TidBITS: Apple News for the Rest of Us  TidBITS#766/14-Feb-05

ポッドキャスティングって何だろう、と思っていた皆さん、Andy Affleck がこの最新のインターネット現象について考察した記事をどうぞお読み頂きたい。また今週号では、Glenn Fleishman がユニコードに関係したビジュアルなセキュリティ上の不正行為について説明する。無害に見える URL の下に偽装したページを隠す、というものだ。それから Adam も、ハードウェアの欠陥をトラブルシュートする際に気を付けるべき話を物語り、iPhoto ユーザーが Ceiva デジタルピクチャーフレームをうまく使いこなすこつも添える。ニュースの部では、Mac OS 10.3.8 が出たこと、それから私たちのサーバが今週引っ越しすることをお知らせする。

記事:

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MailBITS/14-Feb-05

2005 年 2 月 18 日は TidBITS サーバの引っ越し -- 私たちの主要なインターネットホストである digital.forest と、私たちのデータベースサーバを運営してくれている技術分野担当編集者の Geoff Duncan とが、両方とも引っ越しを予定しており、(これとは必ずしも無関係ではなく)私たちのサーバもほぼ時を同じくして引っ越すこととなった。サーバの停止期間は、太平洋標準時刻で 2005 年 2 月 18 日の午前中から午後早くにかけて、90 分ないし3 時間程度だろうと想定しているが、Seattle の交通事情や、何年も物理的に動かしたことのないマシンが一般的に備えている気難しさを考慮すれば、この見積もりがはずれることもありうる。この引っ越しによって、マシンを輸送しているあいだは、電子メールも停止するし、TidBITS や Take Control のウェブサイトも見ることができなくなる。停止期間のあいだストレスを感じる読者もいらっしゃると思うが、そういうときは、何度か深呼吸をして、私たちがこの期間にもっと多くのストレスを感じているということに思いをめぐらせていただきたい。[ACE](羽鳥)

Mac OS X 10.3.8 Update がリリースされる -- Apple は Mac OS X 10.3.8 をリリースした。これは Mac OS X 10.3 Panther のバグを直すマイナーアップデートだ。変更点としては、DNS 名前解決の速度向上により iChatや Mail のような特定のインターネットアプリケーションの起動が速くなったこと、停電後の再起動がより確実にできるようになったこと、DVD プレーヤの互換性と特定の状況下での画面表示が改善されたこと、PowerBook G4 がスリープから起き上がるときに画面が黒くなって操作を受け付けなくなることがあるという問題が解決されたこと、ラップトップのトラックパッドで「カーソルがジャンプする」という問題が起こりにくくなったこと、特定の Power Mac G5 におけるファンの挙動が理論的にはより信頼できるようになったこと(ただし、MacFixIt の読者の中には、アップデートした後でファンの動くのが多くなったと報告する人がいる)などがある。10.3.8 で取り組まれた問題は十分に特定されているので、それらの問題に直面しているのでなければ、アップデートの重要性は比較的低いといえる。何日か待って、MacFixIt や MacInTouch に何か問題点が広まっていないかどうか確かめてみても害はない。このアップデートは、ソフトウェア・アップデート経由か単体のダウンロードとして入手でき、Mac OS X 10.3.7 のユーザ用のものは 28 MB、10.3 のどのバージョンでもアップデートできる Combo アップデートは 103 MB だ。[ACE](羽鳥)

<http://docs.info.apple.com/article.html?artnum=300569>(日本語)アップル - サポート - TIL
<http://www.macfixit.com/>
<http://www.macintouch.com/>
<http://www.apple.com/support/downloads/macosxupdate1038.html>(日本語)アップル - サポート - ダウンロード - Mac OS X Update 10.3.8| (日本語)アップル - サポート - ダウンロード - Mac OS X Update 10.3.8 (Combo)


自分の目も URL も信用できない

文: Glenn Fleishman <[email protected]>
訳: 羽鳥公士郎 <hatori@ousaan.com>

Shmoo Group には、聡明なセキュリティの専門家という興味深い人たちが多くいて、インターネットで安全だと想定されていたことに次々と穴を開けてきたのだが、最近彼らが、ほとんどのブラウザを簡単にだます方法を発見した。ブラウザが安全なウェブサイトに接続しているように見えて、実はその接続が、別の名前の詐欺サイトがなりすましたものだということがあるのだ。皮肉なことに、Internet Explorer はこのなりすましの影響を受けない。すべてのプラットフォーム上の、Opera と、Safari など KHTML ベースのブラウザ、そして Firefox などの Mozilla ブラウザすべてに、この脆弱性が存在する。

<http://www.shmoo.com/>
<http://www.shmoo.com/idn/homograph.txt>

Shmoo が見つけたことを簡単に言うと、国際化ドメイン名(IDN)と呼ばれる、ドメイン名を世界中の言語でコードするための方法が、まずいやり方で実装されているため、悪意を持った人物や団体が、ブラウザのロケーションフィールドに、実際に接続しているドメイン名とは別のものに見えるドメイン名を表示させることができる。フィッシング詐欺を見破ることがますます難しくなるのだ。

