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#1710: 2024 年の新しい OS 機能、企業の不十分な意思疎通、TidBITS サーバの変更予定、iPhone 盗人から届いたテキストメッセージ

Apple の WWDC での発表が今週のテクノロジー系ニュースの多くを占めることになるだろうが、そこにはちゃんとした理由がある。Apple が、多数の新機能をお披露目するとともに、Apple Intelligence を発表したからだ。これは AI 駆動の一連の機能であって、来年にかけて登場する予定だ。Adam Engst がその中から最も興味深いものをいくつか紹介するとともに、最近起こったいくつかのオンライン論争について検討しつつ、それらの問題は企業がより良いコミュニケーションをすることで避けられたはずだと語る。また、TidBITS が予定しているサーバ変更について簡潔に読者の注意を喚起するとともに、iPhone を盗んだ者たちがそのロックを外そうとして次第に苛立ちを高めつつ持ち主に送りつけたテキストメッセージの数々についても紹介する。今週注目すべき Mac アプリのリリースは Affinity Designer, Photo, Publisher 2.5.2、BBEdit 15.1.1、Bookends 15.0.3、Fantastical 3.8.17、OmniFocus 4.3、それに Ulysses 35 だ。

Adam Engst  訳: Mark Nagata   

LittleBITS: TidBITS のサーバ変更にご注意を

インターネット上で永久に変わらないものなどない。私たちもちょうど今、サーバの変更のための準備をしているところだ。前回 TidBITS 基盤構造を大幅に変更したのは 2018 年のことで (2018 年 4 月 9 日の記事“TidBITS 基盤構造の問題点を何とかさばく”参照)、その後 2021 年に新しい仮想専用サーバ (VPS) に切り替える必要が生じた。(2021 年 11 月 5 日の記事“LittleBITS: 一時的 iCloud バックアップ、Screen Time の異常、サーバー切替え、TidBITS News アプリ”参照。)

過去のサーバ変更と同様に、今回の変更も新しいバージョンの PHP にアップデートする必要に迫られてのものだ。けれども、PHP のバージョンは私たちが使っている Arcustech VPS のオペレーティングシステムバージョンと結び付いているので、単純にアップデートするという訳には行かない。その代わりに、私たちはまず新しい VPS に移行してから、その移行と PHP のアップデートをテストし、その後で DNS を新しいサーバに振り向け直すという手順を踏まなければならない。この手順は、私たちの開発担当者にとっては別に問題ではなかったけれども、新しいホストに切り替えるのと同程度の困難を伴っていたので、私たちは別のサーバに乗り換える決断をした。Arcustech はこれまで非常に良いサービスを提供してくれてはいるけれども、この会社の注目は主として Craft CMS に向いている。一方 TidBITS と TidBITS Content Network のサイトはどちらも WordPress に基づいている。WordPress に集中している会社を選ぶ方が筋の通った話だと思えた。

そこで私たちは Cloudways が管理するホスティングサービスを選んだ。ここは DigitalOcean VPS を使っている。選んだ理由の一つは、TidBITS Talk を駆動している Discourse インストールが既に DigitalOcean にあるからだ。これまでのところ、私は TidBITS Content Network サイトを Arcustech から移行するために Cloudways が提供している無料移行サービスを利用してきた。TidBITS Content Network サイトは、カスタマイズしたコードをたっぷり使っている TidBITS サイトと違って、プラグインを使った標準的な WordPress なのだ。移行がすべてうまく行ったので、私は自分の錆び付いたシステム管理者スキルに油を差して、DNS を新しい VPS に振り向け直し、Let's Encrypt の SSL 証明書をインストールし、取引電子メール送信用サーバで SMTP をセットアップした。

こういった基盤構造の変更についてここで退屈な長話を書いたのは、皆さんに注意を促しておかなければならないと思ったからだ。Let’s Encrypt の証明書をインストールする際に、私は Cloudflare のコンテンツ配送サービスを一時的に停止させて、そのキャッシュをクリアし、インストール後にサービスを元に戻すという手順を踏まなければならなかった。(なぜそれが必要なのかよく分からないが、Cloudways の説明書に必要だと書いてあるので私はそれに逆らわなかった。) その後私には何の問題も起こらなかったが、TidBITS Talk の superuser である Shamino から連絡があって、彼は証明書エラーに遭遇して Firefox から「ピアの証明書発行者を認識できません」という警告が出たとのことだった。一方 Safari からは何の警告も出ず、彼が Command-Shift-R で Firefox をリロード (キャッシュされた情報を無視してロード) した後はすべてが問題なくロードされたという。私の推測だが、これは Cloudflare をオフにしてからオンに戻したことと関係しているに違いない。

平たく言えば、私たちがサーバを切り替えるにあたって、この種の一時的な不具合が時々起こるかもしれないということだ。今後数週間、こちらで認識していてあらかじめお知らせするもの以外で、私たちのインターネット上の機能に関して何か問題に遭遇されたならば、どうぞお知らせ願いたい。

