TidBITS: Apple News for the Rest of Us  TidBITS#795/05-Sep-05

ハリケーン・カトリーナがやはり一番のニュースだ。Jeff Carlson が、この惨事の地に助けの手を差し出すため、インターネットのユーザーたちやいろいろなサイトがどのように働いているかを概観する。一方、いつも通りの話題としては、Adam が無料の電話会議サービスについて検討し、Glenn Fleishman は Timbuktu Pro 8.5 の主な改善点を述べる。それから Kirk McElhearn のリリースされたばかりの電子ブック“Take Control of Customizing Microsoft Office”からの抜粋として、メニューの作り方についての記事を披露する。ニュースの部では iKey 2.1、Default Folder X 2.0.2、それに Now Up-to-Date & Contact 5.0.4 のリリースと、AirPort のネットワークリスト問題への追加情報をお伝えし、新しいスポンサーの Maxum Development を歓迎する。

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MailBITS/05-Sep-05

Maxum Development が TidBITS スポンサーに -- この度新しく長期スポンサーとして加わって下さった Maxum Development を歓迎したい。私はもう長い間 Maxum の John O'Fallon を知っている。それは 1990 年代半ば、インターネットの充実期に、WebSTAR ウェブサーバの走る Mac 向けに NetForms や NetCloak などの基本的アドオンを作り出すことでスタートを切った、この会社の誕生期以来のことだ。現在では、Maxum は Rumpus で最もよく知られている。これは業界仕様の能力を持つファイル転送サーバだ。ファイルの転送というのは概念としてはシンプルだが、実際に FTP サーバを設定して皆がそれを使えるように教え込むのは時間のかかる大変な作業だ。Rumpus は、標準の FTP サーバに改善を加えて、シンプルなインストールと設定、電子メールおよび AppleScript ベースのファイルアップロード通知、リアルタイムの活動グラフ、内蔵のログ・ロール、フォルダごとのアクセス制限、ウェブベースのユーザ管理、ユーザアカウントの自動終結、ユーザアカウントごとのサイズや転送の制限、など数々の特長を備えている。ユーザーの立場から言えば、Rumpus が使いやすいのはこれがどんなメジャーな FTP クライアントともうまく働くからだし、また Web File Manager を提供していることも大きな利点だ。これは内蔵のウェブサーバで、通常のブラウザにおける FTP のサポートよりもはるかに優れたカスタマイズ可能なインターフェイスを使って、ユーザーがどんなウェブブラウザからでもアップロードやダウンロードができるようにしてくれる。また、Rumpus は Mac OS X と Mac OS 8/9 の双方で動作するので、古い Mac でも簡単にファイル転送サーバとして使えるようにできる。だから、もしもあなたがファイル転送のパワーと柔軟性、そして使いやすさをあなたにも、そしてあなたのユーザーたちのためにも求めているのなら、ぜひ Rumpus の無料トライアル版をお試し頂きたい。(それから、あなたがどんなサーバを走らせているにせよ、もう一つの私たちの新しいスポンサーである Dejal Systems の Simon を使えば、そのサーバのモニタリングができる。)[ACE](永田)

<http://www.maxum.com/Rumpus/>

iKey 2.1 が iApp 風インターフェイスに移行 -- Script Software の Macintosh 自動化ユーティリティ、iKey がバージョン 2.1 にアップデートされた。新機能もいくつか追加されたが、今回の主な変更点はインターフェイスが大幅に手直しされて、繰り返し使う動作を自動化するためのショートカットやメニュー、パレットの作成や変更がより簡単にできるようになったことだ。iKey 2.1 では iApp 風のインターフェイスが採用され、左側のパネルにはショートカット、メニュー、パレットのいずれかがアクティブになっているアプリケーションが表示されて、どのアイテムをメインのパネルで編集できるのかが分かりやすくなった。また、もう一つ新しく追加されたのが Library ウィンドウで、ここにあなたが定義したすべてのコマンド(iKey があなたのために実行できる基本機能)とランチャー(あなたがショートカットを呼び出す方法、たいていの場合はホットキー)とコンテクスト(ショートカットがアクティブになるアプリケーション)が一覧表示される。この Library ウィンドウによって既に定義されたコマンドの再利用が簡単にでき、また使わなくなったコマンドやランチャー、コンテクストを見たり消去したりもできる。 iKey のプログラマー、Philippe Hupe は既存のコマンドに加えていくつか新しいコマンドやオプションも増やしてくれたので、iKey 2.1 がスリープ中の Mac を一定時間後に、あるいは特定の日付・時刻に復帰させたり、前回、あるいは前々回に実行されたショートカットを繰り返したり、階層メニューからの項目の選択がより柔軟性をもってできたりといったことも可能になった。最後に、そしてこれも重要なことだが、iKey 2.1 では Mac OS X 10.4 Tiger との間のいくつかの互換性の問題が解消された。内幕を明かしてしまうことになるが、私は iKey を毎日使っており、このソフトウェアの開発中も私はデザイン上の提案をしてきたし、また今回のアップデートには私の電子ブック“Take Control of iKey 2”のバージョン 1.1 アップデートが含まれていて、このプログラムのすべてを説明し、すべての変更点もカバーしている。この iKey 2.1 アップデートは、$30 の iKey 2.0 に登録した人には無料で、3.7 MB のダウンロードだ。[ACE](永田)

