TidBITS: Apple News for the Rest of Us  TidBITS#811/09-Jan-06

本当に待ち遠しかった休日(と休息)も終わって、我々も普段の生活に戻り Macworld Expo での忙しい一週間にも対応できる心の準備が出来ている (何が発表されたのかを見逃さないためにも ExtraBITS Web ページもチェックして欲しい!)。San Francisco 滞在中にも、Travis Butler がこの号でレビューしている Garmin iQue 3600 GPS 機器が手元にあったらと思う時があるであろう。更に今週号では、Geoff Duncan が消え行く Microsoft Internet Explorer for the Mac に対する追悼の言葉を寄せ、我々からは History Hound 1.9 と二つの新しい AirPort ファームウェアのアップデートのリリース、そして CD と iPod を交換するという話をお届けする。

記事:

Copyright 2005 TidBITS: Reuse governed by Creative Commons license
<http://www.tidbits.com/terms/> Contact: <[email protected]>


本号の TidBITS のスポンサーは:


MailBITS/09-Jan-06

最新版の AirPort Base Station Firmware がリリース -- Apple は同社の AirPort Express と AirPort Extreme Base Station(日本ではそれぞれ、AirMac Express 、Airmac Extreme ベースステーション。以下同様)の新しいファームウェアを数週間おきにリリースしている。これは、Wi-Fiと OS の互換性を維持しユニットを安定的に保つことの困難さを証明するものだ。最新のファームウェアアップデート(5.7 for AirPort Extreme と 6.3 for AirPort Express)は先週姿を現した。今回のバージョンでは、AirPort Extreme の LAN パフォーマンスの改善といった大きなものから、RADIUS 認証の改良といったあまり知られていなかったものまでカバーしている。ただし、RADIUS もそれらを使っている人にとっては知られていないでは済まされないことは言うまでもない。Wi-Fi でのログインのために RADIUS を使うサーバをテストした時に私が見つけたバグはこのアップデートで解決されているだろう。

<http://www.apple.com/support/airport/> (日本語)アップル - サポート - AirMac

これまでベースステーションのファームウェアがリリースされてきたときと同様、そのリリースに潜む特定の問題について実績が出揃うまでの数日か数週間、アップデートのインストールはしばらく待っておくことをお勧めしたい。ただし、今回のリリースでの修正リストにあるどれか特定の問題に悩まされている人は別だが。ファームウェアのアップグレードがリリースされる度にインストールにまつわる問題が現れ、Apple がそれに対するフィックスを数週間後に送り出すことはすっかり恒例となっているからだ。 [GF](笠原)

History Hound 1.9。今度は RSS の検索とインデックス化 -- SmileOnMyMac の新しい browseback(TidBITS-810で紹介した)の直後に、St. Clair Software は、ウェブページ履歴の検索とインデックス化ユーティリティ、HistoryHound のアップデートをリリースした。Safari、 Internet Explorer、Firefox、OmniWeb、Camino、Mozilla/Netscape、Opera、Shiira 等のブラウザや、NetNewsWire 2 や PulpFiction といった RSS リーダー組み込みブラウザ等で表示した通常のウェブページに加え HistoryHound 1.9 は Safari で訪れるかブックマークした RSS フィードの検索とインデックス化をするようになった。アップデートはトラブルを招く URL への対応を含み、起動時のクラッシュ・バグを解決した。ささらに、結果リストを新たな検索の完了後にクリアするのでなく、新たな検索のスタート時点でクリアするようになった。バージョン 1.9 は登録ユーザには無料で提供され、新規購入の場合は $20。ダウンロードサイズは 2.2 MB だ。 [ACE](笠原)

<http://db.tidbits.com/getbits.acgi?tbart=08369>(日本語)SmileOnMyMac が browseback をリリース
<http://www.stclairsw.com/HistoryHound/>

古い CD を iPod と交換−ホントに -- South Carolina の Charleston にあるショップが状態の良い CD と iPod との交換に応じている。例えば、130 枚の中古 CD(品質条件に合致したものに限る)で 30 GB の iPod が貰える。CD 一枚 $3 以下ということだ。不確定要素が一つあり、その地域の外からディスクを送った場合に、あなたのコレクションが彼らの条件を満たさないと判断されると、返却の送料を負担しなければならなくなることだ。

<http://www.millenniummusic.com/trades.html>

Half.com と Amazon.com のマーケットプレースの説明を見ることは大いに参考になるだろう。皆さんの多くは、20 年を上回る期間の膨大な CD のコレクションを築き上げていたものの、今となってはそのうちのわずかしか聴かなくなっていることだろう。私は以前 CD を売ろうとしたことがあるが、Half.com 等の市場の需給の特徴から、ポピュラーな CD はしばしば低い価格しかつかなかった。再販の循環流通経路にあまりにも多くが残っているからだ。 [GF](笠原)