この不正行為を可能にしているのは Punycode と呼ばれているシステムで、Shmoo Group によれば、このシステムは広く使われている。アクセント記号の付いていない西洋のアルファベット文字以外の文字を、Unicode/UTF-8 を使って含めたドメイン名を、ローマ字の文字列に変換するシステムだ。(Unicode について、詳しくは Matt Neuburg の「チェリーを2バイト - ユニコードと Mac OS X」を参照)。この変換自体に問題はない。これにより、英語の文字セット以外の文字を使ったドメイン名を、ブラウザを混乱させることなく自由に使うことができるし、既存のドメイン名のインフラと下位互換性が保たれるように単純な英語の文字で登録することができる。

<http://db.tidbits.com/getbits.acgi?tbser=1217>(日本語)チェリーを2バイト - ユニコードと Mac OS X - その1チェリーを2バイト - ユニコードと Mac OS X - その2

欠陥は2つの要素からなる。第1に、影響を受けるブラウザというのは、コードされた文字が何であっても、それを表示するが、その文字が、別の言語における別の文字と全く同じに見えることがある。Shmoo が例としてあげているのは、ロシア語の小文字の A で、これは、UTF-8 では、十進数表示で「&1072;」とコードされている。これを IDN をサポートしたブラウザで表示すると、小文字の A と表示され、ローマ字の小文字の A と区別がつかないのだ。

<http://www.fileformat.info/info/unicode/char/0430/>

2つ目の問題は、最初の問題とつながっている。Punycode を使ったドメイン名で、正当な SSL(セキュア・ソケット・レイヤー)デジタル証明書を取得することができる。したがって、たとえば Shmoo が短期間のあいだ公開していた(今では置き換えられている)例では、ブラウザの URL フィールドには「https://www.paypal.com/」という文字列が見え、SSL の標識もちゃんと立っている。つまり、何の警告も表示されないし、鍵のアイコンが現れ、Firefox の ページ情報 ウインドウで セキュリティ タブを見れば、「Web サイトの識別情報が検証されました。」と書かれている。

ところが、Firefox の同じタブで 表示 をクリックすると、そのウェブサイトの Punycode による本名を見ることができる。それは、「www.xn--pypal-4ve.com」となっている。ロケーションフィールドから URL をコピーして、ターミナルでペーストすると、標準的な UTF-8 フォーマットでコードされたバージョンを見ることができるが、それは「www.p&1072;ypal.com」のようになっている。

この問題に対する簡単な解決策があるかどうかは、私には分からない。これは、さまざまなブラウザの開発者が、Unicode の文字をまさにその通りに表示することを選択した結果であり、そのこと自体はたいへんもっともなことだ。しかし同時に、バックグラウンドでは、かつては米国中心主義的であり、今でもその歴史のかすかな痕跡を残しているドメイン名システムとの下位互換性を完全にするために、ごちゃごちゃして分かりにくい技を使って Unicode の文字を英語の文字に対応づけることとなっているのだ。

もしあなたが Firefox を使っているのなら、SpoofStick というユーティリティを手に入れてインストールすることを勧める。これは、「同形異義語」によるなりすましと呼ばれるようになりつつあるもの、すなわち、関係がない別の文字(グリフ)のように見えるグリフがあったら、警告してくれる。SpoofStick をインストールして Shmoo のサイトを訪れれば、素晴らしくありがたい警告が現れるだろう。

<http://www.corestreet.com/spoofstick/>

もはや、電子メールやウェブサイトのリンクを信頼してたどることはできない。あなたが訪れているドメイン名が、あなたがそうだと思っているものに間違いがないということを確かめるには、URL をターミナルで調べるか、SpoofStick をインストールするかしかない。

現実的には、この事態の結論としては、個人情報を求めるサイトへのリンクを電子メールで受け取ったときは、よりいっそう注意深くならなければならないということだ。たとえば、PayPal カスタマーサービスからと称するメッセージが、もっともらしくて、PayPal のサイトに接続するかのように見える URL さえ使っているが、実際はあなたのユーザ名とパスワードを横取りするために作られた別のサイトにつれて行かれるということさえありうる。ウェブ上でなりすまし URL の犠牲者になる確率というのは、比較的信頼できるサイトにあるリンクをたどる限りは、電子メールより低いだろう。疑問を感じたら、常識に立ち返り、疑わしい URL はターミナルにペーストしてみて、URL に普通でない Unicode 文字が隠れていないか確かめよう。望むらくは、ブラウザがすぐに対応することだろう。単純に、実際に表示されるドメイン名と並べて、Punycode の本名を表示するだけでも、操作に割り込んだりウェブページの邪魔をしたりすることなく、見えないところで起こっていることに注目させるくらいのことはできるはずだ。


