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#1534: macOS 10.14.6 Mojave 追加アップデート、ニューヨーク州の COVID Alert NY アプリ、パンデミックと Apple Watch、iOS アプリを手軽に並べ替え

先週、Apple は macOS 10.14.6 Mojave 用に追加アップデートをリリースして、Safari 14.0 アップデートで導入されてしまい後にセキュリティアップデート 2020-005 で露わとなったいくつかの深刻なバグを修正した。Apple と Google は共同で開発した COVID-19 接触通知テクノロジーを iOS と Android に組み込んだが、現時点ではまだこれを利用している公衆衛生機関はあまり多くない。つい最近ニューヨーク州が COVID Alert NY アプリで時流に乗ったばかりなので、ニューヨーク州に住む Adam Engst がこれを使ってみて、このアプリはどのように動作するのか、どんな情報が提供されるのかを調べる。もう一つパンデミック関係の記事として、Julio Ojeda-Zapata が安全な生活のために Apple Watch がどのように役立つかを考察しつつ、彼の妻にも試してもらおうとする実験を始める。それからもう一つ、Adam が iOS アプリを手軽に並べ替えるためのヒントを5つ紹介する。今週注目すべき Mac アプリのリリースは Downcast 2.9.55、FileMaker Pro 19.1.2、Twitterrific 5.4.4、Parallels Desktop 16.0.1、それに VMware Fusion 12 だ。

Adam Engst  訳: Mark Nagata   

macOS Mojave 10.14.6 追加アップデート、アップデートされた Safari 14.0 の問題を修正

記事“セキュリティアップデート 2020-005 (Mojave と High Sierra)”(2020 年 9 月 28 日) に警告を記したように、セキュリティアップデート 2020-005 をインストールした macOS 10.14 Mojave ユーザーたちが数多くの問題を経験している。Mr. Macintosh の記事にも詳しい説明がある。発生した問題としては、メモリ使用量の大幅な増加、起動の遅さ、全体的なシステムの遅さ、新規ユーザーの作成ができなくなること、その他がある。その後の議論により、これらの問題がセキュリティアップデート 2020-005 より前に Safari 14.0 (その前の週にリリースされていたもの) をインストールしてあったことに関係しているらしいことが判明した。

2020 年 9 月 30 日に、Apple は Safari 14.0 およびセキュリティアップデート 2020-005 両方とものアップデートを取り下げた。それから 2020 年 10 月 1 日遅くに、Apple は macOS Mojave 10.14.6 追加アップデートをリリースしたが、実はこれは修正を施したバージョンの Safari 14.0 をインストールする為だけのもので、再起動を必要とする。Apple はまた、セキュリティアップデート 2020-005 を何の変更も施さず再リリースした。

macOS 10.14.6 Supplemental Update release note

Mr. Macintosh の記事によれば、起こっていた問題のすべてがこの追加アップデートによって修正されたようだという。

Software Update を開くと何が表示されるかは、あなたが何をインストール済みであるかに依存する。いずれにしても実際的な結論を言えば、セキュリティアップデート 2020-005 (もし表示されていれば) と macOS Mojave 10.14.6 追加アップデートをインストールすることで、更新後の Safari 14.0 と今回のセキュリティアップデートのコードが手に入る。もしもあなたが過去に Safari 14.0 をインストールしていたならば (セキュリティアップデート 2020-005 をインストールしたか否かにかかわらず) この追加アップデートを直ちにインストールすることをお勧めする。

しかしながら、もしもあなたが何らかの理由で従来のバージョンの Safari を使い続けたいならば、セキュリティアップデート 2020-005 のみをインストールすることもできるはずだ。ただし、追加アップデートをインストールしてはいけない。それをすると Safari 14.0 がインストールされてしまう。

私たちの推測だが、追加アップデートでインストールされる新バージョンの Safari 14.0 はただ単にセキュリティアップデート 2020-005 をインストールすると引き起こされたバグのみに対処を施したもののようだ。実はかなり多くの人々が Safari 14.0 で別の種類のトラブルを報告しており、私たちの推測では現在ベータテスト中の Safari 14.0.1 がそれらの問題に対処することになるのだろうと思う。

今回 Apple はかなり素早く反応をしたけれども、それでもなおこれほどの問題を起こすセキュリティアップデートを出荷してしまったのは Apple にとって大きな痛手だ。Apple を弁護する言葉を言うとすれば、Safari 14.0 という別のアップデートから発生した問題が、ユーザーがセキュリティアップデート 2020-005 をインストールした後でのみ表に出るという今回の状況は稀なものであった。そうは言うものの、私たちとしては Apple がこれほど大きな問題点が社内のテストをどうしてすり抜けたのか調査していることを願いたい。

