TidBITS: Apple News for the Rest of Us  TidBITS#951/27-Oct-08

Apple は 2008 年第4会計四半期に目覚ましい数字を残した。売上高が 79 億ドル、純利益が 11 億 4,000 万ドルとなったが、それらは文字通り話の半分でしかない。もしも iPhone の売上を含めたならば、これらの数字はほぼ倍になっていただろう。それがどういうことなのか、今週号で説明する。また今週号では、Joe Kissell が Mail Act-On 2 のリリースを祝い、Jeff Carlson が FireWire の付かなくなった新型 MacBook に FireWire 装備のビデオカメラからビデオを読み込む方法を紹介する。Glenn Fleishman は Google の Android コードがオープンソースとしてリリースされたことを伝え、Adam は Apple からタブレットサイズの機器が出るのではないかという噂をバッサリと切り捨てるとともに、新しい iPhone 用 Google Earth を試してみる。Take Control 関係では、Joe の新しい電子ブック“Take Control of MobileMe”のリリースをお知らせする。今週の TidBITS 監視リストでは、iPhoto 7.1.5、BBEdit 9.0.2、Lightroom 2.1、Adobe Camera Raw 5.1、DiscLabel 5.3、Cocktail 4.2、AirPort Extreme Update 2008-004、Aperture 2.1.2、InDesign CS3 5.0.4 Update、InCopy 5.0.4 Update、それに Suitcase Fusion 2.0 のリリースについてお伝えする。

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iPhone 用 Google Earth の第一印象

  文: Adam C. Engst <[email protected]>
  訳: Mark Nagata <nagata@kurims.kyoto-u.ac.jp>

今や iPhone は、20 年前にはサイエンスフィクションの領域に属していたところにまで既に深く入り込みつつあるが、iPhone 用アプリケーションとして Google Earth がリリースされるに至り、その感はさらに深まった。ハンドヘルド機器を使ってマンハッタンの Woolworth ビルディングの航空写真が見られたり、そこでちっぽけなアイコンをタップするだけでそのビルディングに関する百科事典の記事が読めたりするなんて、誰が想像していただろうか? 今ではそれが、そしてさらにもっと凄いことが、可能になったのだ。

Google-Earth-for-iPhone

まだご存知でない方のために一言言っておくと、Google Earth というのは Mac でも Windows でも使えるクロス・プラットフォームのアプリケーションで、この地球上のどの場所でも表示させることができ、ズームインして衛星写真や航空画像を見ることもできるというものだ。本来のそういう表示の上に地図関係の他の情報、例えば道路、天候、位置を特定した写真、さらには現在の雲の状況まで、重ねて表示させることもできる。また、ウェブ上の Google Maps と同じように、いろいろな会社を調べて道案内を得たりすることもできる。

無料の Google Earth iPhone アプリケーション(これは iPod touch でも働く)は、完全版の Google Earth アプリケーションと基本的な機能としては同じものを提供しているが、完全版のアプリケーションにある異なったレイヤーをすべて表示することはできない。境界線やラベル、領域などは表示でき、 Panoramioの提供する位置特定写真や、その場所に関係する Wikipedia 記事へのリンクを重ねて表示することもできる。けれども、このアプリケーションでは道路地図や 3D の建物写真、ストリートビューの写真、天候、その他完全版のアプリケーションで見られるものの多くは表示されない。

iPhone 用の Google Earth は iPhone のマルチタッチ画面操作を十分に利用する。ピンチ(つまんだり押し開いたりする)動作でズームイン・ズームアウトする(ダブルタップでもズームインする)し、一本指でドラッグすれば表示がパンし、二本指で丸くドラッグまたは左右へドラッグすれば表示が回転する。iPhone または iPod touch 本体を傾ければ地図を俯瞰する角度が変わり、二本指で上下にドラッグしても同じことが起こる。スクリーンの四隅にある四つのボタンで、住所を検索したり、地図を北を上に向け直したり、あなたの現在位置を調べたり、オプション設定やヘルプへのアクセスをしたりできる。検索は呼び出すのに時間がかかるが、かなり賢くて Address Book 内容とのマッチングをしたり住所をすべてタイプせずに望みのマッチを選択したりできる。その上、あなたの現在位置に最も近い検索結果を見つけるオプションまである。

実行速度は驚くほど速いというものではないが、Google が 110 MB もある完全版の Google Earth アプリケーションをたった 8.9 MB の iPhone アプリケーションの中に押し込むことができたのは驚嘆すべきだ。おそらくこれは、アプリケーションの大部分の働きを Google のサーバに押し付けることによって実現したものだろう。だから、iPhone が 3G や EDGE で接続されている時よりも Wi-Fi で接続中の方がこのアプリケーションのパフォーマンスが向上するということも考えられる。