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Adam Engst  訳: 亀岡孝仁  

企業コミュニケーションの言葉では言い尽くせない重要性

Slack、Bartender、そして Adobe 等の大小の企業の例を見ると、我々はコミュニケーションの行き違いの泥沼にはまりつつある様に感じられる。

Slack

数週間前、Slack は、顧客のワークスペース (コンピュータ上で作業用に割り当てた領域) のコンテンツを使って生成 AI モデルを訓練すると言っているように見える古いプライバシー原則文書のことで非難を浴びた。加えて、コンテンツが生成 AI 訓練モデルに含まれている様に見えることからオプトアウトする唯一の方法は、ワークスペースの設定でスイッチを切るのではなく、Slack にメールを送信することであった。

幸いなことに、オンラインの大騒ぎにも拘わらず、Slack は顧客データ上で大規模言語モデルを訓練していなかった。オプトアウトへの電子メール利用のやり方は残っているが、殆どの人は、Slack があまり物議を醸し出さない顧客データ(チャネルと絵文字推薦) を使うやり方を気にしないであろう。数日後、Slack はプライバシー原則をより分かりやすいものに更新しブログ記事で状況を説明した。Slack は、何も違うことや間違ったことをしていなかったので、おそらく多くの顧客を失うことはなかったであろうが、間違いなくその評判には打撃を受けた。

Bartender

次に、Bartender の大失態が続いた。元々の開発者である Ben Surtees は、Macメニューバーユーティリティを Applause という開発会社に売却、そしてその会社は "App Sub 1 LLC" という名前の会社への新しい署名証明書を含むアップデートをリリースした。その新しい証明書は MacUpdater で警告を生起させることとなり、Bartender ユーザーがアップデートを調べたら、Amplitude と呼ばれるデータ解析ツールを追加していたことが分かった。要するに、Bartender は、そのAccessibility と Screen Recording の許可を利用してユーザーをハッキングすることを計画した疑わしい会社に売却されたように見えた。元の開発者へのメールは配信不能として返され、そして Surtees が外見上は説明と謝罪を投稿した後でも、多くの人がそれも偽造された可能性があると感じた。

私が Surtees の個人メールアドレスを探し出して彼に連絡した時、彼は彼の声明は本物であることを確認し、Applause は純粋に "ユーザー基盤の感触を得るために" Amplitude フレームワークを追加したのだと言った。Applause は現在、最新のテストビルドから Amplitude フレームワークを削除したと言っている。Bartender が買収前の状態に戻ったかどうかに関わりなく、Applause は買収そして分析を追加したいという願望の背後にある理由について透明性を保つことに失敗し、長年の信用を失墜させた。同社は、ついにその誤りを認め、謝罪する投稿を公開したが、多くの人にとっては遅すぎたかもしれない。

Adobe

Slack の誤りは、生成 AI が時代の流れになるに対応して、プライバシー原則を更新しなかったことにあった。対照的に、Adobe はその利用規約を更新し、そしてユーザーが Photoshop やその他の Adobe アプリを使用する前に同意を要求することで、厄介ごとに巻き込まれた。(どうやら、同意しないと Photoshop をアンインストールすることさえ出来なかったようだ。) 最も反感を買った変更は、"コンテンツレビュー等自動および手動の両方の方法で、我々がコンテンツにアクセスするかもしれないことを明確にした" であった。それは、Adobe がユーザーが創作したもの何であれ、NDA の対象となる作業を含め、をスパイできるのだと創造的な仕事をしている人達を怖がらせる原因となった。加えて、多くの人は、その新たな表現は Adobe が顧客データで Firefly 生成 AI モデルを訓練するのを許すことになるのではないかと懸念した。

翌日、Adobe は変更の説明を公開し、そこには変更履歴を見える様にした利用規約のバージョンが含まれる。同社は、児童性的虐待表現物 (CSAM) を取り巻くモデレーション慣行 (ウェブサイトまたは SNS に投稿されたコンテンツをチェックし、不適切なものを削除する作業) を明確にするためにそれ等の変更をした。Adobeは、Firefly の訓練にはライセンスされたコンテンツと著作権が失効した公的ドメインのコンテンツしか使わないこと、そして顧客の作品の所有権を引き継ぐことはないと繰り返し言った。Adobe の不器用な行動故に、人々は Creative Cloudから離れて行くであろうか? 恐らくそうではないであろうが、私は Affinity がAffinity Designer, Affinity Photo, そして Affinity Publisher に関して期間限定の半額セールを始めたのを見て笑ってしまった。これにより、これ等3つのアプリ全部を合わせて、マルチプラットフォーム Universal ライセンスの価格は$82.99 に引き下げられる ("Creative Cloud から Affinity V2 へ乗り換えてはいかが" 5 December 2022 参照)。

