TidBITS: Apple News for the Rest of Us  TidBITS#937/21-Jul-08

先週の iPhone 3G 発売特集号の後、誰もが一息つきつつ、今週はまた幅広い話題を集めた号に戻りたいと思う。まずは MobileMe のスタートに際して混乱が起こったことに対して Apple から公式の謝罪が出たこと、それから Apple の市場シェアが増加しつつあることについて紹介する。また Glenn Fleishman は、MSN Music の大失敗に関し Microsoft が前言撤回をしたこと、Mac 用の新しい GoBoingo アプリケーション、Nokia が Symbian のモバイルフォン用オペレーションシステムを買収したこと、それに新しいトップレベルドメインがほんの数十万ドル出せば手に入ることについて検討する。Adam は Google Docs ファイルに Spotlight 検索を持ち込めるようにする Precipitate を概観し、Rick Fay は iPhone をハンズフリーで使うためのいろいろな選択肢を評価する。TidBITS 監視リストでは、iPod touch 1.1.5 アップデート、HP Printer Driver 1.1、それと Rogue Amoeba からアップデート三つ: Airfoil 3.2.1、Audio Hijack Pro 2.8.2、Nicecast 1.9.3 について紹介する。

記事:

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Apple がコンピュータ販売のシェアを拡大

  文: Glenn Fleishman <[email protected]>
  訳: 湯本 敬<ymo@big.or.jp>

2つの調査会社は、Appleのアメリカ国内におけるコンピュータ販売について、2008年の第2四半期は、 2007年の同じ四半期と比較して、30〜40%アップしたと発表 した。IDC と Gartner によれば、世界中の PC の販売は、前年対比で6200万から7100万システムに増加し、そして、 Apple の売上はあらゆる市場で増加したとのことだ。コンピュータ1台あたりの価格が下落しているにもかかわらず。

調査会社によれば、Apple は前年対比で38%(Gartner)または32%(IDC)の売上増を達成し、Dell と HP の後の第3位の位置にはっきりと食い込んだ(Gartner)、ないしは、その期間に Gateway と Packard Bell を買収した Acer と3位タイを分け合った(IDC)とのことだ。全世界で見ると、HP が DELL、Acer、Lenovo、そして東芝を従えて、マーケットシェアの先頭の位置に立っている。

Apple が、例によってコンピュータの価格をほぼ同じ位に保ち、ハイエンドな附属装置の機能を改良するか、生産コストを下げると仮定する。(ハイエンドな附属装置とは、例えば MacBook Air のソリッドステートドライブがあげられるが、これは当初の価格より500ドル程度安くなっている。)とすると、Apple の利益は、アメリカでの市場シェアをおおよそ8%として見積もり、計算するより高くなるはずである。Gartner によると、他の会社は急速に価格を下げており、マーケットシェアを得るために利益を犠牲にしている状態だ。


MobileMe 罪を認める: Apple の謝罪と Tiger の状況説明

  文: Glenn Fleishman <[email protected]>
  訳: 羽鳥公士郎 <http://www.ousaan.com/mail/>

私は謝罪を聞き入れよう。ほかの人については知らないが。先週、Apple のMobileMe チームは、年額 99 ドルのサービスの加入者すべてに電子メールを送って、.Mac からの移行がうまくいかなかったことを認め、謝罪した。実際、お詫びのしるしとして、現在の加入者のすべてについて、登録有効期限に30 日間を継ぎ足した。(.Mac から MobileMe への移行のやり損ないについては、2008-07-12 の "MobileMe、よろめきながらも、ついに立ち上がる" に書いた。)

また、Mac OS X 10.4 Tiger ユーザが MobileMe サービスを使用する方法について、私は Apple から詳しく聞くことができた。

お騒がせ代は 8.25 ドル -- MobileMe の登録期間を 30 日(8.25 ドル相当)延長するというのは、私が同期の問題に対処するために浪費した時間を償うにはぜんぜん足りないとはいえ、素晴しき善行だ。Apple が罪を認めて謝ったということはよいことだと思う。彼らがマーケティング語ではなく普通の言葉を使っていれば、より意義深いものになったと思うが、すべてを求めるわけにもゆかないだろう。

30 日間の延長については、詳細な FAQ で説明されており、それを見ると、Apple はなんとかして悔恨の念を表そうとしているようだ。2008 年 7 月 9日時点で .Mac アカウントを持っていた人と、2008 年 7 月 15 日午後 7 時までに MobileMe アカウントに新しく契約した人のすべてが対象となる。すでにアカウントが期限切れになっていたり(その場合は再び有効になる)、もうすぐ期限が切れそうだったり、使用版の登録だったりしても同様だ。新しい有効期限は、Apple によれば「数週間は」アカウント詳細に表示されない。