タブレット iPod の噂は根拠薄弱

  文: Adam C. Engst <[email protected]>
  訳: 羽鳥公士郎 <http://www.ousaan.com/mail/>

New York Times の John Markoff が伝えるところでは、とある検索エンジンの情報源が、「画面が iPhone と MacBook の中間である未発表の Apple 製品」からのヒットを示すログ情報を共有していたそうだ。

それだけなら大きな注目を集めることはなかったかもしれない。しかし、今週Apple の業績発表に珍しく姿を見せた Steve Jobs は、Apple には「500 ドルを切るコンピュータで、ガラクタではないものを作る方法が分からない」とコメントし、さらにもっと積極的に、Apple はネットブック(主にウェブと電子メールのアクセスに使用される、小さく安価なポータブルコンピュータ)の生まれつつあるマーケットを注視していると述べた。

Jobs のコメントと検索エンジンのログを合わせれば、iPhone や iPod touchに似た機器で、より画面の大きいものを想像するのは容易だ。Apple が 500ドルを切るガラクタではないコンピュータを作れないからといって、iPhoneソフトウェアに基づいた 500 ドルを切る機器を作れないとは限らない。私が"Steve Jobs へのオープンレター: iPod リーダーを支持します"(2008-03-05)で示唆した機器と、驚くほど似たものが見えてこないだろうか。

私は、ぜひとも iPod リーダーを見たいと思うし、それは Apple にとってよいビジネスになるとも思っているが、しかし、現状の証拠では懐疑的だ。

私の Google Analytics をざっと眺めてみれば、画面解像度は広範囲にわたっており、先月は 393 種類あった。その中には、0 × 0(明らかに音声のみのウェブブラウザだ)から 65536 × 65536(Bill Gates の家事手伝いが Macユーザーで、カスタム画面をこっそりと使っているに違いない)にいたるまでのピクセル数を報告する機器からのヒットがいくつかある。iPhone とMacBook との中間の解像度を報告する機器からのヒットは山ほどある。私たちのトラフィックは検索エンジンに比べれば無限小だが、データが増えたところで、問題は混乱するだけとしか思えない。

この匿名の検索エンジンが、特定の画面解像度についてさらなる情報を拾い集めるためにできるだろうことが、2つある。どちらも私にとっては簡単でないが。第1に、検索を、Apple のものであることが分かっている IP 番号の範囲に限定することができるだろう。第2に、問題の解像度について、ユーザーエージェント文字列を調べることができるだろう。Apple が、プロトタイプ機器で Apple が管理している IP の範囲からインターネットへ出てゆくことを許すということは考えられるが、ユーザーエージェント文字列に"Unannounced Apple Product(未発表の Apple 製品)" のようなものが含まれているのは想像できない。

そういうわけで、私としては、この話には乗らないと言わざるを得ない。もっとも、そのような機器が本当に存在するのなら、私は乗り換えるだろうが。


FireWire カメラからアルミ MacBook にビデオ読み込み

  文: Jeff Carlson <[email protected]>
  訳: Mark Nagata <nagata@kurims.kyoto-u.ac.jp>

Apple 最新のコンシューマ向けラップトップは輝くようなパワーに充ち溢れているが、同時にそこには FireWire が欠けている。つまり、FireWire Target Disk Mode が使えず、FireWire インターフェイスの外部ハードドライブがサポートされず、FireWire (別名 i.Link) を持つデジタルビデオカメラなどもサポートされなくなってしまった。

ビデオカメラのサポートについて質問した顧客に送られた電子メールによる返答の中で、CEO の Steve Jobs はこのように答えた:「実際問題として、最近数年間に出た新しい HD ビデオカメラはすべて USB 2 を使っています。」また、Amazon で現在 ベストセラーとなっているビデオカメラを調べてみると、その大多数が USB 接続だ。

しかしながら、現在完璧に良い状態の MiniDV または HDV ビデオカメラで FireWire 経由で接続するものを持っている人にとっても、完全に運の尽きという訳ではないかもしれない。私自身はそういうものを手許に持っていないのでテストしてみることはできないのだが、少なくとも理論的にはアナログからデジタルへのビデオ変換機を使って撮影したものを新型 MacBook に持ち込むことはできるはずだ。(そういう機器をお持ちの方は、どうか私の考えが的外れかどうかお知らせ下さるとありがたい。)

例えば Pinnacle 製の Video Capture for Mac ($100) を見てみよう。ほとんどのビデオカメラにはコンポジット AV ケーブルが付いていて、ビデオカメラを直接テレビに繋いで再生できるようになっている。右・左のオーディオプラグと、コンポジットビデオまたは S-video のケーブルとを、Video Capture for Mac のハブに差し込めば、そこから USB 経由で MacBook に接続できる。

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オンラインでいろいろ調べてみると、他にも ADS Tech VideoExpress ($50) とか Plextor ConvertX for Mac (PX-TV402U) ($229) とかいったものが見つかったが、私はどちらも使ったことがない。

