TidBITS: Apple News for the Rest of Us  TidBITS#972/01-Apr-09

もう誰も Apple を止めることはできない。先週 iLife と iWork のアップデートを出したばかりだというのに、Apple は General Support Update 2009-001 をリリースした。Apple はまた SecurityCare をスタートさせた。これは非常に斬新なサービスベースのプログラムで、これを購読するだけでユーザーは今後一切セキュリティの心配の要らないコンピューティング・ライフが楽しめることが保証されるというものだ。それから、噂によれば、Steve Jobs が以前 Microsoft の幹部であった Charles Simonyi と会談することになるという。さて、iPhone の世界では、どうやら Apple はあまり成績の良くないアプリを App Store から取り除くことを始めたらしい。でも、新しく出た Invisibility というアプリは、会いたくない人が近くに来るとあなたに警告してくれるというものだが、これは間違いなく大ヒットするだろう。その他のニュースでは、Glenn Fleishman が 802.11b ネットワークの終焉を報告し、Adam が Epson から発表された「グリーン」プリンタについて検討するとともに iPhoto '09 に関するプライバシーの懸念について述べ、Jeff Carlson は SmileOnMyMac の創設者たちが仲違いして別々の事業に乗り出したことを伝える。あと、OmniWeb 5.9.2 がリリースされたニュースもある。

記事:

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Apple、General Support Update 2009-001 をリリース

  文: Matt Neuburg <matt@tidbits.com>
  訳: Mark Nagata <nagata@kurims.kyoto-u.ac.jp>

Apple は今日、General Support Update 2009-001 をリリースした。予想通り簡潔過ぎるリリースノートによれば、途方もないサイズ 401.9 MB のダウンロードとなるこのアップデートは「さまざまな使い勝手と互換性の改善を提供し、いくつかの細かな問題点を修正」しているという。このアップデートが何をするのかについて、現時点で我々はこれ以上の情報を持っていない。これがシステムの特定の状況に関するものなのか、システム全般についてのものか、それとも Apple がインストールした特定のアプリケーションに対するものか、全く何も一切発表されていない。具体的にどんな改善があるのか、どんな問題が解決されたのかについても一言も説明がない。これが実際 Mac OS X の新バージョンなのではないかと臆測する向きもあるが、それもわからない。なぜなら、このアップデートを施した後の About This Mac (この Mac について) ウィンドウにはもはやどこにもバージョン番号が表示されなくなってしまうからだ。

About-This-Mac

Apple はこのアップデートを「すべてのユーザに推奨します」と説明している。だから私たちとしても、みんな良い子ちゃんらしく従順にこの言葉に従って、ダウンロードしてインストールしましょうね、考えることはすべて、Apple にいるらしい高等生命体に任せましょうね、と申し上げるしかない。このアップデートは Software Update 経由で入手できるが、今日中には Apple の Support Downloads ページにも出るはずだ。


OmniWeb 5.9.2 が Gopher をサポート

  文: Adam C. Engst <ace@tidbits.com>
  訳: 羽鳥公士郎 <http://www.ousaan.com/mail/>

4 月 1 日、Omni Group は、 OmniWeb 5.9.2Gopher と呼ばれる革新的なインターネットプロトコルのサポートが追加されると発表した。ミネソタ大学が開発した Gopher は、Web の本質的なだらしなさを排除するべく、厳格な階層的組織化を採用することによって、カテゴリ化された情報の閲覧を容易にしている。Gopher サーバのリストについては、 Floodgap リストをご覧いただきたい。

Firefox や Camino といった Mozilla ブラウザはすでに Gopher に対応しているが、WebKit ベースのブラウザで Gopher プロトコルをサポートするのは、OmniWeb が最初となる。

OmniWeb 5.9.2 は本日から入手可能で、ダウンロードは無料、ライセンスの制限もいっさいない(2009-02-25 の "OmniWeb とその兄弟、無料となる" 参照)。


Steve Jobs と Charles Simonyi が宇宙会談?

  文: Matt Neuburg <matt@tidbits.com>
  訳: Mark Nagata <nagata@kurims.kyoto-u.ac.jp>

記者たちには完全な不意打ちとなったが、驚きの発表があった。NASA と Apple がごく簡潔な共同発表を出して、2009 年 3 月 18 日に無事帰還した スペースシャトル STS-119 Discovery への密航者が、外部燃料タンクにしがみついていたコウモリだけではなかったことを公表した。今回のミッションが無事完了した後になってから明かされたのは、Apple CEO の Steve Jobs が、秘密裏に今回の飛行に乗客として同乗していたことだった。Jobs は、クルーの写真にも、オバマ大統領とのビデオ会議にも、一切登場していなかったので、このニュースはとりわけ意外なものとなった。

お金持ちの著名人が宇宙旅行をするというのは別に目新しいニュースでもないが、今回の宇宙飛行への Jobs の同乗がこれほど秘密にされた理由も、また、健康に関する問題からの回復に専念しているはずの彼がわざわざこれに参加した目的も、いずれもミステリーとしか言いようがない。思うに、彼はただ単に宇宙へ行くスリルを楽しみたかっただけなのかもしれない。なんと言っても、彼には十分それだけの財力があるのだから。

