TidBITS: Apple News for the Rest of Us  TidBITS#850/09-Oct-06

やるべきことのリストを管理するために、ますます多くの人たちが Getting Things Done システムの信奉者となりつつある。そこで今週は、Matt Neuburg が Thinking Rock をレビューする。これは無料のアプリケーションで、直接に GTD モデルを実装した最初の例の一つと言える。また、Glenn Fleishman は Apple のストックオプション問題について報告するとともに、ラップトップ機が不眠症に陥らないようにするためのヒントを伝授する。それから今週は David Strom が寄稿してくれて、ますます違いがなくなりつつある現実世界と仮想世界について比較考察する。今週のニュースとしては、PocketMac for BlackBerry 4 と“Real World Mac OS X Fonts”のリリースがある。

記事:


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Apple、オプションのバックデート操作について報告

  文: Glenn Fleishman <glenn@tidbits.com>
  訳: 亀岡孝仁 <takkameoka@bellsouth.net>

Steve Jobs は先週 Apple のストックオプションのバックデート(実際よりも前の日付にする事)に関する社内調査の結果について発表し、その場で謝罪した。これはオプションが承認された日よりも遡ってより有利な株価の低い日を基準に授与されたことに関するものである。Jobs によれば、このオプションのバックデートには現在の経営者は関与していない、そして操作された日付は 1997年から 2002年迄の間の 15回に及ぶと言う。

これとは別に、Apple の前最高財務責任者である Fred Anderson は Apple のボードから辞任した。彼は 2004年に前職を退いて以来ボードに名を連ねていた。Apple は、この日付操作に関与したのは同社の名前は明かにされない二人の前役員であったことを声明しているが、この声明と Anderson の辞任の関係については何も述べていない。CFO として、Anderson はオプションに関する会計に理論的には関与していたことになるであろうが、同様な嫌疑で調査を受けた他の Silicon Valley 会社の例では、CFO 以外の役員と他にもっと階級の低い幹部社員とが扱ったり、或いは通常監査を避けるための操作をしていた。

Apple は、Jobs はこれらのグラントの受益者ではないが、これらのうち幾つかについては知っていたとしている。しかしながら、同社は彼は "その会計に及ぼす影響についてまでは認知していなかった" ともしている。この声明は不当とまでは言いがたい。Jobs がオプションの支給からそれを会計帳簿上に計上する日常業務にまで関与していることはないであろう。

もし、Apple が Securities and Exchange Commission (SEC) に提出した書類が認められれば、Apple は実質的な悪影響なしに危機回避が出来るであろう。但し、同社は所得の再申告は免れられないが、事はストックオプションに関することなので、財政状態に関する変更にまでは及ばないであろう。また Apple が SEC に対して小額の罰金を払うことになる事態も十分考えられる。

この二人の前幹部社員は、例え Apple に対して何のお咎めがない場合でも、別の法的措置に直面する可能性は残されており、そして犯罪行為として訴追される、上場会社の役員に就任する事を禁じられる、罰金を科せられる、或いはどれにも該当しないと言う場合だってありうる。彼らの具体的行為を知ることなしに、どうなるかの予測は出来ない。

このバックデート操作は、ストックオプションに関するものである。このストックオプションというのは、ある与えられた価格で株を買うことの出来る権利ではあるが義務ではない。この権利は通常、ある特定の日にち以降か、或いはある特定の期間内に行使できる。会社は、このオプションを従業員や他の人に報いるために支給する。その会社の株がオプション行使価格、或いは授与された日の株価よりも高くなれば価値が出る。

オプションを行使するということは、オプション価格を支払うということである。それはゼロかもしれないし、一株数セントかもしれないし、或いはもっとずっと高いかもしれない。ストップオプションを行使することで、あなたは実際の株を持つことになるのだが、その株を売ることに関して色々な制限に直面するかもしれない。(他の会社では、例えば Microsoft の様に、このオプショングラントの手続きを大部分或いは完全にバイパスして、従業員に株を直接授与するところもあるが、この場合も何時それを売れるかに関する制限はつく場合が多い。)

ストックオプションがバックデートされる場合、会社はある四半期、或いはもっと長期間内で株価の最安値の日を選択し、そしてオプション授与日をそこまでバックデートさせる。最近の報告の一つによると、ある会社は一人の従業員に対して彼の死亡後に生前の日までバックデートさせたオプションを授与し彼の遺産に貢献しようとしたケースが挙げられている。

この操作はもし完全に情報開示がされていれば違法ではない。過去に調査対象となった会社では、会計報告がこれらのオプションに対する債務を正しく認識していない、税債務を見過ごされている、そして他の義務付けられた報告が落ちている、とかの過誤が指摘されている。会社とオプションの受け手との間では金銭の授受は全くか或いは殆ど発生しないが、オプションを供与し後日それが行使される事でその会社が保有する株式の量が変化する、そして - 他にも色々あるが - それは会社が資金を調達する、或いは将来オプションを供与する能力に変化を与え、そして一般の株式市場に出回っている株式を希薄化することとなる。