もちろん、このようなやり方が理想的なものでないことは明らかだ。デジタルで撮影したものから出発して、まずそれをアナログに変換し、それからまたコンピュータの中で再びデジタル化しているので、画質が多少悪くなったとしても驚くことではない。(それほど目につくような画質の劣化は起こらないだろうとは思うが。)また、装置制御、すなわち撮影したものを見直したり読み込んだりしながら iMovie の中で直接ビデオカメラをコントロールできる機能も失われることになる。

ここでもう一度、FireWire の付いた白色の MacBook が今でも新品で $999 で購入できること、FireWire を内蔵した新型の MacBook Pro に乗り換えることもできるということを、改めて指摘しておきたい。

新型 MacBook で FireWire が取り除かれたことにがっかりしたという大勢の意見に私も賛成だ。けれども、これがデジタルビデオに対する Apple の見通しに合致していることも事実だ。iMovie '08 は完全に新しいアプリケーションであって iMovie HD 6 と共通するところはほとんどなく、明らかにこれはビデオの短い断片や、YouTube に投稿する短めのムービーなどを編集するためのものとしてデザインされている。Apple の観点からは、このようなタイプのムービーを撮影している人々、言い替えれば Flip カメラとか、デジタルカメラに付属のムービー録画機能などを使っている人々が、新型 MacBook の市場なのだ。だから、Apple がそのコンシューマ向けラップトップ機に FireWire を復活させることはないと私は思う。


Adam が New York City Marathon を走る

  文: Adam C. Engst <[email protected]>
  訳: 亀岡孝仁<takkameoka@kif.biglobe.ne.jp>

人生ときには、自分が本当に出来るのかどうか分からないような離れ業に立ち向かわなければならない。

私は 2007年11月に 40 歳になった、そして一年間の目標の一つは、その間に時間が計測される標準距離全てのレースに参加することであった。そこにはトライアスロンとマラソンも含まれるが、どちらもまだ一回も挑戦したことが無かった。私は、高校2年の時から競技として走ってきているので、これは何も怠け者がいきなりマラソンに挑戦するという様な話ではないが、私はこれまで短距離から中距離に焦点を当てて来ており、1,500 メートルから 10 キロの間なら全部走ったことがあるのだが、週に 25 マイルを超えて走ることは殆ど無かった。マラソンを走るという考え自体は - 私の一週間分以上を一気に走る - 考えられないことではなかったが、控えめに言っても、それは気後れを感じる。

その一年ももうすぐ終ろうとしているので、私はこれを 11月2日(日)の New York City Marathon を走ることで締めくくろうと思っている。正直言って、私はものすごく神経質になっている。私は十分に練習もしてきたし、それに大きな怪我もせずにこれたが、これは私が想像していた以上に大変で時間がかかるものであった。しかも私だけではなく Tonya と Tristan にも影響し、彼らは私が長距離を走りそしてそれに続く疲労のおかげで家族の計画も修正を余儀なくされなければいけないことにも耐えてきてくれた。

長距離走?以前の経験を言えば、私は 1984年に 20 マイルを、そして 1990年頃 13 マイルのレースを二回走ったことがある。もっと最近のことを言えば、2008年4月に地元の Skunk Cabbage Half Marathon を 1:20:45 で走り New York City Marathon への切符を手にし、それ以来どれだけ長く走れるかの目標を徐々に上げてきて、16 マイルのトレイルレース、18.5 マイルのトレイルレース、11.5 マイルのトレイルレースと引き続いて車に戻るため 12 マイルを走って帰り、そして路上での全 26.2 マイルの練習走を 3:30:24 で完走した。これらの距離を走る前は毎回強いプレシャーを感じたが、毎回完走出来た時の安堵感は大きなものであった。勿論、毎回距離を伸ばしていくのは十分対応出来るという自信はあってのことではあったが。(Tonya は、私のこの努力に古い自転車で全部付き合ってくれていたが、2008年5月遅くに Tristan を学校に送っていくため自動車を使う代わりに二人乗り自転車を買ったのをきっかけに、この自転車で目的地まで付いて来てくれるようになった。丁度昨日フルマラソンの距離を乗り切り、これが彼女にとっては 1989年以来最長の自転車乗りとなった。)

と言うことで、もし今度の日曜日の New York City Marathon で私を追いかけてみたいというのであれば、いくつかの方法がある。私の進行具合を追いかける 電子メールアラートに申し込むか、或いはテレビかインターネットで レースを見る ことも出来る (画面に私が映るチャンスは極めて低いとは思うが、見ること自体楽しいではないですか)。それから、レース中に運用される 双方向の Athlete Tracker というのもあるが、これがどの様に運用されるのか事前には分からない。それから、もし New York City にお住まいで直接レースを見に来てついでに私の応援もしてくれると言うのでれば、コース上でそれなりのスポットを探すのは難しくないだろうと思われる。