二つの教訓

私たちはこれらの失敗から何を学ぶべきか? まず、この種の問題が再び発生したら- そして間違いなく発生する - 殆どの人に対して私は数日間冷静になることをお勧めする。これらのそれぞれの場合、問題は大部分がそれ自体で短時間で解決した。すぐに解消する問題についてストレスを感じても何ら良いことはない。

だからと言って、怖がった人々を批判するものではない。確かに、彼らの多くはソーシャルメディアの視聴者を対象に遊び、そして潜在的な欠点を誇張しているが、結果として生じるメディアの関心は、これらの企業に文書を更新し、意味を明確にし、潜在的に問題のある変更を撤回させるのに必要だったのかもしれない。

一方、企業が企業コミュニケーションでもっと良い仕事をする必要があることは痛いほど明らかである。これらの状況はそれぞれ避けられたかもしれない。Slackの規模の企業ならば、鍵となる公開文書を評価し、それらが時代遅れになっていないことを確認する担当者を配置すべきである。確かに、開発者は会社を売却することが許されるが、彼らと買収会社の両者とも、買収についてはユーザーに対して正直であるべきである。大規模または上場企業からの重要な広報は法務部によって運営されるべきであるように、法的契約に対する顕著な変更は、少なくとも広報と、可能ならばユーザーの意見を代表出来る人々によって評価されるべきである。

企業は、古いコンテンツの検証と新しいリリースの確認に時間をかけるであろうか? 私は疑わしいと思う。しかし、もし皆さんの発言が一般の人々によって誤解される可能性がある状況に陥った場合、AI チャットボットが助けとなる可能性がある。ChatGPT に、"このダイアログが表示され、ソフトウェアを使用する前に条件に同意することを要求された場合、Photoshop ユーザーにはどのような懸念があるか?" そして Adobe の Updated Terms of Use からのテキストを貼り付けて尋ねたら、その応答は、誇張や冒涜など一切なしに、私がオンラインで見た全ての懸念を簡潔に要約した。

一連の公開 Web ページを定期的にスキャンし、さまざまな指標に関わる潜在的な懸念事項について報告する AI ベースのサービスを開発した人は未だいないのであろうかと思ってしまう。もし皆さんがそれを書いてくれるなら、私に連絡して欲しい。私は間違いなくそれを試してみます。

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Adam Engst  訳: Mark Nagata   

Apple の 2024 年版オペレーティングシステムに登場予定の魅力的な機能 14 選

Apple の WWDC 2024 基調講演はいつにも増して矢継ぎ早の連射の感じが強かったので、冒頭 90 秒間のスカイダイビングの一幕が1番目、Assassin's Creed ゲームのデモが2番目に最もリラックスできる部分だと思えたくらいだった。これはなかなか難しい。Apple のプレゼンテーションは通常1個から3個程度のハードウェア製品に焦点を絞るのが普通だけれども、WWDC はソフトウェアに関するすべてを扱うので、Apple としては数限りなくある新機能の中からどれに触れてどのデモを実演するかを選び出さなければならないからだ。だから、プレゼンターが機能を一つ紹介して、数秒間それについて語ったかと思えば、すぐにまた次のものに移るということが何度も何度もあって、私としてはそのアプリについてもっと詳しく知りたかったとか、他にどんな機能があるのかという気持ちのまま取り残されることが多かった。

一つには、Apple が急いでいた理由はまず6つの異なるプラットフォームについて個々に語った後で、残りの相当多くの時間を費やして Apple Intelligence を語る必要があったからなのだろう。Apple Intelligence というのは来年にかけて登場する予定の AI 駆動の一連の機能に Apple が付けた名前だ。Apple によれば Apple Intelligence の諸機能は“今年の夏”に利用できるようになり始め (それはおそらく 7 月に始まる公開ベータ版を通じてのことだろうが)、“今年の秋”(おそらく 9 月中旬頃) にベータ版機能として一般に利用できるようになるようだ。しかしながら、Apple の脚注を読むと「一部の機能、一部のプラットフォーム、一部の言語版においては来年のどこかの時点で登場することになります」とのことで、おそらく 2025 年の後半になるのだろう。また、Apple Intelligence は最近の Apple silicon を要求する。つまり iPhone 15 Pro、iPhone 15 Pro Max、あるいは M1 かそれ以降のチップを搭載した iPad や Mac でしか動作しない。米国以外に在住の友人たちには気の毒なことだと思うが、いずれにしても Apple Intelligence は初期リリースの段階では Siri と、デバイスの言語が US English に設定されていることを必要とする。Apple Intelligence については今後の記事で詳しく取り組みたいと思っている。