もともと壊れてるのが原因

文: Adam C. Engst <[email protected]>
訳: Mark Nagata <nagata@kurims.kyoto-u.ac.jp>

最近わが家ではケーブルテレビの購読を中止したのだが、それに伴って私は Mini-DVI to Video のアダプタを買ってきて 12 インチ PowerBook に取り付け、わが家のテレビで DVD が観られるようにした。(お察しの通り、結局私たちはテレビに接続する一般的な市販の DVD プレイヤーを購入することはせず、いくつかの Mac に付いている DVD ドライブで済ますことにしたのだ。)このアダプタは $20 のケーブルで、Apple Online Store で手軽に注文できるし、当時は送料無料サービスもあったので好都合に思えた。(普段私はこうしたものは Small Dog で購入するのだが、その時はたまたま iBook のバッテリも購入することにしていて、そちらの方が Small Dog では品切れだったという事情があった。)

<http://www.smalldog.com/product/12652174>

ともあれ、そのアダプタが届くと、さっそく私はそれを私の PowerBook に差し込み、もう一方をこれまで TiVo がビデオ信号をテレビに送るために使っていた S-video ケーブルに繋いだ。そして、PowerBook をスリープから目覚めさせてテレビ画面に画像が出るのを待った。でも、何も起こらなかった。いくら待っても画面には何も写らないままだ。それから2時間、いろいろなトラブルシューティングを試みた。ビデオ機器の配線は全部繋ぎ直した。(これはいずれにしても必要だった - ケーブルテレビの機器は既に返却してしまっていたし、TiVo のモデムが焼け切れたために代わりに繋いでいた外付け Supra モデムと、TiVo の IR ブラスターとは外してしまおうと思っていたから。)ディスプレイ環境設定パネルの設定を変えても、別のケーブルに(RCA、S-video とも)交換しても、テレビの設定をいじっても、この Mini-DVI to Video アダプタから私が絞り出すことができたのは、非常に圧縮されて捻れた、白黒の画像が三度登場したことだけだった。

その道に詳しい友人たちに聞いてみても、口を揃えて「ちゃんと動くはずだけどね」と言われるだけだった。ただ、Alan Oppenheimer だけが、現在彼の会社がスライドショウプログラムの Envision Internet を作っているという事情でディスプレイ機器に注意深くなっていたためだろうか、私にシェアウェアプログラムの DisplayConfigX というものを紹介してくれた。これは、ビデオ信号中の解像度とリフレッシュレートを、使用中のモニタに合わせて自在に設定できるというものだ。彼の場合、他の方法ではどうしても動かなかった大スクリーンの液晶 HDTV が、DisplayConfigX のお陰で使えるようになったとのことだった。けれども残念ながら、DisplayConfigX の説明書を読むと標準 TV 出力はサポートしていない、とはっきり書いてあった。

<http://www.3dexpress.de/displayconfigx/>
<http://www.opendoor.com/envision/>

幸運なことに、寄稿編集者の Mark Anbinder が近所に住んでおり、彼も 12 インチの PowerBook と Mini-DVI to Video アダプタ、それに別のテレビを使っていた。そこで私は彼の家まで行き、私の PowerBook を彼のアダプタとテレビに繋いでみた。すると、すべてが完璧に動いた。次に私はこの構成に私のアダプタを代わりに入れてみた。すると、わが家で起こったのとまったく同じ問題が発生した。事件は解決だ - 私のアダプタが、もともと壊れていたのだ。(言い添えさせて頂くと、どんなシステムにおいても、問題の原因の可能性を切り分けるための最良の方法の一つはそのシステムの構成パーツを交換してみるというトラブルシューティングだ。何かトラブルが起こったら、ぜひこれを思い出して頂きたい。)

この話は、ハッピーエンドを迎えた。Apple のウェブサイトにはあまりはっきりと書かれていないが、Apple Online Store で購入した製品を返品するには AppleCare に電話する必要がある。私は電話をかけて、自動電話応答システムに私がトラブルに会った製品名をわからせるのにしばらくイライラさせられた(私がいくら“Mini-DVI to Video アダプタ”と言っても、それを“DVD Studio Pro”と受け取られてしまった)後、やっとのことで私は技術サポート担当者と話すことができた。ありがたいことに、彼は私のテスト結果に何の異論も唱えず、注文関係でいくつかの点を確認した後で、そのままカスタマーサービスの担当者に電話を取り次いでくれた。彼女はほんの一分間ほどキーボードを叩いてから、二日以内に新しいアダプタをお送りします、壊れたアダプタは返送不要です、と言った。それはもっともなことだ - たった $20 のパーツなのだし、Apple としてもそれは捨てる以外にないのだから。

この話の教訓は何だろうか? それは、ハードウェアというのは時としてもともと壊れている、ということだ。そして、これは不幸なことだが、そういう事態に遭遇してしまった人は、どこが問題なのかを探るために何時間も無駄にしなければならないこともある。でも、いったん何が悪いのかを私が見つけた後は、Apple が迅速かつ的確に真の問題を解決してくれた。これには感謝したい。