Apple はまた、その手紙の中で、MobileMe のテクノロジを説明するのに「プッシュ」という言葉をあまりに広く使いすぎたと言っている。イベントや連絡先、電子メールの文脈では、プッシュというのは一般的に、指定された機器やコンピュータに対し、それらがネットワークに接続されていれば、変更を即座に通知して更新内容を送信することを意味する。

Apple は、MobileMe でデスクトップ同期をプッシュと銘打ったことについて、すでに批判を受けている。更新までに最大 15 分かかることがあるからだ。iPhone と me.com のウェブアプリケーションは即座に変更を受け取るし、iPhone がネットワークに接続されていない場合は、アクセスを再開した時点で受け取ることができる。Apple は、デスクトップソフトウェアが実際にこのような機能を提供するまでは、デスクトップソフトウェアについて「プッシュ」という言葉を使わないと言っている。

Tiger では、引き続き同じ機能の .Mac -- Mac OS X Leopard で MobileMeソフトウェアにアップデートする方法(最初に .Mac 環境設定パネルをあけると、Mac OS X for MobileMe 1.1 アップデートが Software Update に現れる)について私が書いた後、何人かの読者が、このアップデートは結局 Tigerでも使えるのかどうかとたずねてきた。答えは「否」だ。

Apple の広報担当者が、Tiger での移行について詳細情報を送ってくれた。まず、10.4.11 リリースが必要だ。私はこれについて今日の朝知ることになった。私の仕事場が停電したので、古い iBook を使おうとしたのだが、これはまだ 10.4.10 を搭載していたのだ。さらに、MobileMe ウェブアプリケーションを使うには、Safari 3.1.2 for Tiger をダウンロードするか、Mozilla Firefox 2 または 3 を使う必要がある。Tiger に付属する最新リリースは Safari 2だ。

これまで Tiger でサポートされていた .Mac の機能はすべて MobileMe でも引き続き使用できる。すでに述べた Leopard での 15 分以内の同期とは異なり、Tiger での同期は 1 時間に1回ほどでしかない。

Apple は、Tiger と Leopard のユーザ向けに、電子メールプログラムをme.com アドレスで使えるように設定または変更する方法についての情報を、KnowledgeBase 記事 に掲載している。古い mac.com 電子メールアドレスは無期限に使用でき、それを使い続けるには設定をそのままにしておく。新しいMobileMe アカウントか .Mac ユーザに割り当てられた me.com アドレスを使うには、この記事の指示に従えばよい。

Apple が認めるところでは、Tiger では今後もずっと .Mac と表示し続ける。このオペレーティングシステムの用語集を MobileMe に変更する予定はない。

MobileMe の立ち上げは、Mac OS X 10.3 Panther において Apple がコーディネートする同期が終了することも意味した。しかし、実際のところ、Pantherでの同期が、Tiger がリリースされてから 3 年たった今でもそれに頼っている人がいるというほど信頼できたことがあっただろうか。そんなことはないと願いたい。


MSN Music は購入した曲の演奏を将来も失効させない

  文: Glenn Fleishman <[email protected]>
  訳: 湯本 敬<ymo@big.or.jp>

Microsoft は、サービス終了となっている MSN Music store から購入した音楽についてのデバイス認証サービスを終了することを撤回した。2008年8月31日に、同社は、承認サーバから手を引くことを計画していた。購入した音楽を再生する際に、音楽所有者がマシンのセットを変えるには、そのバックエンドシステムが必要だ。音楽を再生するのが、既に認可されたコンピュータならまだ音楽を演奏できる。しかしながら、Microsoft は、「セルフヘルプ」と呼ばれるものを使用して、既存の権利と承認を無効にするのを計画していなかった。("演奏しないでありがとう:Microsoft が DRM 付きの音楽を失効させる"、2008-04-30を参照して欲しい。)

同社は、 数週間前にそれまでの発表を撤回 し、承認システムを少なくとも2011年の終わりまで稼働させると発表した。Microsoft は、それまでの決定していた措置について、メディアとユーザからの非難の嵐に直面しており、それは制限しているデジタル権利の管理に反対する人たちにとって、ほとんど最悪のシナリオだった。(最悪のケースは、転送と認証の権利だけでなく、全ての音楽の再生をする権利が期限切れになることだ。)

評論家にとって見れば、購入者の数が多いこと、リッピングをするか、ディスクを焼くか、音質を下げることを除いて代替手段が不足していること、一方的な行動であることを考えれば、Microsoftがまた集団訴訟に直面していたかもしれないということは明白だった。

近年、音楽業界の業界団体 RIAA に対しては、裁判でもますます否定的判断と罰金の判決が言い渡されるようになってきている。Microsoft は、たぶん1年あたり数十万ドルを節約することで、もし数年もかかる集団訴訟に敗訴した場合、その訴訟に関する弁護費用で数百万ドル、さらに数千万ドルの費用が発生することを考え、こうした最近の傾向から自社の活動が不利であると判断したのだ。


行け行け Boingo、便利なホットスポットアプリケーション!