Apple の6つのプラットフォームとは macOS、iOS、iPadOS、watchOS、tvOS、それに visionOS だ。ここで触れておくべきことが2つある。まず、macOS 15 は Sequoia と呼ばれる。うむ、これなら練習しさえすれば間違えずにタイプできるようになるだろう。Apple がこの名前を Sequoia Sequoia National Park (セコイア国立公園) から取ったのか、それとも巨大なセコイアの木から取ったのかははっきりしない。次に、Apple が tvOS について語った時間は短かったけれども、そこで言う“プラットフォーム”は "Audio & Home" と呼ばれていて、どうやらこれは AirPods、HomeKit その他を含んでいたようだ。HomePod については一切触れられなかった。

Apple が基調講演で取り上げた機能のすべてをここで語ることはできないし、ましてや Apple ウェブサイトのプレビューページに書かれている膨大な数の機能をすべて紹介することはできない。その代わりに、この記事では私がぜひ試してみたいと思った機能や、強い興味を持った機能をいくつか選んで、特に順序を決めず個々に紹介してみたいと思う。2024 年版オペレーティングシステムに登場予定の機能すべてを知りたければ、Apple がそれぞれのプレビューページで説明しているのでそちらをご覧頂きたい:

これらのオペレーティングシステムはすべて現在開発者用のベータ版として出されているが、近い将来には誰もが申し込める公開ベータ版として登場するはずで、一般向けの出荷は例年通りに 9 月か 10 月となるだろう。

衛星通信を使った Messages

最初に記事“衛星通信による緊急 SOS と Find My 機能をテストする”(2022 年 11 月 21 日) で、次に記事“Apple の Wonderlust イベントで発表された意外なもの 5 つ”(2023 年 9 月 12 日) で、私は Apple が Messages アプリを使って衛星通信経由で位置情報を送信するようにすべきだと提唱した。今回 Apple はその一歩先まで進んで、iMessage または SMS による衛星通信経由の Messages を提供してくれた。当然ながらこの機能は iPhone 14 かそれ以降でしか動作しない。Apple は料金について何も語っておらず、おそらくこれは少なくとも 2025 年 11 月までは無料で利用できるということなのだろう。(2023 年 11 月 15 日の記事“Apple、iPhone 14 ユーザーに対する衛星経由 Emergency SOS を更に一年延長”参照。) 私がトレイルレースでよく遭遇する状況のように双方の iPhone ともセルラー接続がない状況でこの衛星通信による Messages がどの程度うまく使えるものなのか、ぜひ知りたいと思っている。[訳者注: 衛星通信機能は当面北アメリカのみのものだろうと思われます。]

Messages via satellite in iOS 18

Siri が頭脳を得る

今回 Apple が Apple Intelligence について語ったことの大半はどちらかと言えばぼんやりした大風呂敷の話に過ぎなかった。ただ、Siri については誰もが知っていて、大好きか大嫌いかのどちらかだ。オズの魔法使い に出てくるカカシのように、Apple Intelligence は Siri に新しい脳を与える。いや少なくとも Apple がそう約束しているのだが、私としては大いに期待している。長年 Siri の足を引っ張ってきたトークンベースのアーキテクチャという厄介者に比べて、大規模言語モデルは遥かに優れているからだ。Tonya と私は自宅をすべて HomeKit 化して以来 Siri に大きく依存しているが (2021 年 1 月 15 日の記事“HomeKit で豊かなホリデーを (Home トラブルシューティングのヒント付き)”と 2021 年 12 月 17 日の記事“HomeKit のある一年を振り返る”参照)、Siri の反応性と精度が年々悪化していることに気付いていた。"Siri, it's time for dinner" と言えばたいていは夕食のためのシーンが呼び出されるのだが、うっかり間違えて "Siri, it's time to eat dinner" と言ったりすると、代わりにレストランのお薦めを出してくる。Apple の約束によれば、新しい Siri はもっと自然に喋るようになり、私たちが言い間違いをしても理解してくれるという。私の最大の心配は、Apple Intelligence が iPhone、iPad、または Mac 上で A17 Pro または M シリーズのチップを必要とするとのことなので、HomePod 上の Siri が頭脳を得られないままになるのではないかという点だ。

Siri gets a brain with AI

Home 画面のグリッドから解放される

iOS 18 と iPadOS 18 では、現状よりずっと大幅に Home 画面のカスタマイズができるようになる。これまでは空白のスペースを残すことができなかったが、新しい Home 画面ではアイコンやウィジェットをどこへでも好きなように並べることができる。おそらくは Home 画面の壁紙が美しく見えるようにするためなのだろう。その上、アイコンやウィジェットのサイズも変更できて、着色することさえできるようになるという。個々のアイコンに別々の色を指定できるのか、それとも (個々の画面ごとに?) 全部を同じ色にしなければならないのかはまだよく分からないが、いずれその点も判明するだろう。