そうそう、新しいアダプタはどうなったかって? ちゃんと予定通り到着して、私がそれを PowerBook とテレビに繋いだら、きちんと動いた。Mac ならば当り前のように、ね。


Ceiva と Mac

文: Adam C. Engst <[email protected]>
訳: Mark Nagata <nagata@kurims.kyoto-u.ac.jp>

これは事情に明るい人には聞き飽きた話かもしれないが、私はつい最近、Ceiva ピクチャーフレームに写真をアップロードするために使う iPhoto の書き出し用プラグインを探し回る、という毎年の作業を回避できるうまい方法を発見した。Ceiva をご存じない方のために一言説明しておくと、これはモデムを内蔵したデジタル写真額縁と言える。定期的に Ceiva HQ に連絡を入れて、その翌日の額縁を飾るべき新しい写真をダウンロードする。正しいユーザ名とパスワードを知っている人ならば誰でも、Ceiva のウェブサイトに写真をアップロードして、その翌日用のダウンロードに供することができるので、年配の親戚たちとデジタル写真を共有する方法としても Ceiva は最適だ。わが家でも、私の祖父母のために Ceiva フレームとサービス(購読が必要)を購入している。

<http://www.ceiva.com/>

私の祖父母はこの Ceiva ピクチャーフレームが大好きで、家族のみんなの新しい写真をとても楽しみにしているのだが、私にとってこの Ceiva というのはすべてが歯痛の種でしかない。このピクチャーフレームはどのコンピュータ画面と比べてもあまりにも小さすぎる。要するにただのインターネットアカウントに過ぎないだけのようなものに料金を支払うのは納得できない。Ken Burns 効果まで備えた Mac OS X スクリーンセイバーと比べて見た目の面白さも遥かに見劣りがする。そして極め付けが、Ceiva のウェブ・インターフェイスだ。何年もかけて少しずつ向上しているとはいえ、まだまだ最も不細工なものの一つと言える。このインターフェイスの貧弱さが特に私の気に障る。なぜなら、本来私はもっともっと頻繁に祖父母のために写真をアップロードしたいはずなのだから。

ところが、2004 年の 10 月のこと、Ceiva は新しいサービスを開始した。これはもともとカメラ付きの携帯電話を持つ人が携帯電話から直接 Ceiva ピクチャーフレームに写真を送れるようにという目的でデザインされたものなのだが、Mac ユーザーたちが iPhoto から電子メールで写真を送るのも非常に手軽にできるようになる。その方法は、メインの Ceiva ページで(ログインしてから)Send from Cell のリンクをクリックし、あなたが写真を送りたいと思うアルバムごとにそれぞれ個別の CeivaMobile 電子メールアドレスをオンにするだけだ。そうしておけば、あとは iPhoto で最大 10 までの写真を選んで、Email ボタンをクリックし、写真サイズとして Medium (640x480) を指定し、それから iPhoto が作成した電子メールメッセージを送信する、という単純な操作になる。

<http://www.ceiva.com/ccare/hlp/hp/help_ceiva_sender_mac.jsp>

この作業には iPhoto の書き出し用プラグインを使う時ほどのエレガントさは無いかもしれないが、この特別の CeivaMobile アドレスにニックネームを設定さえしておけば、あとは簡単な作業となる。それに、いくら Ceiva が .Mac のスライドほどクールなものでなかったとしても、そのために .Mac アカウントを必要とすることもなければ、写真を表示するために常時 Mac をオンにし続けていなければならないということもないのだから。


ポッドキャスティング: みんなのラジオ

文: Andy J. Williams Affleck <[email protected]>
訳: 笠原正純<panhead@draconia.jp>
訳: 亀岡孝仁 <takkameoka@earthlink.net>
訳: 羽鳥公士郎 <hatori@ousaan.com>

インターネットテクノロジーにまつわる流行語の中で、"ポッドキャスティング" ほど一瞬で一般的になったものはない。しかし、そのスピードと名前付けの脱線のために、コンシューマーレベルのテクノロジーとしててこれほど混乱を生み出したものもない。そう、"ポッドキャスティング"とは何なのだろう?

