TidBITS: Apple News for the Rest of Us  TidBITS#785/27-Jun-05

Jeff Carlson はコンピュータ化されたポーカープレイヤーを探索する旅を続け、今週は iPoker を検討する。それから Matt Neuburg がタイプした略語を展開してくれるという新登場の巧みなユーティリティ、Typinator を簡潔に概観する。Adam は Canary Wireless Digital Hotspotter と Monster Cable の iTV Link を点検する。ニュースの部では、Now Up-to-Date & Contact 5.0 と Eudora 6.2.3 のリリースをお伝えし、Tiger でのスクリーンキャプチャのフォーマットを変更する方法を説明、TidBITS 翻訳者を募集、それに Rogue Amoeba の Audio Hijack Pro が賞品の抽選がある。

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MailBITS/27-Jun-05

Now Up-to-Date & Contact 5.0 リリースされる -- Now Software は同社の長寿のマルチユーザーのカレンダーとコンタクト管理ソフトウェアの最新版となる Now Up-to-Date & Contact 5.0 をリリースした。新機能には、複数の人のスケジュールを同時に見られる Schedule View、複数のカレンダーとコンタクトのサーバーを管理する一元化されたインターフェース、iCal カレンダーにアクセスする能力、vCard と iCalendar のサポート、より現代的な外観を持ちより使い易くなった再設計されたインターフェース、そしてカスタマイズできるツールバーがある。更に Mac OS X 10.4 Tiger にも対応しているが、Now Software は今年の後半までには Tiger 固有の機能である Dashboard、Spotlight、そして最も重要なのは SyncServices にも対応する無償のアップデートを計画していて、これが実現すれば Now Up-to-Date & Contact は他の SyncServices を認識するアプリケーションや機器とデータを共有できるようになる。(大雑把に言えば、SyncServices は iSync のシステムレベルのバージョンで、より広範囲な同期機能が提供される。) そして最後に、だからと言って重要ではないという訳ではないが、Now Up-to-Date & Contact 5.0 は Joe Kissell による新しい Take Control ユーザーマニュアルにも取り上げられる;そう遠くない時期に出版されるであろう。バージョン 4.x からの Now Up-to-Date & Contact 5.0 へのアップグレードは $50 であるが、30日間限定のお試し版も 13.9 MB のダウンロードとして出されている。[ACE](カメ)

<http://www.nowsoftware.com/>

Macworld Boston 2005 の無料パス -- もし今度の7月12日から14日まで Boston で開かれる Macworld Expo に行って見たいとお思いの方が居られれば、我々の友人 Peachpit Press が今回も二枚の展示会限定の無料パス ($50 相当) を先着順で提供してくれている。ご希望の方は 06-Jul-05 以前に <[email protected]> 宛てに名前と住所をメールして欲しい。[ACE](カメ)

<http://www.macworldexpo.com/live/20/events/20BOS05A/>
<http://www.peachpit.com/>

Eudora 6.2.3、IMAP バグを修正 -- Qualcomm は Eudora 6.2.3 をリリースした。これは主とし最悪の場合メッセージを失ってしまう可能性のあるあのうんざりする IMAP バグを修正するために計画された無償のアップデートである (TidBITS-781 の "Qualcomm が Eudora のバグを認める" 参照)。この他にもこの新版ではその他のバグにも対応し、深遠なニーズのための x-eudora 設定もいくつか加えられ、そしてSending Mail 設定パネルでの SMTP 送出ポート (587) 経由でのメール送出を選択するチェックボックスが加えられた。他に注目する点として挙げられるのは、Qualcomm は、前回支払いから12ヶ月後の新しい Paid モードアップデートに対する支払い要求の仕組みに対するやり方を多少和らげた;次に通知があるまでは、12ヶ月経った後でも 3番目の数字だけが変わるアップデート (6.2.3 での 3) では支払いを必要とするトリガーがかからない。Eudora 6.2.3 は Mac OS X を必要とし、Mac OS X 10.4 Tiger にも対応していて、7.8 MB のダウンロードとなっている。最後に、Qualcomm の発表によると、Eudora の次のメジャーなバージョンは大幅な書き換え版となる。これは Spotlight や WebKit といった新しい技術を取り入れるために必要なのであるという。[ACE](カメ)

<http://db.tidbits.com/getbits.acgi?tbart=08117>(日本語)Qualcomm が Eudora のバグを認める
<http://www.eudora.com/download/>
<http://www.eudora.com/download/eudora/mac/6.2.3/RelNotes623.txt>
<http://www.eudora.com/techsupport/kb/2654hq.html>