しかしながら、注目すべきもう一つの事実がある。以前 Microsoft でアプリケーション開発責任者を務めた Charles Simonyi が、ロシアの宇宙船 Soyuz TMA-14 Expedition 19 に、乗客として乗っていたのだ。TMA-14 は 2009 年 3 月 26 日に打ち上げられ、2009 年 4 月 7 日まで国際宇宙ステーションに留まる予定となっている。スペースシャトル STS-119 の方も、改良型の太陽電池を届けるために今回この国際宇宙ステーションに立ち寄った。ということは、ひょっとしたら Jobs と Simonyi が秘密の会談を行なったのかもしれない... 宇宙という場で。臆測はどんどん広がるぞ! まさかこれは、長年の懸案である Microsoft と Apple の緊張緩和を示唆するのか? もっと気がかりなのは、もしもこれが Simonyi による、特別巧妙な、誰にも絶対ナイショの計画の一部で、Jobs が Apple から身を引いた場合を見越して、彼がその地位を狙っているんだったらどうしよう? でも、そういうことはすべてまだ臆測でしかない。かかわり合いになったいずれの当事者も、それ以上のコメントは控えると言っているのだから。

採算性の悪い App は App Store から除外

  文: Doug McLean <doug_mclean@tidbits.com>
  訳: 細川秀治 <hosoka@ca2.so-net.ne.jp>

来客も開発者も、iPhone App Store に置かれたアプリケーションのあまりに雑多な玉石混交コレクションにしばしば不満を訴えている。無数にアプリケーションが散在し、しかもその多くが同じ基本機能を提供するという現状では、本当に役立つ独創的なアプリケーションが目立つのも難しいし、顧客の側もそういうものを購入するのがますます困難になっている。そこで Apple は、これまでほんの数回 App Store ポリシーに加えてきた改定の延長のごとく(記事 "App Store でのレビューがバージョン別になる" 2009-03-12 参照)、新しい app 除外ポリシーを導入して、ちょっとした春の大掃除を実施することを決定した。

2009年 4 月 1 日より、Apple は、店内の状態を盛況にする新しい基準を満たすことができないアプリケーションを App Store から選択的に削除する。Apple の広報担当者によると、同社はその基準の詳細を公開しないとしながらも、一般的に考慮する事項として、アプリケーションのダウンロード数、顧客の評価、“そのアプリケーションが App Store 全体の使命に貢献しているか毀損しているか(Apple が判断する)”、と述べている。

我々はまた、同社が同じカテゴリーに分類される似通った製品の数を制限するのではないかと予期している。これによりアプリケーションの数は、現在の 25,000 から僅か 2,500 まで減少するかもしれないが、この排除されるロングテール・アプリケーションは、App Store 全ダウンロードの 0.01 パーセント未満に過ぎない。

一部の開発者は、このあいまいな基準により、彼らのアプリケーションが思いがけなく削除されるではないかと懸念している。Flickr の閲覧とアップロードのアプリケーション Darkslide の作者である Fraser Speirs は、現在、あるタイトルが承認されるのを待っている。「私は、あるアプリケーションを4ヵ月前に投稿した。」と彼は言っている。「やっと承認されても、その同じ日に削除されるんじゃないかと思うと夜も眠れない。」 幾度か問い詰めたら、Speirs は、そのアプリケーションが FartLighter(おならライト)であると打ち明けた。これは App Store で最も人気のある2つのユーティリティをひとつにまとめたものだ。

しかし、多くの開発者達は、Apple が App Store の利便性向上に取り組んでいるのを見て満足している。Iconfactory の Craig Hockenberry は、TwitterrificFrenzic app を作ったが、「俺のアプリケーションならどれも影響なんか受けっこないさ。だから、俺は Apple が賢明なことをしたと思うし、むしろ遅すぎたくらいさ。そろそろ、未熟なガラクタを作る連中を蹴り出していい時期なんじゃないか。」

全般的に、我々は Apple が App Store の環境を改善し続けるのを見て満足しており、同社が健全なる判断によって意欲に燃えるアプリケーションを正しく評価することを願うものである。


Wi-Fi 802.11b 規格が期限切れ

  文: Glenn Fleishman <glenn@tidbits.com>
  訳: 細川秀治 <hosoka@ca2.so-net.ne.jp>

皆さんご存じのとおり、すべての工業技術標準には有効期限の日付が組み込まれており。プロトコルが無期限に機能しないようにするための“ターミネーター遺伝子”のようなものが内蔵されています。これらの旧世代工業技術がいつまでも継続すると、セキュリティ侵犯の原因になったり、改善された新しいハードウェアやソフトウェアの販売を妨げます。業界団体認定の Wi-Fi 標準の中でも最も初期に策定された IEEE 802.11b が稼働できる最終日は、2009 年 3 月 31 日でした。