私の状況をライブで或いはインターネット上で追いかけるのであれば、私は第一波の中でスタートすることを覚えておいて欲しい。時間は 9:40 AM Eastern (今度の日曜日は夏時間が終わって時計が 1時間遅れるのをお忘れなく) のスタートで、私はマイルを 6:30 分から 7:00 分の間で走ろうと思っているので、どこに何時ごろ私が来れるかある程度の計算はして貰えると思う。走っている集団の中から特定の走者を見つけ出すのは難しいのだろうと思うが、私は私の伝統的なレースユニフォームを着ている、それは赤のショーツに青のジャージィで、前と後ろには High Noon Athletic Club の太陽のロゴが付いている。

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私の最低限の目標は、勿論のこと、完走であるが、3時間以内でゴールしたいと言う高い目標も持っている。それでもし仮に 2:50 の低い方で入れれば、それはもうこの上ない喜びというものである。

レースの結果は来週報告するが、提供頂けるどの様なサポートに対しても予めお礼を申し述べておきたい。そして私の努力が、前には到底出来るとは思えなかった様なものを達成しようとするには遅すぎると言うことはないのだと言う一つの例としてお役に立つことを願うものである。


iPhone, Mac のお陰で Apple の Q4 2008 は好調

  文: Jeff Carlson <[email protected]>
  訳: 亀岡孝仁<takkameoka@kif.biglobe.ne.jp>

去年のこの時期、私は iPod が何四半期にもわたって貸借対照表を支配してきたが、ついに Mac が Apple の利益に対する重要な貢献者として戻ってきたとコメントした。先週リリースされた同社の Q4 2008 の決算報告書を見ると、iPhone が堂々と Mac に仲間入りし、これまでの販売も、2008年中に 1千万台売ると言う Apple の目標を超えてしまった。

27-Sep-08 を最終日とする四半期で、Apple は売上げ高 $7.9 billion そして純利益 $1.14 billion (希薄化後1株当り $1.26) を稼いだ。これらの数字は一年前の 2007年第 4四半期には、売上げ $6.22 billion、利益 $904 million であった ("Apple、2007 年第4四半期に Mac 販売台数の記録を更新" 2007-10-22 参照)。2,611,000 台の Mac (前年対比 21% 増) と 11,052,000 台の iPod (8% の増) の売上げが大きく貢献している。

しかしながら、これが全てではない。

GAAP に注意 -- この四半期に対する一番大きな疑問は iPhone の成果はどうだったのかである。今年の第3四半期には Apple は 717,000 台の第一世代 iPhone を売った - iPhone 3G はまだリリースされていなかった。この四半期に、Apple は印象的な 6,892,000 台の iPhone を売った (昨年同期は 1,119,000 台)。同社はこの数字のこれ以上の内訳を発表していないが、Apple の発表に続く業績発表の場で Apple COO Tim Cook は、この四半期に iPhone の市場は 6ヶ国から 51 に増え、それに伴ってかなりの部分が海外売上げによるものであることを指摘した。(海外の売上げは全四半期売上げの 41% を占める。)

Apple はまたこの 6.9 百万台と言う数字は、同じ期間に 6.1 百万台の BlackBerry 機器を売った RIM (Research in Motion) を打ち負かしたと誇った - この市場への新参者としては悪くない。更にこれは、オリジナルの iPhone が前の 5 四半期にわたって売った - 6.1 百万台 - 数字をも上回った。

iPhone で気をつけるべきもう一つの要素は、それが作り出す売上げであり、これはそう単純明快というわけには行かない。GAAP (Generally Accepted Accounting Principles) に従って、Apple は iPhone (Apple TV も) の売上げを通常の売上げとしては扱わず、製品の寿命 (現状では 24 月が会計目的として設定されている) にわたって期待される収入として扱われているが、これは Apple が販売後も無償のアップデートを提供していることによる;一つの例が iPhone 2.0 ソフトウェアアップデートで、これは全ての iPhone 所有者に提供された。

(Apple TV について、Apple CEO Steve Jobs は、これは - そして "デジタル応接間市場" というカテゴリも - 2009年も引き続き "趣味" に留まるであろうと考えていることを再確認した。)

もし GAAP 扱いをしないで収入を計算すると、売上げは $11.68 billion - 決算数字である $7.9 billion の _48 パーセント_ 増 - そして純利益 $2.44 billion になると Apple は報じている。

先の見通し -- これらの素晴らしい財務情報にも拘らず、同社の電話会議及び将来予測を際立たせたのは、この続落が続く景気であった。Apple CFO Peter Oppenheimer 曰く、"先を見た時、見通しは悪く予測も極めて困難である、従って 12月の四半期の予測は慎重にならざるを得ない。" Apple の予測は、売上げが $9 から $10 billion の間、希薄化後一株利益は $1.06 から $1.35 の間である。

いくつかの指標もこの方向付けを裏打ちしている。教育向け売上げは昨年から 7% 落ちたが、Tim Cook によれば、これは K-12 学校区(幼稚園から高校)が予算を絞ったためである;これは約 75,000 台の Mac を売り損なったことになる。先月の Mac 購入が伸びなかったのは、先週の MacBook と MacBook Pro のモデル更新を待った人が多かったためで、利益にも影響が出たが、発表後の売上げは急増している。