スクリーンキャプチャーのフォーマットの変え方 -- 先週、TidBITS で Snapz Pro X の新版について話した時、Tiger は Command-Shift-3/4 を使ってのスクリーンキャプチャーのデフォルトのファイルフォーマットを PDF から PNG に変えてしまう話をした。これに関して Paul Schreiber が知らせてくれた所によると、次の方法でこれを PDF 或いは別のフォーマット(それが JPG の様な QuickTime に対応しているものである限り)にデフォルトを戻すことができる。(全ての可能性を拾い出してリストにして送ってくれた人には追加点をあげたい)。Tiger がセーブするスクリーンショットを PDF にするには以下のステップを踏むこと。

<http://db.tidbits.com/getbits.acgi?tbart=08132>(日本語)Snapz Pro X 2.0.2 が Tiger と互換に

  1. Terminal を開く。

  2. 下記の "defaults write" ラインをコピーし、Terminal ウィンドウに貼り付け、Return を押す。

    defaults write com.apple.screencapture type pdf

  3. ログアウト或いは Mac を再起動し新しい設定として読み込ませる。

もしファイルフォーマットを元の PNG に戻したければ、単にこの手順を繰り返せば良い。変えるのは "defaults write" ラインの中の "pdf" を "png" に置き換える所だけである。[ACE](カメ)

TidBITS 翻訳者募集中! -- 私たちの勇猛なる各国語翻訳チームの世話人たちは、皆口を揃えてぜひとも新しいボランティアの翻訳者たちが必要だと話してくれた。TidBITS をオランダ語、ドイツ語、日本語にそれぞれ翻訳する作業を手伝って下さる方を、あと何人かずつお迎えできればと思う。さらに、フランス語については翻訳メンバーはいるものの、編集と世話人の役をして下さる方が欠けてしまった。(翻訳には自信がないが何か手伝いたいと思って下さる方に最適の仕事だろう。)現在、世界中でおよそ 6,000 人の人たちがこれら翻訳版の TidBITS のいずれかを購読しているが、もしもあなたがご自分の国語を話す大勢の人たちにもっと TidBITS を読んでもらいたいと思って下さるなら、どうか下記のいずれかのページをチェックしてみて、ご連絡いただければと思う。どうぞよろしくお願いします! [ACE](永田)

[訳者注: 日本語版を購読して下さっているのはおよそ 3,500 人の方々です。いつもご購読、ありがとうございます。翻訳のお手伝いを(少しずつでも構いませんので)名乗り出て下さる方があれば嬉しいです。お待ちしています。]


DealBITS 抽選: Rogue Amoeba の Audio Hijack Pro

文: Adam C. Engst <[email protected]>
訳: Mark Nagata <nagata@kurims.kyoto-u.ac.jp>

12 月の初めごろ、私たちは DealBITS 抽選で Rogue Amoeba の Audio Hijack Pro 2.1.1 を賞品にし、誉むべき三名の TidBITS 読者の皆さんにこれを差し上げた。その後、かの行儀の良いアメーバたちは Audio Hijack Pro 2.5 をリリースし、AAC quality セレクタや、ID3 タグやファイル名を設定する際のいろいろの変数、Silence Monitor での "Stop Recording After" オプション、AppleScript フル対応、Griffin の RadioSHARK のようなラジオへの対応、複数のアプリケーションからの入力を受け付けるプラグイン、あなたの Mac から発生するオーディオをすべて同時に録音する能力、予約録音が重複していないかのチェック、など数々の機能を追加した。これは大きなアップデートだが、既存の登録ユーザーには無料となる。けれども、もしもあなたがまだ Audio Hijack Pro をお持ちでなく、インターネットラジオの番組を録音してみたいとか、手持ちの古いレコード盤のアルバムをリッピングしてみたいとか、あるいはその他何でもオーディオの録音に関することをしてみたいとお思いなら、これはぜひ一見の価値があると思う。

<http://www.rogueamoeba.com/audiohijackpro/>

今週の DealBITS 抽選では、Audio Hijack Pro 2.5.1 を3本、賞品にする。それぞれ定価 $32 相当の製品だ。幸運が足りずに当選から漏れた応募者には、もれなく Audio Hijack Pro の割引価格の資格が贈られるので、前回の時に割引を利用されなかった方は、ぜひ奮って下記リンクの DealBITS ページで応募して頂きたい。寄せられた情報のすべては TidBITS の包括的プライバシー規約の下で扱われる。どうかご自分のスパムフィルターに注意されたい。当選したかどうかをお知らせする私のアドレスからのメールを、あなたに受け取って頂くのだから。また、先週の Matias キーボードの当選発表でお分かりのように、もしもあなたが紹介して下さった方が当選すれば、紹介に対するお礼としてあなたの手にも同じ賞品が届くことになるのもお忘れなく。

<http://www.tidbits.com/dealbits/rogue-amoeba1/>
<http://www.tidbits.com/about/privacy.html>(日本語)TidBITS プライバシー規約