<http://www.scriptsoftware.com/ikey/>
<http://www.takecontrolbooks.com/ikey.html>

Default Folder X 2.0.2 リリース -- St. Clair Software の基本的 Mac OS X ユーティリティ、Default Folder X のバージョン 2.0.2 がリリースされた。今回の新バージョンでは Mac OS X 10.4 Tiger との互換性が改善され、Safari、システム環境設定、その他の Cocoa アプリケーションでクラッシュの可能性のあった問題が修正された。また QuicKeys、Trans Lucy、それに iClock のサポートも追加された。TidBITS では何度も Default Folder について書いてきている。これは、Default Folder が今でもまだ Mac OS X Finder の基本的挙動を実質的に改善してくれているからだ。(TidBITS-475 の記事“TidBITS ご用達ツール:Default Folder”と TidBITS-617 の記事“Default Folder X、Mac OS X Open/Save ダイアログを改善”を参照。)Default Folder X 2.0.2 は 4.1 MB のダウンロードで、登録ユーザーには無料のアップデート、フルライセンスの購入価格は $35 だ。[JLC](永田)

<http://www.stclairsoft.com/DefaultFolderX/>
<http://db.tidbits.com/getbits.acgi?tbart=05341>
<http://db.tidbits.com/getbits.acgi?tbart=06718>

Now Up-to-Date & Contact が 5.0.4 にアップデート -- Now Software は先週、同社の強力なカレンダーおよび連絡先管理スイートのバージョン 5.0.3を、次いで 5.0.4 をリリースした。新しいバージョンでは、いくつかのバグと見た目の問題が修正され、パフォーマンスが改善された。また、イベントリマインダ・ダイアログの Snooze All/Dismiss All ボタンや、新しいツールバーボタンがいくつか、QuickMerge での Word 2004 のサポートなど、いくつかの細かい機能が追加された。加えて、私たちの "Take Control of Now Up-to-Date & Contact" 電子ブックマニュアルも同梱されている。これは、「アプリケーション」フォルダの中の Now Up-to-Date & Contact Docs フォルダにある。このアップグレードは強くお勧めする。Now Up-to-Date &Contact 5 の登録ユーザは無料でアップグレードできる。[ACE](羽鳥)

<http://www.nowsoftware.com/products/nudc5/502.asp>
<http://www.takecontrolbooks.com/nudc.html>

それでも Tiger は優先するネットワークを表示しない -- 先週、私は、Panther から Tiger にアップグレードした Mac OS X システムの「ネットワーク」環境設定パネルで、優先する AirPort(日本では AirMac)ネットワークのリストを表示し、編集したり、削除したり、追加したり、あるいは優先する接続順に並べ替える方法を説明した(TidBITS-794 の 「Tiger にAirPort の優先するネットワークリストを追加」 参照)。ところが、何人かの読者が伝えてくれたところでは、この方法を使っても、アップグレードしたTiger システムが優先するリストを表示しないことがある。

<http://db.tidbits.com/getbits.acgi?tbart=08223>

彼らの投書によってだんだん明らかになってきたことは、私たちが直面しているバグ、つまり、将来接続するときのために覚えておくことにしたネットワークが、コンピュータによって「優先される」ネットワークとして表示されないというバグは、私がはじめに想像していたよりももっと大きなものだということだ。このバグを回避するもう1つの手段としては、まったく新しい場所の設定を作成して、その場所で AirPort を一から設定するというものがあるが、これですら、いつでも効果があるわけではない。

ある読者の場合、そのほかの点では完璧に機能している Tiger で、空のネットワークリストが表示されるという。プラス(+)サインをクリックしてもダイアログが現れない。新しい場所の設定を作っても改善されない。私は途方に暮れて、Mac OS X を再インストールしたらどうかと提案した。まるでWindows みたいなやり方だが、それ以外の方法では、この根本的なネットワーク問題を解決できるとは思えないのだ。[GF](羽鳥)

DealBITS 抽選: MathMagic Personal Edition の当選者 -- 先週の DealBITS 抽選で当選し、MathMagic Personal Edition ($119.95 相当) を受け取ることになったのは mac.com の Harvey Jeffries、noiro.org の Orion Protonentis、anscom.af.mil の Robert Rennie、erols.com の Robert Wildblood、それに alodar.com の Scott Ellsworth の5名だ。おめでとう! 残念ながら当選しなかった皆さんも、下記ページで 2005 年 9 月 14 日までに注文すればどのバージョンの MathMagic(Personal 版、あるいは Adobe InDesign および QuarkXPress 用双方の Pro 版)も 20% 割引になる。この 20% 割引は academic 割引のものにも適用されるので、教育機関関係の学生、スタッフ、教員にとっては MathMagic がさらに安価で購入できる良い機会となる。これらの割引はすべての TidBITS 読者のために提供されている。今後の DealBITS 抽選も、どうぞ楽しみにお待ち頂きたい。そして、新しい抽選をあなたのお友達や家族、同僚の方々に紹介して下さることで、あなたの当選確率が増えるのだということをお忘れなく。今回は応募総数 375 のうち 9% 以上が友人から DealBITS を紹介されての人々からの応募だった。[ACE](永田)

