今週はいろいろな記事を取り混ぜた号になった。Glenn Fleishman は Apple の最新の PowerBook における新テクノロジーをテストし、Jeff Carlson は Mac OS X になってどれほど Mac OS 9 のウィンドウ挙動がなくて困ったかを実感し、Adam はアプリケーション間でデータをリンクするための新しいオープンソースのテクノロジー、LinkBack を概観する。そして締めくくりの記事では Adam がデジタル著作権管理 (DRM) を取り上げ、著作権法がどのように適用されるべきかという私たちの社会的通念を、DRM がいかにないがしろにしているかを分析する。ニュースの部では、Timbuktu Pro 8.0、Rogue Amoeba の新しい Airfoil、それに Microsoft Office 2004 11.1.1 アップデートについてお知らせする。
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Timbuktu 8.0 が遂に暗号化を追加 -- 私は別に憶病者のいくじなしではないが、virtual private network (VPN) 接続を使っていない時に Timbuktu Pro 接続が開けっ放しの状態で送信されていることだけはいつも気になっていた。けれども先週リリースされた Timbuktu Pro 8 では、ようやく標準の SSH (Secure Shell) のサポートが含まれ、その上内蔵の圧縮を使って速度の改善も図られた。SSH では公開鍵の暗号化を使って一度限りのセッションキーが交換される。この公開鍵が正当なものとわかっている限り(“out-of-band”法と呼ばれる方法で認証書の身元を確認することにより正当性を確立する必要がある)あなたのセッションを(現時点では)誰も覗き見していないという絶対の保証に近いものが得られる。
<http://www.netopia.com/software/products/tb2/mac/>
Timbuktu Pro 8 ではまた、従来のような別途のアカウント管理を必要とする代わりに Mac OS X アカウントを利用しており、遠隔共有ウィンドウからドラッグ&ドロップでファイルを交換でき、SSH がオン(共有 環境設定パネルの Remote Login チェックボックス)の場合は push インストールが可能となり、また Rendezvous と共に働くようになった。新規のシングルユーザライセンスは $95、ツインパックは $180(その他の複数ライセンス価格もあり)で、既存のオーナーのためのアップグレード価格は新規ライセンス価格の 50% 引きとなっている。[GF](永田)
Airfoil で何でも AirPort Express にストリーム -- Rogue Amoeba が Airfoil の初めてのバージョンをリリースした。これは Mac OS X 下でどんなプログラムからのオーディオ出力でも受け入れて、それを AirTunes を使って AirPort Express(日本では AirMac Express)のオーディオ出力ジャックに出力するプログラムだ。これはごくシンプルなプログラムに過ぎないが、いろいろなアプリケーション、例えば QuickTime Player、RealPlayer、あるいは Windows Media Player のようなものからオーディオをストリームさせたいと思っていた AirPort Express オーナーたちには朗報だろう。ただし、Airfoil と AirPort Express の間に相性の問題があって、オーディオとビデオとの同期をとることができない。例えば DVD を再生しながらオーディオをステレオに送って聴くということができない。Rogue Amoeba ではこの問題を回避できるかもしれない方法を公表しているので、試してみる価値はあるだろう。今後 Apple が介入してきて AirTunes ソフトウェアをアップデートし、Airfoil を使えないようにしてしまわない保証はないが、でも見たところこれは Apple が自社の製品・契約やパートナーたちにとって不利益だと考えそうな物事のうちに入るとも思えない。このソフトウェアの価格は $25 だが、Rogue Amoeba では 2005 年 3 月 31 日までに限り $20 という発売記念特価で提供している。[GF](永田)
<http://www.rogueamoeba.com/airfoil/>
Office 2004 for Mac 11.1.1 アップデートで安定性強化 -- Microsoft は英語版および日本語版の Microsoft Office 2004 にアップデートをリリースした。(フランス語版、ドイツ語版、イタリア語版、スウェーデン語版も今後出るはずだ。)すべての Office プログラムにおいて、挿入された PICT 画像の表示が改善され、また Xerox スキャナから白黒のスキャンを読み込む際の問題が修正されている。それに加えて、Excel 2004 ではユーザー定義の関数を含むアレイ公式の計算に際してのパフォーマンスが改善され、PowerPoint 2004 では不正なフォント情報を含むプレゼンテーションを開く際の扱いが向上し、また Adobe Acrobat を持ったユーザーが Visual Basic for Applications で作られたフォームを含む書類を開こうとした時に Office 2004 プログラムがフリーズすることのあった問題への修正も含まれている。17.4 MB ある今回のアップデートは、Microsoft AutoUpdate ユーティリティ(Applications フォルダの中にあるはず)を経由して、あるいはスタンドアロンのダウンロードとしても入手できる。[ACE](永田)
<http://www.microsoft.com/mac/autoupdate/description/AUOffice20041111EN.htm>
<http://www.microsoft.com/mac/downloads.aspx?pid=download&location=/mac/download/office2004/update_11.1.1.xml>
文: Glenn Fleishman <[email protected]>
訳: Mark Nagata <nagata@kurims.kyoto-u.ac.jp>