  文: Glenn Fleishman <[email protected]>
  訳: Mark Nagata <nagata@kurims.kyoto-u.ac.jp>

Boingo Wireless 社の人たちは独自の「塊魂」ゲームをプレイしている。彼らは何百もの異種の Wi-Fi ホットスポットネットワークや、世界中に散らばる何万ものホットスポットを塊に巻き込んで、一つの均一料金領域と化しているのだ。今回、彼らは GoBoingo という名の軽量アプリケーションを引っ提げて Mac ユーザーたちのためにサポートを拡大してくれた。これは、同社のネットワークの一部分であるホットスポットに簡単に接続できるようデザインされたアプリケーションだ。

この GoBoingo クライアントがリリースされるより以前は、Boingo アカウントにサインアップしておけば、同社のネットワークにあるたいていのホットスポットで手動で認証情報を入力することができた。私も最近は 2008 年 1 月以来 Boingo を購読していて、この面倒な方法を使って何十ものホットスポットを使ってきた。(通常、ホットスポットのメインの入り口ページでパートナーのリンクを探し、そこで Boingo を選んでから、その後でユーザ名とパスワードを入力しなければならなかった。)

GoBoingo 自体にはユーザーインターフェイスが何もない。いったんインストールすれば、バックグラウンドで動作し、Boingo のパートナーネットワークが近くにあればあなたに知らせてくれる。それからあなたは(以前に一度も接続したことがないならば)ログインの詳細情報を入力する。すると、あなたのプランが料金の支払いを要するタイプのものであった場合その料金について知らせてくれる。

Boingo には自動更新の無制限サービスのオプションが二種類ある。月額 $22 では米国内のおよそ 60,000 のホットスポットが使える。月額 $39 ならば全世界のおよそ 100,000 のホットスポットが使える。この会社では契約書は必要ない。Boingo のアカウントがあれば、そのネットワークへの 24 時間パスを $8 で購入でき、あなたの Boingo アカウントに結び付けられたどのクレジットカードにでも請求をまわすことができる。

記憶力のよい読者なら、数年前に Boingo がもう少しだけ複雑な Macintosh クライアントを出していたことを覚えておられるだろう。(2005-01-10 の記事“Macintosh 版 Boingo 始まる”参照。)あのソフトウェアはどうやら Mac OS X 10.4 Tiger までは働き続けたが、10.5 Leopard においては機能しなくなっていたらしい。


Precipitate、Mac の Spotlight を Google のクラウドに照らす

  文: Adam C. Engst <[email protected]>
  訳: Mark Nagata <nagata@kurims.kyoto-u.ac.jp>

Google 社の Stuart Morgan が、Precipitate と呼ばれる無料の Mac OS X システム環境設定パネルをリリースした。これは、Spotlight と Google Desktop が、あなたの Google Docs アカウント内に保存された書類や、あるいはあなたの Google Bookmarks の中を検索できるようにするものだ。

Precipitate-pane

私たちは Google Docs を次第に多く利用するようになってきており、Precipitate は私が初めて Spotlight を使ってオンラインにしかない書類を見つけようとした時にもうまく働いた。見つかった Google Docs 書類を Spotlight 検索結果の中でクリックすれば、期待通りにそれが私のデフォルトのブラウザで開く。もしもあなたが Google Docs または Google Bookmarks と、Spotlight または Google Desktop をお使いならば、ぜひ Precipitate を試してみられるとよい。

Precipitate-search

将来の Precipitate アップデートでは、おそらく複数の Google アカウントのサポートや、何らかの自動アップデート機能が加わるだろう。(現在のところ、アップデートのチェックは Precipitate ページで手動でしなければならない。)ダウンロードサイズは 904K、Mac OS X 10.5 Leopard で動作する。Tiger 互換性について私はまだ確かめていない。


トップレベルのドメイン名にバニティの波が

  文: Glenn Fleishman <[email protected]>
  訳: Mark Nagata <nagata@kurims.kyoto-u.ac.jp>

_バニティ_ ドメイン名は、既によく知られたものとなっているだろう。つまり、「www、ドット、あなたの名前、ドット、com (あるいは org、net、info、その他)」という奴だ。ところが、ドメイン名を監督するインターネットの機関が間もなく、あなたのバニティをさらにもう一歩、頭でっかちにすることを許すようになる。ただし、あなたの懐が十分潤沢であればの話だが。

ICANN (Internet Corporation for Assigned Names and Numbers) が投票による決定により、 新しいトップレベルドメイン (TLD) の認可に踏み出す こととなった。TLD はドメイン名の右端の部分、つまり .com、.uk、あるいは .aero といった部分のことだ。元来 TLD は .gov、.com、それに .org から成っており、その後さまざまの2文字の国別コード、例えばオーストラリアの .au や、島国ニウエの .nu などを加えて拡張された。(例として“www.tidbits.com”を見てみると、最後の .com が TLD で、tidbits が .com 階層の中に登録されたドメイン名、そして www が実際または仮想のサーバを定義するローカルホスト名だ。)