テレビを見る Monster

文: Adam C. Engst <[email protected]>
訳: 羽鳥公士郎 <hatori@ousaan.com>

何ヶ月か前のことになるが、私はビデオを 12 インチ PowerBook からテレビに表示しようとして、そのときの試行錯誤と苦難を TidBITS-766_ の "もともと壊れてるのが原因" に書いた。私は Mini-DVI to Video アダプタを購入したが、最初のものは不良品で、Apple がていねいな対応で交換に応じてくれ、新しいものがうまく動いたのだった。この記事を書いたあと、Monster Cable に勤めている TidBITS 読者の1人が、Monster の iTV Link ケーブルのレビュー用ユニットを送ってくれた。この製品は、Apple のアダプタにはないオーディオ機能を備えている。しばらくのあいだビデオを使う機会がまったくなかったのだが、やっとこのケーブルを実際に試すことができた。

<http://db.tidbits.com/getbits.acgi?tbart=07984>(日本語)もともと壊れてるのが原因
<http://www.monstercable.com/computer/productPageComputer.asp?pin=2697>

iTV Link の Macintosh 側には mini-DVI コネクタと標準的なヘッドホンプラグがあり、テレビ側には S-video コネクタと RCA オーディオプラグが2つある。コネクタはどれも、頑丈で作りがしっかりしているように感じられ、Monster によれば、接点は 24k 金で最高の信号伝達を実現するという。実際、iTV Link のウェブページでは、あらゆる専門用語を駆使して、iTV Link が非常に優れた製品である理由が説明されている。「100% マイラーフォイルと 95% 銅編み組の強力な二重シールド」、「窒素混入絶縁体」、「超高精細銅より線による伝導体」、さらには「2本の導線を緊密により合わせた DoubleHelix 構造」といった具合だ。これらが実際に何かを意味しているとしても、正直言って私にはさっぱり分からないのだが、私の PowerBook からテレビに送られるオーディオとビデオの信号が高品質だということは私にも言える。とはいえ、私たちが使っている 15 年物の Sony テレビは、PowerBook の鮮明な液晶画面に比べればひどくぼやけているし、テレビのスピーカというのはすべてのホームシアターファンからすれば笑いものでしかないだろうから、あまりはっきり言うのはやめておこう。

Apple の Mini-DVI to Video アダプタでは、テレビの脇に PowerBook を置いて、その小さなスピーカから弱々しい音がやってくるのを聞きながらテレビで映像を見ることになるが、それは理想的な体験とはいいがたい。だから、iTV Link にオーディオ機能が加わっているということは大きな利点だ。ただし、最初に iTV Link を接続したときは、Mini-DVI to Video アダプタよりも大変だった。Tivo とテレビとをつないでいる S-video ケーブルを拝借するというだけではすまずに、テレビの後ろにまわって(ケーブルが絡まってネズミの巣になっているのに悪態をつきながら)S-video とオーディオの接続を TiVo から iTV Link につなぎ変える必要があったからだ。その後、iTV Link を TiVo の入力端子につなげば、TiVo のインターフェースで "Live TV" として扱うことができるということに気がついた。そうすれば、さらによいことに、PowerBook から直接 TiVo に録画できる。これはちょっと変な感覚だ。DVD を録画するのはまだ試していないが、QuickTime ムービーは何の問題もなく録画できた。

iTV Link は、Apple の Mini-DVI to Video アダプタとは全く異なる代物だ。Mini-DVI to Video アダプタは単なるアダプタで、S-video ケーブルやコンポジットケーブルを Mac につなぐだけのものだが、iTV Link は、オーディオとビデオをテレビに送出するための完全なソリューションだ。だから、もしもあなたが PowerBook や iBook をホームエンタテイメントシステムと統合したいと思うなら、40 ドルの iTV Link を試す価値はある。テレビをプレゼンテーション画面として使う機能があればよいというのなら、Apple の 20 ドルのアダプタで十分だ。

<http://www.smalldog.com/product/12652174>


あなたがタイプし、Typinator が応える

文: Matt Neuburg <[email protected]>
訳: Mark Nagata <nagata@kurims.kyoto-u.ac.jp>

Ergonis software の製品としては以前 PopChar と KeyCue の二つのユーティリティを TidBITS で取り上げたことがあるが、今回同社はタイピング・アシスタントの分野にも、Typinator という製品で参入することになった。基本的アイデアはこうだ。あなたが Typinator にいくつかの略語とその展開語を登録しておけば、あなたがどんなプログラムを使っている時でも、あなたがその略語をタイプすると、Typinator が自動的にそれを対応する展開語で置き換えてくれる。例えば“tb”とタイプすれば“TidBITS”が生成され、“AS”とタイプすれば“AppleScript”が生成されるという具合に、自分が使うだろうと思えるような定型語句を、長くても短くても、好きなだけ登録しておける。