私は Apple に頼んで新しい PowerBook を貸してもらい、数週前の新発売の時に追加されたハードウェア機能、つまりトラックパッドのスクロール機能と、ハードドライブを保護する緊急モーションセンサー、それに輝度の増したバックライトキーボードを直接体験テストさせてもらった。こうした機能は Apple の広報資料で読むこともできるが、やはり直接体験してみるに優るものはない。
<http://www.apple.com/powerbook/>(日本語)アップル - PowerBook G4
トラックパッドスクロール機能は思ったよりもずっと自然に感じられる。2本の指でトラックパッドをなぞれば、マウスのスクロールホイールがシミュレーションされ、これは水平方向にも垂直方向にも働く。指が1本か2本かの違いをセンサーは問題なく感知する。(私は学生時代以来 3D のジェスチャー認識を待ち焦がれてきた。一年間これを研究していた給費研究生も知っているが、でも明らかに私たちはまだ、それを実現する段階には達していない。)
Apple によれば今回の高輝度バックライトキーボードは従来の機種よりも十倍程度まで明るくなったとのことだが、実際、おお、まさにその通りだ。私の仕事場の裏手にある完全に真っ暗な部屋で試してみたが、バックライトを明るくするファンクションキーを押し続けると、部屋がどんどん明るくなっていった。実際、これはあまりにも明るいので、通常の状況では最大輝度に設定する必要はないはずだ。
緊急モーションセンサーについては、これは不意の動きを察知してハードドライブのヘッドをロックさせるというものだが、高い所から PowerBook を落下させて実験してみたかとおっしゃるだろうか? まさかそんな、これは借り物で、無事に返却する義務が私にはあるのだから! だから、そんなテストはしていない。でも、揺すってみたり、手の中でちょっと落としてみたりはやってみた。そして、実際その時ドライブは一時停止してから再スタートするのが聞こえ、飛ばし読みが起こるようなこともなかった。この緊急モーションセンサーにはもっと面白いテスト方法もある。Amit Singh がこのセンサーの能力を解説したページ(下記リンク)をご覧あれ。そこには、PowerBook の位置取りを利用したソフトウェアも紹介されている。(例えば、ラップトップ機を傾けるとそれに応じて自分も向きを自動調整するウィンドウ、など。)
<http://www.kernelthread.com/software/ams/>
文: Adam C. Engst <[email protected]>
訳: 亀岡孝仁 <takkameoka@earthlink.net>
これまでワープロ書類に画像を貼り付けてそれを後で更新したいと思ったことはありませんか?それは面倒なプロセスで、まずは元のファイルを開いて必要な変更を加え、新しい画像をコピーし、ワープロ書類に戻って、古い画像を削除し、新しい画像を貼り付けるといった具合である。本来こんな面倒である必要はないはずである - 二つのアプリケーション間での会話が出来れば複数のアプリケーションがデータを共有することは出来るはずである。実際、限られた局面ではこれをやっているアプリケーションは既に存在する、通常一つの会社から出されているスイートプログラムの中で。ここに来て LinkBack と呼ばれる新しいオープンソース技術が、このデータリンクをより多くの Mac OS X プログラムにもたらそうとしている。この様な技術の到来は大歓迎である。というのも Apple はこれまで長年にわたってこの様な接続性を与えようと色々試みては失敗してきた経緯があるからである。
もしあなたの Macintosh の世界との係わりがかなり長ければ、Apple の「発行と引用」技術を覚えておられるかもしれない。これは 1991年に System 7 で現れたもので、これを使えば一つのアプリケーションからデータ - 画像、ある種のテキスト、チャート - を "公開" し、そして他のアプリケーションからそれを "購読" 出来るというもので、言ってみれば公開したデータの生きたコピーを他の書類に挿入するという感じである。この様にすれば、出版側のアプリケーションの画像が変更されれば、購読側の書類は自動的にその変更を受け取れる。「発行と引用」はアイディアは良かったが、私が 1994年まで待って TidBITS に書いたように、これは失敗であった。その理由は、実現方法がまずかったのとデベロッパーからのサポートが十分得られなかったためである。
<http://db.tidbits.com/getbits.acgi?tbart=01980>
そして次に OpenDoc が出現した。これは 1994年の Worldwide Developer Conference で Apple が紹介し、1995年の終わりから 1996年の初めにかけて現実となったものである。Apple は OpenDoc が何であるかの説明をするのにいい仕事をしたことはないが、要は、小さなモジュール - 他社からのものの可能性も含めて - が結合された書類中心のインターフェースを通して一体化されたアプリケーションの力を発揮させようというものである。理論は素晴らしかった:希望のワープロに最善の Find モジュール、最善の Table モジュール、等々を加え、そしてこれら全てが同じインターフェースの下にシームレスに統合されるというものである。Apple の OpenDoc ベースの Cyberdog プログラム (統合インターネットクライアント) の人気と Nisus Software の様ないくつかの会社のサポートがあったにもかかわらず、現実は理論からは程遠いものであり Apple は 1997年にOpenDoc と Cyberdog を "メンテナンスモード" に入れてしまった。興味深い話として、OpenDoc コミュニティは OpenDoc Development Framework のために "受託責任合意書" を取り付けるべく Apple が OpenDoc を続けることを条件に交渉しようとしたことがあるが、この考えに賛成していた副社長が Apple を退社するのと同時に消えてしまった。
<http://db.tidbits.com/getbits.acgi?tbart=02260>
<http://db.tidbits.com/getbits.acgi?tbart=02239>
<http://db.tidbits.com/getbits.acgi?tbart=01487>
<http://db.tidbits.com/getbits.acgi?tbart=01245>(日本語)OpenDoc 1.0 & SDK 入手可能!