$100,000 から $500,000 という料金を支払えば、会社あるいは個人が TLD を申請することができる。はるか昔のこと、私が Amazon.com で働いていた時に、私は TLD 提案が進行中なのを目にして、Amazon が .book ドメインのスポンサーになることで ISBN 番号に .book を付ければ Amazon のサイトに検索結果が表示されるようにできるという提案を出した。結局当時はそれは不可能ということになったのだが、今回の新しい体制の下でならば可能になるかもしれない。

名前はまず最初に審査を受けて、不快語に該当するもの、商標を侵害するもの、あるいは既存の TLD に似過ぎているもの(ペテン師向けの .con なんていうのはどうかな? :-))は却下される可能性がある。二者が同じ一般的な TLD、例えば .book のようなものを申請した場合にどうなるのかについてはほとんど情報が出ていない。入札にでもなるのだろうか? それとも早い者勝ちか? 共有代理権になる? こうした細かい点は今後 2009 年 4 月までに答が出されると見られている。残念ながらこの話題を記した ICANN のページでは、非常に官僚的かつ技術的な言葉で問題を議論しているのみだ。

はたしてこれは必要な変更なのか? その答を出すのは難しい。あなたの会社、非営利団体、ソーシャルサイト、あるいは個人的なサイトに適したドメイン名を見つけるのは相当に困難であるかもしれない。一般的な単語はじきに使い果たされるだろうし、Google AdSense やアフィリエイトプログラムの紹介によって広告収入を得ようというサイトの利用法も急成長を遂げているからだ。新しい TLD への道が開かれれば、プロバイダやその他の組織にも少し一息つける余地ができるのかもしれない。

例を挙げれば、サッカー関係の団体が .soccer という名前を登録して、ファンたちも各チームもそれぞれその下部にドメインを持つことができるように登録機関と協力して構築することもできるだろう。ただ、そこで起こり得る問題は、いろいろな会社でその製品名と関係ある TLD をコントロールしているところが、それが良しとしないようなコンテンツを持つ、あるいは良しとしない活動をするドメイン名を従来よりも強い態度で止めさせようとする姿勢に出てくるかもしれないことだ。もしそうなれば、ドメイン名の処理について ICANN が要求するルールに反する事態を招くことにもなりかねない。

また、興味深い協力関係が発生することも考えられる。例えば、5,000 人の Mac ユーザーたちが(懐かしの軽蔑語を復活させるために).fanboy[訳注: おたく少年、といった意味]を登録しようと思い立ったとする。全員が $20 ずつを出し合えば、TLD の費用が $100,000 だったとして、ちょうど賄えるだろう。これならば確かに実現可能だ。

今回の案では、英語以外の名前の TLD を作ることも許される。現在、ドメイン名や TLD はすべて、a から z までと 0 から 9 までの文字に限定されている。(ドメイン名部分には一個かそれ以上のハイフンも認められている。)現在は英語用でない文字についてはあまりはっきりしないシステムによってある種のマッピングがなされているのだが、ICANN ではもっと直接的なエンコード法を許す方法を開発中だ。この新しい方法のテストは既に 2007 年 10 月から始まっている。(2007-10-12 の記事“ICANN Tests Non-Roman Characters in Domain Names”参照。)

この新しい TLD の案は、いろいろな国がそれぞれ独自のネイティブな言語による文字を使った2文字の国別コードを申請することを可能にする。この案の最終報告書は既に ICANN の会議の場で公開された。また、 ローマ文字以外の文字のテストに関する草案 は 2008 年 6 月 24 日にリリースされた。

もちろん、本当の問題点はこうだ。ここ TidBITS の、恐れを知らぬ私たちのリーダーが、十分な量の小銭をかき集めてトップレベルドメイン名 .bits を申請するのはいつのことか、という疑問だ。


自動車用のハンズフリー iPhone オプション

  文: Rick Fay <[email protected]>
  訳: Mark Nagata <nagata@kurims.kyoto-u.ac.jp>

2008 年 7 月 1 日、カリフォルニア州では 18 歳以上の運転者が自動車を運転中に携帯電話の通話をする際にはハンズフリーのテクノロジーを利用することが義務づけられた。18 歳未満の人については制限がさらに厳しく、運転中は一切携帯電話の通話をすることはできないし、インスタントメッセージをタイプすることもできない。18 歳未満にこれだけ厳しくするのは良いことだと私は思う。この年齢層では、自動車事故が死因の第一位だからだ。