<http://www.mathmagic.com/order/dealbits.html>
<http://www.mathmagic.com/product/pe.html>
<http://www.tidbits.com/dealbits/mathmagic/>
<http://db.tidbits.com/getbits.acgi?tbart=08221>


ハリケーン・カトリーナの災害にネットが応える

文: Jeff Carlson <[email protected]>
訳: Mark Nagata <nagata@kurims.kyoto-u.ac.jp>

この一週間、ハリケーン・カトリーナのニュースと、それがルイジアナ、ミシシッピ、アラバマの各州に残した惨状を目にするのは、耐えられないほど辛いことだった。私の頭は今も、あの New Orleans という大都会がほんの数日のうちに徹底的に破壊し尽されたという事実を、まだきちんと受け入れられないでいる。それでもなお、私の心を温めてくれるのは、援助の手を必要としている人たちのために、世界中の至るところから、多くの人々がそれぞれに革新的な方法で、オンラインを通じたさまざまの努力を傾けて集まって来ているという事実だ。

救援金を呼びかける声や、あなたに出来るどんな方法でも援助の手を差し伸べて欲しいという呼びかけを、あなたもきっとお聞きになっているに違いない。私たち TidBITS も、その呼びかけに声を合わせたいと思う。私たちは自分たちに差し出せるお金を、ということで、Take Control 電子ブックの 9 月分からの収益のうち 10% を American Red Cross Hurricane 2005 Relief Fund に寄付することにした。ハリケーン自体はもう足早に過ぎ去ってしまったかもしれないが、その爪痕に残された人たちが必要としている救援金と援助の手は、これから長い間必要となるのだから。

救援金 -- 援助を提供するための最良の方法は、今でもまだお金を送ることが第一のようだ。現地にいる人々から私たちが聞いた報告によれば、American Red Cross が最初に援助を提供し始めた団体の一つだったという。他にもいろいろな団体が人手を動員し寄付を受け入れている。Charity Navigator というところが、いろいろなチャリティー団体の財政的健康度を評価して(その結果人々が腐った連中に近づかないようにというヒントにもなる - おっと、いやつまり、ハリケーン関係の寄付を求めるふりをして人々から金をかすめ取ろうと、現に活動している破廉恥な人たちのことだ)おり、この大災害に救援の手を援助しようとしているチャリティー団体のリストも公開している。

<http://www.redcross.org/>【日本赤十字】献血・ボランティア・義援金
(日本語)2005.09.05[ニュース]米国ハリケーン災害救援金を受付開始
<http://www.charitynavigator.org/>

住宅の援助 -- ハリケーンとそれに伴う洪水によってあれだけ多数の建物が被害を受けたので、その結果何千何万という人々が家を失うことになった。この分野に関しては、インターネットが大きな力を発揮する。Katrina Volunteer & Housing Opportunities では、ベッドを提供できる人々がその情報をポストして、家を失った人々が近くに住居の援助を見つけられるようにしている。この文章を書いている現在の時点ではおよそ 31,000 のベッドが利用可能ということだ。また、MoveOn も同じ目的で HurricaneHousing.org を設けており、こちらは現在 125,000 以上ものベッドが利用可能になっている。

<http://katrinahousing.org/>
<http://hurricanehousing.org/>

もう一つ、住宅関係で素晴らしい情報源となっているのが Craigslist だ。こちらは住宅情報の他に臨時の雇用情報、ボランティアの受け入れ、その他のサービスを Baton Rouge、Houston、Jackson、Mobile、Montgomery、New Orleans、Shreveport、それに Pensacola の各地域について提供している。

<http://craigslist.org/about/help/katrina_aid.html>

行方不明の人やペットを探索 -- Craigslist の扱っている各都市ごとに、ハリケーン後に行方不明になった人々を探すためのフォーラムもそれぞれ提供されている。もしも誰か連絡のつかない人を探しているのなら、これらのリストに目を通しておく価値があるだろう。ここには生存して元気でいる人たちのことを知らせる“found”ポストも、いくつかあるのだから。

<http://batonrouge.craigslist.org/laf/>
<http://jackson.craigslist.org/laf/>
<http://mobile.craigslist.org/laf/>
<http://montgomery.craigslist.org/laf/>
<http://neworleans.craigslist.org/laf/>
<http://shreveport.craigslist.org/laf/>
<http://pensacola.craigslist.org/laf/>