機器の時計をプロトコルの有効期限前にセットすれば、この問題を回避できる、とあなたは思うかもしれませんが、これは通常うまくいかないでしょう。多くのハードウェア機器では、時間を大まかに追跡する簡単な時計を内蔵していて、有効期限メカニズムがバイパスされないようになっています。

もしあなたが 2003 年より前の Macintosh をお持ちなら、この日の朝起きたとき、ネットワークに接続できないことを発見されたかもしれません。Mac OS X 10.4 Tiger か 10.5 Leopard を走らせている場合は、ダイアログが現われてあなたの AirMac カードがもはや働かなくなると説明し、Apple Store での買い物をお勧めすることでしょう。99 ドルの AirMac Express なら、内蔵イーサネットポートを介して 802.11g かそれより新しいネットワークに Mac を接続するのに使用できます。

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2003 年に発売開始した AirMac Extreme は、802.11g テクノロジーを含んでいるので、2011年 3 月 31 日の深夜まで、有効期限切れになることはありません。

ある日が来るだけでハードウェアを無効にするのは厳しいように思われますが、箱に印刷されたライセンス契約の小さな活字をよく読めば、あなたが機器を購入したとき、このポリシーに合意したことがお分かりになるでしょう。


Epson の "グリーン" プリンタ Earth Day に向けてデビュー

  文: Adam C. Engst <ace@tidbits.com>
  訳: 亀岡孝仁<takkameoka@kif.biglobe.ne.jp>

22-Apr-09 の Earth Day に合わせて、Epson は今日緑の筐体に賢く組み込まれた新しい "グリーン" プリンタを発表した:GR-401 である。このモノクロのレーザープリンタ (黒白、ありがたいことに緑白ではない!) は、色々な方法でその環境フットプリントを小さくしながら家庭及び小企業向のニーズを満たすべく設計されたものである。これはこのクラスでは最小の電力消費を持ち Energy Star 認定が与えられており、アイドル状態では 0.5 ワット以下の電力しか消費しないスリープモードを持っている。このプリンタは一種の再生ブレーキを使っている - これはローラーが最初に紙を掴みそして送り込むのに電力が使われた後ローラーの慣性からエネルギーの一部を回収する。またオプションのクランクを取り付けて内部モーターの始動を助けることで、更に消費電力を減らせる。

greenprinter

このプリンタには Wi-Fi が内蔵されており複数のコンピュータをサポート出来るので、個々のコンピュータが自前のプリンタを持つ必要性を無くしている。おまけにそのトナーカートリッジは 10回まではリフィル出来る様明確に設計されている。両面コピーも可能で、用紙の使用を減らすべく紙の両面を自動的に使用する。またプリンタドライバーはフォントを自動的に独自の Ecofont 同等のものに置き換え、一文字当たり最大 20% もトナーの使用を削減する。

最も重要なのは、Epson の革新的なリサイクルモードで、これはトナーと紙の両方を再利用する。Epson のスポークスマン Isaac "Prince" Daley が会見で我々に語ったことによると、Epson の研究によれば、全プリントアウトのほぼ 80% が印刷された後 7日以内にリサイクルされると言う。これに答えて Epson は、このプリンタの特別に調合されたトナー粒子を前に印刷されたページから剥ぎ取り、その紙を再度印刷されるに十分なきれいさに保つ技術を開発した。あなたがしなければいけないことは、前に印刷したページを上部にあるシートフィーダーに重ね、プリンタは未使用の紙とトナーを使うのか、それともリサイクルされた紙とトナー(若しあれば)を使うのかの設定をするだけである。Epson の Daley は、リサイクル印刷物は十分使用に耐えるが、新しい紙とトナーを使ったもの程には鮮明ではない、それでユーザーが選べる様にしたのだと語っている。

確かに素晴らしいと言えるが、このリサイクルプロセスは完全とまでは行かない。書き込みがなされた紙はプリンタに戻して使うことは出来ない、なぜならばペンのインクと鉛筆の黒鉛がリサイクルトナーを汚してしまう可能性があるからである。プリンタは自動的に不純物を検知し疑わしいトナーとページはホッパーに廃棄する。(ホッパーが一杯になれば警告灯が点灯する。) 少々の曲げやクリップからの皺などは問題にならないが、皺くちゃになってしまった紙はプリンタのシートフィーダーの中で紙詰まりする可能性はある。最後に、リサイクルされたトナー粒子を紙に再度焼き付けられる様に再生する過程で余分なエネルギーを消費する。Epson はこの過程では余分な化学物質は一切必要とせず、水だけであることに極めて誇りを持っている。残念ながら、水道水はこのためには使えない、と言うのもそのミネラル濃度は予測不能だからである。