私たちの記事で Apple のオペレーティングシステムのアップデートについて書く際には、いつもどの時点でインストールするかについて助言を書くようにしている。今回明らかになったのは、将来にわたっても Safari とセキュリティアップデートについてはその種のお勧めをはっきり書く必要があるということだ。具体的なお勧めの内容は修正された脆弱性の深刻度によって変わるだろうが、一般的に言って、今のところ私たちは皆さんがこの種のアップデートをインストールする前に少なくとも一週間程度は待つべきだとお勧めしたい。

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Adam Engst  訳: Mark Nagata   

ニューヨーク州の COVID Alert NY アプリを見てみる

10 月 1 日の朝に、私は iPhone で何とも無計画に構成された Settings アプリ (2018 年 2 月 21 日の記事“Bad Apple #2: iOS の設定をアルファベット順にする”参照) を何気なく眺めていたが、そこに Exposure Notifications オプションがあることに気付いた。これが最初にリリースされた時点 (2020 年 9 月 1 日の記事“iOS 13.7、Apple の COVID-19 Exposure Notifications を統合”参照) ではチェックしていなかったので、いろいろタップしているうちにこの Apple/Google の接触通知テクノロジーと互換なアプリをニューヨーク州が出していることを知って私は驚いた。私はいつも注意を払っているのに、このようなアプリのことを聞いたのはこの時が初めてだった。実は、私はただ幸運だっただけであった。Cuomo 州知事が公式にそのアプリを発表したのは、その後その日のうちだったからだ。9to5Mac の記事に、現時点で参加している米国の州と準州すべてのリストが載っている。

そのアプリを入手するのは少々困難を伴った。Open App Store リンクを開くと、接触通知テクノロジーを説明した App Store 記事が開いていくつかのアプリをリストしたが、最初に約束されていた New York アプリは含まれていなかった。ただ、今はもうちゃんとなっていると期待したい。私にはもうその記事が見つからない。

Getting started with configuring Exposure Notifications in iOS

そこで App Store の中で検索してみたところ COVID Alert NY アプリが見つかり、このテクノロジーおよび手法の持つプライバシーに関する側面をニューヨーク州が非常に強く強調している点を私はとても興味深いと思った。(画像をクリックして拡大してから) 説明文にプライバシーのことが何回述べられているかご覧頂きたい。

COVID Alert NY in the App Store

このアプリの最初の画面には Learn How It Works (どのように機能するか知ろう) リンクもあって、開くと 4 画面のチュートリアルが読めるが、そこには Apple と Google が開発した複雑なシステムの働きが見事に要約されている。(このシステムについて詳しくは、Glenn Fleishman の 2020 年 4 月 10 日の記事“Apple と Google、プライバシーを守った COVID-19 接触追跡&通知で協業”と David Shayer の 2020 年 5 月 11 日の記事“元 Apple エンジニアが語る: 私が Apple の COVID-19 通知手法を信用する理由”をお読み頂きたい。)

How It Works tutorial in COVID Alert NY

さて、最初の画面に戻ろう。Get Started (始めよう) ボタンをタップすれば、このアプリがなぜ COVID-19 接触のログと通知を求めなければならないかを説明し、それらについてあなたの許可を求め、それからすべてがセットアップされたことを確認するまで、順々にあなたを導いて行く。

COVID Alert NY permission requests

最後のところには Share (共有) ボタンまであったので、これを使って試しに私自身にあててテキストメッセージを送ってみたところ、メッセージが生成されるとともに COVID Alert NY ウェブページへのリンクも付いていた。(そのページでもやはりプライバシー保護が力説されている。) もしもニューヨーク在住でこのアプリを手に入れられたなら、この共有ボタンを使ってあなたの家族、友人、同僚たちに広く知らせて下さることを強くお勧めしたい。(Android 版もあるので、緑色のバブルの友人たちを iOS アプリで混乱させる心配は要らない。)

あなたが定期的にこのアプリをロードする動機を提供するために (それは接触通知という概念をいつもユーザーの意識の中で新鮮に保っておく役に立つことだが) このアプリは州全体についても個々の郡についてもそれぞれ 3 つのグラフを提供する。これらのグラフは COVID-19 テストでの陽性率、陽性者の総数、テストの実施件数を、すべて前の一か月を通じて表示する。

COVID Alert NY charts

この 3 種類の統計数字に意味があるのは、近隣の郡との違いも示してくれるからだ。例えば私は Tompkins 郡に住んでいるが、9 月の初めに急上昇がみられたのは Cornell 大学の何千人もの学生たちが新学期でキャンパスに戻って来たからだ。Cornell 大学はその後素早く接触追跡と接触した学生たちの隔離を実施して抑制に成功したので、わが郡での陽性率は 1% 以下の通常値に戻った。もっと田舎の隣の Tioga 郡は私が生まれ育ったところで人口も半分ほどだが、陽性率がはっきりと高い。けれども、他のグラフを見ればこの郡では毎日たった数百人ずつ程度しかテストを実施していないことが分かり、学生全員に毎週 2 回ずつのテストを義務付けている Cornell 大学の積極的なやり方とは対照的だ。つまり、Tompkins 郡ではもともと一日のうちに 5000 件のテストを実施していた日も多かったが、今では平均して一日あたり 10,000 件近くを実施している。

