tvOS 12.1.1 アップデートには、"全般的な性能と安定性の向上" が含まれる。他に何か期待できましたか? ええ、セキュリティ修正も 11ありました。もし自動アップデートがオンになっていなければ、第四世代 Apple TV 或いは Apple TV 4K で手動で Settings > System Software Updates に行くことでアップデート出来る。
Apple は、この新しい Apple Watch Series 4 は内蔵された電極と共に ECG アプリを使うことが出来、そして心臓が正常に動作しているか、或いは心房細動 (AFib) の兆候を示しているかを判断出来るようになると告げた。AFib は脳卒中の様な重篤な健康障害に至りうる症状である。同社はまた、不整脈を検知する受動監視機能も明らかにし、そしてこの能力を殆どの旧型 Apple Watch でも使えるようにした。
結果は iPhone の Health アプリの中に保存され、そしてそのデータを PDF 書類の形で自分の医者とも共有出来る。iPhone 上で、Health > Heart に行き、This Week の下で Electrocardiogram (ECG) をタップする。上部にあるチャートをタップする。それから、Export a PDF for Your Doctorを探し、そして通常の Share 機能を使って、その PDF をメールするか、或いは他の手段で送出する。
watchOS に関しては普通になりつつあるが、問題が起こらないことを確かめるため数日待ってからアップグレードするという特別な理由はない様に見える。新機能は、歓迎出来るし、否定的な側面も特に見当たらない、その上 Apple が Apple Watch Series 4 と初版の watchOS 5 が走る旧型モデルに対して約束してきた待ち望まれたハードウェア能力を有効にする。
これらの悩みを解消してくれるのが、素晴らしいツール BetterTouchTool だ。(これは単独でも入手できるし、今は SetApp アプリライブラリの一部としても入手できるようになった。) そのメインウィンドウの黒いツールバーで、デバイスのタイプとして Normal Mice を選び、サイドバーで Global を選んでから、Add New Button をクリックする。マウスポインタをウィンドウの一番下近くのグレーの領域へ動かしておいて、マウスに搭載された次ページまたは前ページのボタンを押す。(どちらから始めてもよいが、この手順は2回繰り返さなければならない。) その所定のアクションとして、それぞれ 3F Swipe Right または 3F Swipe Left をセットする。大多数の Mac アプリで、これらは一貫してページ送りとページ戻りの働きをするはずだ。
次に、スクロールホイールの挙動を直そう。一番上のツールバー (上の画像を参照) で Advanced をクリックすると、Advanced Settings が見えるようになる。それから、ツールバーの右の方にある Mouse をクリックする。次の画面で、General タブにいることを確認してから、"Inverse scrolling for normal mice only" を選ぶ。
最後に、Advanced Settings をクリックして、General タブにある "Launch BetterTouchTool on startup" を選んでおく。これらの機能はことごとく、BetterTouchTool が開いていなければ全く働かないからだ。
Anker の縦型マウスはどの程度うまく働くか?
さて、この Anker 縦型マウスには $15 払う価値があるだろうか? 間違いなくその通りだ。私の Mac にこれを接続してから1日も経たないうちに、長年悩まされてきた私の前腕の痛みは消え去った。その後数週間が過ぎても、痛みはぶり返していない。でも、こんな変な形のものなのに、うまくマウスとして使えるのか?