DealBITS 抽選: Midnight Mansion 当選者 -- 先週の DealBITS 抽選で当選し、ActionSoft の Midnight Mansion を受け取ることになったのは、ngsec.com の Tomas F. Serna、hyperion.com の Rob Hennessy、cox.net の Lynn Nebus、jamesf.com の James Feinberg、log.on.ca の Chuck McDonald だ。残念ながら当選しなかった皆さんも、2006 年 1 月 17 日までの期間、下の三つ目のリンクから注文すれば Midnight Mansion が 10% 割引の $18 になる。この割引は TidBITS 読者の皆さんすべてに提供されている。443 人の応募者に感謝したい。そして、今後の DealBITS 抽選もお楽しみに! [ACE] (笠原)

<http://www.actionsoft.com/midnightmansion.html>
<http://www.tidbits.com/dealbits/midnight-mansion/>
<http://www.actionsoft.com/mm/dealbits/register.html>
<http://db.tidbits.com/getbits.acgi?tbart=08373>(日本語)DealBITS 抽選: Midnight Mansion


Internet Explorer、公式に消え行く

文: Geoff Duncan <[email protected]>
訳: Mark Nagata <nagata@kurims.kyoto-u.ac.jp>

Apple が Safari を導入したことで、Microsoft がそのウェブブラウザである Internet Explorer の Mac 版を「メンテナンスモード」にしたのは、もうかなり遡った 2003 年の 6 月のことだった。開発そのものは中止となったが、当時でさえもすでに老朽化していたこのブラウザに、バグの修正やセキュリティの抜け穴を塞ぐ作業は続けると約束されていた。けれども Mac 上の Internet Explorer は今回、公式にその寿命の終わりを迎えることとなった。Microsoft は Mac 版の Internet Explorer のサポートを 2005 年 12 月 31 日をもって終了し、2006 年 1 月 31 日には Mactopia ウェブサイトからも削除することになる。(なので、ソフトウェアのコレクションに加えておきたいという人、あるいは HTML のテスト用にいろいろなプログラムを揃えたいという人は、今のうちにダウンロードしておこう。)

<http://www.microsoft.com/mac/products/internetexplorer/internetexplorer.aspx>(日本語)Mactopia Japan : Internet Explorer 5 for Mac
<http://db.tidbits.com/getbits.acgi?tbart=07227>(日本語)Internet Explorer for Mac がメンテナンスモードに

Internet Explorer は Windows においては今でも最も優位を占めるブラウザだ。(こちらはバージョン 7 に向けてのろのろと歩みを続けているし、また長年続くアンチトラスト裁判の焦点ともなっている。)けれども、Mac における Internet Explorer はいつまで経っても何となく遠縁の従兄弟のような感じだった。これは 1996 年に、その後 Microsoft の Macintosh Business Unit (MacBU) と呼ばれるようになったグループによって生み出されたものだ。このグループは本物の Macintosh プログラマーたちの集まりで、当時は Apple が消滅の危機に向かって傾きかけていると思われていた頃だった。その最初のベータリリースの段階から(つまりバージョン 2.0 で、TidBITS-311 で私はこれを真新しい 28.8 Kbps モデム (!) を使ってレビューした)すでに Mac を中心に据えたデザイン機能が見て取れたし、その最後のメジャーアップデート版(こちらは 2000 年の 3 月に Adam が TidBITS-523 でレビューした)では当時としては非常に便利でパワフルな機能、例えばスクラップブックやオークション・トラッカーなどを提供するまでになっていたのに加え、さらにはプラットフォームによらないページレンダリングエンジンに向けた真剣な努力も試みられていた。

<http://db.tidbits.com/getbits.acgi?tbart=01169>(日本語)Microsoft、Mac 版 Internet Explorer のベールをはがす
<http://db.tidbits.com/getbits.acgi?tbart=05872>(日本語)Internet Explorer 5.0 が Web を再表示する

Internet Explorer は早期に Mac OS X への移行も果たし、Apple の獅子身中の虫のごとく、このオペレーティングシステムのデフォルトのウェブブラウザという位置を、2003 年の初め頃に Apple が Safari を出した時点までずっと保ち続けた。長年言われ続けた問題点(誰か、クッキーの管理ができた人は?)も目立ったし、タブを使ったブラウジングや、ポップアップウィンドウの抑止、RSS のサポートなどの新しい機能を盛り込んだアップデートはついに日の目を見なかったが、Internet Explorer の統合スクラップブックは驚くほど素晴らしいアイデアだったし、私の知る限りその自動補完機能に匹敵できるものは OmniWeb 以外に無かったと思う。Internet Explorer はまた Mac OS X の中で唯一、拡張子とファイル・マッピングへのアクセスを内蔵していた。現在、インストールされたままの状態では、Mac OS X はユーザーにデフォルトの電子メールおよびウェブのアプリケーションしか設定を許さないし、それもシステム環境設定ではできずに Mail と Safari の中からこれらの設定を変更することしかできない。もっと複雑な設定を必要とするユーザーは、RCDefaultApp や MisFox、あるいは More Internet のようなプログラムを使わねばならない。

<http://www.omnigroup.com/applications/omniweb/>
<http://www.rubicode.com/Software/RCDefaultApp/>
<http://www.clauss-net.de/misfox/misfox.html>
<http://www.monkeyfood.com/software/moreInternet/>