しかしながら、Apple には先を見て心配しなければならないことはあまりない。同社は銀行に $25 billion を持っており、かつ借金はゼロである、そしてこのお陰で同社は困難な経済下でも革新の道を続けていけるであろうと Jobs は語っている。事実、Jobs は言葉を続けて、Apple の顧客の忠誠心からすると、彼らはより安価なブランドに流れると言うよりはむしろ購入を遅らせることになるのではないか、と指摘している。

Apple は製品をより安価に提供する気は無いのか (iPhone や MacBook を例として挙げて) と聞かれた時、Jobs は同社の全体的な態度を表す典型的な答えをした。彼いわく、"我々として仕えないと言う選択をする顧客層というものもある。我々は $500 コンピュータでガラクタで無いものをどうやって作れるのか知らない。" "それに我々の DNA はそんなものを出荷させてくれない。しかし、我々が仕えると言う選択をするこれらの顧客には更により大きな価値を引き続き提供できる - そしてこの様な人は結構沢山居られる。"


Android コードがオープンソースとしてリリースされる

  文: Glenn Fleishman <[email protected]>
  訳: 亀岡孝仁<takkameoka@kif.biglobe.ne.jp>

Google が開発しそして引張っている Android オペレーティングシステムを管理するグループである Open Handset Alliance は、全プラットフォームが ソースコードとしてリリースされ自由な使用に対してライセンスされていると語った。オープンソースのライセンス供与は一般的に一つのプロジェクトのバージョン - 似たもの或いは修正されたものにかかわらず - を配布する人は誰でも全コードベースを供与することを条件としている。殆どの開発者は自らが行った改変を中央管理機関に寄付の形で戻す。Android を使用した最初のスマートフォンは 22-Oct-08 に米国で T-Mobile から出荷された ("T-Mobile の Google Phone、将来性あるが荒削り" 2008-10-20 参照)。

Android Open Source Project は Apache 2.0 ライセンスを選択した。これは開発が、商業そしてオープンの両方のトラックで行われる事を許可し、どちらのトラックも無償の或いは有償の要素を含むことが出来る。しかしながら Android はその基盤として Linux カーネルを使うので、プロジェクトのその部分は GPLv2 ライセンスの下に属し、こちらは閉じたパスを形成することを防止する広範な要件を持っている。

この二つのライセンス間での私にわかる違いは、Apache 2.0 ライセンスの下では、開発者は配布と著作権に関して独自の条件を作品に加えそして設定できる。その時点までのプロジェクトからの全ソースはライセンスと共に明記されなければならない。

オープンソースのライセンスは変化に富んでいて、派生したソフトウェアを商業的に再販することを許しているものも多いし、中には開発者或いは企業が改変したコードは全てリリースされ、そして配布されるリリースに組み込まれることを課しているものもある。これらのライセンスは通常知的所有権を認めていて、作品の開発が進むにつれて一連の権利が付与される。例えば、Apple は Mac OS X の核の多くで FreeBSD を使っている;関係するライセンスにより著作権の表示を義務付けられるが、開発をオープンにし続けたり元に寄付返ししなければならない義務は課していない。

Apache 2.0 ライセンスを使うことは Android にとっては重要である、と言うのも、ハンドセットメーカーは、競争相手が単純にコードベースからコピーし使用することの出来ないカスタム版を開発したいと望むかもしれないからである。一方で、オペレーティングシステムが同期している状態を保つには、開放しない変更の殆どはオーバーレイとかモジュールの様なものとなるであろう;さもなくば、改善を織り込みながら著作権を分けていく作業は管理できないものになっていってしまうであろう。

報道によると Android は各種のハンドヘルド、タブレット、そしてモバイルガジェットに、更には既存のコンピュータではない機器の、例えば、ケーブルセットトップボックスのような、"組込み" オペレーティングシステムの代替として使われていくのではないかと見られている。このプラットフォームの豊かさと新しさが、現在市場に出回っている組込み品よりももっと魅力的なものとしているようである。


Mail Act-On 2 が Mail ルールをパワーアップ

  文: Joe Kissell <[email protected]>
  訳: Mark Nagata <nagata@kurims.kyoto-u.ac.jp>

もう何年も前から私は Indev の Mail Act-On の大ファンだ。これは Apple Mail 用のプラグインで、メッセージのファイリングをしたり表示の背景色を変えたりといったことに関する個々のルールにそれぞれキー操作を割り当てることができるというものだ。あまり大したことではないように聞こえるかもしれないが、実際に使ってみると、これは私が Mail を使うやり方を根底から変えてしまった。それに、これはあなたの運動の記憶の中に入り込んで、あまりにも自動的になったためにこれなしにはもはやどうすればいいのか思い出せないような、そんな物事の一つでもある。(LaunchBar、Quicksilver、Butler、そういったものの熱狂的なファンの方々ならばきっと共感して下さるだろう。)けれども今、私の指は以前よりも 32 パーセントだけ幸福度が増した。なぜなら、Mail Act-On 2.0.1 がリリースされたからだ。最初のバージョンが私の靴下を脱がせてしまったとしたら[訳者注:“knocked my socks off”というのは「私の度肝を抜いた」という意味の俗語です]この新しいバージョンは、脱げたその靴下を洗濯して、たたんで、きちんと引き出しにしまった上で、私の足の爪にペディキュアまで塗ってくれたようなものだ。