この操作が明らかになるにつれて十指を越す会社が摘発されたが、殆どが 1990年代の後半から 2002年にかけてのことであり、これはいわゆるドットコム時代でストックオプションがいわゆる長期の蓄財策から短期の花火のような急上昇狙いへと変わって行った時代である。2002年の Sarbanes-Oxley 法がこの景色を変えることとなった、というのも同法はストックオプションの支給されてから二日以内の報告を義務付けたからである。それ以前は、会社からの報告はオプションの支給日から何ヶ月も或いは一年以上も経ってから報告されていて、日付を操作する時間を与えていた。しかしながら、今でも期日よりも遅い報告が後を絶たないという報告もある。

ストックオプションのバックデートは重大事である。ある会社では全経営陣が退職に追い込まれるという事もあった。起訴は飛び交い、10億ドル単位の収入の再申告も既に起きている。追徴金もしばしば課せられている。これまでのところ SEC が調査している会社の数は 80 にものぼる。過失を完全に認め、報告書を出した会社もある;抵抗している会社もあり、これらは結果として本格的な SEC の訴訟に直面するかもしれない。

これは Apple にとって痛手となるか?勿論のことである。Apple の経理関係者は、この事件前までは落ち度はなく、概して決算報告のやり方も評価されていた。これからの調査でこの最初の報告書以上の事が暴かれない限り、Apple は更に問題が拡がる危機を押えたと言えるし、そして Steve Jobs も彼の現在の高貴な役割に留まるであろう。


PocketMac for BlackBerry 4 リリース

  文: Glenn Fleishman <glenn@tidbits.com>
  訳: 羽鳥公士郎 <hatori@ousaan.com>

先週、PocketMac が、同社のソフトウェア BlackBerry for Macintosh の最新版となるバージョン 4.0 をリリースした。(前バージョンの詳細については、06-Feb-06 の "Mac のポッケに黒苺: PocketMac for BlackBerry" 参照。)BlackBerry ユーザはこのソフトウェアを無料で利用できる。BlackBerry 機器を製造している Research in Motion(RIM)が代わりに払っているのだ。このバージョンでは、このソフトウェアの前バージョンと異なり、アクティベートするのにシリアル番号が必要なくなった。PocketMac のサイトで Download Now ボタンをクリックすると、ウェブブラウザは RIM のサイト内にリダイレクトされ、そこで、ポップアップメニューからソフトウェアを選び、一度限りのユーザ情報を入力し、ソフトウェアをダウンロードする。PocketMac for BlackBerry には Mac OS X 10.3 以降が必要で、24.3 MB のダウンロードだ。

バージョン 4 はユニバーサルバイナリとなり、ほかにも重要な改善がなされた。なかでも、Safari のブックマークを BlackBerry に送信したり、サードパーティのアプリケーションをインストールしたりできるようになった。また、このバージョンでは、Blackberry Pearl モデルの mini-SD(Secure Digital)スロットに挿入されたメモリカードをドライブとしてマウントできるようになった。

さらに、この最新版では、BlackBerry の受信箱と送信済みフォルダにある電子メールを、Microsoft Entourage や Apple の Mail と同期できる。PocketMac for BlackBerry が動いている Mac で電子メールを受信すると、自動的に BlackBerry のアドレスに転送される。(BlackBerry 機器は、通常、メッセージを受信するのに「プッシュ」電子メールを使う。これは、RIM のサーバが定期的にあなたの電子メールアカウントを調べ、新しいメッセージがあったら、それをあなたの BlackBerry に送信するというものだ。BlackBerry機器で直接電子メールを受信することもできる。)新しいオプションでは、.Mac 利用者が、同期の度に Apple の .Mac サービスを使ってデータをバックアップできる。

PocketMac for BlackBerry では、連絡先、予定表、To Do 項目、メモを、Address Book、iCal、Entourage、Now Up-to-Date & Contact など Mac OS Xで一般的なソフトウェアと同期できる。しかし、現行の BlackBerry モデルの多くに Bluetooth が内蔵されているにもかかわらず、RIM がいうところの「セキュリティ上の理由」のため、RIM は Bluetooth 接続機能のほとんどを意図的に使用不可能にしている。これは、BlackBerry が政府機関や企業の市場に深く浸透しているためだ。それなので、PocketMac for BlackBerry を同期するには USB ケーブルを使うほかない。USB ケーブルでは機器の充電もできる。

PocketMac for BlackBerry 4 は、前バージョンのように iSync プラグインではなく、独立して動くように再設計された。それでも、インタフェースはどことなく iSync 風だ。この再設計では、構成がより分かりやすくなったので、うれしい改良といえる。


バーチャル・リアリティ? それともリアル・バーチャリティ?