もう一つの目新しいプロジェクトが PeopleFinderVolunteer だ。これは行方不明の人たちに関して入ってくる膨大な生データを元にして、それらを使いやすい、統合されたデータベースへと整理し直そうというものだ。このプロジェクトでは広くインターネット上の人々に向けて、皆さんの労力を寄せ合って頂きたいと呼びかけている。ログインしてから、どれかのリスト(例えば Craigslist のうちのどれか)を選び、それからオンラインフォームでできるだけ多くのデータをフィールドに入力する作業をして頂き、他の人たちが検索できるようなものにして行こうというのだ。

<http://katrinahelp.info/wiki/index.php/PeopleFinderVolunteer>

問題を反対側から見ようという試みもある。CNN では Hurricane Katrina Safe List の作成を始めている。これは、生存者たちが自分の詳細情報をポストして、友人や家族たちに自分が無事だということを知ってもらえる方法を提供しようというものだ。

<http://www.cnn.com/SPECIALS/2005/hurricanes/list/>

人間たちが苦しんでいるのと同時に、ペットたちもまたハリケーンや洪水の中で生き残ろうともがいていることを私たちは忘れてしまいがちだ。The United States Humane Society(全米人道協会)やその他の団体が、この地域で行方不明になった動物たちを捜し回る活動に援助の手を差し伸べている。

<http://www.hsus.org/>

Wiki こそがタイムリーかつ有効 -- もちろんメインストリームのメディアもこの悲劇を追い続けているが、最も効果的な情報源の多くは、オンラインでいろいろな形の wiki として出されている。Wikipedia の Hurricane Katrina エントリーには、ニュースや各種リソース、統計、公表された事実などが、情報が入手されるごとに常時アップデートされて集められている。また、多数の関連情報、例えばこの嵐がスペースシャトルのプログラムに与える影響とか、インターネットのインフラ構造へのダメージ、といった話題も加えられている。

<http://en.wikipedia.org/wiki/Hurricane_Katrina>

それから、全般的な参照情報の集積地としては Katrina Help Wiki があり、ここには助けを求めている人々と、助けの手を差し出したいという人々それぞれのための各種情報、また他のリソースへのリンクなどが集められている。

<http://katrinahelp.info/wiki/index.php/Main_Page>


Netopia、Timbuktu Pro 8.5 にセキュリティとマルチモニタを追加

文: Glenn Fleishman <[email protected]>
訳: 羽鳥公士郎 <hatori@ousaan.com>

古参のリモートコントロールソフトウェア Timbuktu Pro の最新リリースが先週登場した。このバージョン 8.5 には、セキュリティを向上させ、リモートで複数のモニタを見ることをサポートする機能がいくつか追加されている。

<http://www.netopia.com/software/products/tb2/mac/>

今回のリリースでは、新しいモードがいくつか加えられている。たとえば、

Timbuktu Pro 8.5 には、ついに、起動時にアップグレードを自動的にチェックするオプションがついた。ユーティリティソフトウェアが頻繁にアップグレードする今日では重要な機能だ。さらに、Netopia のリリースノートによれば、Control セッションの画面共有が、特にローカルネットワーク越しの場合、はるかに改善された。

Timbuktu Pro がすでにインストールされているシステムでは、アップグレードを成功させるために、いくつかのステップからなる手順をよく読むこと。私はいつもうまくいっているが、そのためには詳細な作業の手順をしっかり守る必要がある。Timbuktu Pro 8.5 は、バージョン 8.0 のユーザには無料のアップグレードとなる。(下記のリンクでダウンロード認証ページに飛べる。)

<http://www.netopia.com/support/technotes/software/tb2mac/update_8.html>


Word、Excel、PowerPoint にあなただけのメニューを

文: Tonya Engst <[email protected]>
訳: 羽鳥公士郎 <hatori@ousaan.com>

メニューはお好き? ツールバーやパレットで使用可能な選択肢をすべて表示しておきたいという人には、メニューは無視される傾向があるけれど、メニューにはよいところがあって、必要なときにはそこにあるし、必要がないときは邪魔にならず、それでいてまったく無くなってしまうわけではない。通常、プログラムのメニューにはあらかじめ決まったコマンドがあって、ユーザはそれを変えることはできないが、Microsoft Office の、少なくとも Word と Excel、PowerPoint には、この制限がない。この記事では、最新の Take Control 電子ブック、Kirk McElhearn の "Take Control of Customizing Microsoft Office" からの抜粋をお届けしたい。この電子ブックは、Word と Excel、PowerPoint(v.X と 2004 の両方)でユーザ定義メニューを作る方法と、Word の Work メニューを活用する方法を説明している。では、Kirk、お願いします。

メニューの作成 -- このチュートリアルでは、よく使うコマンドをたくさん集めたメニューを作成する方法を簡潔に説明しよう。(このチュートリアルでは Word を例にしているが、Excel や PowerPoint でも手順はほとんど同じだ。)ユーザ定義メニューを作成するには、以下の手順に従う。