実際、とてもうまく働く。慣れるまでに少し時間はかかるが、思ったほど長くはないだろう。私の場合、一日で十分に慣れることができた。このごろの私はもう昔ほどには PC ゲーマーではないが、試しに Counter-Strike: Global Offensive を起動して Anker マウスの性能を味わってみた。ゲームのチュートリアルは何の問題もなくこなせたが、ゲームの成績があまり良くなかったのは決してマウスのせいではなかったと言っても大丈夫だと思う。RSI (反復性ストレス障害) のせいで操作が不自由になったことが私がゲームをしなくなった理由の一つだったのだが、このマウスのお陰でまたゲームが楽しめるようになるかもしれない。
Google は同社のセルラー電話サービス Project Fi (2015 年 4 月 28 日の記事“Google Fi の裏にある何故”参照) を「プロジェクト」から正規の Google サービスへと昇格させ、新しく Google Fi と命名した。(Fi は公式に "Wi-Fi" と同様に「ファイ」と読むが、実際に多くの人たちがどう読むようになるかは成り行き次第だ。) この発表と併せて、テクノロジーの革新のように受け取れる発表もなされた。それは、Project Fi と違って Google Fi は、iPhone を含む幅広い種類の電話機で使えることだ。Fi の料金プランは革新的なものなので、現在のキャリアに満足できない iPhone オーナーにとってこれは非常に嬉しいニュースとなり得る。
それとは対照的に、Fi はセルラーおよび Wi-Fi の信号の蓄えを作っておいて、まるで立食パーティーのようにそれらをスマートフォンに提供する。現在自分がどのネットワーク上にいるかをあなたが気にする唯一の理由は、そしてそれは上のスクリーンショットのように T-Mobile と Sprint の使用を表示できるユーティリティアプリを私が使っている理由でもあるのだが、信号強度が最大のネットワークを Fi が選択する一方で、別のネットワークの方がより良いインターネット速度を提供するという稀なケースがあるからだ。このアプリを使えば、手動でそれらのネットワークを切り替えることもできる。
このようなローミング機能には、Fi の存在当初からずっと特別な電話機が必要であり、そのことは今でも変わらない。Project Fi においては、Google からスマートフォンを購入した人はそれが Fi 互換だと知っていたし、同じモデルをロックを外した状態で他のところから購入した人も知っていた。けれども Google Fi においては、自動的にネットワーク探索ができるものは "designed for Fi" となっており、基本的機能のみに対応しているものは "compatible with Fi" と称されている。iPhone については、iPhone 5s 以降のすべてのモデルが "compatible" だが、"designed" のものは一つもない。Google Store に出ている "designed for Fi" のものはすべて Android 専用モデルだ。(私は Fi に乗り換えて以来ずっと Android フォンを使っているので、TidBITS 家族の中の厄介者という立場にいる。) 他のスマートフォンと同様に、該当するモデルをそれを自社のサービスにロックしているキャリアから購入する場合、それを (Google Fi を含む) 他のサービスで使えるようにあらかじめロックを外しておかなければならない。
Google Fi については、その基本はどうやら「iPhone ならば T-Mobile ネットワークを使う」らしいということのようで、それ以上でもそれ以下でもない。こうして T-Mobile がメインとなることで、Fi の最良の機能の一つが取り去られることになる。なぜなら、利用可能なネットワークが重複している都市においては、部屋とか建物とかによってどちらかのサービスのデッドゾーンに入ることが必ずあるからだ。複数のネットワークにアクセスできればそんなデッドゾーンもシームレスに消え去る。特に古くて大きなビルは Faraday 箱となって外からのあらゆる電波をブロックしてしまうことがあるが、内部に Wi-Fi があれば、スマートフォンが使える。東海岸で私がよく行く場所のうちであらゆる Fi ネットワークの信号が弱いのは Philadelphia と Washington, DC の間の I-95 ハイウェイの短い一区間だが、連邦政府や地方政府のビルでその内部はあらゆるセルラーフォンも FM ラジオも接続が切れてしまうことで有名なところがある。そして、私は旅行中にこのことで一度も問題に遭遇した経験がない。Fi に乗り換える以前の私にはそんなことは言えなかったのだが。
この iPhone のネットワーク問題にはおそらく一つだけ希望の光がある。以前の Project Fi の時代には、iPhone も、大多数の Android フォンもただ単純に "incompatible" とされていた。(技術的に言えば iPhone を Project Fi で使うことも可能で、上記のものやその他いくつかの制限事項はあったが、あらかじめ互換な Android フォンを使って SIM カードをアクティベートしてから、それを iPhone に入れて使うことができた。) けれども今や、iOS 用の Google Fi は「ベータ版」の段階にある。Google はあなたに向かって iPhone ではこれこれができませんよと言うだろうが、「ベータ版」という用語が意味するところはそれらの制約がいつの日かは取り去られるかもしれないということだ。そのためには iPhone のハードウェアに Fi を念頭に置いたデザインが加えられる必要があるのかもしれないし、そのためには Google が大金を鞄に詰めて Apple のところへ行き特定の iPhone フレームワークを使う権利を買い取らなければならないかもしれず、またひょっとすると Google は巧みにマーケティング用の言い回しを駆使してそれが起こり得ないという事実を隠蔽しようとしているのかもしれない。