  文: David Strom <david@strom.com>
  訳: 羽鳥公士郎 <hatori@ousaan.com>

最近のニュースを見ていたら、頭の中が混乱しまったので、ここで整理をさせていただきたい。近々、リアリティ番組をもとにしたビデオゲーム がお目見えする。ご存知かもしれないが、この番組というのは、台本のないリアリティを謳いながら、それが確かに現実に見えるよう、台本作家を雇っていた、あの番組だ。ちなみに、この台本作家というのは、勤務時間が少なくなるようタイムカードの改竄を強要され、 十分な報酬を受け取っていないと主張していた台本作家とは、別の台本作家だ。

そうかと思うと、Second Life という仮想世界の中で仮想商品を他人に販売するというビジネスを売って、現実の金銭を手に入れている人たちがいる。またある人たちは、ゲームのプレーヤが高いレベルに上がるための 仮想アイテムをeBay で競売にかけている。これらのアイテムを集めているのは現実の低賃金労働者で、彼らはアイテムを集めるために日夜ゲームにいそしんでいる。MySpace には、ファン(または中傷する人)によってつくられた、本物の人の贋物のウェブページがある。贋物の人の本当のウェブページもあり、それは例えば、特定のブランドや政策を宣伝しようとする、広告業界や広報の人たちが作ったものだったりする。

今月の初め、 ある全米誌の記者が、自分をたたえるコメントを自分のブログに書き込んでいたところ、上司がそれを知り、停職となった。彼の使った偽名は "sprezzatura" だが、これは、目に見える努力をせずに何かをするという意味だ。彼のブログは、同誌の編集者によって削除された。

YouTube で特に人気のあったビデオの1つは、ある孤独な十代の少女が彼女の半生を語るというものだった。しかし、この lonelygirl15 なる人物は、実はある女優が演技をしていたものだということが分かった。彼女に台本作家がいたかどうか、あるいはその台本作家がタイムカードを改竄させられていたかどうかは、私は知らない。そして、これによって、ほかの人気のあるビデオが1つのジャンルを形成した。彼らは、自分の作ったビデオに lonelygirl というタグをつけ、他の人に見てもらおうとしたのだ。そのあいだに、大学の倫理学の授業は、このごたごたをすでにカリキュラムに組み込んでしまった。

それから、ABC-TV が最近、9/11 についての 似非ドキュメンタリーを放送した。この番組には、俳優が現実の人を演じて語った作り物の会話が織り込まれており、この手法は大きな批判を招いた。

最後に、Hewlett-Packard の会長が雇ったプロの調査員が、取締役会からの情報漏洩について調べるため、何人かの記者になりすまし、その記者の私的な通話記録を入手していた。彼らは、トロイの木馬式キーロガーが仕込まれた Word 書類を電子メールで記者に送りつけることまでしていた。

これらすべてを読んで、わけが分からなくなってしまったのは、私だけだろうか。現実とそうでないものとを見分けるのは、ますます難しくなっているのではないだろうか。1年前の、あの単純な日々を覚えておいでだろうか。"Anonymous" というペンネームでフィクションの本を書いた全国誌の記者が、最終的にはファンファーレと共に追い出され写真に手を入れて作る雑誌の表紙には Photoshopping が求められ、企業の CEO は彼ら自身の本やストックオプションの特別賞与を改竄するだけで満足していた、あの日々を。そのころあったものといえば、映画 "The Matrix" ぐらいだが、これも本物ではなかった。しかし、よくできた楽しい CGI はあった。それが今ではどうだろう。ようこそ、新しいリアル・バーチャリティへ。

私がこの記事を私自身の手で書いたということは、確実に保証する。それ以外のことは、あなたの頭の中で構築されたものだ。

[David Strom が私たちに語ったところでは、彼は作家・ポッドキャスター・講演家・コンサルタントで、現実世界での仕事はTom's HardwareNetwork Computingの編集長だ。彼のブログが strominator.comにある。]


眠れぬラップトップ

  文: Glenn Fleishman <glenn@tidbits.com>
  訳: 羽鳥公士郎 <hatori@ousaan.com>

ラップトップを寝かしつけるのは、村中総出だ。TidBITS に時折登場する Keith Dawson と私のラップトップは、どちらも反抗的だったが、この週末、その問題が Adam Engst の一言で解決した。Keith は新しい 17 インチ MacBook Pro を持っているが、これは鞄の中で揺り動かされると目が覚めてしまうので、内蔵されている3つの温度センサーによると、何度かオーバーヒートしかけた。私の 15 インチアルミニウム PowerBook G4 はというと、過熱問題はなかったものの、だいぶ前からラッチがゆるゆるになっており、鞄の中でコンピュータが起きてしまいがちだった。