このような動きはカリフォルニア州や、同日に同様の禁止令を施行した近くのワシントン州だけに限ったことではない。20 にのぼる他の州や、数多くの諸外国でも、運転中の携帯電話の使用に対する制限を検討あるいは予定しており、また 10 の州や国では運転中にハンズフリー機器がなければ携帯電話が使えないという制限を既に施行している。(ワシントン州には二人の TidBITS 編集者たちが住んでいるが、運転中のテキストメッセージングが明確に禁止されている。カリフォルニア州では、その運転者が気を散らされていて安全でないと警察官が判断すれば 18 歳以上の運転者も車を一時停止するよう命じられることがある。)

私は Silicon Valley から丘を越えたところに住んでおり、うねうねと曲がって続く片側2車線のハイウェイを通ってあちらへ行くことがよくある。私の住む町にある大学へ、あるいは Silicon Valley へと通う人たちは、もう何年も前から私の神経を逆撫でし続けてきた。彼らは皆一様に、携帯電話でしゃべりながら運転するという、身の毛もよだつ習性を持っているからだ。何よりゾッとするのは、ショッピングセンターの大駐車場の中で巨大な SUV を運転する女性たちだ。

ハンズオンでの通話が規制されるという話を聞いて以来、私はハンズフリーで iPhone を使うための異なった選択肢を四つ、買っては試してみた。違うものを四つも購入するつもりはなかったが、自分の必要に合うものが見つかるまでと思っているうちにそうなってしまったのだ。価格は無料から $129 までいろいろだったが、私が放棄した方法もあなたにはうまく行くということがあるかもしれない。

Apple iPhone ヘッドセット -- もともと iPhone に付属しているヘッドセット (iPhone を買えば無料、別途購入ならば $29) はなかなか良い、使える方法だ。片方のイヤーバッドに繋がるワイヤーの途中、6 インチ (15 cm) ほど離れたところにマイクが埋め込まれている。この正方形のブロックには統合された多目的ボタンも付いている。電話がかかってくると、ボタンを握れば電話に出られる。通話が終わったら、もう一度ボタンを握れば電話が切れる。運転中には、一切電話機に触る必要がない。このマイクのスイッチをつまむだけでよいのだ。もしもあなたが音楽やポッドキャストを聴いている最中に電話がかかってくれば、オーディオが一時停止になって着信音が聞こえ、それから通話自体が聞こえる。通話を切れば、自動的にオーディオが再開する。

私が窓を上げて車を運転している時も、通話の混信などを言ってきた人は誰もいなかった。また、マイクに内蔵の風よけスクリーンのお陰で、窓を下げて運転している時も風の音に邪魔されずに私の声はちゃんと聞こえた。私はイヤーバッドは快適だと思うし (そうでないと言う人たちもいる)、ワイヤーの全長も iPhone をコンソールの上や車のシートの上などに置いて十分使えるだけの長さがある。

私はこの iPhone ヘッドセットをメインの方法としては使っていない(その理由は後で説明する)が、これはもともと iPhone に付属のものだしほとんど余計な場所をとる訳でもないので、私はいつも予備用として車の中に置いている。

けれどもこのイヤーバッドには一つ難点がある。普通、これは左右両方とも耳に入れて使うものだが、いくつかの州や国では非合法のヘッドフォンを着けているということになってしまう可能性がある。(2007-09-13 の記事“ハンズフリーの iPhone 通話で交通違反チケットを貰う”参照。)

Plantronics Voyager 520 Bluetooth ヘッドセット -- Voyager 520 ($99) は片方の耳に取り付け、iPhone との間は Bluetooth で通信する。パフォーマンスは素晴らしく、ノイズキャンセル機能もよく働き、設定(iPhone とのペアリング)もシンプルだ。小型の卓上充電器まで付いている。

実際、私はこのヘッドセットについてはたった一点を除いてすべてが気に入ったのだが、そのたった一つの問題点とは、装着した際に耳の穴の中で気持ちよく収まってくれないことだった。きっと私は普通と違う耳の穴の形をしているに違いない。ほんの短時間の運転でも、装着していると常にこのヘッドセットのことが気になるからだ。それに、中で擦れるので耳の中が痛い。第一、正直言って、私は Bluetooth ヘッドセットを常時耳に取り付けて歩き回っている人たちが我慢ならない。誰かに何か質問しても、その人は誰か別の人としゃべっているのだから。この手のヘッドセットを使うのは、車か仕事場の中だけにしてもらいたい。

Belkin TuneCast Auto -- Belkin の iPhone-to-FM カーラジオアダプタ ($79.99) は、巧みな造りの1ケーブルシステムだ。ケーブルの片方の端を iPhone (または iPod) に繋ぎ、もう片方の端を車のシガレットライターに繋いで電源を供給する。これで iPhone の充電もできる。ケーブルの中ほどに、FM ラジオアダプタがある。接続して、あなたのカーラジオを FM 放送に合わせてから、アダプタのボタンを押す。すると、空いた FM チャンネルが検索されて、特定のチャンネル (例えば 89.7) が内蔵の LCD 画面に表示される。そこであなたのカーラジオをそのチャンネルに合わせれば、ほらもう聞こえる! iPhone からの音楽も聞こえるけれど、今の議論でもっと重要なことは、電話がかかってくれば、相手の声があなたのラジオの FM チャンネルで聞こえるということだ。