Epson は、これでトナーと紙の使用量は 50 から 75 パーセント減るであろうと予測している、なぜならばこのシステムから外れるのは送り出されてしまったか或いは再度プリンタにはかけられない様な扱いを受けてしまったページに限られるからである。驚くには当たらないと思うが、この消耗品の削減でプリンタ業界が長年使ってきた "安全剃刀" のビジネスモデルは適用できなくなり、このプリンタには $3,999 の値段が付けられている。Epson は、特許の熱蒸発システムを使って製造した特製ミネラルフリーの水を、リッター瓶当たり $19.99 で売る、これで 200 ページがまかなえる。トナーのリフィルは $39.99 で、3,000 ページの印刷が出来る、そして入れ替え用のトナーカートリッジ (トナーが予め充填されている) は $299 である。瓶もトナーカートリッジもリサイクルのため Epson に返還できる。

GR-401 は Epson の新リサイクル技術を使った最初のプリンタとなったが、同社はこの技術には高い望みを持っており、新聞印刷の印刷とリサイクルに使えるような大規模の派生製品に適用することを考えている。これは印刷費用の高騰に悩み、危機に瀕している新聞業界に対する福音となる可能性もある。


iPhone 用「Kakuremino」アプリ、嫌な奴らを避けるのをお手伝い

  文: Glenn Fleishman <glenn@tidbits.com>
   訳: Minori Goto <minorig@gmail.com>

誰にでも、避けたい人間がいるものだ。数分だけ避けたい場合もあるだろうし、数時間に及ぶ場合もあるだろう。「やばい、上司がこっちに来る。まだ報告書仕上がってないんだ。」または、一生涯避け続けたいというケースもある。「やだぁ、あの執念深い元カレだわぁ。どうか、私に気づきませんように!」iPhone 用 Kakuremino はこういった問題を解決しようというもの。どうやってかと言えば、(そのとおり!)テクノロジーでだ。

Kakuremino の英語名、Invisibility は、Leopard の iChat に加えられた Invisible (不可視) オプションに由来する 。これは、君にはメンバーが見えるが、彼らには君が見えないという機能だ。Kakureminoの開発者達は、大方ネットワーク侵入用ソフトウェアを開発しているが、Kakuremino 株式会社という別名でこの製品をリリースした。

Kakuremino アプリケーションは、 iPhone やその他の機器がスタンバイ中、または使用中に発信する情報をもとにしている。これとあわせて、ソーシャルネットワーキングサイトを通してインターネットに大量に吐き出される個人的情報も利用する。もちろんこのアプリは、実際に君を見えなくすることはできない。けれども君が避けたがっている人の接近や存在を警告して、バツの悪い状況を避ける手助けをしてくれる。

Kakuremino アプリには79ドルの定価がついている。これは、iPhone のアプリとしては、べらぼうに高いものなのだが、2010 年の 4 月 1日までの期間中に Kakureminoを購入すれば、必要な Kakuremino サービスが一生無料でついてくる。このサービスには年間$24.99の価格がつく予定。

Kakuremino は、様々なインプットをもとにして、君が避けたい人間の一人一人のプロファイルを作成する.iPhoneで受け取るメールを Kakuremino がアクセスできるようにすれば、送られてくるメールをスキャンできる。IPルックアップや可能移動時間の概算などを使用して、このソフトウェアは、避けたい人間が君の現在地から、どの地点にいた時にメールを送り、また今はどの地点にいるか測定しようとする。トラッキングスクリーンは Google Map を利用してプロファイルした人の(もしわかるなら)現在位置を、可能範囲とタイムスタンプも含めて表示する。これは、散歩にでも行きたいが、危険人物がいないかどうか確かめたいという時にとても便利だ。

invisibility_tracking

Kakuremino はまた、Bluetooth と Wi-Fi のシグナルを使い、30フィートから100フィートの範囲で避けるべき人物の携帯電話を識別する。このためには、アプリケーションを「フンフン臭いかぎモード」にしておく。すると、その問題の人物が君の近辺にいると、 そいつのMAC アドレスやその他の無線識別子が大気中から探知される。もし、Kakuremino が将来これらの識別子を「耳にする」のなら、この情報と他のデータを使い接近注意アラームを始動させる。このアラームは人物別にカスタマイズできるようになっている。例えば、離婚した相手が近所に現れたときは、メールと大きな警報音で知らせてもらいたいだろう。その一方で、上司が100 フィート内に接近してくるときは、めだたぬよう携帯を振動させるだけでよいだろう。

さらにこのアプリケーションは、Facebook のメッセージ、Flickr のジオタグ情報、Skyhook Wirelessのロケーションアップデート、Twitter、 Dopplr のトラベルログ、ブログの更新、そしてあらゆる公的そして私的(一旦自分のアカウントに Kakuremino を接続すれば)なソーシャルメディアや交友サービスも利用する.例えば、 避けたい人物のFlickr のアカウントを Kakuremino のプロファイルに加える。すると、Kakuremino はRSS を利用し、新しい写真がいつサイトに加えられたかを測定できる。その上、ジオタグ情報を取り出し、その人物が写真撮影の際に何処にいたか、そして現在は何処にいるべきかを計算してくれる。Kakureminoは君自身の居所もKakuremino会社のサーバに報告するため、その情報を使って、君を避けている人たちに、かなりの正確さで君の居所を報告することができる。