いや、今の最後の文が何を意味するのかは私自身よく分からないが、とにかく私が言いたいのは、新登場したこのソフトウェアに私がこの上なく満足しているということだ!

効率への鍵 -- まずは Mail Act-On の基本を。このプログラムが以前からできていたことのいくつかを見て行こう。基本的には、個々のルールをその場その場で個別に適用できるというのが機能だ。通常、あなたが Mail で設定したルールは到着したメッセージすべてに自動的に適用され、自動的に適用されるのはその時だけだ。後でメッセージを一つ選んで、手動でそれにあなたの既存のルールの _すべて_ を適用することはできるが、Mail は一つのメッセージに _一つ_ のルールだけを適用することができない。ところが Mail Act-On にはそれができ、しかもいろいろなキーストロークでいろいろなルールを個別に適用することができる。(私にとってこれはとても大きなことだ。)

例えば、あなたが何十も、あるいは何百もメールボックスを持っていて、それらが何重にもネストしていたとしよう。あなたは今 Inbox に届いたメッセージを読んで、それをメールボックスのどれかに入れようと思ったとしてみよう。Mail ではドラッグ&ドロップでこれができるのだが、メールボックスの複雑な階層を辿って行かなければならないとすれば、それは厄介な作業だし間違いも起こりやすい。また、いくつもの階層メニューを掘り進むことによっても同じことができる。その方が少しだけ面倒さが減るかもしれないがそれでもやはり時間がかかる。ところが Mail Act-On がインストールされていれば、あなたは単に「メッセージをメールボックス X に移動」というルールを作っておくだけで、たった2つキー操作をすればそのアクションが即座にあなたの選択したメッセージ(何個でもよい)に適用される。

さて、そのこと自体はそれほど興味深いこととも言えない。なぜなら、メニュ−コマンドにキー操作を割り当てる方法は他にもたくさんあるからだ。けれども Mail Act-On はそれよりはるか先まで行く。なぜなら、そのアクションがすべてルールに基づいているからだ。つまり、あなたはたった一つのキー操作だけでたくさんのことを一度にすることができる。(例えば、そのメッセージを開封済みとマークし、カラー設定を変え、自動返信を送り、それからメールボックスにしまう、といった一連のことができる。)その上、結果だけでなく条件も指定できる。だから、例えば「送信者がこれこれである場合に _限り_ そのメッセージをメールボックス X に移す」というルールを作ることもできる。

それだけではない。同じキー操作を複数の Mail Act-On ルールに割り当てれば、それらすべてを同時に適用できる。例えば、私のルールの中には妻からのメッセージを“Morgen”メールボックスに入れるというものもあるし、別のルールで母からのメッセージを“Mom”メールボックスに入れるものもある。その他私がよく連絡し合う人たちそれぞれに対応した同様のルールがたくさんある。私はこれらのルールすべてにキー操作“D”を割り当てた。(不審に思われた方のために言っておくと“D”は“Do the right thing”の意味のつもりだ。)これで、たった一つのキーボードショートカットだけですべての人たちからのメッセージのファイリングができる。

新機能、改良された機能 -- とうことで、以上はすべて従来からあった機能の話だ。Mail Act-On の Leopard 互換バージョンの最初の(そして唯一の)公開ベータ版を私がインストールしてからほぼ一年が経つ。このバージョンはちゃんと仕事を果たしてくれたが、私はいくつかのパフォーマンスの問題を経験していたし、インターフェイスについても改良して欲しいと思い続けてきた。先週、ついに Mail Act-On 2.0 がリリースされた時、私は自分が使ってきたものがより洗練され、バグも減らされて出てきたのだろう程度にしか思っていなかった。けれども実際に使ってみると、これは全く新しい Mail Act-On だった! 一から書き直されたことでパフォーマンスも良くなり、インターフェイスも劇的に改善され、私が夢にも見ていなかったような機能まで備わっていた。

私の意見を言わせてもらえば、今回の新機能の中で一番興味深いのは、Mail のユーザーたちが長年望み続けてきたもの、送信箱ルールだ。今や、史上初めて、送信するメッセージすべてに特別のルールを自動的に適用することができるようになった。これで、例えば送信済みのメッセージを件名別、あるいは送信相手別のメールボックスに移して、たった一つの膨大な「送信済み」メールボックスにすべてを入れる(私のものには現在、25,000 個というあまりにも理不尽な数のメッセージが入っている)のでなく、注意深くファイリングしてある受信済みメールとは切り離して整理しておく、というようなことができる。もう何年も前からこの機能を提供してきた他の電子メールプログラムはたくさんあるが、私はこの機能がようやく Mail にも追加できるようになったことをとても嬉しく思う。