極めて簡単に言うと、ポッドキャスティングはオーディオファイル(伝統的には MP3 で、同じように他のフォーマットを使うことも可能だ)を作り、他の人々が聴けるようオンラインに公開するということだ。これがその全てだといったら、あなたは「何だって?そんなことは何年も前からできたじゃないか」というだろう。そして、それは正しい。新しい方法が違っていることは、特定の番組を定期購読すれば、オーディオファイルを自動的にあなたのコンピューターにダウンロードしMP3 ソフト(Mac 上の iTunes ようなものだ)に入れてくれることだ。ということは、あなたの MP3 プレーヤー(それは多分 iPod だろうが)に苦もなく入れられるということでもある。これらの作業の簡略化と自動化が全てを変えてしまったのだ。

まず初めに、ポッドキャスティングについて一般的な一つの誤解を解きたい。それは、iPod とは何の関係もない。ポッドキャスティングを聴くために iPod は必要ではないということだ。もし、他の MP3 プレーヤーがみんなが持ちたがるようなクールなおもちゃだったなら、ポッドキャスティングは違う名前を付けられていただろう。

しかし、短期間にどれだけ普及したことか!他の人が聴けるようにとオーディオファイルをオンラインにしていたのはほんの一握りの人々だった去年の夏以来、千以上の人々が仮想の放送を好きになり、彼ら自身の番組を作り始めたのだ。"ポッドキャスティング"という言葉は 2004 年 9 月に作られ、12 月にはメジャーな新聞やニュース雑誌に注目されるようになった。私は、これほど急激に草の根レベルから従来型のメディアに登場するまで広がった新しいテクノロジーを思い出すことはできない。

既に、千を上回る人々(誰も正確な人数は把握できないが)が自分の番組を作っている。話題は、それが存在するなら、音楽から食べ物、映画レビュー、ポッドキャスティング自体と、多岐にわたる。多くは、小さな友人のサークルにのみ興味をもたれるであろうコンテンツのシンプルなオーディオ版ウェブログだ(時には、小さな友人のサークルというのでさえお世辞の表現になることもあるが。)

製作者が言おうとしている何かを得るために巨大なオーディオファイルをダウンロードして聴くよりも、情報を得るためにはウェブページを読んだり検索したりするほうがはるかに簡単で迅速であるということから、ポッドキャスティングを批判する人はいる。それは事実だ。しかし、その見方は重要な点 - ウェブログに対するポッドキャスティングは新聞に対するラジオである - を完全に見逃している。ポッドキャスティングは放送媒体の新しい形を提供するのだ。それをオーディオ・ウェブログと考えることは可能だが、ポッドキャスティングはその説明を超えることが可能だ。多分、もっとよい喩えは合法海賊版ラジオ放送というものだろう。そこでは、誰もが自分の放送局と番組を持っている。

次に、いくつかコンテンツについてサンプルを示そう。これらは、テキストのみのメディアではまったく面白くないものだ。(時によっては可能ですらないものもある。)

<http://www.curry.com/>

<http://www.itconversations.com/shows/detail220.html>
<http://www.itconversations.com/shows/detail221.html>

<http://www.coverville.com/>

<http://www.geekfuactiongrip.com/>

<http://www.podcrumbs.com/>

おもしろいことに、私の iTune と iPod の使用の大半はお気に入りのポッドキャスティングを聴くことになった。テレビを観ることは減り、ラジオを聴くことは全くなくなってしまった(実際、数回はそうしようとしたが、NPR を除いて、苦痛にしか感じなかった)。私が巨大企業の単一文化によって作られたものではなく、一般の人々の手によって作られたコンテンツを聴いて楽しめる時代がようやく到来したことを、私は心から嬉しく思っている。

ポッドキャスティングの歴史 -- ポッドキャスティングを可能にするのに必要な種々の技術の断片は長い間そこかしこに存在していた。しかしポッドキャスティングの爆発的普及へとつながる相乗効果が始まったのは 2000年の終わりに向けた頃 Dave Winer と Adam Curry が New York City で会った時である。Dave はあの伝説のアウトライナー MORE、UserLand Frontier、ウェブログシステムの Radio UserLand、そしてウェブログにそして今や世界中のニュースサイトに欠かすことの出来ないあの RSS (Really Simple Syndication) 標準の作成者である。Adam は前の MTV VJ であり、そして 1990年代初期からの New York City ISP である OnRamp の創始者でもある。Adam は大きなファイルを動かし回したいと思っていたのだが (当時彼はビデオのことを考えていた) Dave はそんなことは出来っこないと思っていた。大きなファイルをダウンロードするのはいつも苦痛でありその上結果が満足できることは少なかった。ダウンロードするよりはるかに短い再生時間しかない小さな切手サイズのビデオをダウンロードするのに途方もない時間がかかることもしょっちゅうであった。

しかし Adam には素晴らしい考えがあった:ネットワークの速度とその接続が使われないまま放っておかれる時間を考えてみろ (コンピュータから離れている時、ネットワーク接続を使わない作業をしている時、等々)。この暇な時間の間にかなり膨大な量のデータをダウンロードすることが可能ではないか。Dave はこのアイディアに同意し、そして当時彼は RSS 2.0 に取り組んでいた時だったので、"enclosure" の概念を追加した。これは単純に言えば、ビデオファイルの様なバイナリファイルに対する URL である。この様にすれば、enclosure をサポートするプログラムは Web サイトにウェブログの記事の一部としてアップロードされた新しい enclosure を自動的に見つけ出しそしてバックグラウンドでダウンロード出来る。このダウンロードは夜中に、或いはユーザーがソフトウェアに enclosure を回収する様指定した時間(それが何時であれ)になされる。

更に言えば、そうとう昔でもこのポッドキャスティングに必要なものは全て揃っていた。コンテンツを作る、他の人がそれにアクセス出来るようにする、そして空いている時にそれをダウンロードされる様にすることは可能であった。では、ポッドキャスティングが人気を得るまでこれ程時間を要したのは何故であろうか?