結局、Internet Explorer が無くなるのを私たちが残念に思うかと言えば、そうでもない。何と言っても、Netscape と同じように、Internet Explorer も数年前から Macintosh の集まりには加わらなくなっていたし、便りも電話も全く届かずという状態だった。でも、いわゆるインターネット・ブームが到来した頃よりも前からずっと、Microsoft が先頭に立って Mac 用ウェブブラウザの一団を率い、意気揚々と向上を続けていた長い長い時期があった。その間 Apple は息も絶え絶えに苦闘していたし、また Internet Explorer の主な競争相手であった Netscape の方は、自分自身の苦悩のために悶え苦しむ姿を隠そうともせずにどんどんと Mac から離れて行った。読者の皆さんすべてが同じ感想をお持ちでないことは承知しているが、Internet Explorer と Mac は長い間共に歩んできたと思う。その間には凍えるような冬の日もあったし、雪道の上り坂も下り坂も、ともにあったのだけれど。だから私は高らかに言おう。ありがとう IE よ、君はなかなかよくやった、と。


iQue で地図 IQ をアップ

文: Travis Butler <[email protected]>
訳: 羽鳥公士郎 <hatori@ousaan.com>
訳: Mark Nagata <nagata@kurims.kyoto-u.ac.jp>

私は運転をするし、コンサルタントの仕事で市外まで行くし、GPS(Global Positioning System: 全地球測位システム)機器についての Adam のレビューも読んだので、ここ一二年のあいだずっと、GPS ナビゲーション装置が気になっていたが、私にとっては高価すぎて、手が出なかった。私の目に留まっていたものの1つが、Garmin の iQue だ。これは、Palm OS ハンドヘルドに内蔵された GPS ナビゲーション装置で、ほかの GPS よりずっとインテリジェント、ほかの Palm より高機能ということになるが、これも例にもれず、高価すぎた。ところが最近、Geeks.com が iQue 3600 の再整備品を 300 ドルで販売しており、ちょうどコンサルタント料を受け取ったところで何とかなりそうな価格だったので、少し逡巡した後、それを購入した。

<http://www.garmin.com/products/iQue3600/>(日本語)ガーミン社正規代理店 株式会社いいよねっと
<http://www.geeks.com/details.asp?invtid=010-N0264-11&cat=CON>

これまでのところ、私はこれを、大きな旅行で1回と、町の周りでのテストでかなりの時間使い、全体としては満足しているが、不快な経験がなかったわけではない。中でも最大の不満の元は、Garmin のいいかげんな Mac 対応だ。彼らは、iQue に対応する Palm Desktop の Mac OS X 版を公開する程度には優しいが、地図作成ソフトウェアを動かすには PC が必要だ。この問題は、Virtual PC を使えばそれほど苦労なく回避できるとはいっても、やはり悩みの種だ。

Palm ハンドヘルドとしての iQue 3600 -- 私が最後に使った Palm は、Tungsten T2 と Tungsten E だ。iQue 3600 は、ソフトウェアの観点から言うと、これらの機器とほぼ同世代のようだ。3つとも Palm OS 5.2.1 で動くし、Graffiti 2 文字認識を使って入力し、高解像度の画面を備えている。私が持っていた通常の Palm ソフトウェアはすべて、iQue 3600 に問題なくインストールでき、問題なく動いた。Garmin は、Address Book や Date Book といった標準的な Palm アプリケーションのいくつかに変更を加えているが、正直言って、私が違いに気が付いたのは、GPS 関連の機能を除けば、Find 機能だけだ。Garmin の Find ボタンを押すと、QueFind というアプリケーションが現れ、これには標準的な Palm OS の Find 機能もオプションとして備わっているが、そのほかに、ナビゲーション機能に関連した様々な「検索」(例えば Waypoints、Cities、Food and Drink など)にもアクセスできる。

<http://www.palm.com/us/products/handhelds/>

ソフトウェアに関して iQue と T2 モデルや E モデルとの最大の違いは、iQue の 320 × 480 画面の下部に「ソフト」入力領域があるということだ。Tungsten の2つのモデルでは、その場所は書き込み用のシルクエリアになっているが、iQue ではアクティブなピクセルで構成されており、Tungsten のT3、T5、TX モデルのソフト入力領域と同じように機能する。ただし、正確に同じではない。例えば、T5 では、ソフトウェアキーボードが前面に出ると書き込み領域に置き換わるが、iQue 3600 では、キーボードはメイン表示領域の中に現れる。しかし、Mobipocket や iSilo、Plucker といった閲覧プログラムは、この追加された表示領域を、問題なく認識し、使うことができる。書き込み領域が最小化されると、画面の下部に小さなコントロールバーが残され、そこに、Palm のデフォルトボタンの代わりに GPS 関連の項目が表示される。