Adam が私たちに教えてくれたのは、パワーマネジメント設定を制御するコマンドラインのアプリケーション pmset だ。システム環境設定の「省エネルギー」パネルには、システム全体のバッテリとスリープの挙動について、設定できる項目がいくつか現れているが、パワーマネジメント設定の多くを変更するには、ターミナルを立ち上げることが必要だ。

私たちのような状況で最も重要なものは、lidwake 引数だ。lidwake の値を 0 にすると、ラッチが開いたことが検出されても、ラップトップがまどろみから覚めることがなくなる。そうするためには、コマンドラインから、以下のコマンドを pmset に与える。

    sudo pmset lidwake 0

sudo コマンドによって、システムのスーパーユーザとして pmset を呼び出すことができる。そうしないと、パワーマネジメント設定を変更することができない。一方、sudo を使うと、先に進むには管理者パスワードの入力が必要となる。lidwake を 0 に設定した後、コンピュータをスリープから覚ますには、キーボードで何かキーを押す必要がある。

私の場合、もう1つの引数 powerbutton が役立ちそうに思えた。powerbutton のデフォルト値は 0 だが、これを 1 にすると、パワーボタンが専用のスリープボタンとなる。デフォルトでは、パワーボタンを押すと、「スリープ」のほかに「再起動」と「システム終了」が並んだダイアログが現れる。私がこのボタンを押したときは、必ず「スリープ」をクリックするので、この設定ができれば時間の節約になる。ただ、私の PowerBook はこのオプションに対応していなかった。あなたのラップトップがどのオプションを扱えるのか調べるには、以下のようにタイプする。

     pmset -g cap

pmset コマンドは、変更を設定ファイルに書き込むので、変更を保存するために、追加の手順は必要ない。


Thinking Rock を拾い上げてみたら

  文: Matt Neuburg <matt@tidbits.com>
  訳: Mark Nagata <nagata@kurims.kyoto-u.ac.jp>

最近の TidBITS 記事“あなたの Macintosh で Getting Things Done(第一部)”(24-Jul-06 号) で、Jeff Porten は Getting Things Done (GTD) の哲学について一般的なことを説明し、GTD リストを保持管理するために使える、あるいはうまく適応させれば役に立つソフトウェアをいくつか紹介した。けれども私の経験から言えば、既存のソフトウェアを GTD に適応させるのはそう簡単なことではない。

私が今言ったことは皆さんを驚かせたかもしれない。何しろ私は筋金入りのアウトライナーおたくなのだから。でも、アウトライナーをそのままの状態で使っても、あまり良い GTD ツールにはなり得ないのだ。アウトラインというものは階層的な多次元構造を持っていて、根本的に GTD リストのあり方とはマッチしていない。確かにカラムを追加すれば役に立つし、 OmniOutliner ProTinderbox のようなアプリケーションなら十分データを保持することはできる。しかし、そこにはまだ欠けているものがある。それは、あなたがデータを入力、保管、一覧できるようにするためのインターフェイスと、あなたが施した変更に応じて自動的に物事を調整できるような論理構造だ。

(Ethan Schoonover の Kinkless GTD はこの点なかなか意欲的で、AppleScript を使って OmniOutliner Pro と iCal の機能を無理やりねじ曲げることで GTD リストに仕上げるようにしている。けれども正直言って私はその結果にがっかりさせられた。同様に、Ryan Holcomb の GTD Tinderbox テンプレートも、確かに精妙に組み上げられたワークフローのルールながらむしろそれは悪夢とも言えるもので、ルールをすべて覚えることができるかどうかはあなた次第だ。)

新しい岩 (Rock) が近所で評判だ -- けれども最近になって、私は GTD 専用に作られた新しいアプリケーションを見つけた。その名を Thinking Rockといい、よく考え抜かれたこのフリーウェアのアプリケーションはオーストラリアは Sydney 在住の二人の開発者によって作られたものだ。最新バージョンの 1.2.2 で、これぞ待っていた甲斐があったと思えるようなものになった。

表から見えないところでは、Thinking Rock は XML ファイルを保持している。私はこの選択がとても良かったと思う。緊急の場合にも、XML ファイルならばどんなテキストプロセッサでもデータにアクセスできるからだ。ここではこのファイルが軽量リレーショナルデータベースを効果的に表現することになる。そこから、GTD リストを実装するために必要な多次元性がもたらされるのだ。

一方、表面的には、Thinking Rock のインターフェイスは一種のウィザードとして挙動する。つまり、一連のスクリーンを使ってあなたを手引きしつつ、あなたが常に自分の GTD リストを作成・管理・評価して行けるようにするのだ。このアプローチ方法は素晴らしいと思う。なぜならこれはただ単に GTD プロセスの論理構造をあなたの為に処理してくれるだけでなく、そのプロセス自体を具現化させる(そしてそれをあなたに教えてくれる)という意味も持っているからだ。この開発者たちは明らかに GTD の哲学を深いところまで身に付けていて、その本当の意味を実現すべく心を配りつつ Thinking Rock の数々のスクリーンを作り上げてくれたのだ。以下では順次これらのスクリーンを紹介して行くので、皆さんにも私の言わんとするところがお分かり頂けると思う。