<http://db.tidbits.com/getbits.acgi?tbart=07372>(日本語)Panther 対応 PopChar が登場
<http://db.tidbits.com/getbits.acgi?tbart=07690>(日本語)Ergonis の KeyCue キーボードショートカット用のカンニングペーパーを提供
<http://www.ergonis.com/products/typinator/>

Typinator の第一の競合相手は TypeIt4Me だろう。これも私の以前の記事で取り上げたことがある。ただ、これら両者のユーティリティでは互いに全く違った方法を使用している。TypeIt4Me の方はインプットメソッドだ。入力メニュー(メニューバーの右端にあるステータスメニューで、そのアイコンが通常どこかの国の国旗になっているもの)を使ってあなたが TypeIt4Me に入力を切り替えなければならない。つまり、これは他のインプットメソッドやキーボード配列と組み合わせて使うことができない。それに対して Typinator の方は普通のアプリケーションだ。(どうやってかは私は知らないが)あなたがタイプして入力した文字を常時監視していて、あなたが略語をタイプすれば、GUI scripting を利用してそれを選択し、展開語で置き換える。この最後の操作は通常のペーストとして実行されるので、アプリケーションが許容するならば画像を Typinator で入力することさえできるというのだ。それと同時に、これは Typinator が展開語を入力するとそれまでクリップボードに入っていた内容が消されてしまうということも意味している。どうしてこんな仕様にしてしまったのか、私には理解できない。展開語を入力してから、Typinator がその前のクリップボード内容を入れ戻しておくことも可能なはずだろうにと思う。いずれにせよ、この問題が気になるのならば、例えば CopyPaste や ClipBlock のような複数クリップボード用ユーティリティを併用すれば回避できる。

<http://db.tidbits.com/getbits.acgi?tbart=07798>(日本語)TypeIt4Me にタイプさせよう
<http://db.tidbits.com/getbits.acgi?tbart=07102>(日本語)Mac OS X でスクリプト化不能だったことを可能にする
<http://www.copypaste-x.com/>(日本語)CopyPaste 日本語版
<http://www.netwave.or.jp/~andoh/ClipBlock-e.html>(日本語)Solua Software

Typinator では略語の終わりを示す特別な文字を入力したりする必要はない。実際、これはあなたが単語の初めにタイプしたものが登録された略語のどれかと一致した瞬間、即座にそれを展開してしまう。(もしもそれが意図したものでなかったのならば、たいていのアプリケーションで 取り消し (Undo) 機能が使えるだろう。)Typinator にはまたちょっと賢い機能もある。例えば略語の頭文字を大文字にすれば展開語の頭文字も大文字になるようにできる。(文頭では頭文字が大文字になるがそれ以外では小文字にするような通常の単語に便利だ。)それから展開語として現在の日付や時刻をさまざまのフォーマットで入力させることもできる。そして、Typinator ができることは基本的にそれですべてだ。複数個の略語ファイルを管理したり、個々のアプリケーションに特化した略語ファイルを使ったり、といった TypeIt4Me のような機能はない。

Ergonis 製品に一般に言えることだが、ここでの合い言葉は「シンプルさ」と「信頼性」だ。PopChar と同様、Typinator もユニコードのレパートリーの中から好きな文字を入力できる。それに、これもまた PopChar と同様、事実上至る所で動作できるようだ。Typinator でトラブルを起こすようなアプリケーションを、そう多くは見つけることができなかった。(ただし、一つはすぐに見つかった。Panorama だ。)Typinator は Mac OS X 10.3 かそれ以降を要し、価格はたったの $20 だ。試用は無料でできる(500K のダウンロードだ)が、ただ、試用版では記憶される略語の個数に制限が付く。

<http://db.tidbits.com/getbits.acgi?tbart=08058>(日本語)Panorama の意外な使い方
<http://www.ergonis.com/downloads/>


ネットワークに Canary を

文: Adam C. Engst <[email protected]>
訳: 羽鳥公士郎 <hatori@ousaan.com>

5月の New Mexico 旅行に行く前、友人の Oliver Habicht が、Canary Wireless Digital Hotspotter を貸そうかと言ってきた。この製品は、PowerBook を引っぱりださなくても無線ネットワークを探すことができる小型機器の1つだ。私の最初の答えは「いらないよ、PowerBook を開けたまま歩き回るから!」だった。そうすれば、PowerBook とその無線機能を見せびらかすことができる。しかし、少しのあいだまじめに考えて、思い直して Oliver の言葉に甘えることにした。そして実際、この Digital Hotspotter は役に立った。私たちが Taos に滞在したとき、偶然にも Oliver のお母さんの家に泊めてもらったのだが、そこではモデムでインターネットにつなげるほかなく、高速インターネット接続をどうにかして探す必要があったのだ。