さて、アプリの次の大きな部分は、セットアップ時にも、また一番下にあるツールバーからもアクセスできる My Health Log だ。これは、あなた自身の健康状態を追跡して、匿名化したデータを公衆衛生の研究者たちに提供する。ユーザーたちには毎日報告することが推奨されており、おそらくもしも症状が出た場合の基準を提供するためのものと思われる。

COVID Alert NY My Health Log screens

このアプリの最後の部分は、もしもあなたが COVID-19 テストで陽性の結果が出た場合に何をするかについてのものだ。このアプリはまずあなたに 14 日間自宅に留まって自らを隔離するようにと告げ、それから公衆衛生の担当者があなたに連絡してさらなる情報や、援助を得られる方法を伝えると説明する。また、その担当者があなたのアプリの濃厚接触コードのリストを共有してよいかと尋ねることも説明する。もしもあなたが同意した場合には、担当者があなたに 6 桁の数字を提供するので、それをアプリに入力すればあなたの濃厚接触コードがアップロードされて、他の人たちがあなたと接触した場合に (完全に匿名で!) 通知を受けられるようになる。

COVID Alert NY If You Test Positive

それで全部だ。あとはただ、あなたの気が変わってセットアップ時に設定した内容を変更したくなった場合に使う App Settings 画面があるだけだ。ここにもプライバシーに対する配慮があることを私は嬉しく思った。ここでデータをすべて削除することも、プライバシー方針の要約 (方針全文へのリンクもある) を読むことも、技術的な問題に関するフィードバックを送ることもでき、気分が悪かったり質問があったりした人のための連絡先電話番号も記されている。

COVID Alert NY Settings and privacy information

全体的に、私は感銘を受けた。このアプリは明快で、公平で、洗練されている。ただ単なるニューヨーク州の仲間の住人たちを守る役に立つという市民としての義務を超えて、ユーザーにこれをインストールしたいという動機付けを与えられる良い仕事をしている。ぜひ、他の州や他の国でも少なくともこれと同じくらい良いアプリが使われて欲しいと思うし、もしもあなたが既にお使いなら、その感想をコメントに書き込んで頂きたい。

そしてもちろん、もしもニューヨーク州にお住まいなら、どうぞこのアプリをインストールして、あなたご自身と、あなたの近しい人たちと、あなたのコミュニティーにいる他の人たちを守る役に立つようにアプリを設定して頂きたい!

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Julio Ojeda-Zapata  訳: 亀岡孝仁  

パンデミック周辺機器としての Apple Watch

COVID-19 パンデミックのせいで、私の最愛の妻が外出している時に彼女と連絡を取るのが少々困難になってきているが、それは彼女のせいではない。

COVID-19 は、外界を探索するのをより厄介で、より気持ち悪いものにした。何故ならば、汚染されているかも知れない表面に触ることに関する心配と、その結果として生じるコロナウィルスから身を守るために絶え間なく消毒しなければと思ってしまうからである。

手をきれいに保つだけでも大変なのに、iPhone の事まで心配しなければならない。オンラインで繰り返し取り上げられている助言の中で、"携帯電話は物理的には人間の手の延長ではないとしても、COVID-19 の最中ではその様に取り扱わなければならない" と Hartford HealthCare は最近言っていた。"あなたの電話は、あなたの手と同様、細菌やウィルスに対する磁石である。"

公平を期するために言うと、US Centers for Disease Control (CDC) は 最早、表面伝染が感染の主たる要素ではないと考えている。曰く:

人が、ウィルスが付着した表面や物体に触り、それから自らの口、鼻、或いは場合によっては目に触ることで COVID-19 に感染することはあり得る。これはこのウィルスが拡散する主たる経路ではないと考えられているが、我々は未だこのウィルスの拡散については学んでいる最中である。

WebMD もまた 3 September 2020 の記事で、表面伝染の可能性の低さについて触れている。それでも、CDC はよく触る表面を毎日消毒することを勧めており、そこには電話も含まれ、そして電子機器に対しては製造者の説明書を見るように言っている。iPhone に関して、Apple は次の様に言っている:

70%イソプロピルアルコール含有ワイプやクロロックス除菌ワイプ (Clorox Disinfecting Wipes) を使い、iPhone の外表面を優しく拭き取る分にはかまいません。漂白剤 (ブリーチ) は使わないでください。開口部に湿気や水分が入り込まないようにご注意ください。また、洗剤類の中に iPhone を浸さないでください。

驚くことではないかも知れないが、妻は用事があって出掛けた時、テキストメッセージをチェックしたり、掛かってきた電話に出るためにハンドバッグから iPhoneを引っ張り出すのを嫌がるようになった。お陰で、彼女と連絡を取るのはイライラが募るほど、そして当然のことながら困難である。