  1. Menu Bar ツールバーを使うので、それを表示する: Customize > Customize Toolbars/Menus を選択する。Customize Toolbars/Menus ダイアログが現れたときに Menu Bar ツールバーが現れなければ、Toolbars タブをクリックして、ツールバーリストの中から Menu Bar を選択する。

  2. ツールバーにメニューを追加する: Commands パネルで、Categories リストの最後にある New Menu をクリックすると、Commands リストに、New Menu というコマンドが1つだけ現れる。それを、Menu Bar ツールバーの中の好きな位置にドラッグする。

  3. メニューに名前をつける: 名前を長くしてしまうと、メニューバーの中で場所をとってしまうので、あまり長くしない方がいい。Menu Bar ツールバーの New Menu ボタンをダブルクリックして、Command Properties ダイアログを表示し、Name フィールドに新しい名前を入力して、OK をクリックする。

  4. 新しく作成したメニューにほかのメニューからコマンドをコピーするには、Menu Bar ツールバーでメニューをクリックし、そのメニューからメニューコマンドを Option-ドラッグする。たとえば、Format > Font コマンドをカスタムメニューにコピーするには、Format ボタンをクリックしてその中身を表示し、Option キーを押しながら Font コマンドを新しいメニューにドラッグする。(ドラッグするときに Option を押していると、コマンドは元の位置に残り、新しいメニューにコピーされる。Option を押していないと、コマンドは移動する。コマンドを移動するよりも、コマンドをコピーするほうが、ずっと安全だ。)新しいメニューに対応するボタンのところまでドラッグして、ポインタがボタンの上に来ると、メニューが表示される。コマンドがメニューの中の望みの位置に来たところでマウスボタンを離す。

  5. 既存のメニューの中に希望のコマンドが見当たらないときは、Customize Toolbars/Menus ダイアログの Commands タブに行って、Categories セクションで All Commands をクリックする。そしてコマンドのリストを眺めれば、希望のものが見つかるはずだ。

  6. 長いメニューアイテムを変更する: メニューからドラッグしたコマンドは簡潔な名前だが、All Commands リストからドラッグしたものは長たらしい名前かもしれない。これを変更するには、Menu Bar ツールバーからメニューを開き、メニューコマンドをダブルクリックして Command Properties ダイアログを表示し、Name フィールドに新しい名前を入力すれば、名前を変更できる。

  7. 区切り線を使ってメニューを整理する: メニューアイテムの上に区切り線を挿入すると、コマンドをグループ化するのに役に立つ。Menu Bar ツールバーで、区切り線の下になるメニューアイテムをダブルクリックして Command Properties ダイアログを表示し、"Begin a group" チェックボックスにチェックする。

おつかれさま。これでカスタムメニューのできあがりだ。これを削除したければ、Menu Bar ツールバーからドラッグして外に出すだけでいい。

Word の Work メニューを使う -- Word には、Work メニューという特別なメニューがある。このメニューは、Window メニューと Help メニューのあいだにあって、頻繁に使用するファイルのリストを保持している。File メニューのいちばん下にある、最近使ったファイルリストとは異なり、Word はここに書類を自動的に加えない。手動で追加する必要があるのだ。おなじファイルを定期的に使うなら、Work メニューを使えば、わざわざ Finder に行かずにすむ。Work メニューから書類を選べば、すぐにその書類で作業ができる。

書類を Work メニューに追加するのは簡単だ。書類を開き、それが最前面にあることを確認して、Work > Add to Work Menu を選択する。

書類が Work メニューに加えられた後に移動したとしても、おなじボリュームかディスクのどこかにある限り、Word はその書類をうまく見つけてくれる。Word が書類を見つけられない場合には、書類を探すかどうかたずねるアラートが表示される。OK をクリックすると、標準的な Open ダイアログが開くので、目的の書類までナビゲートすると、Word がその書類を開き、次回からそれを見つけられるようにパスをアップデートする。

Work メニューから書類を削除するには、Command-Option-ハイフンを押下する。ポインタが黒く太いダッシュに変わるので、Work メニューから削除したい書類を選択すると、消去される。

詳しくは電子ブックで -- この抜粋はメニューに焦点を絞っているが、82ページの "Take Control of Customizing Microsoft Office" はこれにとどまらず、ツールバーにコマンドを追加して1クリックでアクセスする方法や、よく使うコマンドに覚えやすいキーボードショートカットを割り当てる方法をご教授する。また、頻繁にタイプするテキストを挿入する方法や、すべての書類を白紙から作ることのないよう雛形を活用する方法なども説明している。価格は 10 ドルだが、私たち編集者と Kirk は、9 月の売り上げから来る収益の10 パーセントを American Red Cross Hurricane 2005 Relief Fund に寄付するつもりだ。

<http://www.takecontrolbooks.com/office-customizing.html?14@@!pt=TRK-0022-TB795-EXCERPT>