さあウィザードたちを見に行こう -- 最初の二つのスクリーンは、物事をあなたの GTD リストの中へと持ち込むことに関係している。この二つは、あなたのリストへの入り口だと思えばよい。すべてのものはここを通って行くのだ。

最初のスクリーン“Collect Thoughts”では、あなたがこれからしたい物事(“thought”と呼ぶ)を、あなたが思い付いた時に入力する。けれどもここでの要点は、それらの内容がこのスクリーンに長い間留まることがないということだ。いつまでも戸口でうろうろしていても仕方がないのだ! そこで、その次のスクリーン“Process Thoughts”で個々の thought を一度に一つずつカテゴリーに分ける。すると、自動的にその thought は最初のスクリーンにある thoughts リストから消える。これは、thought が処理を受ければもはや thought ではないからだ。それは既に別のもの(“action”または“project”あるいは“future item”か“information item”だが、この点についてはすぐ後で説明する)に変化している。つまりそれは既に戸口を通り抜けていて、内部のリストの一員になっているのだ。

さて、この“Process Thoughts”スクリーンで thought をカテゴリーに分けるには、次のようにする。(ここで、提供される選択肢が驚くほど GTD パラダイムのワークフローに忠実であることに注意して頂きたい。)

さて、次に触れておかねばならないのは、あなたの action や project にさらなるカテゴリー的深みを提供するために使う、二つの補助的なスクリーンだ。“Topics”は、あなたの思索や生活をめぐる一般的な分野の数々、例えば Work(仕事)や House(家)といったものだ。一方“Contexts”は、あなたが実際に action を実行する際の物理的環境とか作業のモードとかに関係したこと、例えば Phone(電話)や Computer(コンピュータ)や While In Town(街に出ている間に)とかいったものだ。この topics と contexts の二つはそれぞれ独自のスクリーンを持っており、それぞれが単純にリストを成している。それ以外のインターフェイスにおいては、topics と contexts はポップアップメニューの形で登場する。こうして、さまざまのスクリーンにおいて thought、action、project のそれぞれについて topic や context を変更できるのだが、(本物のリレーショナルデータベースの流儀に倣って)どのような topic や context が存在するかということ自体を変更するには今述べた補助的スクリーンを使わなければならない。

あと残っているのは、あなたのいろいろな action や project を一覧したり管理したりする方法についてだ。その目的のために、五つのスクリーンがある。まず第一に、非常に簡潔なスクリーン“Review Projects”がある。左側には、あなたのすべての project とそれぞれに付随した action、それに独立の action もすべて含んだアウトラインがある。ここでは action 同士を並べ替えたり、action を project に昇格させたりすることもできる。右側は inspector と呼ばれ、左側で選択された project または action の特徴をここで編集できるようになっている。だから、action については inspector を使ってその説明を変更したり、topic や context を変えたり、あるいは処理状況を変えたり(“Done”とマークすることも)できる。project については、inspector が四つのテキストフィールドを表示するので、さまざまなタイプの計画メモなどを書き留めておける。

残りの四つのスクリーンは、互いにほとんど同じ見かけをしている。上の部分に、あなたの action のうちそれぞれのスクリーンに応じた一部分をソート可能なリストとして表示する。下の部分には、つい先程述べた簡潔なスクリーンと同じアウトラインと inspector があり、上の部分で現在選択された action がここでも選択表示され、その action に対する inspector が開く。四つのスクリーンが互いにどう違うのかというと、それは action 全体のうちどんな一部分が上の方にリストされるかが違うだけだ。あなたの ASAP action のみ、あなたが他の人に実行を任せた Delegated action のみ、あなたが締切り日を指定した Scheduled action のみ、それからすべての action を対象としつつそのタイプや context や締切り日によってフィルター付けできるリスト、この四種類だ。

こうしてあなたは毎日毎日、毎時毎時、あなたの action をちゃんと見張り続けることができ、願わくは、何かを着実に実行してゆきたいと思う。そして、遅かれ早かれ、願わくは、その action または project に“Done”のマークを付けてやりたいものだ。その時が来れば、その項目はフィルターで選り分けられて表示から消える。(ただし、データファイルから消される訳ではないので、“Done”の付いた action を一覧しようと思えばできる。)このあたりの実装の巧みな点は、フィルターで選り分けることによって不要なことがらがあなたの頭脳の邪魔をするのが防げるところだ。例えばあなたが ASAP action を見ている時には、Scheduled action や Delegated action はあなたの目に見えないので、必要以上に圧倒されてしまうことがなくなる。