2004年以前は、単に本格化するに必要なだけの人数がいなかったのである。MP3 プレーヤーを持っている人、ウェブログを読む人、或いはオーディオコンテンツを作成しようという意思のある人の人数が十分に大きくなかったのである。

コンテンツについて言えば、Dave Winer 自身が最初にポッドキャスティングを利用した人達の一人でもある。彼は、今では "Morning Coffee Notes" と彼自身が呼んでいるものを録音し始めた。 彼はまた、以前 Boston で WBUR の "The Connection" のホストをしていた Christopher Lydon に働きかけ、そして Christopher Lydon もまたインタビューを録音しそれをこの様な仕組みで入手できるようにし始めた。Boston での 2004年民主党全国大会では、Dave は大会でのオーディオポストを作るため歩き回り、それを自分のサイトに掲示した。人々の注目を集められるコンテンツが十分に出始めたのである。加えて、この時期まで、ブロッグの世界では三年もの間大きな技術的革新は見られなかったのである。Dave はこの様に言っていた、"この世界は何か新しいアイディアに飢えていたのさ"。

しかし未だ欠けているものが一つあった:車の中で、会社に行く途中の電車の中で、或いは運動をしながら聞く、この様な時にはラジオが伝統的に一般的であるが、そのためにダウンロードしたオーディオファイルを MP3 プレーヤーに手で移すというのは面倒なものであった。そんな時 Adam Curry が iPodder と呼ばれる AppleScript スクリプトを書いてリリースした。このスクリプトは、単純に RSS フィードを通して一連のサイトを訪れ、まだ見ていない enclosure を探しだし、それをダウンロードし、そして iTunes へ移動させるのである (そして最終的には iPod にまで届く)。これで最後の問題も解決をみる事となり、自分の作成したコンテンツを配るのが簡単になっただけではなく、聴き手側もあなたのコンテンツを見つけて聞いてみるのが簡単になるのは誰の目にも分かった。水門は今や開かれたのである。

この話の興味深い関連話の一つとして、別に意図してそうなった訳ではないが Dave と Adam がお互いの役を入れ替えた事実がある。Dave の言によれば、"Adam はラジオが専門で私はソフトウェアが専門だが、ここまで来てみると、私の貢献度の大きかったのはラジオ側であり、彼のはソフトウェア側であった"。Dave はポッドキャスティングを可能にしたのはまさにこの役の入れ替えであったと信じている。Adam はソフトウェア設計の決まり事を知らないが故にそれを破ることが出来た、そして Dave もまたラジオの決まり事を知らないが故にそれを破ることが出来た。この "決まり事" を知らないことが大事な突破口へと道を開いたのだが、もしこの役柄の入れ替えが起こらなかったらこれはなかったかもしれないのである。

(注:この Dave Winer からの引用は 2005年1月の Skype 経由の Dave とのインタビューからのものである。このインタビューは約 20分適度でポッドキャスティングの興味深い歴史が満ち溢れている。この全容は私の Podcrumbs サイトにポッドキャストとして掲示されている。)

<http://www.podcrumbs.com/audio/Podcrumbs_2005-02-05.mp3>

ポッドキャストを聞くには -- ポッドキャストを聞くための、つまり、ポッドキャストを定期購読し、番組の内容を iTunes にコピーして、それをMac でそのまま聞くか、後で iPod に送るかするための Macintosh 用のプログラムには、様々なものがある。

最初に、ポッドキャストのためだけに作られたプログラムとしては、iPodder(無料)、iPodderX Lite(無料)、iPodderX(20 ドル)、PlayPod(無料)、PoddumFeeder(5 ドル)がある。これらのツールはすべて、いくつかのRSS フィードを定期購読し、周期的にスキャンして、そこで見つけたありとあらゆる MP3 ファイルを iTunes にコピーしてくれる。

<http://ipodder.sourceforge.net/>
<http://ipodderx.com/>
<http://www.iggsoftware.com/playpod/>
<http://www.ifthensoft.com/poddumfeeder.html>

次に、古くからある RSS リーダーの中で、すでにある機能に加えてポッドキャストを管理する機能が追加されたものがある。今までにポッドキャスティングのサポートが追加されたものは、私の知る限り、NetNewsWire Pro 2.0 のパブリックベータ版と PulpFiction だけだが、ポッドキャスティングのサポートがごく普通のことになるのも時間の問題だろう。

<http://ranchero.com/netnewswire/beta.php>
<http://freshsqueeze.com/products/pulpfiction/>

