多くの人が期待した様に、Apple は特別イベントを 12 September 2018 の 10 AM PDT に Cupertino の Steve Jobs Theater で開くと発表した。Apple はこのイベントも、直近の製品発表の時と同様、インターネット配信するものと思われる。そうであれば、Apple Events ページでの Web 上で、或いは Apple TV 上での Apple Events アプリ経由で見ることが出来る。さもなくば、我々の友人である Six Colors の Jason Snell 等からのおびただしいライブブログも間違いなくあるであろう。.
Apple がこのイベントを使って最新版の iPhone を紹介するのはまず間違いのない所であろう。9to5Mac は、その中の一つは "iPhone XS" と呼ばれるであろうと報じている。とりわけ、それらの新しいモデルがゴールドの色で出てくるのであれば、その読み方は "iPhone Excess" と読まないわけにはいかないであろう。勿論、Apple は間違いなく "iPhone Ten Ess" と言うには違いないが。
9to5Mac はまた Apple は Apple Watch Series 4 もリリースするであろうとも報じている。これは、表示が縁なしとなり、現在の画面よりも多くの情報を表示出来るとしている。
昔は、もしあなたが忠誠な Apple 顧客であったなら、山程の頭痛の種を厭わない限り、映画を買うのは iTunes Store 経由に限定された。勿論、映画を Amazon からも買えたが、それを Apple TV で見ることは出来なかった。そして、一旦一つのプラットフォーム上で映画を集め出すと、そこに留まるか、或いは、欲しい映画見つけるためにエコシステム間を絶え間なく切り替えなければならなかった。
Movies Anywhere に加盟するスタジオには、Disney, Sony Pictures, Twentieth Century Fox, Universal, そして Warner Bros が含まれる。他のスタジオ、例えば Lionsgate, MGM, そして Paramount は未だ Movies Anywhere には加わっていない。Movies Anywhere は、同期の対象とならない人気の映画の便利なリストも用意している。
Movies Anywhere の表立って言われていない大きな特長の一つは、デジタル販社間での価格比較をさせてくれることである。デジタル映画は、どこで買おうが中身は同じだが、店の間での価格差は意外と大きい場合もある。以下に、色々な年代の映画で Movies Anywhere 対応のものをいくつか拾ってみた。価格は 30 August 2018 現在のものである。
映画
Amazon
Fandango
Google
iTunes
Microsoft
Vudu
Aliens
$7.99
$13.99
$14.99
$4.99
$14.99
$7.99
Casablanca
$12.99
$13.99
$8.99
14.99
$12.99
$14.99
Dick Tracy
$9.99
$9.99
$8.99
$9.99
$9.99
$9.99
Oblivion
$11.99
$13.99
$4.99
$14.99
$12.99
$9.99
Star Wars
$17.99
$13.99
$17.99
$19.99
$19.99
$19.99
見ての通り、価格は大きく振れる場合がある。1990 年の Dick Tracy は Google からが他からよりも $1 安いだけだが、初代の Star Wars は Fandango からの方が iTunes からよりも $6 も安い。しかしながら、1986 年の Aliens は、iTunes からだと Google の価格の 1/3 で済む。値段を見て買い物をする価値は十分にある!
では、見たい映画が Movies Anywhere 経由での同期に対応していない場合はどうするか? もし主たる目的が、その映画を iTunes から買わずに Apple TV や iPad 上で見ることであれば、Amazon と Vudu には Apple TV 及び iOS に対するビデオアプリがあることを思い出して欲しい。従って、これ等のサービスからの映画は Apple 機器からアクセス出来る。また、Apple TV に対する Google Play Movies & TV アプリはないが (iOS 用はある)、購入した映画は YouTube アプリから見られる。
Siri を使う人は、そのカメラが置いてある Home room に声で命ずるだけで Arlo Baby のビデオウィンドウを Home アプリに表示させることができる。でもここに小さな問題があった。ビデオを指でタップしなければ、ライブのストリーミングが始まらないのだ。その代わりに Siri で Arlo アプリを呼び出せば、タップする必要などなくライブのストリーミングが始まるのに。
HomeKit 機能の範囲内で Arlo Baby を使う際には、他にもいくつか心に留めておくべきことがある:
Arlo Baby を Homekit カメラとして使うよりも前に、あらかじめ必ず Arlo アプリの中でビデオ設定を自分の好みに合わせて設定しておくべきだ。例えば私が Arlo アプリの中でビデオ画像を反転しておけば、Home アプリの中でもその設定が使われる。
現在 Arlo アプリが開いていてビデオをストリーミングしているのでないことを確認しておこう。それを怠ると、HomeKit での視聴ができない。
この記事で説明してきた Arlo Baby 機能の大多数は、これを HomeKit カメラとして使っている際にはアクセスできない。このカメラの機能をフルに使うためには、HomeKit 経由でなく Arlo アプリから使う必要がある。.