ハードウェアの観点から言っても、iQue 3600 は T2 や E と同等だ。iQue には、高解像度の画面に加え、SD/MMC メモリスロット(ただし Bluetooth やWi-Fi 用の SDIO カードには対応していないようだ)や、内蔵スピーカ、オーディオ用ヘッドホンジャック(Garmin は、Palm に含まれる RealOne Playerの代わりに、独自のオーディオプレーヤをバンドルしている)、T2 と似たような録音用マイクが搭載されている。また、M500 で導入され T3 で使われなくなった、もはや汎用ではない年代物の Palm Universal Connector が使われている。

iQue 3600 には 32 MB の RAM が搭載されており、これも T2 や E と同等だが、バンドルされているソフトウェアをインストールした後では、そのうちおよそ 10 MB しか使用できない。これは私にとっては特に問題とならない。というのも、わたしは大きなデータ(例えば電子ブック)の保存には SD カードを使うからだ。メインプロセッサは、T2 や E で使われている TI OMAP プロセッサとは異なり、200 MHz Motorola Dragonball だが、私にはそれほど大きな速度の違いは感じられなかった。iQue のインターフェースの応答は、ソリティアゲームなどですばやくスクリーンタップを繰り返すと、ときに少しモタモタと感じられるが、アプリケーションの起動や再描画は、ほかの機種と同じぐらい高速(ときにはより高速)だ。

操作部は、Palm よりも往年の Sony Clie に近い。iQue 3600 は、Tungsten T以来ほとんどすべての Palm で使われている5方向ボタンではなく、単純な上下ボタンを使っており、それに加えて「ジョグダイアル」(実際には回転するダイアルではなく、ばね式のロッカースイッチ)と、左側面に Esc ボタンがある。わたしはもう何年も5方向ボタンを使ってきたので、上下ボタンとジョグダイアルにはなかなか慣れない。Clie ユーザならすぐに慣れるだろうと思う。

iQue 3600 の構造は、操作部が異なることを別にすれば、E とだいたい同じように感じる。プラスチックの筐体に操作部が付いていて、ボタンのクリック感は固く、金属のスタイラスが付属する。私にとって唯一気になる構造上の弱点はジョグダイアルだが、私は実際それほど使わない。iQue は全体として、T2程の重量と頑丈さはないが、実用性は文句ないし、普通に扱っている分には長持ちするだろう。iQue は E と比べて少し背が高く、3倍厚いが、それは主にGPS アンテナのせいだ。筐体はアンテナから遠ざかるほどに薄くなり、下端では E とほぼ同じ厚さになる。パンツのポケットに入れて持ち歩こうとは思わないが、それは E も同じだ。iQue は、ほとんどのシャツやジャケットのポケットに、すっぽり収まるだろう。

全体的に言って、iQue 3600 が1台あれば、ほかの Palm ハンドヘルドがなくても、十分やってゆけるだろう。操作部は、これより新しい Palm に比べれば少し失望させられるが、そのうちに慣れるだろう。性能や機能の面では、最新のハイエンドモデルにはかなわないが、私の Palm の使い道、つまり、カレンダーやアドレス帳、シリアルナンバーなどのためのメモ帳、暇つぶしのための電子ブックや簡単なゲームといったことについては、全く問題がない。

GPS ナビゲータとしての iQue 3600 -- Palm ハンドヘルドと違って、GPSナビゲーション機器となると、私はほとんど使ったことがない。数分以上使ったのは、iQue が初めてだ。その点を差し引いても、私は iQue には感心したし、購入してよかったと思っている。

iQue が GPS ナビゲーションシステムとして優れているところは、何と言っても、Palm OS ベースだということだ。標準的な Palm ソフトウェアとも統合されているし、Palm OS アプリケーションで GPS ナビゲーション機能を扱うこともできる。インターフェースのウィジェットには、Garmin ソフトウェア独特のものもあるが、GPS アプリケーション群の多くは Palm OS の慣習に従っており、私にとっては、マニュアルをほとんど参照することなく、簡単に使える。標準的な Palm アプリケーションとの統合は、非常に便利なもの、例えばAddress Book に新しいボタンが付いて、そこから QueFind Address アプリケーションに飛ぶと、適切な欄が入力されていて、検索された場所がその住所と共に保存されるというものから、少し便利なもの(例えば、Date Book の予定に場所を割り当て、そのときが来たら GPS ナビゲーションで道案内をすることができる)まで様々だ。このシステムは、Palm アプリケーションを使うことで、同等のスタンドアロン製品と比べて、かなり強力で高機能になっていると感じざるを得ない。地図データベースの検索ツールもその例だ。

残念ながら、統合はいつも明快で一貫しているというわけではない。このナビゲーションシステムの道順生成には、頭を悩まされている。地図データベースを検索するのは QueFind アプリケーションだが、その様々なカテゴリには、いつも Route To ボタンがあって、それを押せば、選択された項目への道順が生成される。iQue では、Address Book に添付したり Date Book に登録したりして保存した場所への道順も生成できるのだが、こちらには Route To ボタンがない。それがあれば、もっと使いやすく、何より分かりやすいだろうが、実際には、メニューバー(普段は隠れている)を呼び出し、Que メニューからRoute To を選択しなければならない。公平を期するために付け加えれば、どちらの場合でも同じように使える方法もある。項目を選択したら、Route アイコンをタップして Route コントロールパネルを呼び出すのだ。コントロールパネルの上部にバナーが現れ、そこには "Route to <された項目>" と書かれている。このバナーは、インターフェースのボタンではなく、テキスト表示のように見えるが、それをタップすると、選択した項目までの道順が生成される。