最後に、iPod を直接管理する(特に、ノートやカレンダーの項目、住所録、ニュースなどを iPod にコピーする)プログラムのいくつかにも、RSS enclosure のサポートが加えられている。たとえば、Pod2Go(12 ドル)やYamiPod(無料)などだ。

<http://www.kainjow.com/pod2go/>
<http://www.yamipod.com/>

私個人は、iPodderX と NetNewsWire Pro を組み合わせて使っている。iPodderX は、すべての放送を1つ残らず聞きたいと思うポッドキャストを管理するのに使い、NetNewsWire Pro は、ほかの RSS フィードすべてを読むのにも使っているが、毎回の放送を聞くわけではないフィードのために使っている。NetNewsWire Pro には、1つの enclosure をダウンロードして iTunesに自動的に移してくれる便利なボタンがあるので、放送を1つ1つ選ぶのが簡単だ。これは、個々の放送に対するオプトイン式アプローチといえる。

私からのアドバイスは何かって? さまざまなツールをすべて試してみて、どれを気に入るかご自分で判断してほしい。ポッドキャストのコンテンツに対するあなた自身のアプローチに適したツールはどれかを予言する方法などないのだから。

上で紹介したツールのどれか1つをインストールしたら、そのツールをいくつでも好きなだけのサイトに向けてみて、ポッドキャストを見つけることができる。どのプログラムにも、いくつかのフィードが例としてあらかじめ登録されているし、iPodder と iPodderX には総合的なディレクトリがあって、その中からポッドキャストを選んで購読することができる。そのほかにも、iPodderと iPodderX のウェブサイトにはそれぞれオンラインディレクトリがあって、そこでポッドキャストのサンプルを見つけることができる。

ポッドキャストを送りだしている人たちのあいだでは、audio.weblogs.com というウェブサイトにアナウンスを出すのが慣例となっている。いつでも、最近投稿された 100 のポッドキャストがリストされているので、そこで新しいポッドキャストを試すというのもよい方法だ。

<http://audio.weblogs.com/>

最後に、もしこれらのソフトウェアに手を煩わされることなく、ブラウザで直接ポッドキャストを試してみたいと思ったら、そうすることもできる。すべてのポッドキャストは、それぞれのウェブサイト上で(そしてaudio.weblogs.com でも)単純なリンクとして提供されていて、それをクリックすれば、Safari があなたのために、ブラウザの中で MP3 ファイルを演奏してくれる。

この曲を聞きながらお別れです -- ポッドキャスティングがこれからどうなるか、注目してみるのも面白いだろう。ある観点から見れば、これは真の意味でみんなのラジオといえる。自分の番組を持ちたいと願う人には、誰にでもその機会が与えられて、それにはラジオ局も必要ないし、連邦通信委員会の規制に縛られることもない。A.J. Liebling の有名な言葉にあるように、「出版の自由というのは、その手段を持つ者にだけ保障されている。」個人がウェブで出版できる時代が到来したということは、誰もが出版社を所有することができるということと同じだ。ポッドキャスティングによって、今や誰でもラジオ番組を所有できるようになった。そう遠くない将来には、間違いなくビデオも続くだろう。

別の観点から見れば、ポッドキャスティングは、今まさに新しい市場が開かれようとしているのを垣間見せている。ポッドキャストが、いつ、どうやって、現実の金銭を生みはじめるのか(そもそも、そうしようとする人がいるかどうかが問題だが)、誰にも分からないではないか。でも、そうしようとする人は確実にいるだろう。それに、メディア王たちがポッドキャスティングの成功に目をつけたら、何が起こるのか誰にも分からない。彼らはそれを阻止しようとするだろうか、それとも、吸収しようとするだろうか。どちらにしても、その企ては成功するだろうか。インターネットがこれまで辿ってきた道が状況証拠になるとすれば、彼らに成功の見込みはないだろう。しかし、これは全くの推測にすぎない。インターネット出版がそうであり、次いでウェブログがそうであったように、ポッドキャスティングもおそらく、経済的な成功を収めることはほとんどないだろうし、たくさんの失敗を経験し、その過程で、インターネットで接続された世界全体に玉石混交のオリジナルコンテンツを星の数ほど提供するのだろう。

今のところは、私はただ、ありとあらゆる様々な声が奏でる素敵な不協和音に、楽しんで耳を傾けている。

[Andy J. Williams Affleck は、米国連邦政府の事業を請け負っているプロジェクトマネージャーで、ウェブデザインにおける実用的なアクセシビリティの専門家でもある。彼は長いあいだ、個人がほかの人とコミュニケーションをとるのを可能にするあらゆるツールに魅了されてきた。それがたとえニュースレターであっても、また電子メール、ウェブログ、ポッドキャスティングであっても、そしてその後に続くものであっても。]

PayBITS: ポッドキャスティングって一体何だ、という疑問が、Andy のおかげで氷解したなら、PayBITS で数ドル送って、感謝の気持ちを表しましょう!
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PayBITS の説明 <http://www.tidbits.com/tb-issues/lang/jp/paybits-jp.html>