Kakuremino は見事なアプリだが、Kakuremino 会社は100パーセントの成功率は保証していない。しかし、このシステムは概して膨大な量のデータを相関させることによって働くので、将来さらに改善されるようになると開発者は約束する。そのために、アプリケーションの中に組み込まれた調査装置によって、ユーザーが失敗例を報告できるようになっている。そしてもちろん、さらに多くの人が Kakuremino を使用することによって、その正確度も向上する。ただこれは、Kakuremino を使っているユーザーの中だけで言えることなのだが。

Kakuremino 社はこれを、非社交的ネットワーキング (asocial networking) と呼んでいる。Kakuremino 会社の設立者によれば、ありとあらゆる友人や知人と、常に連絡が取れる状態でいなくてはならないことに、うんざりする人が増え、このトレンドが広がっている。いずれは、Kakuremino を Effacebook (これは現在、まだ仮名である)という新しいシステムに繰り込むことを Kakuremino 会社は考えている。[訳注:Efface は人目につかないようにするという単語で、お察しのとおり、Effacebook は Facebook とかけたものです。本当に存在したらどんなにいいだろうと思う、ドラえもんが出してくれる様な架空のアプリのお話でした。]


iPhoto の Faces と Places 機能はテロリスト追跡のため?

  文: Adam C. Engst <ace@tidbits.com>
  訳: Mark Nagata <nagata@kurims.kyoto-u.ac.jp>

1 月の Macworld Expo で、Apple は iPhoto '09 の二つの新機能を大きく取り上げた。Faces (人々) と Places (撮影地) だ。Faces 機能は写真から人の顔を検出・認識するテクノロジーで、Places 機能は写真に保存された GPS 情報を読み取ったり、あなたがその情報を自分で入力したりできるものだ。現在のところ、これら両者のうち Faces の方がより成功していると言える。なぜなら、iPhoto で写真にジオタグを入れるのは比較的簡単だが、まだ GPS チップを搭載したカメラがそれほど一般的ではないので、大部分の写真はジオタグ付きでないからだ。

ところが、私のある友人のプログラマーが、iPhoto アプリケーションのバイナリ内部に埋め込まれたテキスト文字列を探索して回っていたところ、かなりヤバイ発見をした。iPhoto の奥深くに、ある IP アドレスがあって、そのアドレスは U.S. Department of Homeland Security (DHS, 米国国土安全保障省) の管理する IP アドレス領域に属するあるマシンを指していたのだ。ただ、Little Snitch を使ってユーザーたちが確認したところでは、iPhoto を出てその目的地アドレスに向かうトラフィックは見つからないようなので、現在はまだアクティブでないらしい。

言うまでもなく、Apple はこの発見に対して何のコメントもしていない。従って、どうしても推測せよと言われるなら、私に考えつくのはただ一つ、iPhoto の中に何らかのコードがあって、DHS に勝手に連絡できるようになっているということだ。たいていの場合、写真を丸ごと転送するのは意味を成さない。なぜなら、大量のデータを転送すればどうしても目立つからだ。けれども、もしも写真の中の顔認識情報だけを何らかの方法でほんの些細な転送レートで送ることができたなら、DHS がそれらの情報をすべて蓄積し、既知のテロリストの顔の特徴についての情報と相互参照するデータベースを作り上げることも可能となるだろう。ただそれだけではあまり役に立たないかもしれないが、もしもその顔認識データに、さらにジオタグと日付の情報が付随するようになればどうだろう? もしも DHS が、あるいはどこか他の政府機関が、既知のテロリストがいつどこにいたかをピンポイントで知ることができたなら、たとえその情報が少々過去のことであっても、さらなるテロリズムの蔓延を予防しこれらの連中に正義の鉄槌を下すために、大きな助けとなることだろう。

当然ながら、問題は、仮にそのような機能が iPhoto 内部に存在したとすれば、それは膨大なるプライバシーの侵害が空前絶後の規模で起こることを意味するということだ。世に会社はいろいろあれど、Apple ともあろう会社が、そんな類いのことをするはずがない。しかしながら、過去数年間の米国政府が、とにかくテロリストを捕まえるという一点をひたすら追求することだけに固執してきたことを考えれば、何か最高機密の方法があって政府が私企業を強制的に従わせ、国家の安全保障を守るための働きをさせるといったようなことがあっても私は驚かない。もちろん、これは政府による秘密プログラムとして以前話題になったことがらの延長線上にある。例えば、カラーレーザープリンタが出力するすべてのページにほとんど見えない黄色の点々から成るパターンを印刷し、それがプリンタの機種とシリアル番号、それに日付スタンプを示していた、ということもあった。

私たちは国土安全保障省に情報を求めてみたが、予想通りその要求は却下された。ただ、そのスポークスマンは前政権下に始められたプロジェクトがすべて「再検討中」であるとだけは言明した。今回のことについては、私はぜひとも大なたが振るわれることを望みたい。なぜなら、もしも DHS が iPhoto からの情報に頼ってスパイ活動をするのだとすれば、例えば、ここに示したような写真の場合、いったい誰が調査の対象にされてしまうのか、わかったものじゃないのだから。