しかし、私にとって iQue の最大の問題は、インターフェースの不備ではなく、基礎となる地図データベースの完全性と正確性にある。iQue に付属するGarmin City Select 地図は、NavTeq が提供するもので、これは、gpsinformation.org によれば、ほとんどの組み込みカーナビシステムや、MapQeust および Magellan GPS 機器で使われているのと同じデータベースだ。

<http://www.gpsinformation.org/dale/mapmakers.htm>

近隣情報や道路などについて、毎分情報を更新するなんてことは不可能であることは理解しているが、私の母は同じ住所に 10 年も住んでいるのだから、イリノイ州 Galesburg の North Kellogg Street に母の正しい住所があるべきだと思う。ところが、私が iQue でその住所を目的地として設定するときは、いつも South Kellogg Street の同じ番地を入力しなければならない。同様に、小さなレストランが開店したり閉店したりするのに合わせて、iQueのリストがいつでも最新の状態に更新されるとは思わないけれど、私がイリノイ州 Jacksonville でレストランへ向かおうとしたときに、新しくもない住宅地に連れて行かれたのには、がっかりした。これは、iQue 3600 に付属していたバージョンの City Select、バージョン 6.02 を使った結果だが、Garminのウェブサイトには、バージョン 7 アップデートが掲載されている。私はこれを注文したから、改善されているかどうか、じきに分かるだろう。それでも私は、自分が直面した誤りをゆるす気にはなれない。どちらの地域も、もう何年も、全く変わっていないのだ。オンラインのいくつかの場所で目にした、あるコメントによると、NavTeq は 2001 年に対応エリアを拡大し始め、その際に、信頼性に欠けるデータを含めるようになったという。私が直面したのはこれかもしれない。

(脇道にそれるが、Garmin のウェブサイトで地図のアップデート情報を探そうとすると、本当にいらいらする。どうやら、iQue 3600 に対応しているナビゲーション地図は主に2つ、City Select と City Navigator があって、そのほかに専門的な地形地図と海洋地図があるようだ。しかし、Garmin のウェブサイトを1時間近くも行ったり来たりしても、City Select と City Navigator の違いを分かりやすくまとめた説明は、City Select がいくつかのGPS 機器に付属することを話のついでに触れた部分以外には、1つも見つけることができなかった。とりわけ私が知りたかったのは、すでに City Selectを持っている上に City Navigator を購入するとしたら、それに値するだけの改善が得られるかということだったのだが。さらに、Adam が Garmin StreetPilot c330 のレビューで述べているように、Garmin から無料で地図のアップデートを受けられるのは1度だけだ。それ以降は、アップデート料金は50 ドルから 125 ドルとなる。ほとんどの製品は 50 ドルか 75 ドルだというのに。)

<http://www.garmin.com/unlock/update.jsp>
<http://db.tidbits.com/getbits.acgi?tbart=08121>(日本語)NYC のカオスに秩序を: Garmin StreetPilot c330

大陸全体をカバーした詳細な地図データベースなんてものは、大きすぎて、iQue の内蔵メモリや、ほとんどの SD カードには収まらないだろうから、iQue は、主要な幹線道路をカバーした基本地図と、特定の地域の詳細な道路情報を備えたナビゲーション地図とを組み合わせて使う。必要とする地域の詳細地図を作成するには、Map Install というプログラムを使う。残念ながら、Map Install は Windows 専用で、Windows 版 Palm Desktop に統合されている。これは Virtual PC で(遅いとしても)動く。プログラム自体は、面倒だとはいえ、使い方は簡単だ。対応している地域の地図は、いつかの(少し奇妙な輪郭の)区画に分けられており、区画をクリックすると、それが作成中の地図に加わる。主要な大都市圏を含んだ、それなりの大きさの地図を作成しようとすれば、あちこちスクロールしたり、ズームイン・ズームアウトを繰り返したりすることになるだろう。Map Install では、現在の地図に含まれている区画が表示され、それぞれのサイズと合計サイズも表示される。容量の小さいメモリカードに地図を収めようとしているときには便利な機能だ。

あれこれ不満を述べてきたので、iQue は使い物になるのかと疑問に思った方もいるかもしれない。はっきり言うが、これは役に立つ。GPS ナビゲーションシステムの利点については、Adam が以前の記事ですでに説明しているが、私は、少なくとももう1つ利点を付け加えたいと思う。

<http://db.tidbits.com/getbits.acgi?tbart=08111>(日本語)宇宙からの指示:GPS カーナビ
<http://db.tidbits.com/getbits.acgi?tbart=08203>(日本語)Magellan RoadMate 700 でドライブに出る
<http://db.tidbits.com/getbits.acgi?tbart=08335>(日本語)Magellan RoadMate 760 GPS、おもむろに口を開く