Inactive な action も通常フィルター分けで見えなくされるので、例えば Action B を始めるためには Action A が完了するのを待たねばならないというような、実生活ではよく起こる状況もうまく処理できる。そういう場合には、A と B を一つの project の中の連続した action にして、B を Inactive にして見えなくしておくわけだ。そして、その project の Sequence Actions チェックボックスをチェックしてみる。(Preferences > Screens > Projects でこの機能をオンにできる。)すると、A に“Done”のマークが付けられるやいなや、自動的に B が息を吹き返して ASAP action となる。こうして、A が完了するまでの間だけ B はあなたの目前から隠れていることになる。確かにこれは原始的なメカニズムに過ぎず、本物の従属度 (dependency) 実装にはほど遠いが、この種の連続した action を手で管理しなければならないのに比べれば雲泥の差だ。

これをあっちに置くには -- Thinking Rock は情報を書き出しするためにさまざまの方法を提供している。まず第一に、レポート (report) がある。これは PDF ファイルで、それぞれの action にチェックボックスが付いていて、普通はこれを紙に印刷することになる。このレポートを使えば、ASAP または今週中に締切りの来る action をリストしたり、action を日付順に並べたり、action をその context でグループ分けしたり(ただし、今挙げた他の二つのタイプのレポートでも実際には action が context でグループ分けされるのだが)あるいは project によって action をグループ分けしたりすることもできる。また、一枚の紙に 8 ページ分を含めた PDF を作ることもでき、これを 切り離して折り畳めば PocketMod 小冊子ができる。

Action、future item それに information item はそれぞれシンプルなテキストとして、あるいは XML フォーマットで書き出すこともでき、これを使えば(テキスト解析を施して何か他のプログラムに読み込ませるなど)自動化した方法でさらに情報を処理できるパワーがあなたの手に備わることになる。

最後にもう一つ、自動化された iCal 書き出しをオンにする環境設定項目もある。これをオンにしておくと、基盤をなす XML ファイルに保存の操作が加えられる度に、.ics ファイルが一つ作り出される。これはなかなか素晴らしいからくりと言える。一つには、Thinking Rock と違って iCal の方にはリマインダ機能が付いているということもある。ただ、そうは言ってもこの書き出されたカレンダーを iCal に認識させるのはちょっと厄介かもしれない。一つの方法は、iCal の中で File > Import を選んで手動でそのカレンダーを読み込むことだ。でも、これではあなたの Thinking Rock 情報が変更される度にいちいち再読み込みの操作をしなければならない重荷が、あなたに背負わされることになってしまうし、また再読み込みの前に iCal からいちいち手でカレンダーを削除しなければならない。そうしないとすべてが重複した形で残ってしまうからだ。そのような面倒を避けるためのうまい方法が一つある。それは、Web 共有をオンにして、あなたの サイト フォルダで .ics 書き出しを管理し、iCal にその URL を 購読 させるようにすることだ。購読されたカレンダーは自動か手動で(自動・手動の両方でも)更新できるので、最新情報を保つのも簡単にできる。

結論 -- もちろん、Thinking Rock にも人を閉口させる面はある。一番大きな欠陥は、これが Java アプリケーションであってただ一つの巨大な(そしてかなり醜い)ウィンドウのみで成っていることだ。Mac らしい感じが全然しない。この最新のアップデートでは、最も苛立たしい点のいくつかが緩和された。具体的には、あなたの XML ファイルを置く場所を指定するのに設定ファイルを編集せずにメニュー項目を使ってできるようになったことと、起動ごとにウィンドウの大きさが記憶されるようになったことが挙げられる。

それでも、インターフェイスの細かい点の一つ一つほとんどすべてが私の神経を逆撫でする。スタイル付きのテキストを扱える設備がどこにもない。Collect Thoughts のフィールドに入力して行く時、キーボードナビゲーションがとんでもない間違った働きをするし、テキスト編集ツールも原始的だ。Thinking Rock がバックグラウンドにいる時にそのウィンドウの上でクリックしてそれを前面に持ってこようとした場合、たまたまあなたのクリックが Process Thoughts スクリーンにある“Inactive”ラジオボタンの右側に来た時に、たとえその場所がボタンからずっと離れたウィンドウ右端に近い場所であったとしても、ラジオボタンが勝手に選択されてしまう。それに、project とその action や sub-project たちの展開表示の状態が記憶されないし、また Undo(取り消し)の機能がどこにもない。

それから、action をディスク上のファイルに関係付ける方法がない。Address Book との統合もない。それに、何かの実行を誰かに任せた時、Thinking Rock はそれを記憶して次回にその同じ人をオプションとして提供してくれることすらできない。成功に終わった action の Note フィールドに自動生成されるメッセージは、“successful”という単語の綴りが間違っている! 何ともはや...