私は最近 Apple Watch ならこの問題を解決出来るのではと思うようになった。妻は、これ迄それを使ったこともないし、使うことに興味を示したこともない。しかし、もしそうするよう説得出来たなら、彼女が出掛けた時に連絡が取れる機会は増えると私には思えた。私が彼女にテキストを送ったり、電話を掛けたり、或いはトランシーバー通話をした時に、彼女がしなければならないことは小指で文字盤をタップすることだけである。

ハードウェアをきれいに保つのもよりやり易い。消毒ワイプで一拭きすれば十分である。Apple Watch を消毒するための Apple の推奨方法も iPhone に対するものと似ている:

70%イソプロピルアルコール含有ワイプやクロロックス除菌ワイプ (Clorox Disinfecting Wipes) を使い、Apple Watch、スポーツバンド、金属製バンドの外表面を優しく拭き取る分にはかまいません。布製や革製のバンドには使わないでください。漂白剤 (ブリーチ) は使わないでください。開口部に湿気や水分が入り込まないようにご注意ください。また、洗剤類の中に Apple Watch を浸さないでください。

コロナウィルスと闘う機能

このことがきっかけとなり、私は COVID-19 パンデミックの最中に Apple Watch が如何に有用な - 不可欠ですらある - 個人向け技術の一つとなり得るのか考えてみた。

ある意味で、これは明白である。例えば、Apple Watch は今や手を洗うようしつこく言ってくる。手洗いはウィルスから自分を守るための一押しの方法である ("watchOS 7、睡眠追跡、手洗い検出、等々を導入" 22 June 2020 参照)。Handwashing Timer 機能は、推奨の 20 秒間手をゴシゴシ洗うことを促す。Handwashing Reminders と呼ばれる付随する機能は、帰宅すると手を洗うよう促す。Watch アプリでこれらを有効にするには、My Watch > Handwashing に行く。

Handwashing reminders

この Handwashing Timer は私には本当に必要なものである。と言うのも、私のストップウォッチ役の妻によれば、私は5秒かそこらしか手洗いに時間を掛けない傾向があるからである。でも、この機能にも課題はある。我が家の指名皿洗いとして (これは私のテックポッドキャストを聞く時間でもあり好きでやっている仕事)、夕食の後片付けをしている時にこのタイマーが動き出すさまに私は苛ついている。

Handwashing Reminders もまた有用である。このパンデミックに入ってもう半年以上にもなるのに、私は時として帰宅時の手洗いを忘れることがあるので、この促しには本当に感謝している。しかし、これとても完全ではない - 近所を散歩するだけのために家を離れた時には、手洗いの必要はない。まあ、数回余分に手を洗うことが問題だと言っているわけではないが。

Apple Watch O2 reading

Apple Watch Series 6 の血中酸素追跡はパンデミックに不安を持つユーザーにはもう一つの恩恵となり得る ("Apple、Apple Watch Series 6 と Apple Watch SE を発表" 15 September 2020 参照)。血中酸素の観察は COVID-19 の始まりの可能性を察知する一つの方法なので、安価な指先型の酸素濃度計に投資すべきだと私は前から繰り返し言われてきたのだが、先延ばしは私の得意技の一つである。その能力を今や腕の上で実現出来るというのはどれ程すごいことなのであろうか?

しかし、我々はこの能力についての判断を一旦留保すべきである。Apple は Apple Watch を医療機器として宣伝しているわけではないし、それに、その血中酸素計測を医療レベルの機器に対して比較した厳格な研究は殆どない。Washington Post でレビューした人は最近この機能に良い印象は持たなかったと言っているし、IEEE Spectrum サイトは現時点では注意を促している

パンデミックの最中に役立つ他の機能

長期間の使用で保証済みの Apple Watch 機能は、この混乱の時期にも有用である可能性がある。もし目標が公衆の場で表面に触る必要性を減らすことであるならば - とりわけ、クレジットカード支払い端末や iPhone の様な - Apple Watch には出番がある。一般ユーザーはこれらの機能に余り気付いていない。私は、その様な人々と何回も話をして、その事に気付いた。

Apple Pay を使ったタップ&ペイは重要なものの一つである。それは、コンビニ等で支払いをするのに iPhone や Apple Watch を使うもので、それらの機器を NFC 対応の支払い端末の近くにかざすだけである。この支払い技術はパンデミックの中にあっては特別の響きを持つ。何故ならば、支払いの最中に何にも (Apple Pay 用に時計を設定してあれば iPhone にすら) 触らないからである。

Apple は Apple Pay の普及に良い仕事してきたが、更なる拡大に対する障害は未だ残っている。カードを使って支払うより安全ではないと心配する人もいるが、それは完全に間違っている - Apple Pay の方が遙かに安全である。今日まで、妻にそれを考えてみるよう仕向けることには成功していない。Apple は、その安全性とパンデミックに関連して Apple Pay の非接触性をもっと売り込むべきなのかも知れない。