私は運転しているとき、自分が今どこにいるのか、必要以上に知りたがる傾向がある。今までどれだけ進んで、これからどれだけ進まなければならないか、感覚的に分かるほど頻繁に走っている道であれば別だが、長い行程では、道順が分かっているとしても、ちょくちょく道路地図を引っ張り出して、進捗状況を地図と見比べる。また、ある町の特定の場所への道順を知っていて、別の場所への道順も知っているとき、両方の道順の関係がどうなっているかが知りたくなる。道の途中に、奇妙に曲がりくねった道路があるときは、特にそうだ。良い GPS ナビゲータがあれば、こんな欲求も満たされる。いつでも地図を見て、今どこにいるのか、道のりのどこまで進んだかを確認し、地図をズームしたりスクロールしたりして周辺の状況も知ることができる。これはとても気に入った。

すでに述べた統合の不備があるとはいえ、全般的には、iQue は使いやすいGPS ナビゲータだと思う。スクロールはタップしてドラッグするだけだし、上下ボタンで簡単にズームイン・ズームアウトしたり、ポップアップメニューから様々な縮尺を選ぶこともできる。iQue は、自動縮尺も、大抵の場合に賢くこなす。曲がり角に近づくと、自動的に縮尺がだんだん大きくなり、方向を変えるべき場所がより詳細に分かるようになる。さらに近づくと、曲がり角のプレビュー画面が現れる。iQue には音声通知機能もあるが、Adam がレビューした2つの機器と同じように、「500 フィート先を左です」などと言うにとどまり、道路の名前は知らせてくれない。私は、これは特別問題とは感じなかった。画面には詳細な情報が表示されるし、私にとっては一目で簡単に読み取れるからだ。地図表示は平面的なトップダウンビューに限られているが、これも、私は特に困らない。私にとっては、ほかの GPS 機器のスクリーンショットで見るような立体表示よりも、トップダウンビューの方が明快で、一目で簡単に分かる。

AAdam がレビューした機器と同じように、iQue には道順の自動再計算機能があって、決められた道順を外れたときにも対応できる。ところが、これもAdam が書いているのと同じだが、先に進もうとするのではなく、回れ右して元の道に戻るのを、ことのほか好むようだ。(U ターンを禁止する設定にもでき、iQue は大抵の場合言うことを聞いてくれるが、その代わり、一街区の周りをぐるりと回るのを好むようになる。)Route Via 機能を使えば、行程の途中で訪れたい目的地をいくつか登録でき、運転時間が最小になるように並べてくれるという、気の利いた機能もある。Route Via は、手動で道順を変更する(事故や工事を避けるためなど)ときにも使えるが、この目的には最適とは言えない。「この地点を迂回する」というような機能があった方がよいと思う。iQue には Detour 機能があって、初めに選ばれた道順よりも、望みの距離だけ迂回できることになっているが、私が使った限り、この機能が道順を大幅に変えることはほとんどない。

GPS インターフェースについて、もう1つだけ重大な不満がある。画面上のボタン類の大きさが、Palm OS サイズに合わせられているので、腕を伸ばした状態で、とりわけスタイラスを使っていないときには、操作するのが難しい。アンテナを広げて GPS 回路を起動させると、決まり文句の書かれたスプラッシュスクリーンが現れるが、どうやらそれは、運転中に機器を操作することに対する警告のようだ。私はこの警告を真剣に受け取りたい。

Geeks.com は iQue 3600 を Garmin バンドルパックの一部として販売していた。このパックは、iQue 本体に、自動車用のマウントと電源アダプタを加えたものだ。iQue のマウントは、吸盤式ではなく、柔らかいゴムの面でダッシュボードの上に乗せるもので、固定するための重りのつまったお手玉状の足が4つあり、その上にクレードルが付いている。このマウントは、私にとっては有用だ。ダッシュボードが比較的平らなので、マウントが安定し、それでいて見やすくするために位置を変えるのも簡単だ。より細かいところを見たいときや、駐車時に隠しておきたいときに、完全に取り外すのも容易だ。クレードル自身は左右に回転し、上下の角度も調整できる。基部が滑り落ちないほどにダッシュボードが平らであれば、どこでも見やすい位置に置くことができるだろう。DC アダプタには、アンプ付きスピーカ(ボリューム調節付き)が内蔵されていて、音声案内や Palm のアラーム、さらには MP3 ミュージックまで、簡単に聞くことができるが、それだけ嵩が張るので、12V シガーライターソケットでは問題が生じるかもしれない。(GPS がアクティブなときでも、音楽はバッググラウンドで再生され続け、音声案内は必要なときだけ Palm の音声に割り込む。しかし、スピーカの音質は AM ラジオよりも悪いので、自動車の中で聞くのはお勧めしない。)

iQue は、もちろん、自動車の外でも GPS として使えるが、その場合、電池の寿命が大きな問題となる。GPS アンテナは、iQue の背中にくっついている厚板で、いくつか決まった角度に回転することができ、最適な受信のためには、水平に近い角度に保つ必要がある。私の場合、屋外でも自動車の中でも、受信に問題はなかった。職場の建物の中では衛星をうまく捕捉できなかったが、驚いたことに、アパートの最上階にある私の部屋では、十分な数の衛星が捕捉された。外部アンテナ用のソケットも付いているが、どれだけの人がこれを必要とするかは、よく分からない。