でも、できるのはそれだけだ。こちらから話をしたり、通話を切ったりするにはやはり iPhone を手で持たなければならない。もちろん Apple の iPhone イヤーバッドを使うならば別だが。とにかくこのカーラジオアダプタにはマイクがないので、私は iPhone の内蔵マイクを使った。その上、私の住む地方のように丘の多い中に町が点在するようなところでは、あるいはベイエリア地帯のメジャーなフリーウェイを長距離運転するような場合には、FM 放送の受信状態が少なくとも数分間に一回変わるのが現実なので、このユニットはそれに合わせてよりクリアな FM チャンネルを探すことになり、その度に受信するチャンネルをそれに合わせ直さなければならなくなる。

もちろん、この TuneCast Auto はハンズフリーの電話システムのためにデザインされたものではない。でも、一つの周波数を保てる時には、これで十分用が足りた。

Monster iCarPlay (iPod・iPhone 用カセットアダプタ) -- それと同じくらい変わった、けれども効果的な方法がある。やはり iPhone のオーディオをカーステレオを通して聴くのだが、こちらは FM 放送によるのではない。 iCarPlay ($24.95) はケーブルにカセットアダプタを取り付けたもので、カーラジオのカセットテープスロットに差し込んで使う。(もちろん、これはあなたのカーステレオにカセットテープスロットがあればの話だ。最近の新しい車にはカセットデッキの無いものが多い。ただし前面にステレオ入力ミニジャックの付いたものもある。)サウンド音質は素晴らしい。なぜなら、アダプタと iPhone がワイヤーで繋がっている点は同じだが、こちらはラジオ放送を経由していないからだ。

ハンズフリーの設定をするために、私は iPhone 用の Monster iSoniTalk Headphone Adapter も購入した。これは小型のマイク ($19.95) で iPhone に繋ぎ、シャツにクリップ止めするか、私の場合は小さな糊付けのフックでダッシュボード上に取り付けて使った。この iSoniTalk は iPhone と iCarPlay の中間に介在させる。そして、iPhone は私が車のコンソールの中で使っているキャリングケースの中に入れたままにしておける。車に乗り込んだら、私は iPhone に一つだけ接続をする。それだけですべて準備完了だ。何も設定したり、いじったり、気を散らされるようなことは一切ない。耳で聴くものがすべて(カーラジオ、衛星放送ラジオ、それに iPhone の音楽やポッドキャストも)車のスピーカーから聞こえるというのは本当に素晴らしく、私の携帯電話に電話してくる人たちは私がカーステレオを通しているこの変わったセットアップに気付きもしない。

結局、この組み合わせが私のお気に入りの方法となった。すべてがカーステレオ経由で処理できるので、私はいつもこれを使っている。それに、これは私が試したものの中で値段も最も安い。

Parrot Bluetooth カー・キット -- もしもあなたが車の中で長い時間を過ごす人で、もっと技術的に高度なものが欲しいなら、Parrot 社から数多くの種類の Bluetooth ハンズフリースピーカーフォンキットが販売されている。ダッシュボードや、あるいはサンバイザーにクリップ止めして使うタイプのものがある。価格は $129.99 から $299.99 までいろいろあるが、私はどれも試してみたことがない。私の場合、iCarPlay と iSoniTalk の組み合わせが自分に合った解決法だったからだ。

ハンズ・オフ -- 移動中に電話で話すことに関してはますます多くの地域でハンズフリーの義務化が進みつつあるので、今後さらにいろいろな解決方法が登場し、また全体的なコストも安くなってゆくだろうと期待している。

[Rick Fay は 22 歳の Mac ユーザー、ライター、ワイヤレスビデオネットワーキングのプロであるとともに、テクノロジーを真剣に評価する人でもある。彼はまた 2007 年 6 月 30 日以来、米国とメキシコ全土でくまなく iPhone を使ってきている。]


Symbian プラットフォームが無料に、一部はオープンソースに

  文: Glenn Fleishman <[email protected]>
  訳: Mark Nagata <nagata@kurims.kyoto-u.ac.jp>

Nokia 社が、Symbian 社の他の株主たちから株を買い取ることとなった。Symbian は、同じ名前のスマートフォン用オペレーティングシステムを開発する会社で、電話機の世界市場の中で支配的な位置を占め、パームトップのポータブルコンピュータも含めれば二重の意味で圧倒的な立場にある。Nokia はこのソフトウェアを新しい財団法人に譲り渡す意向で、このプラットフォームを少しずつ部分的にオープンソースのライセンスの下でリリースして行く予定だ。この動きは、Open Handset Alliance と呼ばれる巨大な共同事業体の一部として開発される Google の Android プラットフォームや、Apple による iPhone の世界的な動きに対抗するものと言える。(2007-11-12 の記事“Google が夢見る未来の携帯電話は、GPhone ではなく Android”参照。)