また、Apple Pay は設定するのに手が掛かるのに、Apple は、まず家から持ち出すことなどないであろう iPad にすらそれを設定するよう iPadOS に催促させることまでする。(それはアプリ内やオンライン支払いの一部で使え、Apple がこうするのもそのためである。) 私の信用組合との組合せで Apple Pay を設定するのは悪夢であったが、その手続きは易しくなってきているとは聞いている。皆さんの経験はどの金融機関を使っているかによって変わるであろう - 銀行が大きければ大きい程、不必要な申し込み障害は取り除かれている可能性は高いであろう。

パンデミック故に、最近私は他の Apple Watch 機能にもより多く目を向けるようになった。私は妻よりも遙かに iPhone 中心ではあるが、外出時の利用パターンを時計に移行する例を幾つも見つけた。例を挙げると:

妻について言えば

もし妻が Apple Watch を身に付けていれば、彼女が外出した時に連絡を取りやすくなるだろうという私の理論は、現時点では、一つの理論に過ぎない。これを試すために、私は彼女のために 40mm Apple Watch SE を買った。

私には、この先どうなるのか見当も付かない。妻は、技術製品を使いこなすユーザーからは程遠く、どちらかと言えば、機械化には反対の部類に属する。彼女は iPhone を好んではいるが、使っているのはその能力のほんの一部に過ぎないし、彼女はそれで満足である。彼女が持っているサードパーティアプリは一つだけで、Google Photos である。これは、私がインストールしたもので、こうしておけば彼女の写真は保管のために自動的にアップロードされるからである。

彼女は Apple Watch の通信能力に抽象的には興味を持っている様に見えるが、一方では、彼女の腕に緩いブレスレット以外のものを身に付けることには抵抗感がある様にも見える。それに、彼女はここ 10 年程伝統的な腕時計すら使ったことがない。それでも、彼女は私の小さな実験に喜んで参加してくれている。我々皆がこの暗い、混乱する日々においては楽しみが必要としており、そしてこれは多分彼女にとってはその一つなのであろう。

私は、我が家の Apple Watch 冒険がどの様に展開するかを下記のコメントでアップデートするつもりである。

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Adam Engst  訳: Mark Nagata   

手軽に iOS アプリを並べ替えるための5つのヒント

Josh Centers が記事“iOS 14 の App Library についてよくある質問”(2020 年 9 月 9 日) を書いて以来、コメントで数多くの反応を頂いた。何人かの人たちは、App Library とそれほど遠くないテクニックをずっと以前から使っていると述べた。つまり、一つか二つの Home 画面の中にあまり使わないすべてのアプリを注意深くフォルダに整理してまとめているというのだ。そこまで細かくこだわるのは本当に素敵なことだと私は思うし、理想的な世界でならば私だってそのようなやり方を使ってみたい。

しかしながら私は 352 個ものアプリをインストールしている。(Settings > General About で皆さんもチェックできる。) iTunes の中の整理ツールは既に失われてしまっているので、何百個ものアイコンをあちこち手でドラッグすることを考えれば整理したいという気持ちも失せる。iOS 14 で Home 画面のウィジェットが加わったこともまた整理を混乱させる。実際、私はウィジェットをいろいろ試しながら、Home 画面にあった私のフォルダの半数を知らずに削除してしまったことがある。なので、複数個のアプリを一度に移動させる方法を説明した John Clark の投稿を読んだ私は、たちまちワクワクした気持ちになった。さらに、彼のやり方に倣って両手の指を同時に使い始めて以来、私はもう一つ別のアプリ再配置の技を発見し、すべてがずっと楽になった。

そこで、iOS 14 の App Library が私たちの多くにとって歓迎できるものであり、とりわけ Home 画面のいくつかを隠せるのがありがたいことはさて置くとして、この記事では iOS のバージョンやデバイスに関係なく、誰もがアプリのアイコンをもっと手軽に並べ替えることのできるためのヒントを集めて紹介してみたいと思う。

まずは基本を

まず第一に、皆が知っておくべき共通認識をまとめておこう。

実演をご覧になりたい方のために、Josh Centers が短いビデオを作ってくれた。

Dock 上に場所を空けて、それを一時的な置き場として使う

このヒントは以前から言っていることだが、繰り返して言っておく価値はある。複数の Home 画面にまたがるクリーンアップの作業をする際には、アプリを長い距離ずっとドラッグして行くのは疲れるし、イライラも溜まるだろう。とりわけ、最後にそれを他のアプリの上にちょっと長くかざし過ぎて意図せぬフォルダが開いてしまったりするのは嫌だ。