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Apple が SecurityCare を開始

  文: Rich Mogull <rich@tidbits.com>
  訳: Mark Nagata <nagata@kurims.kyoto-u.ac.jp>

最近、Apple は一連のセキュリティ問題への処理に対して批判を受けてきた。Apple はまた、世間の非難の声が挙がっても平然と沈黙を保ち、後になって世の中の懸念を払拭するための新製品あるいはアップデートをリリースすることで知られている。だから、今回 Apple が全く新しい戦略を大きく打ち出してきたことも、驚くには当たらないはずだ。それが、Apple SecurityCare だ。

AppleCare と同様、SecurityCare も、新規に Mac、AirPort Extreme、AirPort Express、または Time Capsule を購入した際に利用できるアドオンサービスだ。すべての新しい Mac と AirPort ベースステーションには 90 日間の無料サービス期間が付いてくる。有料の 3 年間保証延長を購入することもできる。AppleCare と同様、価格はそれぞれの Mac 機種による。ただ、AppleCare の場合は段階的な価格も意味があるが、同じことがセキュリティの問題にも当てはまるというのは納得しがたい。おそらくこれは既存の製品ラインとの一貫性を保つためなのだろうが。

iPhone や iPod touch にはまだ利用できないが、Apple は今年予定されている iPhone/iPod touch 3.0 リリースに伴って SecurityCare も利用できるようになると述べた。それ以外の通常の iPod には適用されないが、それらの機種にはもともとセキュリティのリスクは基本的に存在していない。Mac では、Mac OS X 10.5 Leopard かそれ以降が走るもののみが SecurityCare の対象となる。

Apple は SecurityCare を「他に類をみない、パーソナライズされたセキュリティのサポートを提供する、最上のセキュリティサービス」と形容している。アンチウイルスソフトウェアなどの購読ベースのセキュリティ製品にみられた従来型のパラダイムを打ち破り、SecurityCare は追加のソフトウェアを一切必要としないフルサービス提供、という形をとる。適用対象となる機器はすべて SecurityCare のスペシャリストによってセキュアに設定され、やって来る攻撃の成功するリスクが最小限に抑えられる。

具体的には、ユーザアカウントとファイヤウォールの適切な設定、ソフトウェアアップデート、セキュアな共有とワイヤレスの設定、それに各種システム設定のロックダウンが含まれる。また、Time Capsule か外部ハードドライブを持つ(あるいは購入した)顧客に対しては適切な Time Machine バックアップが設定される。MobileMe 購読者には追加のサポートが提供され、これにはスパムメールのフィルタリング、電子メールベース(MobileMe サーバ上)のアンチウイルス・フィルタリング、それに Back to my Mac 設定のサポートも含まれる。Apple はまた、SecurityCare スペシャリストが Leopard のペアレンタルコントロールおよび Apple Remote Desktop の特定の部分を有効化させてさらなるセキュリティを増すとともに、遠隔セキュリティ管理のサポートも加えると述べた。最初に以上の設定を施した後は、Apple がこれらのシステムを遠隔モニターし、セキュリティの過誤の兆候を監視する。

Apple のスポークスパーソンは次のように述べた。「SecurityCare によって、私たちは人々のセキュリティに対する考え方を根本から変えようとしています。能力に限界のあるソフトウェアに頼るのでなく、Apple の SecurityCare は持続的かつ積極的なサポートを施すことによって、Apple 顧客の皆様の手からセキュリティへの懸念を丸ごとお引き受けすることができます。もはやユーザーがセキュリティの専門家になる必要はありません。これからは Apple が、顧客の皆様に、心配ご無用のコンピュータ体験を提供させていただくのです。」Apple は、もしも何らかのセキュリティの問題が起これば即座に反応することを約束し、完璧な修正を加えることを保証する。「私たちの SecurityCare スペシャリストたちは、皆様の Apple が完璧に回復し家族全員で安全にお使いいただけるようになるまで、決して休むことをいたしません。」

この発表の中で、Apple はそのセキュリティチームの規模を大幅に拡張して、より積極的に潜在的なセキュリティの問題に対処できる体制を整えようとしていることも明かした。いわく、「Apple の新しい Security Response Center は、製品のセキュリティ管理に関する業界の標準を書き換えようとしています。私たちのチームはただ単にセキュリティの問題が起きた場合にそれに対処するだけでなく、プロアクティブな態度で取り組むことによって、最初から問題が起こらないような予防的な措置をとることを本務と心得ております。」

この SecurityCare が正確に言って何をするのかについては、Apple はあまり詳細を明かしていないが、情報は少しずつプレリリースの SecurityCare テスターたちから漏れ始めている。あるテスターは匿名を条件として、こう語ってくれた。「私はうっかりと、トロイの木馬のプログラムをダウンロードしてしまったかと思ったので、オンラインフォーラムに質問を投稿してみました。すると、ほんの数分しか経たないうちに、私の家の玄関の前にピカピカの銀色のスポーツカーがやって来て、ジーンズに黒のタートルネックを着て、スキー用のマスクで覆面をした二人の男たちが、ずかずかと家に入ってきたかと思うと、私の手からマウスを取り上げて、すべてをきちんと直してくれたのです。その仕事の早いこと! 手際の良いこと! とても信じられないくらいでした。」