<http://db.tidbits.com/getbits.acgi?tbart=04711>(日本語)1998 年の Apple:後退か、焦点を絞り込むか?
Apple がこの不運の「発行と引用」と OpenDoc と格闘している間に、Microsoft は OLE (Object Linking and Embedding) を開発し、これは今でも Microsoft アプリケーションの中で使われている。NeXT は 1995年に Object Links を創り出した。
<http://www.channelu.com/NeXT/NeXTStep/3.3/nd/ReleaseNotes/ObjectLinks.htmld>
LinkBack は Nisus Software, The Omni Group, そして Blacksmith によって共同で発表されたオープンソース技術で、システムワイドなデータリンクを再び提供することを目指す第一歩である。LinkBack は将来の Nisus Writer Express, OmniGraffle, OmniOutliner, Chartsmith, そして Stone Create に搭載される予定で、貼り付けられた画像を編集したいと思う時は、その画像をダブルクリックしてオリジナルのアプリケーション上で編集し、その後の変更は自動的に最終書類にも反映される。この貼り付けデータは何も画像に限られるわけではない;それはテキストでも良く、例えば株価情報の様に自動的にアップデートしたいものでも良い。
<http://www.linkbackproject.org/>
勿論、LinkBack がどれぐらいうまく動くのか、とりわけ過去に他の全てのデータリンク技術を苦しめた問題をどれぐらい巧く回避しているのかはこれからの話である。当然のことながら、広範囲なサポートはとても重要なことである。何故ならば、広く利用されない限りユーザーは LinkBack の事など考えもしないからである。このプロジェクトがオープンソースであるという生い立ちは採用への追い風となるであろう、とりわけ過去に Apple に痛い目をあわされたデベロッパー達も LinkBack が一つの会社の気分次第で生き死にが決められるのを心配しなくて済むであろう。それから LinkBack が信頼でき使い方も簡単であることも重要である。さもないと、この技術が聴衆を惹きつけるのは難しくなる。
そこでもしあなたがデベロッパーの一人であったなら、LinkBack にも目をやってみて欲しい。Apple の重量級のデータリンク技術が過去に失敗したからといって、残りの我々がいま良いソリューションを使えないということではないからである。
文: Jeff Carlson <[email protected]>
訳: Mark Nagata <nagata@kurims.kyoto-u.ac.jp>
Apple が私たちに Mac OS X を押し付けてきた時、これは私たちにとってかなり大きな変化だった。私の同僚の一人がこんなことを言っていたのを覚えている。彼の頭にはあらゆる種類の Mac OS 9 トラブルシューティングの奥義がぎっしりと詰め込まれていたのに、そのうちのほとんどは Mac OS X が地歩を占めるやいなや役立たずの知識になってしまうだろうというのだ。この新しいオペレーティングシステムではその挙動のいくつかが大きく変わってしまい、私たちが Mac を長年使ってきた仕事の流れが、すっかり壊されてしまったのだ。そういうわけで、間もなくこうした従来の挙動を取り戻してくれるユーティリティがいくつか登場した。(TidBITS-622 の記事“厳選 Mac OS X ユーティリティ: Mac OS 9 の機能を取り戻す”を参照。)
<http://db.tidbits.com/getbits.acgi?tbart=06763>(日本語)厳選 Mac OS X ユーティリティ: Mac OS 9 の機能を取り戻す
大部分の点では、私の Mac OS X への移行はそういうユーティリティに頼る必要もなくスムーズに行った。私自身驚いたのだが、新しい Mac OS X のやり方に私が適応するまでに、それほど長い時間はかからなかった。けれどもたった一つのことだけは私をいらいらさせ続けた。実際私はその挙動を修正するユーティリティをずっと前からインストールしていたために、そのことをすっかり忘れてしまっていた。それが、Mac OS X のデフォルトのウィンドウ挙動だ。
トラブルが不満を呼び覚ます -- 最近私の PowerBook が変な挙動を示すようになってきた時、私はその起動項目の中に問題の原因となっているものがないかと探してみた。そこで私が使用停止にしたユーティリティが ASM (Application Switcher Menu) 2.0.2 だった。これは、Mac OS 9 にあるのと同じようなアプリケーションメニューを提供するユーティリティだ。どうやら ASM はその問題の原因とは無関係のようだったが、それとは別に私が直ちに気付いたのは ASM が私に欠くべからざる機能を提供してくれていたのだということだった。それは、あるアプリケーション(例えば Eudora や Finder)に属するウィンドウを一つ私がクリックすると、ASM はそのプログラムに属するウィンドウをすべて前面に持ってくるようにするのだ。通常、Mac OS X では、一つのウィンドウをクリックするとそのウィンドウだけが前面に来て、そのアプリケーションの他のウィンドウはすべてそのままの状態で変わらない。