でも考えてみれば、Dock 上にあるアプリを一つか二つ一時的に別の場所に移しておいて、Dock 上のその空いた場所を置き場に使えばストレスを大幅に引き下げることができる。何個かのアプリを Dock の上に置き、行き先の Home 画面にナビゲートしてから、それらのアプリを一つ一つドラッグするようにすれば、最初から最後までずっと指を画面に付けておく必要がない。

それにこの方法はアプリを一つずつ別々に動かすよリもずっと早い。たくさんの Home 画面がある場合にはことにそれが言える。

Josh はもう一つ別の短いビデオでこのことを説明している。

アプリを積み重ねて、それを同時に動かす

John Clark が書いてくれた技は、複数個のアプリでの作業を一段高いレベルへと引き上げた。つまり、まずアプリを積み重ねておいて、一回のドラッグでそれらをすべて新しい場所へ移すのだ。次のようにすればよい。

まず、一つのアプリを動かす。それを拾い上げたら、その Home 画面の右下隅あたりへドラッグしておくことをお勧めする。必ずしも必要なことではないが、これからする作業が見やすくなるだろう。拾い上げているアプリを離さないままで、もう一つ別の指で (もう片方の手の指を使うのが楽だろう) 揺れている状態の別の何個かのアプリをタップする。アプリをタップするごとに、そのアプリがあなたが押さえているアプリの上に積み重なり、青いバッジが現在何個のアプリが積み重なっているかを示す。これは何回でも好きなだけ繰り返すことができる。私が知る限り、積み重ねられるアプリの個数に制限はないようだ。積み重なったものを別の Home 画面へドラッグしてから、そこでまたその上にアイコンを積み重ねることもできる。

積み上げる作業が終わったら、それを好きな場所までドラッグして、ここで初めて指を離せばそれらのアイコンがすべてそこに置かれる。アイコンは行き先のフォルダまたは Home 画面に左から右、上から下へ、先入れ先出し順に並ぶ。

この素敵なヒントは、アプリを手早くフォルダの中へ放り込んで Home 画面上に並ぶアイコンの数を減らしたい場合に特に役立つ。

実演をご覧になりたければ Josh のビデオをどうぞ

ドラッグしながらスワイプして Home 画面を切り替える

John のヒントを読んで、私は両手を使ってアプリを並べ替えることを始めた。それまで一度もやったことがなかったのだが。でも、いったん始めてみると、ものすごく便利で痛いほど明白な (いや、少なくとも今は明白となった) ある技に気付いた。

一つのアプリ、または積み重なったアプリを Home 画面から Home 画面へとドラッグするのは遅いし、誤りに陥りやすい操作だ。別のアプリの上に長くかざし過ぎて、iOS がフォルダの作成を始めてしまうことがあまりにも多い。そんなことになれば唯一の解決策は、いったんアプリをそのフォルダの中にドロップしてから、それをもう一度拾い上げ、それから外へドラッグするしかない。頭にくる!

でも、大切なのはここだ。アプリまたは積み重なったアプリを片手でドラッグし始めてから、もう片方の手の指を使って左や右にスワイプすれば Home 画面を移動でき、片手だけでするのに比べれば非常に簡単だ。要するに、片手でアプリまたは積み重なったアプリを持ったままで、下にある Home 画面を動かすのだ。あらかじめアプリまたは積み重なりを右下隅あたりに持ってくれば、どの Home 画面に来ているのかもすぐに見分けられるし、別のアプリの上にかざしたり、誤ってフォルダの中に入り込んだりしてしまう心配もない。

私の説明では分かりにくかっただろうか? Josh のビデオが実際にやってみせている。

アプリのフルネームを検索してそのフォルダを見つける

これも John Clark のお陰で気付いた事実だ。Home 画面で下へスワイプして Search フィールドにタイプすることでアプリを検索する際、検索結果が 1 個のアプリだけの場合には iOS がその見つかったアプリを含むフォルダの名前も表示することに、私は気付いていなかった。そのフォルダを見つけられさえすれば、そのアプリが見つけやすくなる。

Searching for an app reveals its enclosing folder

当然ながら、これにも制約はある。もしも見つけたいアプリがフォルダの中でなく Home 画面上に散らばったアプリのどれかであるならば、フォルダ名は表示されない。また、検索結果を 1 個のアプリに絞ることができない場合には (私は "Weather" で始まる名前のアプリを多数持っている) うまく行かない。

また、iOS 14 にアップグレードした人にとってこれは必要のないことだ。なぜなら、App Library の中からいつでもアプリを見つけてそれを Home 画面上の新しい場所に移せるからだ。でも、まだ iOS 14 にアップグレードしていない人や、iPadOS を使っている人にとっては、便利に使えるかもしれない。

Apple Configurator 2 を使って Mac からアプリを再配置 (してはいけない)