Custom Home Screens in iPadOS 18

Passwords が本物のアプリになる

そろそろそうなってもいい頃合いだ。ここ数年間にわたって Apple は内蔵のパスワード管理機能に磨きをかけてきたが、保存された認証情報を実際に使う段になれば、Settings なり System Settings なり Safari の設定なりをあちこち動き回らなければならなかった。けれども iOS 18、iPadOS 18、および Sequoia で、Apple はようやく独立動作の Passwords アプリを実現してくれた。少なくともこれで、iCloud Keychain とか iCloud Passwords とかいうややこしい用語を使い分ける必要がなくなり、単純に Passwords と呼ぶだけで済むことになるはずだ。記事“Safari 以外で Apple の iCloud Passwords を使う”(2024 年 4 月 1 日) に書いた通り、Apple のパスワード管理機能は 1Password その他のものほどには完備していないとしても、十分に標準以上の機能を提供しているのだから。

Passwords app in iPadOS 18

Sequoia がウィンドウを自動タイル表示

Sequoia では、画面の端にウィンドウをドラッグすると、ウィンドウを賢くタイル表示できるように、そのコンテンツに相応しいサイズと位置を提案してくれる。これはスクリーン上の面積を最大限に使いこなすための素晴らしい方法となるかもしれない。この機能で Apple は AmethystBetterTouchToolMagnetMoomRectangleYabai といった数多くのユーティリティを“シャーロック化”することになるが、私が思うにウィンドウをどのようにタイル配置するかについては人それぞれに好みがあって、自分なりのはっきりした意見を持っている人も多いだろう。だから、ウィンドウのタイリングをしたい人にとっては数多くの選択肢が提供されているということだ。個人的に言えば私は2台の 27 インチスクリーンを並べて使っていて、普段使っている個々のアプリをそれぞれいつも決まった場所に置いておくことでたいていの必要は満たされている。だから、Apple のタイリング機能が私にとってどれくらい役に立つのか、試してみたいものだと思っている。

Window tiling in Sequoia

Control Center 構築キット

Apple は iOS 18 と iPadOS 18 で Control Center を大幅に見直した。これはコントロールを集めたもので、Home 画面上で下向きに一回連続的にスワイプすればアクセスできる。お馴染みの Control Center コントロールに加えて、Apple はメディアプレイヤーと一連の Home タイルを例示しているし、ユーザーが自分で独自のグループを作成することもできる。新しい Controls ギャラリーには使えるコントロールのすべてが一か所に集められ、アプリによって追加されたコントロールもここに含まれるようになっていて、好きなように選んで組み合わせたり、リサイズしたりすることさえできる。その動作方法を正確に可視化することは難しいが、いったん自分の好み通りに Control Center を配置し終えたならば、従来よりも遥かに重要な意味を持った iPhone や iPad 使用体験の一部分となることだろう。

Customizing Control Center in iPadOS 18

iPhone を Mac 上にミラーリング

Mac で作業している最中でさえひっきりなしに iPhone をポケットから引っ張り出していないだろうか? そういう人には Mac 上のウィンドウの中に iPhone をミラーリングする新しい Continuity (連係) 機能が役に立つかもしれない。ミラーリングされている iPhone に対して実際の iPhone と同じようにやり取りでき、Mac のポインティングデバイスやキーボードを使って iPhone のインターフェイス内部の操作ができる。iPhone のオーディオが Mac のスピーカーから出力されるし、ドラッグ&ドロップを使って Mac と iPhone の間でデータを共有することさえできる。共有されている間、その iPhone はロック画面を表示するか、または StandBy モードになる。iPhone ミラーリングを利用するには、Apple ID、Bluetooth と Wi-Fi、および近接に関する従来通りの連係機能の要件に加えて、Apple silicon 搭載の Mac または T2 チップ搭載の Intel ベース Mac が必要だ。これに似た連係機能によって iPhone 上の通知を Mac 上で受けることもできるし、iPhone をミラーリングしている最中にはそれをクリックして対応する iPhone アプリを開くこともできる。

iPhone mirroring in Sequoia

visionOS 2 がパノラマ風の Mac 仮想ディスプレイを実現

Vision Pro の当初リリースでがっかりさせられたのは、たった1つの 4K 仮想 Mac ディスプレイしか使えなかったことだった。確かにその Mac ディスプレイの周囲にいくつも visionOS アプリを置くことで自分の環境の情報密度を増すことはできたけれども、2台のディスプレイを持つ Mac をシミュレートすることはできなかった。けれども visionOS 2 は拡張可能な、超広角の、湾曲型スクリーンを提供してそこに2台の 4K ディスプレイを横に並べたと同等のものを実現すると約束する。これは“年内に”登場することになっており、どうやら Sequoia の走る Mac でしか動作しないようだ。