こうしたことすべてが理由で、私は Thinking Rock を使う度にちょっと身のすくむ思いがすることをここで白状しておかねばならない。Cocoa アプリケーションでクローンを作って、これらの馬鹿げたインターフェイスを自分の手で直してやりたいというのが、まずは私の心に起こる衝動だ。(私が早いうちにこれをやり遂げなかったとしても、きっと誰か他の人がやってくれるだろう。)でも、たとえそうだとしても、Thinking Rock が Getting Things Done の基本的パラダイムを直接に表現した、Mac ネイティブ、スタンドアロンのアプリケーションとしては、私が見た初めてのインターフェイスであることに間違いはない。シンプルで、直接的で、明快だ。なかなか良いオンラインヘルプも付いている。このプログラムは今のこのままで、ごつごつしたところもすべて込みで、傑出した有用性がある。それに価格については誰も文句の付けようがない。(無料なのだから。)その上、開発者たちは ユーザーからの提案も受け付けている。(ちゃんと聞いていてくれる。)

というわけで、もしもあなたが Getting Things Done の考え方に興味を惹かれていて、あなたの生活に取り入れてみたいとお思いなら、ぜひ一度 Thinking Rock を試してみられることをお勧めする。参考書を買ったり、ブログを読んだり、イヤな飲み物を飲んだりする必要は全くない。Thinking Rock は、そのまますぐに、あなたが物事を成し遂げる (getting things done) お手伝いをしてくれるだろう。

Thinking Rock は 無料の 12 MB ダウンロードだ。これは Java アプリケーションなので、Mac OS X、Linux、Windows のいずれでも使える。Mac OS X では、主なシステム要件として Java Runtime Environment (JRE) 1.5 を使っている必要がある。お使いでない方は、ソフトウェアアップデートで入手できる。(Thinking Rock がこのために Panther やそれ以前では走らないのかどうか、私は知らない。)

スタッフ円卓会議 -- 以上はすべて Thinking Rock とその Getting Things Done モデルにおける役割についての、あくまでも一人の男の個人的見解に過ぎない。しかし、私たちスタッフの中には、このシステムの信奉者たちが他にも二人ほどいる。

[Tonya Engst]: Adam が Thinking Rock をデモして見せてくれた時、私が一番気になったのは繰返し起こる action がどう扱われるのかがよく分からないということだった。例えば、四半期に一度の概算納税を払うための project で、そのためにはたくさんの異なった action が必要だったとしよう。必要な銀行口座にお金を振り込んだり、いろいろな数字を計算したり、書類に書き入れたり、といったことだ。Thinking Rock のインターフェイスを見る限り、これに対処するためにはまず project を作って、その中で最初に必要な action に日付を設定し、それ以外のすべての action は Inactive にしておく、というのが正しい方法のようだ。でも、その設定した日に最初の action を完了した後で、それに Done のマークを付ける訳には行かない。そうではなくて、その次の四半期のためにその action の日付を再設定してから、その project 内でそれに引き続く action たちにすべて ASAP のマークを付け直す、というようにすべきだろう。そして、それらの action が完了したら、今度はそれらを Done にするのではなくて、また Inactive に戻すのが正しいのだ。

[Adam Engst]: 私にとって、Getting Things Done モデルには二つの点で問題があり、Thinking Rock はそのうち片方だけにしか解決の役に立たない。少なくとも短期的には。まず第一に、私が何かのシステムを持ってきてそれを使うようになったとしても、じきに私はそれに飽きて、それを保つために必要な日常のメンテナンスがだんだんと後にずれ込むようになり、いずれそのシステムがうまく働かなくなって、何か別の新しいシステムを物色するようになるのだ。私の理論を言えば、GTD が人気を集めている理由の一つは、それについて議論をする人々と、開発ツールやテクニック、そして実装のアイデアを出し合うこと、これらがうまく一つの大きなフィードバックループを作り上げていることなのだろうと思う。これらすべてがそのモデルそのものを新鮮かつ興味深いものとしているのであって、私たちは、いや少なくとも私は、新鮮で興味深いものにこそ引き付けられるのだ。だから、今の時点では Thinking Rock が新鮮で興味深いので、私も GTD の時流に乗ってみようという気がしている。でもこれは長続きするのだろうか? それは誰にも分からない。しかし、もしも Thinking Rock 自体が今後も進化し続けるならば、それが私の興味を繋ぐのに十分な力になるのかもしれない。