Take Control News/14-Feb-05

文: Adam C. Engst <[email protected]>
訳: Mark Nagata <nagata@kurims.kyoto-u.ac.jp>

私たちは引き続きアップデートに取り組んでいる。今週は、Apple Mail に関する Joe Kissell の二冊の電子ブックに、それぞれマイナーながらアップデートが出た。

<http://www.tidbits.com/takecontrol/news/>

Apple Mail についての電子ブック二冊がアップデート -- 読者のために電子ブックを最新に保っておきたいという著者 Joe Kissell のたゆみない努力のお陰で、彼の二冊の電子ブック、“Take Control of Email with Apple Mail”と“Take Control of Spam with Apple Mail”の両方ともにマイナーなアップデート版をリリースすることができた。“Take Control of Email with Apple Mail”での変更点としては、Mail で Hotmail、MSN、それに Gmail のアカウントにアクセスする方法を詳しく述べたサイドバーの追加、返信 をクリックしても Mail に新しいウィンドウが現われない場合の対処の仕方のヒント、それからルールやカラーコードのメッセージに関するバグについての新情報、などがある。“Take Control of Spam with Apple Mail”ではいくつかのスペルミスの修正や、以前の説明にあったよりも新しいバージョンの Panther に対応して操作の説明の表現をいくつか書き換えたことなどが挙げられる。これらの電子ブックをお持ちの方は、どうぞこれらの無料アップデートをダウンロードして頂きたい。ただし、今回の変更点は今述べたような特定の細かいところの修正のみにとどまっているので、ダウンロードの手間をかけて頂くまでのことはないかもしれない。特に“Take Control of Spam with Apple Mail”の方については、印刷して参照用に使おう、とおっしゃる方以外にはダウンロードするほどのものではないことをお断りしておく。いつもと同様、アップデートをダウンロードするには、お持ちの電子ブックを開いて、最初のページの左下隅にある Check for Updates ボタンをクリックし、ブラウザにロードされたウェブページの Download リンクをクリックして頂ければよい。

<http://www.tidbits.com/takecontrol/email-apple-mail.html>
<http://www.tidbits.com/takecontrol/spam-apple-mail.html>

2004 年の 10 月に遡るが、私たちはこの二つの電子ブックを一つの印刷された書籍“Take Control of Apple Mail”にまとめて出版した。この印刷版の本にはスペルミスの修正などはすべて盛り込まれているが、新情報については含まれていない。この印刷版の本を購入して下さった方は、どうぞその page xii にある“Free Updates”セクションの説明に従ってこのアップデート版の電子ブックにアクセスして頂きたい。[ACE]

<http://www.amazon.com/exec/obidos/ASIN/0321321154/takecontroleb-20/ref=nosim/>


TidBITS Talk/14-Feb-05 のホットな話題

文: TidBITS Staff <[email protected]>
訳: Mark Nagata <nagata@kurims.kyoto-u.ac.jp>

各話題の下の2つ目のリンクは私たちの Web Crossing サーバでの討論に繋がる。こちらの方がずっと高速のはずだ。

Macintosh 用 eBay ツールを比較する -- iwascoding.com の GarageSale を扱った DealBITS 抽選に触発されて、eBay オークションのために使う他のツールについて読者たちが提案する。(メッセージ数 5)

<http://db.tidbits.com/getbits.acgi?tlkthrd=2469>
<http://emperor.tidbits.com/TidBITS/Talk/327>

Flickr こそが次の目玉か? -- 写真共有サービスの Flickr は、デジタル写真以来の大ヒットとなるか? それとも、これは単なる一時的流行に過ぎないのか? (メッセージ数 3)

<http://db.tidbits.com/getbits.acgi?tlkthrd=2468>
<http://emperor.tidbits.com/TidBITS/Talk/326>

Microsoft Office で録音する -- Microsoft Word 2004 の NoteBook 機能には、オーディオノートを録音する機能も含まれている。PowerBook のショボい内蔵マイクは論外として、どんなマイクがこのようなノートの録音に適しているのだろうか? (メッセージ数 5)

<http://db.tidbits.com/getbits.acgi?tlkthrd=2466>
<http://emperor.tidbits.com/TidBITS/Talk/324>

Apple の一般名 "app" を検索する -- Apple がアプリケーション名に Mail や Pages のような一般的名詞を使っていることで、インターネット上でこれらのアプリケーション特定の情報を検索するのが難しくなっている。読者たちから、いくつか解決法が寄せられる。(メッセージ数 6)

<http://db.tidbits.com/getbits.acgi?tlkthrd=2464>
<http://emperor.tidbits.com/TidBITS/Talk/322>


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Valid XHTML 1.0! , Let iCab smile , Another HTML-lint gateway 日本語版最終更新:2005年 12月 26日 月曜日, S. HOSOKAWA