<http://www.canarywireless.com/>

これは何で、何をするのか -- 外見から言うと、Digital Hotspotter はぱっとしない。およそ 2.5 インチかける 2 インチかける 1 インチ(6.3 x 5.1 x 2.5 cm)で、灰色のプラスチックでできている。初期のポータブル無線ネットワーク探知器には LED が1つしかないものがあったが、Digital Hotspotter には 12 文字の液晶ディスプレイがあって、ネットワークについての情報がスクロールする。ボタンが1つあって、それを押すと電源が入り、スキャンを始める。見つかったネットワークの情報を表示すると自動的に電源が切れる省電力設計で、電源は単4電池2つだ。作りはしっかりしていて、PowerBook バッグの中でカタカタ音を立てていても、壊れる心配はしなかった。

Digital Hotspotter は、KisMAC などのスニファと同じく、パッシブスキャンをするから、閉じたネットワークも探知できる(閉じたネットワークはディスプレイ上で "Cloaked" と表示される)。逆に、MacStumbler や iStumbler などのスタンブラはアクティブプローブをするので、閉じたネットワークは検出できない一方、KisMAC のディスプレイに現れる(Digital Hotspotter はアクティブプローブを検出しない)。Digital Hotspotter は、ネットワークを検出するたび、ネットワークの名前や信号の強さ、チャネル、暗号化の状況を表示する(暗号化の状況は Open か Secure かのどちらかで、Secure というのは WEP 暗号か WPA 暗号かのどちらかだが、この製品は WEP と WPA とを区別しない)。複数のネットワークが利用可能な場合、ボタンを何度か押せばそれぞれのネットワークごとに表示が切り替わる。

<http://www.binaervarianz.de/projekte/programmieren/kismac/>
<http://www.macstumbler.com/>
<http://www.istumbler.com/>

現実の世界で使う -- 私たちの旅行では、最初の数日間は Digital Hotspotter を使う必要がなかった。無線インターネットアクセスがあるところはたくさんあって、その場所もすぐに見つかったからだ。Albuquerque 空港には、無料の無線アクセスがあることが誰にでも分かるような表示があったし、私が参加したユーザグループの会合のうち2つではアクセスが提供されていて、Robin Williams と John Tollett はもちろん自宅で無線アクセスを使っていた。ところが、Santa Fe を過ぎ Taos に向けて邁進すると、接続できる場所を探すのが難しくなった。接続できそうなコーヒーショップは Taosにもないことはなかったが、私たちがたまたま見つけた比較的大きな喫茶店World Cup コーヒーハウスには、驚いたことに無線ネットワークがなかった。しかし、もう少し歩いて町の中心にある Taos Plaza まで行き、その道すがらDigital Hotspotter でチェックをしていると、"made_in_new_mexico" という名前のネットワークが見つかった。これは誰にでも開かれており、明らかにPlaza の中にある Made in New Mexico という店舗が運営しているものだ。陽光降りそそぐ屋外でラップトップを使うというのは快適ではなかったが、私たちは公園のベンチに収まって、電子メールに目を通すことができた。私たちがそれぞれ、Tonya が iBook で、私は PowerBook で、せっせと働いていると、面白いことが起きた。1人の女性が私たちを見て、私たちが無線インターネットアクセスを見つけたということに大変喜び、さらに、彼女のブルーベリーiBook で動いている Mac OS 9 を接続させる方法を私が教えてあげたので、有頂天になったのだ。その次の日、町を離れる前に、私たちはもう一度メールをチェックし、いつもの通り感謝の意味を込めて Made in New Mexico に立ち寄り、両親へのプレゼントを購入した。

この旅行で Digital Hotspotter をいじっていて、1つ気がついたことは、この製品はラップトップよりも感度が高いということだ。ラップトップの感度としては、私はいつも Tonya の白い iBook を標準としている。Digital Hotspotter がネットワークを見つけても、信号強度をあらわす棒が一本しか立っていなかったら、その信号はラップトップが捕らえるには十分でないかもしれない。

私はウォードライビングに関心があるというわけではないが、最近、ここIthaca でカイロプラクティックの治療に車で通うときに Digital Hotspotterを持って出てみた。すると、のどかで人口の多くない郊外の田園地帯を4マイル走るうちに、8つのネットワークが検出された。もっとも、そのいくつかは弱すぎて実際には使えないだろうが。1つを除いたすべては暗号化されておらず、8つのうち4つはデフォルトのネットワーク名(具体的には "default"か "linksys")を使っていた。興味深いことに、検出できなかったネットワークがもっとたくさんあったかもしれない。Canary Wireless は、Digital Hotspotter には検知するのが苦手なアクセスポイントがあるという事実を率直に認めている。実際、この製品は私の古い Linksys BEFW11S4 無線ゲートウェイを検知できるが、SSID ブロードキャストを停止して、ネットワークを閉じると、検知できなくなる。