最後に、理論的にはもっと簡単にアプリの並べ替えができると考えられるもう一つの方法がある。Apple Configurator 2 を使って、Mac 上で並べ替えをするのだ。Apple Configurator 2 は組織の中で IT 管理者がプロファイルを作成して複数の Apple デバイス上に一斉にインストールする作業の役に立つために作られたものだが、個人が Mac にいながらにして iPhone や iPad 上のアイコンを並べ替えるためにも使える。

いや、少なくともそのためにも使えるはずであった。今後 Apple がアップデートをリリースして問題に対処した場合に備えてここに手順の説明を書いておくが、私がいくら Apply ボタンをクリックして変更を保存させようとしても、下に示したエラーダイアログが出るだけで、私が施した変更は無視されてしまった。Apple はほんの数日前にバージョン 2.13.1 の Apple Configurator 2 をリリースしたので、iOS 14 と互換になったと期待しないでもないが、なっていないのかもしれない。その上、以前のバージョンに対してもかなり多くのレビューが、このエラーダイアログが出ない場合でさえも Home 画面のレイアウト機能が働いていないと報告している。だから、皆さんも時間の無駄をしてはいけない。あるいは、もしも新しいバージョンの Apple Configurator 2 をテストしておられるなら、時間を費やす前にまず一つのアイコンだけを動かしてみてうまく行くかどうかを確認しておくべきだろう。

Apple Configurator 2 error dialog

もしもうまく行ったならば、手順は以下のようになるはずだ。まず始めに、Apple Configurator 2 を Mac App Store からダウンロードする。iPhone が USB 経由で接続されている状態で初めて起動すると、次のような感じの不可解な Mobile Device Updater ダイアログが出て、この Mac にはデバイス上にあるバージョンの iOS とコミュニケーションするために必要なソフトウェアがないと言ってくるかもしれない。残念ながら Apple のサポート記事は助けにならないが、少なくともこれが公式のアラートであることと、インストール自体には問題がなかったことの確認にはなる。

Mobile Device Updater dialog

いったん Apple Configurator 2 が手に入り、必要なアップデートがインストールされ、iPhone が USB 経由で接続されていれば、次の手順を踏むことになる:

  1. Apple Configurator 2 の最初の画面で、デバイスをクリックして選択する。
  2. Actions > Modify > Home Screen Layout を選ぶ。
  3. 開いたシートの中で、アプリのアイコンをドラッグして並べ替える。
  4. 作業が済めば、Apply をクリックする。

Rearranging apps in Apple Configurator

何をすべきかは大体見れば分かるが、このインターフェイスにはいくつか奇妙な点が隠れている。

Apple Configurator 2 folder interface

iPhone や iPad でアプリを並べ替えたり整理したりするための何か他の技をご存知ならば、どうぞコメントで教えて頂きたい!

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TidBITS 監視リスト: Mac アプリのアップデート

訳: Mark Nagata   

Downcast 2.9.55

Downcast 2.9.55

Jamawkinaw Enterprises が Downcast 2.9.55 をリリースして、ユーザーインターフェイスのマイナーな更新をするとともに、macOS 10.15 Catalina およびそれ以後の AirPlay への対応を追加した。このポッドキャッチャーアプリはまた、サードパーティのアプリを必要とせずにメディアキーを使って再生をコントロールする機能への対応を追加し、MacBook Pro の Touch Bar を使った再生コントロールにも対応し、プレイリストをエピソードのファイルサイズで並べ替える際の問題を解消した。(Mac App Store から新規購入 $4.99、無料アップデート、20.9 MB、リリースノート、macOS 10.13.2+)

Downcast 2.9.55 の使用体験を話し合おう

FileMaker Pro 19.1.2

FileMaker Pro 19.1.2

Apple 子会社の Claris がリレーショナル・データベース FileMaker Pro をバージョン 19.1.2 にアップデートして、よくある事例に役立つ 9 つの内蔵アドオンを追加した。具体的には Activity Timeline、Barcode Generator、Calendar、Calendar Heatmap、Kanban、Photo Gallery、Rich Text Editor、Simple Chart、Timer という 9 つの JavaScript 対応アドオンだ。今回のアップデートではまた、Microsoft Active Directory Federation Services による認証に対応し (これにより FileMaker Server for Linux でホストされたカスタムアプリを開くことができるようになる)、値のリストが別のファイルで定義されているファイルで特定の条件下で起こったクラッシュを解消し、フォント一覧に macOS で推奨されるフォントが表示され、その後にインストール済みの他のフォントが表示されるようになった。(新規購入 $540、無料アップグレード、178 MB、リリースノート、macOS 10.14+)