Nokia は統一プラットフォームを築く -- Nokia は 2009 年に非営利団体の Symbian Foundation を結成することを予定しており、そこには 現在の小株主たち、具体的には Sony Ericsson や Samsung なども含め、さらには巨大電話会社たち、例えば日本の NTT DoCoMo、世界規模のキャリヤVodafone (主にヨーロッパ、インド、オーストラリア、ニュージーランドなど)、それにアメリカの AT&T なども加えようとしている。また、LG や Motorola のようなハンドセット機のメーカー、あるいはチップメーカーの Texas Instruments (TI) をも拾い上げるという。LG、Motorola、NTT DoCoMo、Samsung と TI は Open Handset Alliance のメンバーでもあり、上記のキャリヤ三社は競合するスマートフォン・プラットフォームを現在および将来にわたって提供することになる。また、AT&T と Vodafone は iPhone 3G を販売している。

Nokia による買収の一環として、他にもいくつかのスマートフォン・プラットフォームやその変種がメインの Symbian の腕の中に取り込まれることになる。その結果は重複の削減であると同時に選択肢の減少でもあり、名目上はそれぞれのビルドの中から優れたコンポーネントだけを選び出して Symbian の中に組み込むことによってより強固なシステムを提供できるようになることだという。対象となるプラットフォームとしては Nokia 独自の S60 プラットフォーム、DoCoMo の MOAP、それに Sony Ericsson と Motorola が持っている UIQ が挙げられる。

S60、MOAP、UIQ などの要素を組み込んだフル改訂版のプラットフォームが出荷されるのは 2010 年以後のことだが、いくつかのコンポーネントは 2009 年内にもリリースが開始され、将来のすべての Symbian および S60 のプラットフォーム開発は上位互換となる。2009 年に予定されているそうしたコンポーネントの一つが S60WebKit で、これは既に S60 プラットフォームのコンポーネントとしてオープンソース化されており、またそれ自身、Apple がその Safari ブラウザで、あるいは Mac OS X でウェブページやウィジェットなどをレンダリングする際にいたる所で使っている WebKit におけるものと同じ、基盤となるオープンソースのコンポーネントに依存している。WebKit は Safari と同義語ではない。それは、JavaScript の解釈とレンダリングのための基盤として働くものだ。

米国以外ではいたる所 Symbian -- 私たちアメリカ人は Symbian のことをあまりよく知らないが、それは例外的なことだ。その原因の一つは、強固な全国的 GSM 市場が T-Mobile、Cingular と AT&T Wireless によって築かれそれに取って代わるようになるより以前、CDMA がこの市場を牛耳っていた時代に、Nokia が Verizon と Sprint 用の CDMA 電話を創出することに乗り気でなかったことに由来している。(その後、Cingular と AT&T Wireless は合併し、さらには新しい AT&T の中に組み込まれた。)

調査会社 Canalys の発表によれば、Symbian プラットフォームは 2007 年に全世界で販売されたスマートフォンの 67% に搭載されているという。それに比較して、Windows Mobile は 13%、Research in Motion の BlackBerry OS は 10% だった。2007 年度の第4四半期に、Apple がプラットフォームの全世界売上げで 7% を占めて登場し、Symbian は 65% に落ち込んだ。Windows Mobile はほんの少し低下して 12% に、RIM はちょっぴり増加して 11% となった。残りの 5% は Linux が占めた。

米国内では、前四半期に BlackBerry OS が 42% と圧倒的なシェアを示し、Apple が 27%、Microsoft が 21% となった。アジア・太平洋地域では Symbian が新規のスマートフォンの売上げの 85% を占め、ヨーロッパ・中東・アフリカを合わせた市場では、Symbian が 80% のシェアを持っている。

コストを削減し、料金を抑える -- Nokia によれば、新しい Symbian Foundation のすべてのメンバーは使用料を伴わないライセンスでこのシステムを使えるようになるという。それとは対照的に、Nokia は Symbian に対し 2007 年に 2 億 5 千万ドルをライセンス料として支払っている。48% の少数者株主であるにもかかわらずだ。この 4 億 1 千万ドルに及ぶ買収は、すべてのパートナーにとって完全に筋が通っているし、Symbian を _使わない_ 理由を減らすことによってより効果的に新手の競合相手に対抗できる方法となる。(Symbian は株式非公開の会社で、財務データを一部しか公開していない。最も最近の公開は 2006 年のことだった。この会社はさまざまの分野で巨額の収益を計上しているが、どの程度の額が株主たちに還元されたのかは明らかにされていない。また、Nokia は今後も、その新しいパートナーたちとともにこの法人に資金を供給し続けることになるようだ。)