第二に、一つの action に対して何時間も何時間も続く集中した努力を要するような、そんなタイプの仕事に対して GTD モデルはあまりうまく適応してくれない。例えば私が何かの本とか、あるいは長い記事とかの執筆に取り組んでいる時には、何日も、あるいは何週間もの長い期間にわたって腰を据えて書き続ける必要がある。(「Chapter 1 を書く」というのはそうお手軽な作業ではない。)全体の project にはいくつもの action が含まれているかもしれないが、もしも一つ一つの action がそれぞれに長い時間を要するものならば、それを GTD の中に埋め込んでも全然満足すべき結果は得られない。なぜなら、初めから終わりまで何もかもが「未完了」のままの状態であり続けることが多いからだ。これまで、私はこの種のことを GTD でうまく処理する方法が見つけられなかったのだが、今回 Thinking Rock を使い始めてみて、私は一つのアイデアをあたためているところだ。新しいタイプの action として、ユーザーがコントロールする棒グラフを備えたものを作り、現在進行中の action にはその棒グラフをはっきりと目立つように表示しておくのだ。作業の中の一セッションが済むごとに、私は自分でその棒グラフをアップデートして進行状況を示すようにし、その action がずっと私のリストに表示され続けるようにしておけばよい、というアイデアだ。現在のところ、私はまず Tonya の繰返し起こる action に対処するために考え付いたテクニックの変形を試してみようと思う。それは、長期間続く action を締切り日指定付き (Scheduled action) にしておき、その日の仕事が終わった時に、その action を完了とするのではなくて(実際完了していないのだから)代わりに締切りの日付を次にその作業をする予定の日に再設定する、というものだ。


Take Control ニュース/09-Oct-06

  文: Adam C. Engst <ace@tidbits.com>
  訳: Mark Nagata <nagata@kurims.kyoto-u.ac.jp>

フォント関係電子ブックから生まれた "Real World Mac OS X Fonts" -- 今年の夏は、あっという間に私たちの前を通り過ぎた。その大きな理由の一つが、私たちが Sharon Zardetto Aker の二冊の電子ブック“Take Control of Fonts in Mac OS X”と“Take Control of Font Problems in Mac OS X”を一冊の印刷本に転化させようという大きなプロジェクトに取り組んでいたことだ。そして今回、その成果である“Real World Mac OS X Fonts”が、Peachpit Press 社から発売された。(従ってこの本はあなたが普段印刷本を購入していらっしゃるどんな書店でも手に入るはずだが、ただし、もしも皆さんがこれを私たちのサイトを通じて購入して下されば、Amazon のアフィリエイトプログラムを通じて私たちと Sharon がそれぞれ数セントずつ追加のお金を手にできることになる。)この本“Real World Mac OS X Fonts”のテキストは上記の二冊の電子ブックのものとほとんど同一だが、ただし二冊の電子ブックで重複している部分が少し削除されていることと、数カ所のマイナーな点がアップデートされていることが違いだ。また、私たちはいつもの Take Control のレイアウトを、Peachpit 社の定評ある Real World シリーズ本の特徴であるフルカラーデザインへと転化させた。この Real World シリーズこそ、グラフィックスやデザインのプロフェッショナルたちが最も詳細な情報を求めて頼りにする定番で、扱うトピックも Photoshop や InDesign からカラー管理や印刷制作まで多岐にわたっている。“Real World Mac OS X Fonts”は、これらのプロ向けのタイトルと比べてもひけを取らない内容なので、これらの電子ブックを買ってみたいと思ってはいたけれども紙に印刷したものを読む方がよいとお思いの方は、どうぞ一度手に取ってみて頂きたい。


TidBITS Talk/09-Oct-06 のホットな話題

  文: TidBITS Staff <editors@tidbits.com>
  訳: Mark Nagata <nagata@kurims.kyoto-u.ac.jp>

Apple、iPod シリーズをアップデート、映画を開始、iTVをプレビュー -- 古いマシンに iTunes 7 をインストールすると、ビデオの再生がガクガクしたものになってしまう。どうすれば再生の品質が上げられるのか? (3 メッセージ)

Mac で MySQL を使う -- 先週号の MySQL の記事を受けて、TidBITS 読者たちがいろいろな SQL ユーティリティやリソースを探し求め、また FileMaker 開発からの移行についても意見を求める。 (8 メッセージ)

Aperture 1.5 が Photokina で最新の Lightroom ベータと顔合わせ -- 熟練の AppleScript と Automator の使い手である Sal Soghoian が、最新バージョンの Aperture には Automator と AppleScript のサポートの大幅なアップデートが盛り込まれていることを指摘する。 (1 メッセージ)

StuffIt がバージョン 11 に -- 今や .zip アーカイブ機能が内蔵されていることを鑑み、StuffIt フォーマットの Mac 上での有益さについて読者たちが議論する。セキュリティや互換性の問題も討議される。(16 メッセージ)

ファイルマッピングが OS アップデートの度にデフォルトに戻る -- 自分のコンピュータに Mac OS X 10.4.8 をインストールした時、カスタマイズしておいたファイルマッピングが変わってしまっていた、という人たちがいる。それほど重大な問題ではないのかもしれないが、場合によっては非常に気に障ることもあるだろう。 (6 メッセージ)

古いチップへの感傷的な思い -- 古い SIMM や DIMM のメモリは、何か役に立つのか?(もちろん芸術的利用はできるが、それは除いての話だ)(2 メッセージ)


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Valid XHTML 1.0! , Let iCab smile , Another HTML-lint gateway 日本語版最終更新:2006年 10月 14日 土曜日, S. HOSOKAWA