でも、それだからこそ私は基本が「どうやら」T-Mobile ネットワークを使うこと「らしい」と言ったのだ。Google Fi のサポート担当者の言葉によれば、"designed for Fi" スマートフォン上でネットワークを切り替えるためのコードは iPhone では動作しないとのことで、この点は私も信じてよいと思う。けれども私はその回避策やハックがそう遠くないうちにインターネットに出回らないとすればちょっと驚かざるを得ないと思う。スマートフォンというものはとてつもなく複雑なデバイスではあるが、そこですべきでないとされていることをしてやろうと試みるとてつもなく賢い人々も、世の中には大勢いるからだ。けれども、たとえそのような回避策が現われたとしても、Apple と Google が iPhone を "designed for Fi" デバイスと同等のものにしてくれない限り、そんな iPhone を使うのはただトラブルを招くのみだろう。(歴史的に言っても、その種のハックがスマートフォンを永遠に「文鎮化」させてしまうことはあったのだから、たとえあなたがその種のレシピをオンラインで見つけても、それが何をしようとしているかをあなたが完全に理解しているのでない限り、試してみることはお勧めできない。)
Fi についての金銭的詳細
ネットワークのローミングのこと以外に、Google Fi を講読したいと思うもう一つの理由は、価格だ。Fi は競合するサービスよりも安くするために頻繁にワークアウトしているが、ただしそれはあなたがどのスマートフォンを使っているかに依存する。
他のネットワークではプランや用語定義の中の「無制限」という言葉の意味が太陽黒点やら豚肉先物相場やらに振り回されてさまざまに変化するように見受けられるが、Google Fi においては、それは言葉通りの意味だ。一台のスマートフォンの料金は月額 $20 で通話とテキストが無制限、それとは別にデータがギガバイトあたり $10 だ。同じプランの中で別のスマートフォンを追加すれば月額が $15 かかり、データ料金は別途だ。あらかじめどれだけの量のデータを使いそうかを選んでおくこともできるが、それは初回の支払いにしか関係しない。つまり、例えば初回に総額 $50 を支払っておいてその月に 1.5 GB しか使わなければ、残った $15 は次の月に回すことができる。繰り延べた分を、Google は翌月の請求書にあててくれる。Google Fi は契約を伴わないので、いつでもキャンセルしたり一時中断したりできる。Android を使いたい場合には、その次にスマートフォンを購入する際に割引が受けられる。最も安価な "designed for Fi" フォンは iPhone XS や Pixel 3 ほどに素敵ではないが、それでもなかなか良い出来だ。
業界の他社と比べて Google Fi の価格体系が驚くべきことと考えられる側面があと二つある。一つ目は、インターネットデータは何の付帯条件もなしにインターネットデータであって、Fi はあなたがどのデバイスを使ってデータを使っているかを一切気にしないことだ。他社のプランではデータがスマートフォンで使われているか、それともそのスマートフォンがホットスポットとなってテザリングでデータを共有しているかを区別して計測し、それぞれに別々の上限量を定めたりデータのテザリングに別料金を課したりしているものもあるが、Fi はこれまでその区別をしたことがなく、今もしていない。ただしここには重大な但し書きが付く。iPhone を使っている場合、米国の外で旅行している間にテザリングを使うことはできない。
残念ながら、現時点では Wi-Fi 通話を iPhone で利用することはできない。なので、外国で使うつもりならば、分あたり $0.20 (一時間あたり $12) の追加料金に直面することになる。ただし音声通話の代わりに FaceTime、Google Hangouts、その他 VoIP を利用する同種のものを使うならば話は別だ。この状況は、Google Fi でする通話が実際には Google Hangouts 通話でもあることを考えればなおさら混乱してしまう。つまり、私のスマートフォンに電話がかかって来れば私の Mac も iPad も鳴り出すのだ。私はまだ実地に試したことはないが、外国でローミング中に Phone アプリを使って電話をかければ分あたり $0.20 の料金が発生するのかもしれない。けれども Hangouts アプリを使った通話なら無料だ。もっと良いことがある。現在の状況がどうあれ、将来にはきっと変更が加えられるだろう。
ここで皆さんは、外国で国境の近くに住んでいる人にとってはこの国外ローミング機能を使えば格安でスマートフォンが使えるのではないかとお思いかもしれない。けれども残念なことに、Google Fi をその目的で使うことはできない。なぜなら、Fi のアカウントは米国在住の人でなければ入手できないからだ。そうは言っても、サービスは 100% ペーパーレスであって、すべてが Fi アプリによって取り次がれるので、Fi アカウントをどんな Google アカウントにも付随させることが可能だ。唯一のテクノロジー的な制約は、そのスマートフォンをアクティベートする操作を米国の中でしなければならないことだけだ。だから、ちゃんとした支払い方法を確保している限り、米国在住の友人の助けを得てアカウントをセットアップして使うことができるか否か、それはあなたとあなたの良識に任されているのだと結論するのも間違いではないかもしれない。
Fi の価値は何か?