実際のところ、そもそも初めから私が ASM をインストールしたのはこれが唯一の理由だった。事実私はアプリケーションメニューなど使わない。けれども、このウィンドウ関係の機能が無い状態は、私を数日間狂ったような気分にさせ続けた。
Mac OS X デフォルトのウィンドウ挙動は正気とは思えない。私は普段、Eudora のウィンドウを四つ、同時に開いている。私の In box と、私のメールボックスのリスト、Task Progress ウィンドウと、それから Filter Report ウィンドウだ。もしも私が別のアプリケーションで作業していて Eudora に切り替えたいと思ったら、私はこれら四つのウィンドウをすべて見たい。私がクリックした一つが見えるだけでは役に立たない。
この挙動に応えた動きの一つとして、Apple が1ウィンドウのインターフェイスに向かいつつあるということが挙げられるだろう。iTunes、iMovie、iPhoto などがよい例だ。けれども、Apple のソフトウェアで1ウィンドウには納め切れないようなものもある。例えば Final Cut Express は少なくとも四つのメインウィンドウを持ち、その環境設定オプションとして前面に出る時にはすべてのウィンドウが共に前面に来るように指定できるようになっている。これも、この問題に対する一つの回避法と言える。(この例に示唆を受けて、他の開発者たちもそれぞれのアプリケーションに同様の環境設定を追加してくれるようになるかもしれない。)
Dock でアプリケーションアイコンをクリックすることもできるが、それはスクリーンの反対側の端にある小さな目標を目指してマウスをずっと動かして行かねばならないことを意味している。それに、この方法はいつも私の望み通りの挙動をしてくれるわけでもない。例えば、Finder アイコンをクリックすると、現在 Finder にウィンドウが開いていない場合には新規のウィンドウを作ってしまう。でも、Mac OS X にはウィンドウをトランプのカードを切るように重ねていく傾向があって、個々のウィンドウは独立の存在であり、アプリケーションに応じたグループ分けにはしないという動作の基本があるのだ。だから、すべてのプログラムがそれぞれの Window メニューに Bring All to Front コマンドを持ったとしても、あまり役に立つとは言えないだろう。
ここで必要なのは、アプリケーションが前面に出た時にそのアプリケーションのウィンドウすべてが前面に来るのかどうかを私が指定できる、シンプルな環境設定だ。しかしそれが実現するまでは、そのギャップを埋めてくれるいくつかのユーティリティに頼るしかない。
X-Assist -- この記事で紹介するつもりだったのは、さきほど述べた ASM ではない。私は特に ASM で問題があったことはないのだが、この無料バージョンは一番最近のバージョンでも既に数年の年を経ている。2.1 ベータ版というのが $15 のシェアウェアとして入手できるが、これは現時点では Mac OS X Panther で問題があり、もうかれこれ一年ほどもアップデートされないまま過ぎている。もしもこの ASM が唯一の解決法だというのならば私もお金を払って使っただろうが、私としてはやはり問題を抱え込むのは望まない。
その代わりに、私はオンラインでいろいろ探し回ったあげくに Peter Li の X-Assist を見つけた。これは ASM の機能と似た機能を多数提供しているようだ。例えば Mac OS 9 流のアプリケーションメニューや、システム環境設定の各パネルにアクセスできる階層メニューなどがある。また、機能をアドオンで加えることのできるプラグイン・アーキテクチャや、最近使ったアプリケーションのリストなども提供している。けれども正直なところ、私はそうした余分の機能はすべてオフにしている。X-Assist は私のウィンドウが前面に来る際にそのあるべき挙動をとらせてくれる。そして、それこそが私の望みのすべてなのだ。さらに素晴らしいことに、このソフトウェアは無料だ。バージョン番号は現在 0.7 であるけれど、見たところその安定性は抜群だ。
<http://members.ozemail.com.au/~pli/x-assist/>(日本語)Bridge 1 Software Japanese Page
その他の解決法 -- この記事の短縮版が ExtraBITS に載ったすぐ後、何人かの読者たちから、Mac OS X のウィンドウ挙動の方を支持するお便りや、私が X-Assist に見つけたのと同じ機能を提供できる他のユーティリティを推薦するお便りなどを頂いた。驚いたことに、アプリケーションのウィンドウをグループとして前面に持ってくること だけ を機能とするユーティリティは見つけられなかった。たいていは、Proteron の LiteSwitch、TLA Systems の DragThing、それに Peter Maurer の Butler などのプログラムで、いろいろの他の便利な機能に追加しての設定項目という形で提供されている。その多くには、通常のウィンドウ挙動が欲しい場合に一時的にこのウィンドウ設定を無効にできるようなオプションもある。