FreeConference.com を使って無料で話そう

文: Adam C. Engst <[email protected]>
訳: 羽鳥公士郎 <hatori@ousaan.com>

メンバーが広い範囲に散らばっているグループでは、中央の地点まで旅行する代わりに、電話で話し合う必要がしばしばある。だから、人によっては、定期的な電話会議が人生の一部となっていることもある。電話ブリッジと呼ばれることもあるこのようなシステムを開設するには、かつては多額の費用がかかった。大企業の中には自前のサービスを使っているところもあるが、グループの中に、電話ブリッジにアクセスできる人がいなければ、民間のサービスが必要となり、法外なコストがかかることもあった。

数カ月前、私は Web Crossing の人たちと電話会議を持ったが、オンラインの招待状を受け取ったとき、その差し出し人アドレスのドメインwww.freeconference.com に興味を引かれた。ウェブブラウザでちょっと訪れてみると、FreeConference.com というのはその名の通り、まったく無料の電話会議サービスだということが分かった。後に Web Crossing の人たちに質問してみると、彼らはこのサービスを何年も満足して使っているという。私は、少しショックを受けて、こう尋ねた。「どうやったら無料でこんなことができるんだろう。」

<http://www.freeconference.com/>

ビジネスモデル -- その答えは、どうやら、FreeConference.com が3種類の電話会議、Reservationless、Web-Scheduled、Web-Scheduled Premium 800を提供していることにありそうだ。最初の2つは完全に無料だが、3番目では、参加者が電話をかけるのに使う 800 番のフリーダイヤル番号のために、1分につき 10 セントが課せられる。2つの無料サービスでは、フリーダイヤルが使えないこと以外にも重要な制限があるのだろうと思われるかもしれないが、そんなことはない。たとえば、Web-Scheduled Premium 800 サービスでは150 人の参加者が最大5時間話せるが、無料の Web-Scheduled サービスは100 人の参加者で最大3時間と、それほど変わらない。そのほかにもいくつか違いがあって、もっとも注目すべきものとしては、有料の会議録音オプション(MP3 のダウンロードと電話での再生ができる)があるが、フリーダイヤルの電話番号があるかどうかが主な違いだ。Reservationless サービスでは、さらに制限がある(25 人の参加者で最大3時間)が、アカウントを設定する必要がないので、匿名のまますばやく会議を始められる。

<http://www.freeconference.com/services.asp>

つまり、FreeConference.com 自体は無料でも、このサービスを通してかける電話は、無料とはかぎらない。それぞれの参加者が自分自身の長距離通話料金を払う必要があるのだ。しかし、今のご時世、長距離通話の定額プラン(私もこれに加入している)や、長距離通話と市内通話を区別しない携帯電話の料金プランがあるのだから、多くの人にとって、FreeConference.com は実質的に無料ということになる。

利用方法 -- 私は興味をそそられたので、無料のアカウントを作って、今後何人かと一度に話す必要が生じたときに電話会議ができるよう設定した。(私が使っている普通の電話サービスには3者通話機能があって、たいていはそれで十分だった)。アカウントを作ってしまえば、電話会議をスケジュールするために手順をたどるのは簡単だ。以下のような手順になる。

会議オプションの設定は興味深い。参加・退出のチャイムを鳴らすかどうか、会議の開始と終了を主催者の到着と退出に合わせるか、そして3つの会議モードの中からどれか1つを選べる。Conversation モードでは、誰もがいつでも話すことができる。Presentation モードはその反対で、主催者のアクセスコードを持った人以外の声はすべて自動的に消音される。Q&A モードはその中間で、参加者は自分で消音を取り消し、質問することができる。

FreeConference.com では、会議を繰り返すオプションを提供していない(多くの組織では、たとえば週1回といった、定期的な会議がある)が、連絡先のグループを作ることはできるので、先ほどの手順をたどって、最後に前回と同じ連絡先グループを選ぶだけで、設定できる。

私が特に感心したのは、電子メール招待状と会議ツールだ。電話会議の設定ができると、FreeConference.com のインターフェースの中から直接参加者を招待することができる。入力された人それぞれに対する電子メール招待状をFreeConference.com が生成してくれるのだ。(FreeConference.com のプライバシーポリシーによれば、入力された電子メールアドレスは、招待にのみ使われる。)招待状には、会議やスケジュールの詳細がすべて(広域のグループではしばしば混乱を引き起こす時差を適切に調節することも含めて)含まれており、受信者はそこにあるリンクをクリックすれば会議の出欠を返信でき、そうすると FreeConference.com がそのことを伝える短い電子メールメッセージを主催者に送る。コメントや議題を入力することもでき、その情報は電子メール招待状に記載される。この電子メール招待状には、それぞれの参加者が会議中に電話を通じて設定できる項目の一覧表もあり、役に立つ。そして最後に、この電子メール招待状には vCal ファイルも添付されるので、受信者はこれをiCal や Outlook にドロップして、カレンダーに加えることができる。