visionOS Mac Virtual Desktop extended

Math Notes が iPad の新しい Calculator アプリに

これもまた“そろそろそうなって欲しい”と思っていた機能の一つだが、Apple はようやく iPad に Calculator (計算機) アプリを持ち込んで、iPad の大きな画面に適合させた。けれども Apple はそこで止まることなく、双方のバージョンに履歴機能と単位換算機能を追加した。そして、最も興味深い追加機能は Math Notes (計算メモ) で、これは iPad 上で Apple Pencil を使うとその良さが分かる。数式を手書きでき、等号を書いた途端に Calculator が数式を計算してくれる。変数にも対応しており、数式を編集すればその場で計算結果も変わる。(残念だったね、Soulver!) さらにはグラフを追加することもできる。私自身は単純な電卓計算を超える計算をする際には本物のスプレッドシートを使うので Math Notes を使う機会があるとは思わないが、学校でならばさまざまの学科で数学的基礎を学ぶ学生たちがこれを大いに使いこなすところが容易に想像できる。Math Notes は Notes (メモ) アプリの中からも利用できるが、Mac 上ではどうやらそれが唯一の利用方法のようだ。

Math Notes in iPadOS 18's Calculator app

Smart Script が手書きメモを向上させる

Apple Pencil の話題でもう一つ言い添えれば、iPadOS 18 で Smart Script が提供される。手書き入力をする際に、手書きの見た目と感覚はそのままに、文字を滑らかに、真っ直ぐに、一段と読みやすいものに変える機能だ。テキストをペーストしてその結果をあなたの手書き文字のように見せることさえできる。スペルチェックを使えば誤りがインラインで修正され、テキストの上を Apple Pencil で擦れば消去される。私の書く文字はどう見ても並以下なので、Apple Pencil で文字を手書きすると自分でも読みにくくて嫌になるが、Smart Script を使えば読みやすくなるかもしれない。ただ、現実的に言って文章を手書きするのはあまりにも遅い。私はメモをとる際には必ずタイプしている。

Smart Script in iPadOS 18

Notes アプリでオーディオ録音と文字起こし

この機能は、今後あらゆる講演会でぜひ使いたいと思っている。すべてのプラットフォーム上の Notes (メモ) アプリが、オーディオを録音してライブの文字起こしをすることができるようになる。実際、今回の Apple の WWDC 基調講演で、私は Rogue Ameoba の Audio Hijack を使ってオーディオを録音し文字起こしをさせた。その結果はちゃんとしていたし、この記事を書く際にも何度か文字起こしのテキストを検索して、語られた言葉を思い出すことができた。下に示した iPad のスクリーンショットに Summarize (要約) というボタンが見えるが、WWDC 基調講演を書き起こした 88 KB のテキストについてこのボタンでいろいろな無料チャットボットにテキストを送って要約させてみると、作業を引き受けることができたのは Claude と Perplexity のみであった。もともと Apple の基調講演は非常に簡潔な文章から成っていたので要約させてもあまり役に立たず、結局は多くの内容を省略した要約になってしまった。機能のすべてをオペレーティングシステムごとに分けてリストせよと命じてみると Claude の方がずっと良い結果を出した。これに比べて Apple の要約機能がどの程度うまく働くかは実際に使ってみなければ分からないが、とにかく文字起こし機能があるだけでも非常にありがたい。この機能によって Rogue Amoeba の市場があまり大きく食い尽くされないことを願いたいが、文字起こし機能のみを目的に Audio Hijack を使っているユーザーは少ないだろう。

Audio recording and transcription in Notes in iPadOS 18

AI を通じて Safari がハイライトとリーダー要約を提供

これらの機能があっても私が Arc と Arc Search を離れることはないだろうが、ずっと Safari を使ってきたユーザーには役に立つかもしれない。AI を利用して、Safari の Highlights (ハイライト) 機能が関連ある情報を自動的に検出してページ上に表示する。例えば道順、略歴情報、人気のメディアに関する詳細情報などだ。これで、レストランへの道順を調べるためにいちいち住所を検索したりする必要がなくなる。加えて、Safari はあなたが Safari Reader に追加した記事に対して目次や高度な要約を AI を利用して生成する。

AI feature in Safari

Tapback が独創的に

私は Tapback が好きだ。これは、Messages の中で文字を使わず応答するために使える、小さなアイコンのことだ。現時点で使える Tapback はハート、立てた親指、下げた親指、笑い、感嘆符、疑問符に限られている。これらだけでも「あなたのメッセージでこんな感情が湧いたけれど、言葉にするほどのことはない」という状況の多くをカバーしている。ところが次期オペレーティングシステムでは、Tapback 応答として好きな絵文字やステッカーが使えるようになる。いずれは Apple Intelligence を利用して、文章 (「サングラスをかけたペンギン」) を入力すれば Genmoji (生成絵文字) を作成できて、それを絵文字として使い、Tapback でも使えるようになるのかもしれない。それからまた、Messages でテキストのフォーマッティング (ボールド、イタリック、アンダーライン) を使えるようになる。いろいろなテキストエフェクトを使うこともできるようになるが、これはまるでビデオにジェスチャーでリアクションするみたいに悪趣味に見える。