<http://www.canarywireless.com/default.asp?action=article&ID=16>

(公的サービスとしての注意: あなたが無線ネットワークを誰にでも使えるように公開しておきたいと考えていても、ネットワーク名とアドミンパスワードは変更するように強く勧める。デフォルト設定のままにしておけば、多少の経験がある人なら誰でも、簡単にあなたの無線ゲートウェイを乗っ取って設定を変えてしまう。もしそうなってしまえば、ゲートウェイを出荷時設定にリセットし、再び適切に設定する必要があり、それですめばよいほうだ。)

Digital Hotspotter の価格が 60 ドルであることを考えると、私個人は、自分で1つ買おうと思うほどこの製品を使うことはないだろう。しかし、頻繁に旅行をする人で、無線インターネットアクセスを必要とする人には、この製品が役に立つだろう。また、無線ネットワークに関する仕事をしていて、セキュリティの検査をする必要のある人にとっては、ネットワークがどこで使えて、どこに不良アクセスポイントがあるかを調べるためのよい道具となる。


ポーカーで腕試し: iPoker

文: Jeff Carlson <[email protected]>
訳: Mark Nagata <nagata@kurims.kyoto-u.ac.jp>

もしも World Series of Poker や Celebrity Poker Showdown のようなテレビ番組だけがあなたのポーカーゲームの知識の出所ならば、あなたにとって Texas Hold 'Em こそが唯一のタイプのポーカーゲームかもしれない。(詳しくは先週号の私の記事“ポーカーで腕試し: DD Tournament Poker”を参照。)

<http://www.worldseriesofpoker.com/>
<http://www.bravotv.com/Celebrity_Poker_Showdown/>
<http://db.tidbits.com/getbits.acgi?tbart=08141>(日本語)ポーカーで腕試し: DD Tournament Poker

けれども、Hold 'Em は単に現在アメリカ合衆国で流行している一つの変種のゲームに過ぎない。(これは私も驚いたことだが、どうやらポーカーは今でも基本的にアメリカ中心のゲームらしい、と日本語訳チームのメンバーの一人から指摘を受けた。)遡れば南北戦争の時代からさまざまな変種がプレイされてきており、開拓者たちが西へと移動して行くにつれてアメリカ全土に拡がって行ったのだ。

Mac で Hold 'Em 以外も試してみたいのなら、Scenario Software の iPoker がぴったりだ。これは 101 種類ものポーカーゲームを備えていて、ごくシンプルな 5-Card Stud から、びっくりするくらい複雑なルールやワイルドカード、さまざまのアンティを要求するものまで揃っている。例えば、Baseball という名前のポーカーゲームについて iPoker が表示する説明にはこう書いてある:

すべての3と9をワイルドカードとして 7-Card Stud をプレイする。表を上に3が配られた時には、そのプレイヤーはポットにマッチするか、またはドロップしなければならない。表を上に4が配られた時には、ディーラーが即座にそのプレイヤーにもう一枚、表を上にカードを配る。ワイルドカードが 8 枚あり、同時に 7 枚以上も手に持てるので、ゲームに勝つには少なくともフォア以上が必要だ。

<http://scenario.com/iPoker/>

これでもまだ不足だと言うなら、個々のゲームのルールをカスタマイズすることもできる。そこまで変更してカードゲームとして成立するのだろうかと思えるほどにルールを大きく変えてしまうことも可能だ。普通は 5 枚のカードで成立するストレートを 3 枚のカードで成立するように決めるのも、ジョーカーカードを使えるようにするのも、特定のカードが来たらチップがもらえるようにするのも、すべて簡単にできる。

まずはバイイン -- こんなにたくさんのゲームを管理しなければならないので、iPoker は現実のポーカーテーブルのレイアウトに似せたりしようとはしない。ただ、カードやテーブル面、それにチップについて、その見かけをカスタマイズすることはできる。現実のレイアウトの代わりに、プログラム唯一のウィンドウの左端に沿って上から下へと順にプレイヤーたちがリストされる。カードはそれぞれの行に水平に左から右へと並べられ、誰がどのカードを持っているのかが一目でわかるようになっている。