Mail Act-On ルールを作るためのインターフェイスは、従来のちょっと奇妙で何となくイライラさせられるものから、クリーンで分かりやすいものに進歩した。これまでは、ルールにキーを割り当てようと思えば、ルールの名前を特別の、奇妙な名前にしてから、リストの特定の位置に置かなければならなかった。それが今回は、Mail の「ルール」環境設定パネルを開くと、三種類の表示が見えるようになった。Inbox Rules(これが既存の Mail のルール画面だ)と Outbox Rules、それに Keystroke Rules だ。Keystroke Rules 表示でルールを作る時には(Mail Act-On は旧バージョンからのルールを自動的に移行させてくれる)通常通りにルールを作るのだが、一つだけごく小さな追加が必要だ。それは、キーとして働くべき一文字だ。(そう、たった一個の文字だけだ。このことについてはすぐ後で触れる。)

従来のバージョンの Mail Act-On では、キー操作の使い方も奇妙で、使うには慣れが必要だった。標準のやり方は、まずユーザーの定義したショートカットキー(デフォルトでは“`”)を押してから(同時にでなく)引き続いて一文字を押す、というものだった。別のやり方として、Control キーとショートカットの一文字とを同時に押すこともできた。だから、私の“Do the right thing”ショートカットは、` に引き続いて D か、または Control-D だ。私の経験では後者の方が使いやすく間違いも少なかった。今回からの新しいインターフェイスでもキーストロークの実行はまだ普通と違うが、以前よりは直観的になったしはるかにパワフルになった。

ショートカットキーを押してからそれに引き続いて一文字を押すか、または Control キーと一文字とを同時に押す、という方法は今回も選択肢に残っている。ただし、デフォルトのショートカットキー(やはりユーザーが変更できる)は F2 に変わった。これを押すと、定義されたキーすべてを表示したメニューが現われる。その後でそれらのキーのうち一つを押せば、期待通りのことが起こる。けれども、F2 の代わりに F1 を押すこともでき、この場合は多目的メニューが現われる。このメニューでは、A を押せば既存のキー操作ベースのルールの一つを走らせることができるし、M を押せばメッセージの移動が、C を押せばメッセージのコピーができる。(他にもいろいろオプションがある。)この M か C を押した後で、Mail でメールボックスのどれかにナビゲートすればよい。そのメールボックスに何もルールが定義されていなくても構わない。例えば、まず F1 を押して(メニューが表示される)その後で M を押してメッセージの移動がしたいと意思表示し、それからスペースバーを押してメールボックスの検索がしたいことを示し、最後に行きたいメールボックスの名前の最初の数文字をタイプすれば良い。検索で合致するものが見つかれば(必要ならば矢印キーが使える)あとはただ Return キーを押すだけだ。

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たくさんのキー操作が必要なように聞こえるかもしれないが、すべては 2 秒程度で済むし、何回か使ってみて慣れれば、ほとんど自動的に手順をこなせるようになる。実際これはとてもクールだ。ほんの数個のキーを押すだけで、私はメッセージを何十何百とあるメールボックスの一つに移動またはコピーできるし、その際そのメールボックスがどこにあるかも気にしなくてよければ、あらかじめ何の準備も要らず、その上(これが私にとって決定的なことだが)手を一切キーボードから離さずにすべてができる。それに、いったんメッセージをどれかのメールボックスに移動させれば、Mail Act-On はその後もそれを最近の移動先として覚えていて、その後はもっと少ないキー操作でそこへ行けることになる。(この点は何となく LaunchBar を思わせるところがある。)

F1 と F2 のショートカット以外に、F3 もある。こちらも似たようなメニューを表示するが、ここにはメッセージの移動に関するものだけが含まれる。(そのため F1 による場合よりもキー操作が一個少なくて済む。)また、これらのメニューのうち一つを常時スクリーンに表示させておくこともできる。そうすれば、何度も続けてメニューを消したりまた開いたりを繰り返さずに、一連の Mail Act-On アクションを一挙に実行させることができる。

その他の機能 -- 新バージョンの Mail Act-On では、キー操作によるルール適用の取り消し (undo) もできる。私は誤って間違ったキーを押してしまって(でもどのキーを押してしまったかは分からず)メッセージをどこか分からないフォルダに送ってしまった後で、取り消し機能があればいいのにと願ったことが過去に何度もあった。