Tapbacks in iOS 18

iPhone アプリをロック、または非表示に

誰もが何か隠したいものを持っている。写真を一つ見てもらいたい、あるいはウェブページを一つ読んでもらいたいと思って友人にあなたの iPhone を手渡す際に、それ以外のあちこちを覗き回ってもらいたくはないと思うこともあるだろう。そこで、iOS 18 と iPadOS 18 に組み込まれる新しいプライバシー機能で、アプリをロックして Face ID か Touch ID がなければアクセスできないようにしたり、アプリからの情報が検索結果や通知に表示されないようにしたりできる。また、アプリを App Library の中の Hidden フォルダに移して Face ID か Touch ID がなければ開けないようにすることもできる。

Locked and hidden apps in iOS 18

さて、皆さんはどの機能が最も興味深いと思われただろうか? また、これら以外で皆さんが固唾を飲んで待ち焦がれている機能があるだろうか?

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TidBITS 監視リスト: Mac アプリのアップデート

Affinity Designer, Photo, and Publisher 2.5.2 Agen Schmitz  訳: Mark Nagata   

Affinity Designer, Photo, Publisher 2.5.2

Serif が Affinity DesignerAffinity Photo、およびAffinity Publisher をバージョン 2.5.2 にアップデートして、主としてフォントに関係するさまざまのバグを修正した。今回のメンテナンス・リリースではスレッド化の問題点の結果としてフリーズしたり、クラッシュしたり、あるいはテキストが表示されなかったりした問題に対処し、テキストスタイルで可変フォントの使用に関する問題点を修正し、SF Pro フォントやその他のフォントがファイル内のテキストで表示されなかった問題を解決し、可変フォントがインストールされた状態で Font Categories の切替をすると起こったクラッシュを修正した。(Affinity Designer は新規購入 $69.99、Affinity Photo は新規購入 $69.99、Affinity Publisher は新規購入 $69.99、Serif から三つのアプリをまとめて購入すれば $164.99、Mac App Storeでは個別に購入可能。いずれも無料アップデート、サイズはいろいろ、リリースノート,、macOS 10.15+)

Affinity Designer, Photo, Publisher 2.5.2 の使用体験を話し合おう

BBEdit 15.1.1 Agen Schmitz  訳: Mark Nagata   

BBEdit 15.1.1

Bare Bones が BBEdit 15.1.1 をリリースして、新規ウィンドウのデフォルトの幅比率を調整して従来より少し幅を広げた。今回のメンテナンス・アップデートでは Git のコマンド "pull current branch" および "push current branch" が動作しなかったバグを修正し、minimap が不可視文字を表示しないようにし、書類の間で切り替えた際に Live Search バーの状況が正しく更新されなかった問題を解決し、Intel ベース Mac 上で macOS 14 Sonoma が走る際にリスト項目をダブルクリックすると起こったクラッシュ 2 件を解消し、Multi-File Search 結果ウィンドウで進行状況の情報が予期せぬ挙動を示したバグを修正した。(新規購入 $59.99、無料アップデート、29.7 MB、 リリースノート、macOS 11+)

BBEdit 15.1.1 の使用体験を話し合おう

Bookends 15.0.3 Agen Schmitz  訳: Mark Nagata   

Bookends 15.0.3

Sonny Software が Bookends 15.0.3 をリリースして、Autofill From Internet および Quick Add (いずれもテキストおよびバーコード検索) の Google Books for ISBN 検索情報源として Library of Congress を追加した。この参照文献管理ツールは DOI を使って Quick Add または Autofill From Internet を実行する際に PubMed からメタデータを取り寄せようと試みるようになり、Journal Glossary を更新して検索フィールドにフィルタリングオプションを付け、リンク先のオブジェクトの引用可能な名前を表示するハイパーテキストオブジェクトを作成できるようにし、選択した参照文献にコンテクストメニューを使ってランク付けする機能に対応し、BibTeX 以外のフォーマットを使った際に不正な句読点が挿入されていたいくつかの問題点を解消し、ハイパーテキストリンクを含んだフォーマット付き参照文献が Word で認識されなかったバグを修正し、OVID 経由でアクセスしたサイトから PDF をダウンロードする際の問題に対処した。バーコードをスキャンするためには macOS 10.15 Catalina 以降が必要でそれより古いシステムではこのオプションが提供されないことに注意したい。(新規購入 $74.99、TidBITS 会員には 25 パーセント割引、アップグレード $49.99、バージョン 15 のユーザーには無料アップデート、116.5 MB、リリースノート、macOS 10.13+)