同様に、主催者には確認メッセージが電子メールで送られる。ここには、すべての設定がまとめられており、主催者自身のアクセスコードや、会議中に主催者が電話を通じて設定できる追加項目の一覧表など、主催者用の情報も含まれている。FreeConference.com のインターフェースは、全体的にスムーズで洗練されており、1回か2回やってみれば、5分以内で会議を設定できるようになるだろう。

実際に電話会議をしてみると、音質はすばらしい。私が実際に経験したところでは、音質に問題のあった電話が一度あったが、それは電話をかけた人の電話機に問題があった。この点では、FreeConference.com はよくやっている。有料の電話会議で、装置がハウリングやキンキンする音を発生させてしまい、オペレータに助けを求めなければならないということを、私は何度も経験している。

国際版と自家商標 -- この種のサービスは、米国だけに限られているということがよくあるが、FreeConference.com はそうではない。英国にはConferenceUK があり、ドイツには FreieKonferenz.com がある。これらすべては、Integrated Data Concepts という、20 年の歴史を持つ通信事業者が運営している。同社は、世界で最初にコンピュータテレフォニー製品を専門に扱う販売業者となったそうだ。実際、IDC は、ほかの企業や組織に、FreeConference.com サイトとサービスの独自ブランドでの提供、再販売、あるいは翻案にも応じている。

<http://www.conferenceuk.com/>
<http://www.freiekonferenz.com/>
<http://www.freeconference.com/OEMInfo.asp>

試してみよう -- 歴史的に言って、電話会議サービスは、主にその費用のため、ビジネス用途だけを対象としていた。そしてこれからも、企業やその他の組織で主に使われるのだろう。しかし、FreeConference.com は、本当によいもので、多くの人にとっては無料と言ってよいから、電話会議の概念がビジネス界の外に広がるのに一役買うだろう。家族が毎週末に電話会議を設定して、それぞればらばらに電話をするのではなく、家族すべてがおなじ会話に参加するということも、十分に考えられる。

コンピュータテレフォニーの分野は、iChat や Skype のようなプログラムのおかげで急速に発展しているが、FreeConference.com で設定した会議に参加するには、高速のインターネット接続も必要ないし、コンピュータすら必要でない。加えて、私のコンピュータテレフォニーの経験から言うと、こういうものは、うまくいくときは大概うまくいくのだが、POTS(Plain Old Telephone Service: 旧来のアナログ電話サービス)ネットワークに比べると、音がとぎれとぎれになったり、ほかの問題が生じることがはるかに多い(たとえば私は、Skype や iChat を使おうとするたびに、「サウンド」環境設定パネルで入力と出力を調整しなければならない)。

それなので、今後、何人かが一度に電話で話せたら愉快かもしれないと思ったときは、あるいは少なくとも、そうした方が効率的だと思ったときは、FreeConference.com で電話会議を設定してみてはいかがだろうか。


Take Control ニュース/05-Sep-05

文: Tonya Engst <[email protected]>
訳: Mark Nagata <nagata@kurims.kyoto-u.ac.jp>

新しい電子ブックが Microsoft Office のカスタマイズをお手伝い -- 私はここ一年ほど、著者の Kirk McElhearn と共にこの本に取り組んできた。私たちのどちらも、Microsoft Office でツールバーやメニュー、キーボードショートカットなどをどうすればカスタマイズできるのかをわかりやすく説明しようという目的のこの本を仕上げるまでに、こんなに長い時間がかかるとは思いもしなかった。あの Customize ダイアログの使い方をユーザーの皆さんに説明してみよう、という単純な思い付きから始まったこの仕事は、Office X と Office 2004 双方で Word、Excel、それに PowerPoint のカスタマイズをお手伝いするため、それぞれの場合に応じていろいろとニュアンスが違ってくるので説明を注意して書き分けなければならないことに私たちが気付くようになるにつれて、どんどんと複雑な仕事へと変貌して行った。

この私たちの苦労が実を結んだものが、“Take Control of Customizing Microsoft Office”だ。これは 82 ページの電子ブックで、どうすればあなたのよく使うコマンドをより速く走らせられるかを説明している。コマンドをツールバーに置いてクリック一つでアクセスできるようにしたり、コマンドをカスタムメニューに入れてすぐに使えるようにしたり、あるいはコマンドにキーボードショートカットを割り当てて指先一つで仕事がこなせるようにしたりするわけだ。この電子ブックではまたツールバーを並べ替えるためのヒントや、よくタイプするテキストを入力するいくつかの方法、ひな形の使い方、Word 5 のメニューレイアウトに戻す方法、Word Work メニューの設定の仕方、その他多くの情報も網羅している。特別付録もあって、人気ある Office カスタマイズ法を 20 個リストしており、これらはいずれも他の Take Control 著者たちやその他の Macintosh 導師たちから寄せられたものばかりだ。ぜひご覧あれ!