全体として、iQue 3600 には、GPS として、良い点数を与えなければならない。完璧というわけではないが、PDA 機能を考慮に入れず、GPS として使うだけだとしても、購入するに値するだろう。Adam がレビューした GPS 機器の最初の2つと比べると、同じぐらい良い製品のように見えるが、価格は、定価の600 ドルですら、非常に安い。私の場合は 300 ドルだったのだから、もうけ物だ。

iQue 3600 を Mac で使う -- さて、ここでいよいよ最大の難物が登場、ということになるだろうか。Garmin は、Mac ユーザーの間ではその Mac への敵対心の強さに関してほとんど悪名高いと言ってもよいほどの定評を培ってきた。では、この iQue は Mac と共に使うのがどの程度難しいのだろうか?

その答は: 実は驚くほど易しく使える。ただしこれは PDA 側についての話だ。Garmin はそのサイトの iQue 3600 ソフトウェアアップデートセクションに Palm Desktop の Mac OS X 版をポストしている。ポストの日付は 2004 年の 8 月となっている。このバージョンは Mac OS X 10.4.3 の走る iBook G4 で何の問題もなく動作した。けれども、もしもあなたが既に Palm ユニットを持っていて、何らかのバージョンの Palm Desktop がインストールされているならば、そこに Garmin のバージョンを追加インストールしてしまうと問題が起こる可能性が高い。その場合は、PDiQue というプログラムを使う方が良いかもしれない。PDiQue は Palm Desktop がサポート対象マシンを認識するために使うプロパティリストファイルに修正を加えてiQue 3600 が認識されるようにしてくれる。私は Palm のウェブサイトにある最新バージョンの Palm Desktop 4.2.1 Rev D でこれをテストしてみたが、どうやら何の問題もなく iQue で HotSync が可能になったようだ。

<http://www.lycestra.com/ique.htm>

一方、iQue を GPS ユニットとしてセットアップする方はかなり難しい。PDiQue の著者である Joe Garcia は、iQue を Mac と共に使うためのメモをいくつか書いており、これは私にとってなかなか便利な情報だった。ただ、このメモの内容は 2004 年以来アップデートされていない。以下に述べる説明は彼のメモによるところが大きく、その上に私自身の経験に基づいて私がいくつかのことを書き加えて出来たものだ。

<http://www.lycestra.com/iQueDoc/?1>

さきほど述べたように、マップを作るソフトウェアは Windows でしか動作しない。その上、Windows 用に初めてソフトウェアをインストールした際にいくつかの Palm パッケージ(例えば base map)が作られ、これらがあらかじめ iQue で走っていないとナビゲーションに使うことができない。つまり、この iQue を GPS ナビゲータとして使いたければ、普通の PC か、または Virtual PC のどちらかにアクセスできることが必要になる。Virtual PC を使おうとすると面倒だ。なぜなら、Virtual PC では HotSync ができないからだ。これには私も驚いた。私が初めて Palm を使った時は Virtual PC で初期型の Palm Pilot との間で HotSync をしていたからだ。これは Claris Organizer ベースの Mac Palm Desktop がリリースされた時までずっと続いていた。Virtual PC だけを使って iQue をセットアップするのも不可能ではないが、手順が複雑になる。簡単に言えば、必要なステップをすべて Virtual PC で実行して、HotSync が必要になるところまで進む。そこまで来たら、生成されたファイルを Virtual PC のインストールフォルダの中から Mac 側へとコピーする。それから、Mac 版の Palm Desktop を使ってそれらを HotSync すればよい。

さあ、これでやっと準備が整った! 今後あなたが新しいマップを作る時は(あなたはきっとそうすることになるだろうが)今述べた最後の3つのステップをただ繰り返せばよい。つまり、Map Install でマップを作り、出来たマップファイルを Mac 側にコピーし、それから HotSync Manager を使ってインストールする。

私の新たな旅行の友 -- ここまで述べてきたように、iQue 3600 は決して完璧ではない。ソフトウェアには細かな欠陥がいくつもあるし、マップデータベースで私は何度も穴につまずいたことがある。Palm PDA としては、なかなか良く出来ている。けれども最新型の Palm 各機種に比べればデザインの古さを感じさせるのも間違いない。リリース時には最先端のものだったのだろうが、今となってはある程度進歩に取り残されているし、新型のユニットに比べて機能面でも違いが目立つ。(例えば SDIO のサポートが無いために Bluetooth や Wi-Fi のカードを追加して使うこともできない。)そして最も重要なことは、Garmin という会社が Mac ユーザーたちに対して iQue で使える Palm Desktop の Mac OS X 版をポストするという餌を投げておきながら、Mac ユーザーたちに対する態度そのものは、依然として「やれやれ、ついてきたいのならついておいで、でも、僕は助けてやらないからね」というものなのだから...