<http://emperor.tidbits.com/.3c5a36d9>
<http://www.proteron.com/liteswitchx/>
<http://www.dragthing.com/>
<http://www.petermaurer.de/nasi.php?thema=butler&sprache=english&kopf=labor>
つまるところこれは、一人の人の好みは他の人の気に触る、という実例の一つでしかない。アプリケーションを切り替える度に、私にとっては阿呆らしいと感じられるウィンドウ挙動を目にして、私が自分の Mac に怒りをぶつける、というのはとても悲しいことだった。でも、先週以来お便りをやり取りした何人かの人たちは、個々のウィンドウが独立の要素としてふるまうようになって嬉しい、という気持ちをはっきりと示していた。もちろん、それぞれの人にはそれぞれの考えがあって当然だろう。そして、もしもこの話に教訓があるとすれば、それは Apple が、一番最初のバージョンの Mac OS X の時から、少なくとも Mac OS 9 流のウィンドウ挙動をオプションとしては提供すべきだったということだろう。デフォルトであるべきだとは言わない。でも少なくともそういうオプションがあれば、旧来の挙動に慣れた人たちが感じるいら立ちを和らげることができただろう。残念ながらこの問題についてはもう何年も前に馬が納屋を離れてしまっているが、少なくともこの挙動を取り戻してくれるサードパーティのユーティリティがたくさんあることは救いだ。
文: Adam C. Engst <[email protected]>
訳: 羽鳥公士郎 <hatori@ousaan.com>
世の中には、正しいだろうという気はするが、どうして正しいのかはっきりとは分からないということが数多くある。そこで、あなたが思慮深い人ならば、「でも、それは絶対間違ってる!」というよりもよい説明を思いつくことができるはずだと、思い悩むことになる。
私自身を含め、多くの人にとって、デジタル権利管理(DRM)技術というのは、この範疇に入る。私たちには、手当たり次第に音楽や映画をダウンロードして著作権法を破ろうという気はないし、私たちの多くは著作物を生産したり販売したりして生計を立てているのだが、それでもなお、世界中のエンターテイメントとメディアの複合企業のやり方には不快感を感じる。あるコメンテーターがコンテンツ・カルテルと呼んだ彼らは、すべての曲、すべての映画、すべてのテレビ番組が、何らかの形の DRM にしっかりとくるまれ、その内容にアクセスしたり内容を使用したりすることが統制されるように、一所懸命になっている。
Cornell 大学情報科学部が開催した、Minnesota 大学法科大学院 Dan Burk 教授の講演のおかげで、どうして DRM に私の身の毛がよだつのかということについて、かなりはっきりした考えをもつことができた。あなたが DRM と関連する法律について一般的な興味をお持ちなら、Burk 教授が講演の基にした原稿を読むことをおすすめする。
<http://www.infosci.cornell.edu/about/Feb02.html>
<http://www.infosci.cornell.edu/about/burk.pdf>
法的ルールと法的基準 -- Burk 教授が説明したところによると、法律には大きく分けて2つの基本的な側面がある。ルールと基準だ。法的ルールというのは、明確に定められた命令であって、そこでは、法律の詳細にまつわるすべての考慮は事前になされている。法的ルールの場合、少なくとも理論的には、そのルールを制定する主体が、境界線や例外、罰則といった細目について審議し、その結果できあがった法律に違反した者には、いかなる解釈の余地も与えられない。たとえば、麻薬所持に関する法律があって、それによると、逮捕時に 5 グラム以上のマリファナを所持していた者には 3 年の懲役が科されるとしよう。もし未成年の愚かなマリファナ常習者がこのカテゴリーに当てはまってしまえば、ほかの状況がどうであろうと、その子供は 3 年間刑務所に送られる。
それに対して法的基準は、本質的には、目標を設定し、不法な行為を定義するガイドラインを定めるが、かなりの程度解釈の余地を残している。だから、厳密な法律が、どのような行為が不法であるとみなされるのかを正確に記述し、それに対し特定の処罰を命じるのに対して、法的基準に基づく法律というものは、麻薬所持は不法であると宣言するとしても、その罪がより軽い処罰の対象となるのか(未成年のマリファナ常習者の場合のように)、またはより重い処罰の対象となるのか(悪名高い麻薬ディーラーがヘロインを1キロ持っていた場合のように)ということについて、裁判官の手に裁量をゆだねる。
私は法学者ではないが、常識的な見地から言って、ほとんどの人が法的ルールよりも法的基準の方を好むだろうと思う。結局のところ、法律というのは政治家が作るものだ。たとえ立派な政治家がいるとしても、政治家が犯罪や罰則を定義するために、「もしもこうだったら」という仮説的なシナリオを検討するのを、あなたは信頼するだろうか。それよりも、裁判官が判決を下すときに、その特定の事件についての実際の事実を使用することができる方がよいとは思わないだろうか。ここ数日のあいだに皆さんのほとんどが破ったであろう法律について考えてみよう。自動車の法定速度を定めた法律のことだ。あなたは、スピード違反をして捕まったら自動的に 200 ドルの罰金を科せられるという法律を好むだろうか、それとも、警察官や交通裁判所に、重症のけが人を救急病院に運んでいたことが免責の理由になるかどうか判断する予知を与える法律を好むだろうか。