現状では、iPhone で Google Fi を使えば、基本的にあなたは T-Mobile を使っている。だから、Google Fi があなたにとって良い選択肢か否かの判断はそのプランと T-Mobile のプランとの比較によるべきものだろう。まず手始めに、T-Mobile の無制限プランは現在月額 $70 なので、もしもあなたが毎月 5 GB を超えるデータを使うならば、結論は「T-Mobile の方が良い」となる。それ以上言うことはない。
もしもあなたがこの記事をざっと斜め読みして、途中で目が疲れたので最後のところまで一気に飛ばし読みをしたなら、きっともう Google Fi を講読しようかという気になっておられるのではないだろうか。「月額 $20、加えてギガバイトあたり $10」というのは、覚えやすい宣伝文句だ。もうかれこれ十年以上も複雑極まるプランを比較しつつ過ごしてきた私にとっては、これだけでも十分に Fi にサインアップしたくなる強い誘因だ。その上、契約する必要がない。Fi を試してみてその後で他に乗り換える際の最も大きな苦痛は、その度に電話番号を移行させるための手続に数日待たなければならないことくらいしかないのだから。
結局のところ切り替えるか否かを決断する
もしも Google Fi が iPhone にも "designed for Fi" フォンと同等のサービスを提供していたとしたら、私も何の躊躇もなくそれを多くの人たちに薦めていたことだろう。(それに、現在 Android を使っている多くの人たちに iPhone を薦めることもするだろう。私自身も間違いなく iPhone にしたい!) 私の電話代請求書は、T-Mobile を使っていた頃は毎月 $80 を超えていた。Project Fi にしてからは請求金額がその半分になり、私の非営利団体を通じて購入したデータホットスポットを使うようになってからはさらに請求額を減らすことができた。(2018 年 10 月 18 日の記事“TechSoup: あなたの非営利団体に大幅な割引価格でテクノロジー導入を”参照。)
しかしながら、現状においては、"designed for Fi" でないスマートフォンはすべて、いわば二流市民の扱いを受けている。Google の手で (ソフトウェアを通じて、または Apple との合法的取り決めによって)、あるいは将来のモデルの iPhone によって、この状況が修正されるのか否かを今から判断することは不可能だ。思うに、どちらの会社にも iPhone を Fi の一流市民に格上げしたいと思う動機は特にないのだろうが、それでも二週間ほど前の私は iPhone が公式に Google のネットワークのサポート対象となるなどとは夢にも思わなかった。彼らは私を驚かせるかもしれない。もしもそうなれば、もちろん、私は Fi が十分にユニークなサービスを提供していると知っているので、どなたにもこれを試してみることを強くお薦めするようになるだろう。
そうなるまでの間も、毎月の請求金額が高過ぎると悩んでいる iPhone ユーザーは、一度 Google Fi を検討してみてもよいのではないだろうか。もしもあなたが実際には必要としていない無制限サービスの料金を支払っているのならば、あるいは頻繁に海外に旅行して高額の国際料金を払わされているのならば、今でも Google Fi が良い解決策になるかもしれない。でも残念ながら、iPhone を使っている限り、現時点では Google Fi が提供するものすべてを享受することはできないのだが。
Apple が macOS 10.13 High Sierra 用のセキュリティアップデート 2018-003と macOS 10.12 Sierra 用のセキュリティアップデート 2017-006 をリリースして、多数のセキュリティ脆弱性にパッチを施した。いずれのアップデートも、アプリケーションが制限されたメモリを読み取れる可能性のあった検証の問題、アプリケーションにカーネル権限を取得され任意のコードを実行される可能性のあったメモリ破損の脆弱性、悪意あるアプリケーションに昇格した権限を取得される可能性のあったロジックの脆弱性に対処している。(無料、10.13.6 High Sierra 用は 1.82 GB、10.12.6 Sierra 用は 828.4 MB、セキュリティコンテンツリリースノート)