FileMaker Pro 19.1.2 の使用体験を話し合おう

Twitterrific 5.4.4

Twitterrific 5.4.4

The Iconfactory が Mac 用 Twitterrific のバージョン 5.4.4 を出して、この独立の Twitter クライアントにいくつかの新機能、改良、およびバグ修正を加えた。今回のアップデートでは My Tweets 表示を追加した新しいメインのタイムライン表示を導入し、メディアプレイヤーからビデオやアニメーション GIF を保存できるようにし、ビデオをざっと通して見るコントロールを新設してメディアの表示や再生を改良し、メディア上の alt-text 文字数上限を Twitter に合わせて 1000 個に増やし、タイムラインのレンダリングの問題点を修正し、読んでいる位置の同期が正しく起こるようにし、フォローを外した際にそのユーザーの tweet を即座に表示から取り除くようにし、データベース管理の内部的ルーチンを大幅に改良し、また新しいカスタム Stay Safe アプリアイコンを追加している。(Mac App Store から新規購入 $7.99、無料アップデート、19.9 MB、macOS 10.14+)

Twitterrific 5.4.4 の使用体験を話し合おう

Parallels Desktop 16.0.1

Parallels Desktop 16.0.1

この 8 月に、Parallels は Parallels Desktop 仮想化ソフトウェアのバージョン 16.0 をリリースして macOS 11 Big Sur に対応し、そのデザインを更新して Big Sur と調和するようにし、パフォーマンスを高速化した。起動速度がバージョン 15 と比べて 2 倍になり、Windows の再開が最大 20% 速くなった。このアップデートではまた、Windows を Travel Mode で走らせた際のバッテリー寿命が最大 10% 改善し、シャットダウンした際に仮想マシンが自動的に未使用のディスク容量を返還するようにし、OpenGL 3.3 Compatibility Profile にフル対応してより多く Windows のアプリに対応できるようにし、Windows 10 アプリでコンテンツを回転させる2本指ピンチのトラックパッドジェスチャーを追加し、Dark Mode での見栄えを新しくしてより良いカラー、コントラスト、フォントを提供するようにした。

標準版以外にも、Parallels Desktop には Visual Studio と統合し、仮想マシンあたり最大 32 基の仮想 CPU と 128 GB の vRAM を割り当て可能で、豊かなコマンドラインのインターフェイスを備えた Pro Edition がある。また Business Edition では中央化された運営・管理機能、パスワード不要の更新、ユーザーがシステム拡張を承認する必要のない Big Sur インストールが提供される。

Parallels Desktop は最近になってバージョン 16.0.1 にアップデートされ、Big Sur ベータ版の走る Mac でハイパーバイザーとして Parallels が選択された仮想マシンを起動した後にクラッシュしていた問題を解消し、ビジュアルなアーチファクトが残ったバグを修正し、コンピュータがスリープから復帰した後に Big Sur で起こることがあったクラッシュを解消した。

標準版の Parallels Desktop の価格は年間購読で $79.99、無期限ライセンスは $99.99、過去に無期限ライセンスを購入した人は $49.99 でアップグレード (Parallels Desktop Pro Edition へのアップグレードは $49.99 の年間購読) となる。Parallels Desktop Pro Edition および Mac Business Edition は年間購読 (年額それぞれ $99.99、$119.99) で利用できる。無料の 14 日間有効フル機能の試用版もある。(Standard Edition の年額講読 $79.99 [アップグレード $49.99]、Pro/Business Edition は年額講読 $99.99 [標準版ならの更新ならば $49.99]、199 MB、リリースノート、macOS 10.13.6+)

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VMware Fusion 12

VMware Fusion 12

5 October 2020**VMware Fusion 12

VMware が仮想化パッケージ VMware Fusion のバージョン 12 を、macOS 11 Big Sur への対応とラインアップの変更とを伴ってリリースした。VMware Fusion 12 では DirectX 11 と OpenGL 4.1 の 3D-加速グラフィックスへの対応を追加し、Kubernetes クラスター (オープンソースのコンテナ・プラットフォームで伸縮自在なウェブサーバ・フレームワークの運用を可能にするもの) のデプロイに対応し、セキュリティを増すため特権を減らした別スレッドで仮想グラフィックス・エンジンを走らせる Sandbox Renderer を導入し、また USB 3.1 仮想デバイスへの対応を追加している。

新しい VMware Fusion 12 Player は従来の VMware Fusion Standard 版に代わるもので、個人での非商用の利用が無料になった。Mac の上で Windows アプリや DirectX 11 ゲームにアクセスしたいホームユーザーや学生ユーザーにはありがたい。(ただし VMware ウェブサイトで個人利用のライセンスに登録する必要がある。) 商用の利用には、Fusion 12 Player の価格は新規の場合 $149、アップグレードは $79 だ。VMware Fusion Pro は最大 3 台までの個人利用に対応しており、Windows、あるいは Workstation の走る Linux PC も含まれるようになった。価格は新規ライセンスが $199、アップグレードが $99 だ。2020 年 6 月 15 日以降に VMware Fusion 11.5 または Fusion 11.5 Pro のライセンスを購入した人には自動的に Fusion 12 Player または Fusion 12 Pro のライセンスキーが与えられる。(新規には無料/$149.99/$199.99、アップグレード $79/$99、612 MB、リリースノート、macOS 10.15+)

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