また、iPoker では全体的なゲームの管理により総体的なアプローチを採用している。つまり、すべてが一つの巨大なポーカーセッションで、マラソンのようにいつまでも続き、あなたはいつでもその中に飛び込んで行ったり抜けて来たりできるというわけだ。このアプリケーションを終了させると現在の成績などがすべて記録され、次にプレイをする時にはすべてのプレイヤーが前の終了時と同じ残高を手にした状態で始めることになる。たった今あなたが痛烈な一撃を相手に食らわせて、あなたの前にチップの山が出来ている時など、このアプローチならばあなたを最高の気分にしてくれるだろう。けれどもあなたが何千ドルもの穴をあけてしまってせめて元金だけでも取り返そうと苦闘している時は、このアプローチにうんざりした気分にさせられるだろう。残念ながら、そんな場合にフレッシュな状態に戻して再開するには、iPoker の環境設定ファイルを消去するのが唯一の方法だ。

ローリングセッションをするというのは、あなたが実際にカジノでする行動を模していると言えるだろう。それまでに(運良く)稼いだチップをポケットにテーブルからテーブルへと歩き回って、いろいろな種類のゲームを試してみたり、あるいは単にホームゲームをプレイしたい気分になることもあるだろう。あなたがゲームのタイプを選ぶこともできるし、ディーラーが勝手にゲームを選択するようになる初期設定もある。101 のゲームすべてに馴染んでいるわけでもないし、新しいゲームを試してみるために数ハンド程度負け続けてもいいという覚悟もないという場合には、ディーラーが選択するゲームの範囲を最近プレイしたゲームのみに制限することもできる。

ロックもフィッシュもいる -- iPoker はあなたを最大 10 名の他のプレイヤーたちと戦わせることができるが、実際に何人まで可能かはスクリーンの解像度とプロセッサによって決まるようだ。私の 15 インチ、1.25 GHz の PowerBook G4 では、Bigger Graphics 設定で 5 人の相手と戦うのは快適だったが、More Players 設定で 8 人を相手にするといくらか速度が落ちるのが感じられた。iPoker は私が 10 人や 11 人のプレイヤーを選択しようとしてもそうさせてはくれなかった。

DD Tournament Poker の現バージョンにおけるコンピュータ対戦者とは違って、iPoker におけるプレイヤーたちはそれぞれにスキルの特徴を持っている。例えば Claire Voyant(こういう愉快な名前もいくつかある)は、対戦する度にいつも同じプレイの性格を示してくるので、彼女が今ブラフしているのかそれとも強い手を持っているのか、かなり推測しやすいと言える。こういう性格をあなたの手で調整することもできる。そのプレイヤーのアイコンをダブルクリックして、Poker Mathematics (ポーカー数学度)、Psychological Deception (心理的ごまかし)、Betting Courage (賭けの勇気) といった個々のスキルの強さをスライダーを動かして設定できるのだ。

プレイヤーたちそれぞれにパーソナリティーを与えることもできる。個々のプレイヤーごとに実際の人物の写真が付き、QuickTime ムービーの設定をオンにしておけばこの写真が動くようになる。彼らがそれぞれに考えに集中して眉にしわを寄せたり、負けてぶつぶつ不満を言ったり、勝ってにっこりしたりするのを見るのは、なかなか愉快なオマケの楽しみだ... まあしばらくの間は。でも、この小さな顔の QuickTime ムービーはそれぞれの人物ごとにあまりにも数多く用意されているので、それぞれの道化芝居がじきにうるさく感じられてきて、結局私はその機能をオフにしてしまった。

これは不必要な機能かもしれないけれどなかなか良く出来ていると思えるのが、iSight またはデジタルカメラを使って撮ったあなた自身の顔をあなたのプレイヤーアイコンのところに表示させられる機能だ。でも、数分もすれば、きっとあなたは自分の顔ではなくて自分のカードを見つめていることに気付き、そのうちにこの機能もオフにしてしまうだろう。もしも iPoker がネットワークゲームだったら、そしてもしも現実の人々を相手にプレイしているのだったら、相手のビデオを見られるというのはきっと楽しいに違いない。でも、残念ながらそういう機能は無い。

勝利のサウンド -- iPoker で良く出来ていると思えるところの一つが、アニメーションとサウンドだ。私はただ格好良さのためだけの格好良いグラフィックスは好きではないが、その点 Scenario Software はこのゲームで、最小限ながら効果的な、各種の効果を使ってプレイを盛り上げているところに好感が持てる。配られるカードはくるりと回転し、別のカードの上で擦れる時に微妙なシュッという音をたてる。チップのサウンドも、開発者たちが実際のチップを打ち合わせてそれを録音したのではないかと思えるほどだ。(ただ、多額のチップをテーブルに置く時のドサッという音は本物らしく聞こえないが、でも $5 のチップでなくて $100 のチップを置いたのだという事実の重みが感じられて良い。)うまく計算された気まぐれも混じっている。あなたの番になってなかなかあなたが行動を起こさない時、ディーラーの手のアイコンが指をパチッと一回鳴らしてみせ、その後は二回、さらにその後には三回鳴らしてあなたの注意を惹こうとする。