検索可能キーワードや締め切り日、その他のメタデータを Mail のメッセージに追加できる人気のプラグイン、同じ Indev の MailTags を合わせて使っている人には、Mail Act-On がそこから引き継いだ機能をいくつか追加してくれる。例えば、ルールにキーワードの割り当てができる。(これは送信箱ルールについてもできる。)また、F1 メニューを出した後で K を押せば手動でキーワードの追加ができるし、P を押せばメッセージをプロジェクト(本質的には一つのカテゴリー)に割り当てられる。Indev によれば、この MailTags 統合は新しい拡張アーキテクチャの産物であって、他の開発者が独自の機能を追加することも可能だという。ただ、私はまだこれがどのように働くのかについて詳細情報を見たことがない。

最後に大切なことをもう一つ。Mail Act-On 2 で追加された新機能の一つは、長年のユーザーたちの多くが決して胸躍らせないような類いのもの、つまり、新価格だ! 従来このプログラムはフリーウェア(無料)だったが、今回からシェアウェアとなった。(21 日間は無料で試用できる。)現在は $19.95 の特別価格となっている。(将来、どこかの時点で $24.95 に上がる予定だ。)Mail Act-On がどれほど私の生産性を上げてくれたかを考えれば(それに私はもう何年も無料で使ってきているのだから)私はこの価格に何の文句もない。

Mail Act-On 2.0.1 は Mac OS X 10.5 Leopard のみで動作し、ダウンロードサイズは 2.3 MB だ。Mac OS X 10.3 または 10.4 のみで動作するバージョン 1.3.2 も無料の 911K ダウンロードで引き続き利用可能だ。(ただし、ここで説明した素晴らしい新機能は一切含まれていない。)


Take Control ニュース:MobileMe を最大限に使う

  文: Adam C. Engst <[email protected]>
  訳: 亀岡孝仁<takkameoka@kif.biglobe.ne.jp>

MobileMe はオンラインサービスの仮想 Swiss Army ナイフになってきた。色々な機器の上にあるカレンダー、コンタクト、そしてブックマークを追跡するための最新技術の新しい "プッシュ" データ同期サービスだけでなく、メールサービス、オンライン保管庫とファイルの共有、Web ホスティング、等々を提供している。あなたの年 $99 の MobileMe 加入を最大限活用するために、我々は丁度 112 頁の Joe Kissell 著の "Take Control of MobileMe" をリリースした所である。

Joe は、MobileMe の機能を理解しそして設定を行うのを手助けするところから始め、次に実際のプロジェクトの詳細へと入っていく。とりわけ、同期 - 何が期待できるか、カレンダーとコンタクト情報以外にどんなデータが同期できるのか、そして問題の扱い方等々にに焦点を当てる。この電子本は更に以下のものを取り上げている:

MobileMe に付いてくる Apple の無料バックアップソフトウェアである Backup で何が出来て、何が出来ないかを学ぶことが出来、そしてそれがあなたにとって良い選択肢か、とりわけ Leopard の Time Machine と較べた時、についてアドバイスする。

この電子本は実質的に "Take Control of .Mac" の第三版であり、もしあなたがこの本をお持ちなら、それをお買いになった時に応じて、無償ダウンロードリンクか割引のメールメッセージを受け取っているはずである。もし我々のメールが届いていない場合は、この本の最新版の PDF を開いて、表紙にある Check for Updates をクリックして、更なる情報を得て欲しい。

それから、Glenn Fleishman の "Take Control of Back to My Mac" もバージョン 1.1 にアップデートした所である。これはこの本の所有者なら誰にでも無償のアップデートである;その本の Check for Updates をクリックする。もしお持ちでないなら、"Take Control of MobileMe" と一緒に割引で購入できる。


TidBITS 監視リスト: 注目のソフトウェアアップデート、27-Oct-08

  文: Doug McLean <[email protected]>
  訳: Mark Nagata <nagata@kurims.kyoto-u.ac.jp>


TidBITS Talk/27-Oct-08 のホットな話題

  文: Jeff Carlson <[email protected]>
  訳: Mark Nagata <nagata@kurims.kyoto-u.ac.jp>

Mail Act-On 2 が Mail ルールをパワーアップ_ -- どうやら、Mail における最良の革新的方法が、Apple 以外の開発者の手で生み出されつつあることが明らかになってきた。(メッセージ数 2)

Word 2008 の自動修正データはどこにある? -- Word のオート・コレクト辞書のある場所が見つかった。(メッセージ数 4)

Mail アイコンの奇妙な挙動 -- Mail のツールバーアイコンが、理由は分からないが突然消えたり戻ってきたりする。どのボタンがこの挙動を引き起こしているのだろうか? (メッセージ数 6)

タブレット iPod の噂は根拠薄弱_ -- iPhone、iPod touch や MacBook の価格を考えれば、ハンドヘルドとラップトップの中間サイズで手ごろな価格の Apple 製タブレット型機器が登場する可能性があると思えるだろうか? (メッセージ数 1)

FireWire カメラからアルミ MacBook にビデオ読み込み_ -- アナログからデジタルへの変換が必ずしも良い解決法でない理由をある読者が説明する。(メッセージ数 3)


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