Google が後押しする Android プラットフォームには使用料やライセンス料が伴っていない。その背後にある同盟各社は手始めにいくつかのアプリケーション・コンポーネントをオープンソースのライセンスの下にリリースしており、「ゆくゆくは」オープンソースとして「Android を構成するより多くのコードを」リリースして行く予定だという。Android ベースの最初の電話機は、2008 年末ごろに T-Mobile のネットワーク上で提供されると見られている。

Apple、Microsoft、それに RIM はそれぞれのプラットフォームでソフトウェアの開発ができるソフトウェア開発キットを出しているが、それぞれのオペレーティングシステムのためにオープンソースのポリシーを持っている訳ではない。(Apple は、iPhone の OS の一部として同社が変更を加えて配布しているオープンソースやその他のコードに対して特定の改善点をリリースする義務を負っているが、Mac OS X についてと全く同様に、プラットフォーム自体を丸ごとリリースする義務は負っていない。)

Apple と RIM は今や仲間どうしだ。つまり、ハードウェアメーカーでありながら同時にそのプラットフォームもコントロールしている。それとは対照的に、Android、Windows Mobile、Symbian といったところは、プラットフォームでありながらどんなハンドセット機メーカーにでも条件さえ満たせばライセンス供与することができる。Apple も RIM も、それぞれのプラットフォームをライセンス供与する動機は全く考えられない。

今回のことは、Microsoft に対して Windows Mobile のローヤルティーとライセンスの契約条項やその本質を考え直すように迫る圧力となるかもしれない。Microsoft は現在、電話機一台に対して $14 を課している。ただ、それが果たして彼らに何かの利益をもたらすものかどうかは疑わしい。Windows Mobile 電話は企業環境に緊密に統合されることを目的にデザインされている。そうした統合機能の多くが今や iPhone にも装備され、一方で RIM の米国における市場シェアを考え合わせれば、あの Redmond の巨人も計画を練り直さざるを得ない時期に来ているのではないだろうか。

一人の親方、一つのレシピ -- Nokia はある意味で風向きを変えたとも言える。私が思い出すのは、去年 Fake Steve Jobs ブログに載った 、Open Handset Alliance に関する有名な記事だ。どうやら、今回の動きが生み出す結果とは Symbian にかかわる料理人の人数を減らすということで、大勢の親方たちがひしめき合っていた会社を、ただ一つの目的のために結集した財団法人へと転化させることなのだろう。


TidBITS 監視リスト: 注目のソフトウェアアップデート、21-Jul-08

  文: TidBITS Staff <[email protected]>
  訳: Mark Nagata <nagata@kurims.kyoto-u.ac.jp>


TidBITS Talk/21-Jul-08 のホットな話題

  文: Jeff Carlson <[email protected]>
  訳: Mark Nagata <nagata@kurims.kyoto-u.ac.jp>

Dashboard に語彙辞典? -- これは Dashboard で見逃されやすい機能の一つだが、同じウィジェットを複数個、スクリーン上にドラッグして置くことができる。(メッセージ数 4)

MobileMe と Tiger -- Apple による MobileMe のサポートは、Mac OS X 10.4 の下ではかなり不十分だ。同期でトラブルに遭った人は、このスレッドを読んでみられるとよい。(メッセージ数 8)

iPhone で電子メールに問題が -- iPhone 2.0 ソフトウェアにアップグレードして以来、電子メールの受信に問題が起こるようになった人たちがいる。(メッセージ数 8)

MobileMe で Apple が謝罪、延長、見直し、Tiger についても情報 -- 読者たちが MobileMe のセキュリティの側面について議論する。(メッセージ数 2)

MacBook で AirPort 接続が良くない -- MacBook は通常 MacBook Pro よりもワイヤレスの受信感度が良いが、ある女性はその反対のことを体験した。他に何かわけがあるのだろうか? (メッセージ数 1)

Mail.app でメッセージの重複 -- ネットワーク接続が不安定な時にメッセージが重複してしまうのは、何が原因なのだろうか? (メッセージ数 1)

私の車では手放しで iPhone 通話ができる -- ハンズフリーの方法として iPhone のヘッドセットを使うのは違法なのか? (メッセージ数 12)

GSM 携帯電話をモデムとして使う -- iPhone はインターネットに接続できる。それならば、どうしてその接続をラップトップ機にブリッジすることができないのか? 読者たちが他の選択肢を議論する。(メッセージ数 3)

iPhone 3G: シアトルでの行列にて -- 関心が高いのに iPhone の供給量が不足したため、Apple Store や AT&T ストアでは最新の iPhone 3G を入手するために長い行列ができた。(メッセージ数 5)


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Valid XHTML 1.0! , Let iCab smile , Another HTML-lint gateway 日本語版最終更新:2008年 7月 26日 土曜日, S. HOSOKAWA