また別の SecurityCare テスターはこんな話を聞かせてくれた。「あれは凄かった。俺は、印刷がうまく行かないので Mac を Apple Store に持ってったんだが、あいつらは俺の目の前で、コンピュータをすっかりきれいに直してくれた。無料でだぜ! それから、近所の Starbucks でワイヤレスネットワークに繋ごうとした時なんか、総アルミのスポーツカーが来て、あの、屋根からアンテナが飛び出してる奴だ、それで、俺がアッとも言わないうちに、ワイヤレス接続は完璧さ! ああ、でも、あいつらは俺の持ってたポ*ノ写真を全部消しちまったみたいだが...」

他のテスターたちも似たような出来事を報告している。いずれも、彼らが何らかのセキュリティのリスクをはらんだ状況に遭遇すると、つや消しアルミニウムのスポーツカー(多くの証言によればカスタマイズされた Tesla 電気自動車のように見えたという)がやって来て、二人の Apple セキュリティ専門家が問題を解決してくれるらしい。その体験について、能率的だったけれども、ちょっと強引すぎて攻撃的な感じがしたと苦情を述べた人たちもいた。「私をセキュアに保ってくれるのが彼らの仕事だというのはわかっているが、私のインターネット接続をワイヤーカッターで切ってしまう必要が、本当にあったのだろうか?」という疑問の声も聞こえた。もう一人のテスターは、こんな風に抗議の説明をした。「私はただそこに座って、夜更けのファイル共有をちょっと楽しんでいただけだった。買ったばかりの光沢スクリーンの iMac 画面に、誰かが私の後ろに立っているのが映ったかと思うと、“動くな、マウスを下に置け”と言う声が聞こえて、彼は私のコンピュータを取り上げた。それからはもう、BitTorrent に繋がらなくなってしまった。」

Apple 内部の情報源から入手した情報によると、SecurityCare の購読者には間もなく Pro 版へのアップグレードが提示されるという。Pro 版では、Apple の新製品が発表される際に Apple Store の前で行列に並ぶあなたに、個人的ボディーガードが付く。

[編集者注: これはこの記事の内容と無関係だと願いたいが、セキュリティ研究者の Charlie Miller と Dino Dai Zovi が、彼らの書いた新刊書“The Mac Hackers Handbook”のリリース後間もなく行方不明となっている。しかも、その本の前書きを書いたのが TidBITS のセキュリティ担当編集者 Rich Mogull だった。その Mogull 氏が、今回のこの記事を、伝書鳩に託して秘密の場所から提出してくれた。]


FrownOnMyMac が新しい Mac のニッチを満たす

  文: Jeff Carlson <jeffc@tidbits.com>
  訳: Mark Nagata <nagata@kurims.kyoto-u.ac.jp>

SmileOnMyMac (Mac でスマイル) 社の笑顔は、以前ほど輝いてはいない。二人の創設者 Philip Goward と Greg Scown が議論の末に決裂して(どうやら、TextExpander の生じるサウンドを“bloop”と書くか“pop”と書くかでもめたらしい)袂を分かってしまった。Goward の方が SmileOnMyMac 社に残って DiscLabel や TextExpander のようなユーティリティの面倒を見ることになった一方、Scown は分社化して作った FrownOnMyMac (Mac でしかめっ面) 社を担当することになった。

当面 Scown が取り揃えているプログラムは初期のコードに基づくもので、これについては彼がまだ権利を保持している。彼は、「私は今すぐ販売可能なアプリケーションを揃えた状態で仕事を開始したかったんだ」と述べた。現在のラインアップは下記の通りで、いずれも現在既に入手可能だ。基盤とするコードが古いものなので、これら3つのアプリケーションはいずれも Mac OS 9 か、あるいは Mac OS X の Classic 環境でしか動作しない。(つまり Mac OS X 10.5 Leopard とは互換でない。)

TextRedactor 1.2 -- 「本格的ライターのための完璧なツール」と銘打たれた TextRedactor は、書ける限り最高の文章を記せるようあなたに働きかける。私たちもライターなので、書いた文章を見直す際に自分が書いた以上の単語を消去してしまうことがよくある。TextRedactor は、そこのところをさらにもう一歩押し進め、まずい文章を自動的に、あなたが1センテンスをタイプし終えた瞬間に消去してくれる。あなたが良い文章を書けば、TextRedactor 独自の言語アルゴリズムが自動的にそれを判定してスクリーン上に3分間だけ残してくれる。その3分間が過ぎる前に Command-Option-Ctrl-7-P-M を押せば、そのセンテンスが消去されずに残る。(プログラムの環境設定で LazyType オプションを選択すれば、あなたの 5 番目、10 番目、または 13 番目のトライについてはアルゴリズムを持ち出すことなくそのまま残してくれる。)