Burk 教授が、後に私に電子メールで語ってくれたのだが、基準よりもルールの方を好む人たちもいる。その理由は単純で、ルールは結果が予測できるので、どんなことが起こるのか事前に知ることができるのだ。彼はまた、裁判官があまりに大きな力を持ちすぎることを懸念する人たちもいると指摘した。でも、私が思うには、「司法積極主義」に不満を表明する人のほとんどは政治家で、競争相手がいるということにへそを曲げているのではないだろうか。
DRM: そいつはルールだ -- 1歩立ち戻って考えてみよう。社会的に容認できる行為を促すための方法はいろいろあって、法律を作るというのはその1つにすぎない。社会の全体的な目標が、人々にもっとゆっくり慎重に運転させるということだったら、道路に徐行帯を設けるとか、道路や路肩を狭くするというのも、同じ効果を持つだろう。もちろん、この方法にはマイナス面もあって、たとえば、救急車も遅くなってしまうし、消防車が消火作業をするのも難しくなる。それに、このような方法は、好ましくない行為をする気をなくすというだけであって、その行為を完全に禁止することはない。徐行帯のある道路や狭い道路でも、スピードを出すことは可能だ。その意味では、このような法律以外の方法は、法的基準と似ているといえる。システムの中に身動きする余地があるのだ。
DRM は、大まかにいえば、行為を促す法律以外の方法というカテゴリーに当てはまるが、1つだけ重要な違いがある。DRM は、すべての技術がそうであるように、法的基準ではなく、法的ルールを具体化するものである。理にかなった例外や法的に認められた例外があっても、その例外を評価したり是認したりするような DRM 技術を作ることは、絶対に不可能だ。あなたが iTunes Music Store から曲を購入して、それを DRM をはぎ取ることなく再生しようとすれば、iPod を使うか、認められたマシン上で iTunes を使うかするほかない。身動きする余地はないのだ。
これは重大な問題である。なぜなら、DRM が具体化している法律は著作権法であり、著作権法は疑いもなく法的基準の一例なのだ。著作権法はさまざまな例外を認めている。公正使用、図書館や公文書館での複写、農産物品評会や園芸品評会での音楽演奏などだ(最後にあげた免除規定はどれだけの経済的損失を生んでいるだろうか?)。それに加えて、著作権が侵害された事件ではいつでも、裁判官は、何がコピーされ、どのようにコピーされ、コピーの意図は何であり、著作権保有者がどれだけ経済的損害をこうむったかを考慮しなければならない。コンテンツ・カルテルがどんなにがんばって「海賊行為」という題目の下に同一視しようとしても、Kazaa で音楽を1曲ダウンロードするのと、Harry Potter の最新映画 DVD を何千枚も複製して転売することとのあいだには、大きな違いがあるのだ。
<http://www.copyright.gov/title17/92chap1.html>
これで、なぜ DRM が数多くの人々の感情を逆なでしているのか、お分かりいただけただろう。DRM は、本来は理にかなった法的基準である著作権法を、「もしも」も「そして」も「しかし」もない法的ルールに変えてしまうのだ。
許可と免除 -- DRM が法律の代わりをすることには、もうひとつの側面がある。法的ルールにせよ法的基準にせよ、あなたには、自分がしたいと思うことは何でもして、それで捕まったら免除を求める自由がある。その結果として、多くの法律違反は気づかれることがないし、気づかれたとしても、多くの場合には、法律を執行することの社会的な損失が利益よりも大きいので、裁判所に送られることはない(警察官は、制限速度を守ることよりも、目の前のけが人を病院へ運ぶことのほうが重要だという判断をすることができる)。
しかしながら、この事実から導かれる帰結は、法律が私たちの意図よりさらに踏み込んだ所にまで及んでしまうということだ。制限速度を越えるということは、どんな場合でも、理論的には交通法違反であるが、あなたがスピード違反をしたときに自動的に自動車から警察に通報するようになっているべきだというほど、制限速度を守ることが重要だと信じている人はいない。同じように、デジタルメディアファイルを許可を受けずに複製することは、理論的には著作権法違反であるが、iPod 所有者のすべてが、公正使用の範囲で Mac から iPod に音楽をコピーすることを正当化するために、裁判所に連行されるべきだと考える人は、RIAA の外にはほとんどいないだろう。