一番素晴らしいと思うのはアニメーションの速度をスライダーでコントロールできることで、これで全体的なプレイの速度を上げることもできる。そうすれば、私はもはや Rhonda Voo がぐずぐずと決断できずにいるのを待っている必要がなくなる。(ことに、実際の決断は数ナノ秒以内に決まっているのだろうから。)

けれども、ディーラーがアクションごとにナレーションを入れる機能は私はすぐにオフにしてしまった。それから、私はサウンド効果は気に入っているのだが、ゲーム内での音量調整ができない。だから、例えば私が iTunes を使って中くらいの音量で音楽を聴いている時には、カードをシャッフルする音が必要以上に大きな音になってしまう。今後のバージョンでは、サウンド効果を全体としてオンにするかオフにするかの切り替えだけでなく、単純な音量調整くらいは付けて欲しい。

さあシャッフルして -- iPoker は、このゲームの限りなく思えるほどの多様性を大切に考えたプログラムだ。さまざまの種類のポーカーの組み合わせをいろいろ試してみるためには最適だろう。あるいは、ちょっと数分間だけ暇ができて、トーナメントスタイルのフルのゲームをプレイする時間がない場合など、ほんの数ハンドだけ遊んでみたい時にもうってつけだ。iPoker 3.4.1 は Mac OS X 10.2 かそれ以降を要し、36.2 MB のダウンロードだ。ライセンス無しのバージョンではプレイは無制限だが 7-Card Stud のみが使える。ライセンス価格 $30 を払えば、ロックが外れてフルバージョンのゲームが楽しめるようになる。


TidBITS Talk/27-Jun-05 のホットな話題

文: TidBITS Staff <[email protected]>
訳: Mark Nagata <nagata@kurims.kyoto-u.ac.jp>

各話題の下の2つ目のリンクは私たちの Web Crossing サーバでの討論に繋がる。こちらの方が高速のはずだ。

Mac OS X Server 10.1-2 はどんな IMAP サーバを使ったか? -- Google 検索なんて要らない、TidBITS Talk の信頼できる頭脳があるのだから。IMAP サーバについての質問が寄せられたことから、電子メールサービスを移行させることについての議論が拡がった。(メッセージ数 8)

<http://db.tidbits.com/getbits.acgi?tlkthrd=2633>
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安価なカラーレーザープリンタというのは存在するか? -- 印刷で問題に直面したある読者が、カラーレーザープリンタを購入しようかと迷っている。そこに他の人たちから、問題解決のためのいろいろな提案が寄せられた。(メッセージ数 42)

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<http://emperor.tidbits.com/TidBITS/Talk/171/>

Apple のタブレット機が出るとしたら -- 新型のタブレットコンピュータが出たことをきっかけに、もしも Apple がタブレットコンピュータ市場に参入すると決めたらどんなものを作り出してくれるのだろうか、と想像してみた。(メッセージ数 1)

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スナップ写真をパチリと修整 -- スナップ写真に手を入れる方法を解説した Charles Maurer の記事に、読者たちが反応を寄せた。他のソフトウェアの提案や、写真の修整のために TIFF ファイルフォーマットを使うことの限界などについて議論があった。(メッセージ数 3)

<http://db.tidbits.com/getbits.acgi?tlkthrd=2636>
<http://emperor.tidbits.com/TidBITS/Talk/489/>

Mac でポーカー -- ポーカーソフトウェアについての Jeff Carlson の最初の記事に刺激され、これまでひっそりと隠れていたポーカープレイヤーたちが密室の中から歩み出て、コンピュータを相手に戦うことと現実の人々を相手に戦うことの違いについて、真実の光を照らし出す。(メッセージ数 3)

<http://db.tidbits.com/getbits.acgi?tlkthrd=2638>
<http://emperor.tidbits.com/TidBITS/Talk/491/>

Steve Jobs の Stanford 卒業式スピーチ -- 大学の卒業生たちに語りかけた Jobs の最近のスピーチについて、ある読者がリンクを紹介する。(メッセージ数 1)

<http://db.tidbits.com/getbits.acgi?tlkthrd=2639>
<http://emperor.tidbits.com/TidBITS/Talk/492/>

Intel とのクロスコンパイル -- Intel ベースの Mac への移行の一環として、Apple の開発ツールが PowerPC コードを Intel コードとしてコンパイルすることができるようになるのかどうか、とある読者が質問を寄せる。(メッセージ数 2)

<http://db.tidbits.com/getbits.acgi?tlkthrd=2640>
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Valid XHTML 1.0! , Let iCab smile , Another HTML-lint gateway 日本語版最終更新:2005年 12月 26日 月曜日, S. HOSOKAWA