのキャッシュバックの広告が出ているが、Sennheiser指定販売店ならどこで購入した製品でも対象となる。

<http://images.amazon.com/images/P/B000089GN4.01.RB03.LZZZZZZZ.jpg>

最後に、もし良いヘッドフォンオーディオのことについてもっと学びたい場合、あるいは単に話をしたいだけでも、Head-Fi と HeadWize は要チェックだ。

<http://www.head-fi.org/>
<http://www.headwize.com/>

PayBITS: Dan のおすすめであなたや贈り物を受け取った方が音楽をより良く楽しめたなら、PayBITS で数ドル贈って感謝を示してみましょう。
<http://s1.amazon.com/exec/varzea/ts/my-pay-page/P3UQQEWHYLQXIT/>
<https://www.paypal.com/xclick/business=dan%40frakes.org>
PayBITS の説明 <http://www.tidbits.com/tb-issues/lang/jp/paybits-jp.html>


iPod 用ギフトの提案、Part 2

文: Dan Frakes <dan@frakes.org>
訳: Mark Nagata <nagata@kurims.kyoto-u.ac.jp>

先週、私はあなたの周りの iPod ユーザーに贈るホリデーギフトの提案をまとめた記事の Part 1 を書いて、Apple 製のアクセサリ、音楽、ソフトウェア、ケース、バッグ、ジャケットなどを紹介した。今週の Part 2 ではサードパーティの iPod アドオン、カーアクセサリ、スピーカー、読み物、そして修復に関する話題を取り上げよう。ここで紹介する便利なアイテムのどれかを贈れば、あなたの大好きな iPod ユーザーの人が、これまでにも増して iPod が大好きになってくれるだろう。

<http://db.tidbits.com/getbits.acgi?tbart=07464>(日本語)iPod 用ギフトの提案、Part 1

先週の注意を繰り返すと: いくつかの項目ごとに分類してあり、おおまかな価格を米ドルで示しておいた。これより安く買えるかもしれないし、場合によってはかなり安価な場合もあり得る。それぞれの製品について、古い FireWire ポートモデル専用か、あるいは最新の Dock コネクタタイプのものだけか、あるいはどちらでも使えるかどうかも記述してある。この記事ではヘッドフォンを対象としていない。それらに関するお勧めは、今週号のこの上の記事“耳に心地よい調べを: 2003”を見て欲しい。

iPod アドオンをアクセサリに -- iPod はただのポータブル音楽プレイヤーとは違って、たいていの人が想像するよりもずっと多様な用途がある。以下に挙げるようなアドオンを使えば、あなたの周りの iPod ファンも、ますます愛する気持ちが高まるだろう。

<http://www.sendstation.com/>

<http://store.sik.com/merchant.mv?Screen=PROD&Store_Code=SS&Product_Code=03-1004>

<http://www.tentechnology.com/>

<http://catalog.belkin.com/IWCatProductPage.process?Merchant_Id=1&Product_Id=148969>

<http://store.sik.com/merchant.mv?Screen=CTGY&Store_Code=SS&Category_Code=HotWire>

<http://catalog.belkin.com/IWCatProductPage.process?Merchant_Id=1&Product_Id=158384>

<http://catalog.belkin.com/IWCatProductPage.process?Merchant_Id=1&Product_Id=158350>

<http://www.chally.net/podpod/>

<http://www.griffintechnology.com/products/ifm/>
<http://www.griffintechnology.com/images/ifm_infographic.gif>

<http://www.griffintechnology.com/products/radioshark/>

ドライブ旅行: カーアクセサリ -- あなたの iPod に何千もの曲が入っていることの有難味を実感するには、ラジオ不毛地帯を通り抜けて遠出の旅行をしてみればよい。ラジオの電波がまったく届かない地方とか、あるいはどの局に合わせても揃いも揃って「お喋りばかり、延々と」ということもあるだろう。そういう時、あなたの好きな音楽を聞けば旅行もぐっと楽しくなるというものだろう。でも、そのためには車内で音楽を聞くツールと、iPod を長時間動かし続けるツールとが必要だ。(つまり、誰かのために車を iPod 演奏付きロードスターに設定してあげれば、最高のホリデーギフトになるということだ。)

<http://www.griffintechnology.com/products/itrip/>
<http://www.griffintechnology.com/software/software_itrip.html>
<http://db.tidbits.com/getbits.acgi?tbart=07191>(日本語)旅の供に iTrip: FM 送信機三つ

<http://www.griffintechnology.com/products/powerpodauto/>
<http://catalog.belkin.com/IWCatProductPage.process?Merchant_Id=1&Product_Id=149006>
<http://store.sik.com/merchant.mv?Screen=PROD&Store_Code=SS&Product_Code=03-1004>