だから、現実の世界では、私たちは、理論的には法律に違反する行為をしてしまったあとで免除を求めることに慣れている(率直に言って、私たちは、執行を正当化するにはあまりに些細な違反を数多くして、罰せられずに済むということに慣れているのだ)。しかし、デジタルの世界では、DRM がこのシステムをひっくり返し、私たちが免除を求める代わりに許可を求めるように強制している。10 代の時期を過ごしたことのある人なら誰でも、これがどれだけ問題含みであるか知っている。親がクールなものに同意することはほとんどない。技術についていうなら、許可を求めることを強制すれば、結果として起こることは、実験や革新が抑制されるということだ。オリジナルの Napster やほかのピアツーピアファイル共有ネットワークが、偏狭な音楽業界の愚か者を震え上がらせることがなかったら、はたして彼らは Apple が iTunes Music Storeを作ることに同意しただろうか。
ほとんどの DRM システムは、成文の著作権法を基にして、理論的に違反となる行為を禁止するから、著作権法に定められた例外を考慮に入れることができていないだけでなく、法律がどのように施行されるべきかということに関する社会的な期待も無視している。それはちょうど、自動車メーカーがすべての自動車にリミッターを装備し、そのリミッターが道路上のあらゆる場所で定められている制限速度を判断し、どんな理由があろうとも自動車がそれ以上の速度で走ることができないようにするようなものだ。反乱を起こそうとは思わないだろうか!
身を動かす余地があるか -- 実際のところ、iTunes Music Store から購入した曲のような、DRM で保護されたコンテンツについても、身動きする余地がないわけではないし、DRM 技術のほとんどすべてがすでに破られているというのも事実だ。Burk 教授によると、コピー防止技術を使った曲がリリースされてからファイル共有ネットワークに現れるまで、およそ 4 分しかかからないということを、ピアツーピアを追跡している BigChampagne が見出している。だから、あなたが iTunes Music Store で曲を購入して、さまざまな方法の1つを使って FairPlay DRM を取り除き、本来は不可能なやり方でその曲を使用するということも可能だ。
しかし、DRM 技術を破ることによって、自ら身動きする余地を作るということには、問題がある。おなじみの DMCA(デジタルミレニアム著作権法)だ。 TidBITS-656 の「邪悪な法律、DMCA」を参照してほしい。DMCA は、コンテンツへの _アクセス_ とコンテンツの _使用_ とを区別し(これはいささかあいまいな区別だが)、アクセスコントロール技術を回避することを禁止している。しかし、DMCA は、使用コントロール技術を回避することは禁じていない。そのこころは、合法的に購入したデータについて、公正使用を許すような抜け道を議会が残しておいたということだ。ところが、DMCA には問題があって、アクセスコントロール技術と使用コントロール技術の _どちらか_ を回避するツールを供給することを禁止している。ということはつまり、あなたは望むならば使用コントロール技術を合法的に回避することができるのだが、そのさいにどんな助けも受けてはいけないし、他の人が使用コントロール技術を回避するためのツールを作ることもできない。いうまでもなく、この障壁を合法的に越えることは、基本的には誰にもできない。
<http://db.tidbits.com/getbits.acgi?tbart=06997>(日本語)邪悪な法律、DMCA
最近になって、裁判所が DMCA の背後に隠された危険性に気づき始めたということには、希望が持てる。Burk 教授は、講演の中で、上訴裁判所が DMCA を振りかざす原告の訴えを退けた事件を2つ引き合いに出した。1つは、Chamberlain 対 Skylink の事件で、Slylink が Chamberlain の車庫のドアを開けるために必要なコードをリバースエンジニアリングするのを禁止するよう、Chamberlain が訴えた。Skylink は、万能車庫解錠器に使うために、コードをリバースエンジニアリングしていたのだ。裁判所は、議会はこのような非競争的な行為を想定して DMCA を作ったのではないという判決を下した。もう1つは Lexmark 対 Static Control の事件で、Static Control が Lexmarkのプリンタ用のノーブランドトナーカートリッジを作るために必要なチップをリバースエンジニアリングするのを、Lexmark が DMCA を盾に禁止することはできないという判決が下った。
<http://www.eff.org/legal/cases/Chamberlain_v_Skylink/>
<http://www.eff.org/legal/cases/Lexmark_v_Static_Control/>
この記事の教訓があるとすれば、それは、DRM 技術が最初の見かけよりも巧妙で悪質な結果を生むということだ。DRM は法的ルールを具体化し、著作権法がどのように解釈され施行されるべきかということを決定する際の人間的効果を排除してしまう。このように理解したところで、DRM のおかげで人生が不必要に複雑になってしまう多くの人々の不快感を和らげることはないが、少なくとも、どうして DRM が気に障るのかということの説明にはなる。言うまでもなく、ここにはテクノロジーの実験や革新というものの未来がかかっているのだから。
PayBITS: Adam の記事が、DRM がいかにして著作権法をむしばみ問題を起こすのかを理解するお役に立ったなら、EFF に寄付をしてはいかがでしょうか。 <http://eff.org/support/>