HomeKit カメラとして、Arlo Baby には一つだけ独特な点がある。micro-USB ケーブルから電源を得る以外に、内蔵のバッテリーで動作することもできるのだ。バッテリーを内蔵した HomeKit カメラは他にない。これまで私は Apple が HomeKit カメラの要件として有線の電源での動作を必要とすると理解していたので、バッテリーで動く Arlo Baby は嬉しい驚きであった。
けれども、バッテリーで使えることを喜び過ぎてはいけない。メーカーはバッテリ寿命が数時間と主張しているけれども、私が試したところバッテリー駆動で Arlo Baby が動いたのは一時間にも満たなかった。
Arlo Baby にはいくつか変わった機能があって、独特の魅力を加えている - 赤ちゃんのいない家庭の人にとってさえも、そのことが言える。人によっては、頼りない HomeKit 対応を埋め合わせられるだけの魅力をこれらの機能の中に感じることもあるかもしれない。具体的には:
環境センサー: 赤ちゃんの部屋の温度、湿度、空気の質はどうか、というのは親たちにとって重要な情報だ。そこで Arlo Baby はセンサーを内蔵することでそれらの情報を提供する。そのようなデータは誰にとっても有益だろう。他にもさまざまの HomeKit デバイスがこの種のセンサーを備えている。例えば iHome の iSS50 5-in-1 Smartmonitor、また Elgato の Eve Room や Eve Degree 製品などがそうだ。でも、その機能をカメラの中に備えることで、例えば旅行中に自宅をチェックするための手段の選択肢が広がるだろう。
光るよ、ベイビー、光るよ: Arlo Baby の上の球体の背面が光り、アプリを使ってその明るさ、色、継続時間を選べる。さらには時間経過とともに球の色が変化する光のショーを上演することさえできる。これらすべてが遠隔からコントロールできるし、またカメラの右側面にある光ボタンを操作することもできる。何となく馬鹿げている気もするが、わが家に近づく人物に対してカメラで撮影しているぞと警告する役には立つのではないかと思う。
ある種の iPod として:このカメラは、20 MB (拡張不能) のオーディオファイル用ストレージを内蔵している。これは本来、親たちが Arlo のオンラインカタログから子守唄を選んで詰め込んでおき、遠隔から、またはカメラの右側面にあるオーディオボタンを使って、再生させて使うためのものだ。けれどもこの内蔵ストレージにはどんなオーディオを入れておくこともできるので、例えばこのカメラであなたの声を録音しておいて、その音声を使うことも可能だ。どうぞ、この機能のあなた独自の使い方を想像してみて頂きたい。
Arlo Baby の最終結果
Arlo Baby は万人向けのものではない。価格も高いし、余計な機能も多いだろうからだ。乳幼児を持つ親ならば、ベビー向けの機能を大いに気に入るかもしれないし、その場合には価格が高いのもそれほど気にならないかもしれない。
Apple が MacBook Pro (2018) 向け macOS High Sierra 10.13.6 追加アップデート 2 を T2 チップと Touch Bar を装備した 2018 年型 MacBook Pro モデル向けにリリースした。Apple は 2018 年 7 月に一つ目の MacBook Pro 向け High Sierra 追加アップデートを出している。(2018 年 7 月 24 日の記事“Apple、温度による MacBook Pro の速度絞りに対処”参照。) 今回のリリースノートには安定性と信頼性の向上という意味のよく分からない説明以外に何も書かれていない。この追加アップデートは該当するモデル向けに、Software Update 経由で、または Apple の Support Downloads サイトからの直接ダウンロードで入手可能だ。(無料、1.3 GB、macOS 10.13.6+)
BusyMac が BusyCal 3.4 をリリースして、このカレンダーアプリに改良とバグ修正を施した。今回のアップデートでは Journal 入力の際にデフォルトのカレンダーを設定できるようにし、To Do リストの並べ替えアルゴリズムを改良し、To Do リストを期限日の順に並べ替える際に Overdue セクションを目立つようにし、Week および Day の表示が Calendar グループ分けでの To Do の手動並べ替え順を反映するようにし、位置情報ピンをクリックした際に macOS 10.12 Sierra で起こったクラッシュを解消し、Exchange から取り込んだイベントが BusyCal に不必要な再同期をさせていたバグを修正している。
そのリリースの後間もなく、BusyMac はバージョン 3.4.1 を出して、カスタマイズした CalDAV または Exchange のアカウントを追加する際にも上級設定を指定できるようにするとともに、Inbox 通知を処理する際の Exchange delegate/proxy カレンダーの探知を改善した。(BusyMac からも Mac App Store からも新規購入 $49.99、無料アップデート、13.7 MB、リリースノート、macOS 10.11+)
Stephen Hackett には名誉の爵位が与えられるべきだ。あるいは少し黙らせた方が良いのかもしれないが。彼は、Mac OS X の最初の公開ベータ版以降のすべてのバージョンの Macintosh オペレーティングシステムを調べ上げて、それぞれのバージョンで特徴的なスクリーンショットを集め、全体的なユーザーインターフェイス、システム環境設定、バンドルされたアプリのイメージを浮かび上がらせようとした。長年にわたって Apple のインターフェイスに対する考え方がどう進化してきたかを追跡できるのは素晴らしい。どの画像についても、左右にナビゲートすれば一つのオペレーティングシステムのバージョンの中のあらゆる画像を見ることができるが、上下にナビゲートすることで特定のスクリーンショットが異なるバージョンの macOS でどう変わってきたかを見ることができるようになればもっと素晴らしいのにと思う。いずれにしても、Hackett の Aqua Screenshot Library は素晴らしい情報資源であり、例えば Panther の走る Mac がどんな風だったか確認したい人には大いに役に立つ。