<http://catalog.belkin.com/IWCatProductPage.process?Merchant_Id=&Section_Id=201526&pcount=&Product_Id=153999>

しっかりと聴こう: スピーカー -- Apple はユーザーの要望に応えて新型 iPod の Dock ベースにラインレベル出力を追加してくれた。これで、iPod を家庭のステレオに繋いで、可能な限り最高のサウンドを楽しめるようになった。以下に、ヘッドフォンなしで聴くためのアクセサリをいくつか挙げてみよう。旧型の iPod や、Dock ベースなしの新型 iPod を持っている人も、これらのアクセサリは使える。ただ、ヘッドフォンジャックからのラインレベル出力ではボリュームの調整は iPod 側の調整で近似的にしかできない。

<http://www.griffintechnology.com/products/cables_accessories/ipod_cable_kit.html>

<http://www.tivoliaudio.com/pPALPRL.htm>
<http://www.danfrakes.com/writing/images/TidBITS/iPodTivoliNavPod.jpg>

<http://www.tivoliaudio.com/pM2TPE.htm>

<http://store.apple.com/1-800-MY-APPLE/WebObjects/AppleStore?productLearnMore=T8355LL/A>

<http://www.cambridgesoundworks.com/store/category.cgi?category=search&item=c1md12ee&type=store>
<http://www.acoustic-energy.co.uk/products/aego/aegoloudspeakers.html>
<http://www.aegoproject.org/buy.htm>

読んで研究 -- iPod や iTunes は確かに使いやすいが、何か参考になる情報を読まずにその可能性のすべてを使いこなすことは不可能だ。ちょっと暇のある時に読める iPod 関係の読み物としては、これをお勧めしたい。

<http://www.amazon.com/exec/obidos/ASIN/0321223713/tidbitselectro00/ref%3Dnosim/>

修理もできる -- もしもあなたの大切な iPod ユーザーが旧型の iPod を持っているなら、または新型でもあまり気を遣って扱ってこなかったのなら、修理やメンテナンス関係のギフトでも喜ばれることだろう。

<http://www.radtech.us/icecreme.html>
<http://www.ipodcleaner.com/>

<http://www.ipodbattery.com/>
<http://www.pdasmart.com/ipodpartscenter.htm>
<http://www.info.apple.com/support/applecare_products/service/ipod_service.html>(日本語)AppleCare修理サービス - iPod

<http://store.apple.com/1-800-MY-APPLE/WebObjects/AppleStore?productLearnMore=M9404LL/A>(日本語)アップル - サポート - AppleCare Protection Plan for iPod
<http://www.smalldog.com/product/46133>

PayBITS: Dan の推薦したものの中から理想の iPod ギフトが見つかったなら、Amazon か PayPal で2・3ドル贈って感謝を示してみましょう。
<http://s1.amazon.com/exec/varzea/ts/my-pay-page/P3UQQEWHYLQXIT/>
<https://www.paypal.com/xclick/business=dan%40frakes.org>
PayBITS の説明 <http://www.tidbits.com/tb-issues/lang/jp/paybits-jp.html>


TidBITS Talk/15-Dec-03 のホットな話題

文: TidBITS Staff <editors@tidbits.com>
訳: Mark Nagata <nagata@kurims.kyoto-u.ac.jp>

Panther の Mail で HTML の TidBITS を読む -- Panther の新しい Mail アプリケーションが HTML フォーマットの TidBITS を表示する際必ずしも首尾一貫した行動をとらないことを読者たちが発見した。(メッセージ数 4)

<http://db.tidbits.com/getbits.acgi?tlkthrd=2128>

アプリケーションが人気を得る秘訣は? -- ソフトウェアは単に便利なサービスを提供してくれるだけでなく、それを越えたところに真価があるのだ、と読者たちが引き続き議論する。なかなか達成するところまでは行かないのだが、素晴しいソフトウェアというものはインターフェイス、形式と機能のバランス、あるいはサポートなどの点においても卓越している。(メッセージ数 21)

<http://db.tidbits.com/getbits.acgi?tlkthrd=2126>


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非営利、非商用の出版物およびウェブサイトは、フルクレジットを明記すれば記事を転載またはウェブページにリンクすることが できます。それ以外の場合はお問い合わせ下さい。記事が正確であることの保証はありませ ん。書名、製品名および会社名は、それぞれ該当する権利者の登録商標または権利です。TidBITS ISSN 1090-7017

Valid XHTML 1.0! , Let iCab smile , Another HTML-lint gateway 日本語版最終更新:2005年 12月 26日 月曜日, S. HOSOKAWA