PayBITS の説明 <http://www.tidbits.com/tb-issues/lang/jp/paybits-jp.html>
文: TidBITS Staff <[email protected]>
訳: Mark Nagata <nagata@kurims.kyoto-u.ac.jp>
各話題の下の2つ目のリンクは私たちの Web Crossing サーバでの討論に繋がる。こちらの方がずっと高速のはずだ。
共有データベースの解決法 -- ある読者の属する組織では、困難の度が増しつつあるるのが感じられ始めている。いくつものマシンでいろいろなデータベースが共存する事態を避けるために、情報を統合する最良の方法は何だろうか? (メッセージ数 9)
<http://db.tidbits.com/getbits.acgi?tlkthrd=2501>
<http://emperor.tidbits.com/TidBITS/Talk/359>
パスワード開示の遅延テクニック -- オンライン認証のための新しい方法が、インターネット上でパスワード盗難を防止するのに役立つかもしれない。(メッセージ数 8)
<http://db.tidbits.com/getbits.acgi?tlkthrd=2500>
<http://emperor.tidbits.com/TidBITS/Talk/358>
Timbuktu 8.0 が遂に暗号化を追加 -- Netopia の遠隔管理ソフトウェアの最新版について読者たちが議論を続ける。特に、新しい Push Install 機能で Timbuktu のアップグレードが手軽になった。(メッセージ数 5)
<http://db.tidbits.com/getbits.acgi?tlkthrd=2498>
<http://emperor.tidbits.com/TidBITS/Talk/356>
iTunes の大掃除 -- iTunes ライブラリで重複を選り分けるという Adam の記事について、他の読者たちから別の解決法が寄せられた。複数のライブラリを同期化する方法や、いくつもの曲の情報を一度に変更する方法など。(メッセージ数 7)
<http://db.tidbits.com/getbits.acgi?tlkthrd=2497>
<http://emperor.tidbits.com/TidBITS/Talk/355>
Site Crossing に似たシンプルなホスト付き CMS -- Web Crossing Inc. の新しい Site Crossing サービスに似た、会社にホストされたコンテンツ管理システムで他のものを読者たちが提案する。(メッセージ数 16)
<http://db.tidbits.com/getbits.acgi?tlkthrd=2496>
<http://emperor.tidbits.com/TidBITS/Talk/354>
iPod で不眠に打ち勝つ -- Adam と Tonya が iPod を使って眠りにつくという先週号の記事は何人かの人の琴線に触れたようだ。特別の枕スピーカーを推薦した人もいれば、どうしてオーディオブックが眠りを誘うのかという仕組みを説明してくれた人もいた。(メッセージ数 3)
<http://db.tidbits.com/getbits.acgi?tlkthrd=2495>
<http://emperor.tidbits.com/TidBITS/Talk/353>
複数の iTMS 認証 -- 別々のユーザアカウントで iTunes Music Store から購入した曲を組み合わせようとしてトラブルを経験した読者たちがいた。一方、何の問題も経験しなかった人たちもいた。(メッセージ数 4)
<http://db.tidbits.com/getbits.acgi?tlkthrd=2494>
<http://emperor.tidbits.com/TidBITS/Talk/352>
サードパーティの DVD バーナー -- Apple 製でない DVD バーナーを探している人のために、いろいろの提案が寄せられる。内蔵の機種も、外付けの機種もある。(メッセージ数 4)
<http://db.tidbits.com/getbits.acgi?tlkthrd=2493>
<http://emperor.tidbits.com/TidBITS/Talk/351>
旅行中の SMTP サーバ -- ある読者が北京に移動した際、彼女は古い SMTP サーバ経由で電子メールを送信しようとしてトラブルに遭遇した。TidBITS Talk が早速救援に駆け付ける! (メッセージ数 15)
<http://db.tidbits.com/getbits.acgi?tlkthrd=2492>
<http://emperor.tidbits.com/TidBITS/Talk/350>
非営利、非商用の出版物およびウェブサイトは、フルクレジットを明記すれば記事を転載またはウェブページにリンクすることが できます。それ以外の場合はお問い合わせ下さい。記事が正確であることの保証はありませ ん。書名、製品名および会社名は、それぞれ該当する権利者の登録商標または権利です。TidBITS ISSN 1090-7017
, , 日本語版最終更新:2005年 12月 26日 月曜日, S. HOSOKAWA