<http://www.garmin.com/products/faq.jsp?product=010-00264-00#faq25>

[訳者注: この号が出た後、Macworld の期間中に Garmin 社から発表があり、同社は 2006 年中に同社のすべての製品がフルに Mac OS X 互換となるようにすると明言したようです。詳しくはこちらのページをご覧下さい:
<http://www.garmin.com/pressroom/corporate/011006.html>
記事の筆者の Travis Butler も、これを報告しつつ「ええと、あんなことを言ったけど... やったぜ Garmin. :) 」と言っています。]

それでも最終的には、そういう欠陥があるにもかかわらず、私としてはこれらの欠陥が全体のバランスから見ればそれほど重いものとは感じられない。私に手の出る範囲内の価格で完全装備の GPS ナビゲーションシステムが手に入るのなら、多少の手間は何でもないと思う。その上に結構機能のある Palm OS ハンドヘルド機まで含まれているのだからお買得だ。そして、この iQue の中で Palm と GPS の両方の側面が互いに協力し合って働いているのは、いくらか欠点があるにしても、やはり別々のものを持つより大きいことだと言える。


TidBITS Talk/09-Jan-06 のホットな話題

文: TidBITS Staff <[email protected]>
訳: Mark Nagata <nagata@kurims.kyoto-u.ac.jp>

各話題の下の1つ目のリンクは従来型の TidBITS Talk インターフェイスを開く。2つ目のリンクは私たちの Web Crossing サーバ上で同じ討論に繋がる。画面上の見栄えが異なるほか、こちらの方が高速のはずだ。

Entourage フォルダ中のメッセージリストを抽出? -- 電子メールメッセージそのものではなく、メッセージのリストだけを印刷したいという読者に、AppleScript による解決法がもたらされる。(メッセージ数 2)

<http://db.tidbits.com/getbits.acgi?tlkthrd=2829>
<http://emperor.tidbits.com/TidBITS/Talk/671/>

Apple の計算機と小数点 -- 計算機 (Calculator)(Dashboard ウィジェットではなくてアプリケーションの方)は、時々奇妙な具合に桁数の丸めを実行してくれる。これは本当にバグでなくて、意図された機能なのか? (メッセージ数 11)

<http://db.tidbits.com/getbits.acgi?tlkthrd=2830>
<http://emperor.tidbits.com/TidBITS/Talk/672/>

本を書くためのワードプロセッサ -- 一冊の本全体を一つの Microsoft Word ファイルで書こうとするのは、トラブルの種以外の何物でもない。では他にどんなワードプロセッサが薦められるだろうか? TidBITS Talk 読者たちの声を聞いてみよう。(メッセージ数 7)

<http://db.tidbits.com/getbits.acgi?tlkthrd=2831>
<http://emperor.tidbits.com/TidBITS/Talk/673/>

iPhoto ライブラリをクリーンアップ -- 5 GB もある iPhoto ライブラリを手なずける手段として iPhoto Buddy が候補に挙がった。(メッセージ数 2)

<http://db.tidbits.com/getbits.acgi?tlkthrd=2832>
<http://emperor.tidbits.com/TidBITS/Talk/674/>

UMN Mapserver -- 地図サーバを走らせるためのヒントや、関わっている会社の一つについての情報が、読者たちから寄せられた。(メッセージ数 3)

<http://db.tidbits.com/getbits.acgi?tlkthrd=2833>
<http://emperor.tidbits.com/TidBITS/Talk/675/>

Super 8 からの変換 -- 保存してある、Super 8 フィルムで撮ったあのたくさんの映画を、どうする? いったん映写して撮影し直す、専門のデジタル化ショップに送る方がよい、などいくつかのアイデアが集まった。(メッセージ数 7)

<http://db.tidbits.com/getbits.acgi?tlkthrd=2834>
<http://emperor.tidbits.com/TidBITS/Talk/677/>

Firefox ブックマークの場所 -- ウェブブラウザの Firefox を最新バージョンにアップデートして以来、ある読者のブックマークがすべて消えてしまった。Firefox がブックマークファイルをどこに保存しているかは他の読者たちの助言で見つかったが、Firefox を巡るさまざまの体験談も寄せられた。(メッセージ数 7)

<http://db.tidbits.com/getbits.acgi?tlkthrd=2836>
<http://emperor.tidbits.com/TidBITS/Talk/678/>


tb_badge_trans-jp2 _ Take Control Take Control 電子ブック日本語版好評発売中
Tiger でのファイル共有、TidBITS 翻訳チーム訳
Panther でのユーザとアカウント、TidBITS 翻訳チーム訳
Panther のカスタマイズ、TidBITS 翻訳チーム訳
Panther へのアップグレード、TidBITS 翻訳チーム訳

非営利、非商用の出版物およびウェブサイトは、フルクレジットを明記すれば記事を転載またはウェブページにリンクすることが できます。それ以外の場合はお問い合わせ下さい。記事が正確であることの保証はありませ ん。書名、製品名および会社名は、それぞれ該当する権利者の登録商標または権利です。TidBITS ISSN 1090-7017

Valid XHTML 1.0! , Let iCab smile , Another HTML-lint gateway 日本語版最終更新:2006年 1月 15日 日曜日, S. HOSOKAWA