<http://www.takecontrolbooks.com/office-customizing.html?14@@!pt=TRK-0022-TB795-TCNEWS>

Take Control が収益の 10% をハリケーン救援に寄付 -- ハリケーン・カトリーナの被害者を助けるための救援活動をサポートするため、私たち Take Control チーム、つまり出版者の Adam Engst、主任編集者の Tonya Engst、それにすべての Take Control の著者たちは、皆で一緒になってこの 9 月のすべての電子ブックの売り上げから来る収益の 10% を American Red Cross Hurricane 2005 Relief Fund に寄付することにした。皆さんも、ぜひそれぞれができる範囲内での援助をおこなって下さるよう、お勧めしたい。

<http://www.redcross.org/>【日本赤十字】献血・ボランティア・義援金


TidBITS Talk/05-Sep-05 のホットな話題

文: TidBITS Staff <[email protected]>
訳: Mark Nagata <nagata@kurims.kyoto-u.ac.jp>

各話題の下の2つ目のリンクは私たちの Web Crossing サーバでの討論に繋がる。こちらの方が高速のはずだ。

iTunes 対巨人たち -- メジャーなミュージックレーベル各社は一曲あたり $0.99 という価格を値上げしたがっているという噂だ。Apple のこの価格が圧倒的な大成功を収めているというのに。Apple は、価格の点でメジャー各社に対抗して立ち上がれるだけのパワーを持っているだろうか? (メッセージ数 2)

<http://db.tidbits.com/getbits.acgi?tlkthrd=2682>
<http://emperor.tidbits.com/TidBITS/Talk/536/>

ファイル名・フォルダ名を素早く探すための Spotlight 使用法 -- Mac OS X 10.4 Tiger の新しい Spotlight 検索機能は魅力的だが、たいていの人が真っ先に使う検索機能が、どうも欠けているように見える。それが、ファイル名の検索だ。この限界を回避する方法を紹介する。(メッセージ数 9)

<http://db.tidbits.com/getbits.acgi?tlkthrd=2683>
<http://emperor.tidbits.com/TidBITS/Talk/537/>

iPhoto とブログの統合 -- iPhoto から写真を取り出してウェブログに張り付けるためのベストの方法は? (メッセージ数 7)

<http://db.tidbits.com/getbits.acgi?tlkthrd=2684>
<http://emperor.tidbits.com/TidBITS/Talk/538/>

仮想メモリのスワップの問題 -- 仮想メモリは、RAM が一杯になると RAM の代わりにハードディスクの空き容量を使用するが、これはあなたの Mac の速度を大幅に低下させることがある。(特に古くて遅いハードドライブの場合は顕著だ。)Mac OS X が VM ファイルをスワップしているのがどうやって分かるか、その場合にはどうすればよいかを説明しよう。(メッセージ数 5)

<http://db.tidbits.com/getbits.acgi?tlkthrd=2685>
<http://emperor.tidbits.com/TidBITS/Talk/539/>

プロフェッショナルたちもスイッチを -- Apple は“スイッチ”キャンペーンで一般的なコンピュータユーザーを主な対象にした。ではプロフェッショナルたちはどうなのだろうか? 読者たちが、Windows ベースのプロフェッショナルたちが Mac を取り上げた事例を語り合う。(メッセージ数 3)

<http://db.tidbits.com/getbits.acgi?tlkthrd=2687>
<http://emperor.tidbits.com/TidBITS/Talk/541/>

Kensington DC Laptop/iPod アダプタの問題点 -- 交換可能なアダプタで電源を供給するという先週号の情報は、何人かの読者のマシンでは問題を起こした。(メッセージ数 3)

<http://db.tidbits.com/getbits.acgi?tlkthrd=2688>
<http://emperor.tidbits.com/TidBITS/Talk/542/>

いろいろな広告のタイプ別イライラ度 -- Flash ベースのオンライン広告をコントロールする Flashblocker ソフトウェアを紹介した Glenn Fleishman の記事は、広告がどれほど邪魔になってきたかという議論を巻き起こした。(メッセージ数 7)

<http://db.tidbits.com/getbits.acgi?tlkthrd=2690>
<http://emperor.tidbits.com/TidBITS/Talk/544/>

Timbuktu の“セキュア”接続と証明書? -- Netopia 社から、Timbuktu がセキュア接続をどのように処理しているかの説明がある。(メッセージ数 2)

<http://db.tidbits.com/getbits.acgi?tlkthrd=2692>
<http://emperor.tidbits.com/TidBITS/Talk/545/>

ハリケーン救援 -- ハリケーン・カトリーナが米国東南海岸地域に猛威をふるって行った後、TidBITS Talk 読者たちが援助団体やその他のリソースへのリンクを紹介する。(メッセージ数 5)

<http://db.tidbits.com/getbits.acgi?tlkthrd=2693>
<http://emperor.tidbits.com/TidBITS/Talk/546/>


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Valid XHTML 1.0! , Let iCab smile , Another HTML-lint gateway 日本語版最終更新:2005年 12月 26日 月曜日, S. HOSOKAWA