バージョン 1.2 での新機能として、Helvetica 以外のフォントを指定できる機能、ソフトウェアが編集 (redact) を終えた際にサウンド(インストールの際に“Splonk”サウンドがあなたの Mac に追加される)を鳴らす機能、そしてユーザーからの圧倒的なリクエストを予期して追加された、気を散らすものをなくすためのフルスクリーン表示機能などがある。TextRedactor の価格は $41.09 だ。

FaxPen PRO 1.0.2 -- SmileOnMyMac の PDFpen ユーティリティは、PDF を編集したり表示させたりしたいけれども Adobe の Acrobat Pro をそのオーバーヘッドや余計な諸機能を我慢して使う気になれないという人には天の恵みのような製品だ。けれども、Scown が FaxPen Pro を開発し始めた時代にはまだ PDF はそれほど広く使われていなかった。

FaxPen Pro は既存の PDF をもとに、そのフォーマッティングとテキストの整列状態を厳密に保ったまま、それをファクス送信に適した低解像度の TIFF 画像に変換する。このソフトウェアのデフォルト値を使うこともできるし、またサイドバーを展開して Text Alignment、Image Loss、Crumpledness、さらには Cutoff(シートの下の端部分が切り取られる)などの量を調整できるスライダを使うこともできる。Scown はヒントを一つ教えてくれた。Option キーを押すと、Image Loss スライダが Coffee Stain スライダに早変わりする。これで、画像にランダムに追加されるコーヒーの染みの色の濃さが調整できる。

FaxPen Pro は、コンピュータに慣れたユーザーが、例えば住宅ローンの借り換えや、政府機関に書類を提出する際など、ファクスでしか書類を受け付けてもらえない状況に陥った場合に理想的なツールだ。このソフトウェアの価格はシングルユーザライセンスで $41.09、また 50 人以上の従業員を持つ企業のライセンスならば $2,300 だ。あなたのコンピュータから直接ファクスができる 1200 bps USB モデム(Mac OS X 10.0 かそれ以降を要する)が $1.08(送料別)でオプション購入できる。

DisKLabel 1.0.1.3 -- FrownOnMyMac ラインアップの最後の製品 DisKLabel は、魅力的なドットマトリックスのフロッピーディスクラベルを印刷できる、使いやすいユーティリティだ。Scown は言う。「我々は皆たくさんのフロッピーディスクを戸棚の中にしまってある。そういうものは今さらカタログ化もできず、どれに何が入っているかを知る方法もない。」

DisKLabel はフロッピーディスクの内容を読み込んで(当然ながら、そのためには外付けの USB フロッピーディスクリーダーを使ってマウントできることが必要だ)それをもとに、どんな 3.5 インチフロッピーの表面にも貼り付けられるラベルに最初の6個の項目(あるいはラベルのフォントを Very Tiny に設定すれば8個にできる)の名前リストを印刷する。別の用紙にはディスクの残りの内容が印刷され、また紙を折るべき個所がはっきりとした線でマークされるので、ディスクの物理的サイズにぴったりと合うように折り畳める。

DisKLabel はまた、最新世代の USB フロッピーディスクリーダーに内蔵されている HP の先進的なラベル焼き付けテクノロジーとも互換だ。これは低消費電力のレーザーを使って、ラベルを貼り付けずにディスクのプラスチック表面に直接文字を焼き付ける。標準的なラベルで、1枚に焼き付けるのにおよそ 150 分かかる。

バージョン 1.0.1.3 での新機能は、5.25 インチのフロッピーへの下位互換性(ただしそれを読み込む方法があればの話だが)と、二色刷り印刷のサポートだ。2009 年 4 月 1 日の一日限り、Zip ディスク用のラベルの印刷もできるボーナスパッケージを合わせてダウンロードできる。他の FrownOnMyMac 製品と同じく、DisKLabel の価格も $41.09 だ。

まあ、深刻にならないで -- それで、いったいなぜこんな不機嫌そうな会社名を付けたのかって? 私は Jean MacDonald に尋ねてみた。彼女は現在、この SmileOnMyMac と FrownOnMyMac の双方で、プロフェッショナル級に躁鬱病的とも言える両社兼任の営業・広報担当者として働いている。Twitter を使って(彼女の Twitter 名は @macgenie だ)彼女はこんな返事を送ってきた:

この名前は Greg の前いた会社名を軽くもじっただけです。悪意は全く(いや、少なくとも大して)ありません。FrownOnMyMac という名前には精神的な具

ここで Twitter 上限の 140 文字に達していた。MacDonald からそれ以上の言明はなかった。

[訳注: お楽しみいただけましたか? 念のため申し添えますが、この号、TidBITS#972/01-Apr-09 の _すべての_ 記事は、あくまでもエイプリルフールの日のみ、4月1日の、一日限りの内容となっておりますので、あしからず!]


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Valid XHTML 1.0! , Let iCab smile , Another HTML-lint gateway 日本語版最終更新:2009年 4月 5日 日曜日, S. HOSOKAWA