The Pixelmator Team が次世代の画像編集アプリ Pixelmator Pro のバージョン 1.2.3 をこの 11 月にリリースした。Pixelmator Pro 1.2.3 では、ABR Photoshop ブラシの読み込み対応を追加し、ブラシ関係の全ツール (Paint、リタッチ、リシェイプなどのツール) で描画のパフォーマンスを改善し、ブラシの最大サイズを 1000 ピクセルから 2500 ピクセルへと増やし、ブラシのShape と Grain のテクスチャを反転できるようにし、プリセットされた読み込み体験を改良した。
その後 Pixelmator Pro が Apple の Mac App of the Year for 2018 に選出されたことに合わせて Pixelmator Pro 1.2.4 が出され、カラーバランスツールをデザインし直して映画業界が映画のカラー補正のために使っているものに似たカラーホイールを使うようにした。この新しいツールではシャドウ、ミッドトーン、ハイライトそれぞれの色合いを調節でき、輝度や彩度を調節するスライダーもある。さらに、Master ホイールを使えば画像全体のカラーバランスを一度に調節することもできる。
このアップデートではまた、Image Size コマンドを使う際に3種類の画像リサイズ用アルゴリズム (Bilinear、Lanczos、Nearest Neighbor) を選べるようになり、Automator アプリ用の Scale Images および Trim Images アクションを追加し、テンプレート選択の際に最後に使った書類サイズのオプションを表示するようにし、macOS 10.14 Mojave の下で Curves 調整の見栄えを改善し、細長い画像での Trim Canvas コマンドの動作を改良し、2件のクラッシュを予防している。(Pixelmator からも Mac App Store からも新規購入 $39.99、無料アップデート、169 MB、リリースノート、macOS 10.13+)
Apple が Logic Pro X 10.4.3 をリリースして、このプロフェッショナル向けオーディオアプリで MIDI データをポートごとにフィルター付けする環境設定を追加し、さまざまのクラッシュやハングを解消した。今回のアップデートではまた、高密度ディスプレイで走る際の CPU パフォーマンスを改善し、Smart Tempo 機能に調整を加えてマルチトラックセットの中のオーディオファイルにもテンポ情報が正しく書き込まれるようにし、Flex Pitch から Flex Time モードへ切り替えた際に Flex 表示が正しく更新されるようにし、テキスト入力を使ってノブの設定を調節した後での正確値の信頼性を上げている。(Mac App Store から新規購入 $199.99、無料アップデート、1.4 GB、リリースノート、macOS 10.12+)
Apple が GarageBand 10.3.2 をリリースして、Smart Controls が開いている間に Sound Library、Note Pad、Loop Browser、または Media Browser を開くとハングした問題を解決した。今回のアップデートではまた、Logic Pro Xや MainStage によって移動されたライブラリに関する改善を施し、標準的でないチューニングを持つ Learn to Play レッスンでは Tuning Hint ウィンドウを開くようにし、Voice Memos からのドラッグ&ドロップへの対応を追加し、曲終わりマーカーの位置取りの精度を改良し、フルスクリーンモードを脱した後に GarageBand がきちんと見えているようにする対策を施している。(Mac App Store から無料、無料アップデート、1.01 GB、リリースノート、macOS 10.12+)
Apple は長年、学生や教育関係者向けに特別の割引価格を提供するオンラインストアを利用できるようにしてきたが、今回同社は米国軍、National Guard(州兵) および Reserve (予備軍) の現役の軍人や退役軍人、およびその人と同居している家族を対象とした Apple Veterans and Military Store を開設した。すべての Apple 製品について 10% という割引率はなかなか良いが、これは個人使用目的のものに限られており、また一年間に購入できる製品の個数にも制限がある。