Bookends 15.0.3 の使用体験を話し合おう

Fantastical 3.8.17 Agen Schmitz  訳: Mark Nagata   

Fantastical 3.8.17

Flexibits が Fantastical 3.8.17 をリリースして、Microsoft Graph (最近リリースされた API で Outlook との拡張同期を提供するもの) を使う際の代理カレンダーの処理を改善した。このカレンダーアプリは Exchange アカウント上のすべての将来のイベントが過去に変更されたインスタンスをより正確に維持できるようにし、Fantastical Proposal オプションで一部のテキストが隠されることがあった問題を解消し、提案された時刻変更の取り消しが動作しないバグを修正し、Fantastical Proposal を受ける際に誕生日や記念日がコンフリクトとして認識されないようにした。(Flexibits からも Mac App Storeからも Cardhop と共通の購読が年額 $56.99、無料アップデート、65.9 MB、リリースノート、macOS 11+)

Fantastical 3.8.17 の使用体験を話し合おう

OmniFocus 4.3 Agen Schmitz  訳: Mark Nagata   

OmniFocus 4.3

The Omni Group が OmniFocus 4.3 をリリースして、デバイスの Focus Filter への対応を導入するとともに新しい Favorite Perspective ショートカットを追加した。OmniFocus の Focus Filter の設定では Focus モードを有効にした際にどのフォルダが見えるようになるかを制限できるようになり、現在の Focus に関係のない OmniFocus コンテンツをすべてフィルターで取り除くようにできる。追加された Set/Remove Favorite Perspective ショートカットでは、そのデバイスのフォーカスに基づいて、あるいは Siri コマンドを使って好きな Perspective に切り替えることができる。

今回のリリースではまた、編集中にアウトラインの全体的な安定性と信頼性が向上し、カスタマイズした Perspective にアクションを追加する際にタグが正しく割り当てられるようにし、手作業で並べ替えたカスタム Perspective がタグ割り当て後に一時的に違う順序で並べ替えられてしまったバグを修正し、柔軟性のある Forecast 順序付けロジックを改良し、Inbox 項目が意図しない順序に並べ替えられてしまった問題を解消した。(新規購入は標準版が $74.99、Pro 版が $149.99、または月額 $9.99 の購読、アップグレードは 50% 割引、バージョン 4 からは無料アップデート、31.6 MB、リリースノート、macOS 13+)

OmniFocus 4.3 の使用体験を話し合おう

Ulysses 35 Agen Schmitz  訳: Mark Nagata   

Ulysses 35

Ulysses が会社名と同名の執筆アプリ Ulysses のバージョン 35 をリリースして、内部リンクへの対応を追加するとともに完全な履歴移動を導入した。インターネットリンクを使って書類のどこからでも好きな見出しへリンクできるようになり、同じシート、他のシート、プロジェクト内部、さらには他のプロジェクトへもリンクできる。Ulysses 35 の新しい履歴移動機能は最近使用したシート間をジャンプして行き来できるようにし、最後の編集内容に移動したり、内部リンクに戻ったりもできる。さらにこのアプリは Go メニューも追加したのでこれを使って Library、Inbox、プロジェクトに素早くジャンプできる。Ulysses 35 ではまた、iCloud プロジェクトをバックアップから復元する際のバグを修正し、WordPress 投稿プレビューに Dark モードを追加し、サードパーティの入力方法を使用するとテキストが一時的に消えるバグを修正し、数式内で {alignat} を使用すると起きたクラッシュを解消した。(Mac App Store から購読月額/年額 $5.99/$49.99、Setapp からも入手可、無料アップデート、40.5 MB、リリースノート、macOS 12+)

Ulysses 35 の使用体験を話し合おう

ExtraBITS

Adam Engst  訳: Mark Nagata   

iPhone 盗人とテキストで会話

Gothamist の記事で、Veronica de Souza が盗人たちとテキストメッセージをやり取りした体験を書いている。盗人たちは彼女の iPhone を盗んで、そのロックを外す方法を求めて彼女に連絡してきたのだ:

私の iPhone を盗んだ人たちと実際に連絡を取るのは、奇妙であると同時にちょっと心和らぐ体験だった、盗まれた iPhone が虚空に消え去る代わりに、私にはその所在地が分かり、テキストメッセージのやり取りのお陰で iPhone を手にした人たちにフラストレーションを起こさせているという事実を知ることができた。テキストのやり取りが複雑さを増し、相手の怒りが高まるにつれて、私は彼らの窮状に同情の気持ちさえ感じるようになった。いやもちろん、iPhone のロックを外してやるほどには同情しなかったのだが。でも、私たちは誰にもそのような窮状に陥った経験がある。仕事上の困難なプロジェクトで二進も三進も行かなくなった経験だ。

あなたも同じような状況に陥った場合に備えて、私の iPhone を盗んだ人たち (または盗品を購入した人たちかもしれない) が私にロックを外させようと試みたあの手この手をここに紹介しておきたい。

読者の皆さんも万一 iPhone を盗まれたなら、すぐにその iPhone を紛失としてマークしてリモートから消去すべきだが、Find My から削除してはいけない。取り戻せることはおそらくないだろうけれども、盗人たちを困らせることはできるかもしれない。

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