Signal はスタート当初にはいろいろと問題があったけれども、今では洗練されたフル機能のメッセージングアプリとなっていて、一般的なプラットフォームのほとんど、つまり iOS、Mac、Android、Windows、Linux のいずれでも使える。
Signal はセキュアなのか?
Signal の主たるセールスポイントはセキュリティだが、これは本当にセキュアなのだろうか? Signal は暗号の専門家でありセキュリティ研究者でもある Moxie Marlinspike (その通り、これは仮名だが、彼はこれを使っている) によって生み出され、現在は非営利団体 Signal Foundation が開発している。すべての Signal メッセージはデバイス上で暗号化され、受取人によってのみ復号化される。(3 時間くらいつぶしてもよい人に言っておくと、Marlinspike は最近 Joe Rogan との彼にしては珍しいインタビューで語って、Signal の背後にある彼の動機について論じている。)
Signal のすべての部分がオープンソースだ。クライアントは GPLv3 ライセンスの下に出版され、Signal のサーバコードは AGPLv3 ライセンスの下に出版されている。Signal のソースコードのすべてが GitHub において一般閲覧ができるようになっている。ここで指摘しておきたいのは、私もオープンソースの大ファンであってこれによってより良いセキュリティが得られると思っているけれども、だからと言って決してこれが万能の解決策ではないということだ。最終的なバイナリをあなた自身がコンパイルするのでない限り、そのコードの中に何が含まれているのかをあなたが知る由もない。もちろん Signal が何か不正なことをしていると言っているのではない。ただそれが不可能ではないと指摘しておきたいだけだ。
Signal には力強い支持が寄せられている。NSA の内部告発者 Edward Snowden は初期の支持者であり今もこのアプリを支持している。Signal は信用できるのかと問われて、彼は「毎日これを使っていますが、私はまだ死んでいません」と答えた。彼の言う通りだ。(ただしロシア政府の監視の目の下にいることも役割を果たしているのは疑いない。)
(Twitter の話のついでに言えば、Twitter 社が Signal を所有していると誤解している人たちがいるけれども、それは真実でない。2011 年に Twitter は Whisper Systems を買収したが、この会社は Moxie Marlinspike が共同設立者となって、暗号化されたメッセージや音声を扱うアプリを作っている。けれども今日の Signal Foundation はこれとは完全に独立だ。)
Signal に対する最も大きな批判は、サインアップするためには有効な電話番号が必要だという点にある。その制約を受け入れられるか否かはその人による。代わりに Google Voice や Twilio の番号を使うこともできるし、App Store にある Burner アプリで作成した番号も使えるけれども、私の場合は自分の実際の電話番号を使った。Signal はこの番号を他の誰とも共有しない。内部的にアカウントの識別子として使っているだけだ。
また、Signal はあなたの連絡先へのアクセスも求めてくる (それを拒否することもできる) が、そのデータがあなたにリンクされることはない。App Store における Apple の新しいプライバシー開示のお陰で、Signal のやり方を競争相手のやり方と比較できる。(2021 年 1 月 7 日の記事“Apple、アプリのプライバシーに関する開示とオプトインの厳しい要件を発表”参照。)
Signal に対する最も目立った批判を述べているのは、中国の制作者であり YouTuber でもある Naomi Wu だ。彼女によれば Signal を使っていた中国の活動家たちが中国政府に逮捕されたという。彼女は Signal にある2件のセキュリティ脆弱性について繰り返し指摘してきた。攻撃を受けた電話の IMEI 識別番号が使われる可能性と、電話機のキーボードソフトウェアからの漏洩の可能性だ。誤解のないように言い添えれば、この種の懸念があるのは活動家たち、あるいは何らかの理由で政府レベルの標的となった人たちだけだ。
キーボードの問題について、彼女は Signal が独自のキーボードを構築するようにと提唱するが、私は Apple がそれを認めるかどうか定かでないと思う。私なら、オープンソースでないサードパーティのキーボードを使うことは避けたい。Android を使っているのならば、Google の内蔵キーボードの上で働くオープンソースのキーボードを使うことをお勧めする。
私たちの同僚のセキュリティ編集者 Rich Mogull はしばしば次の点を指摘する: もしも政府がその気になれば、必ずやその通りにするだろう。とりわけ、中国政府のように押しの強いところを相手にしている場合にはそうだ。それにまた、たとえソフトウェアがセキュアであっても友人から密告されることだってあり得る。Earl Long の有名な言葉を思い出そう:
Signal はあなたの連絡先の電話番号をスキャンして、その中の誰かが Signal を使っているかどうか調べる。もし誰かが使っていれば、自動的にその人をあなたのチャットリストに加える。いったんそれが済めば、タップ一つでその人にメッセージを送ることができる。もし誰もいなければ、右上隅にある鉛筆アイコンをタップして、すべての Signal 連絡先を見たり、メッセージグループを作成したり、電話番号で連絡先を検索したり、電子メールまたは Messages を使って友人を Signal に招待したりできる。
Signal はあなたがメッセージングアプリに望む機能のほとんどを備えているが、Messages にはできるのに Signal ではできないことがいくつかある。例えば Apple Pay Cash の支払いとか、ミニアプリのインストールとかだ。けれどもそれ以外の点では、Signal は使いやすく機能も充実している。
Signal は Messages にはないプライバシー関係の機能をいくつか提供する。デフォルトで、アプリ切替を呼び出すと Signal の画面が空白になって誰もあなたのメッセージを盗み見できなくなる。さらに、会話の中で指定された一定時間が過ぎたメッセージが自動的に消えるように設定することもできる。また、添付された写真の中で自動的に顔にぼかしを入れたり、その機能が働かなかった部分を手動で塗りつぶすことができたりという機能もある。
デスクトップと iPad 上での Signal
嬉しいことに macOS、iPadOS、Windows、Linux のそれぞれにネイティブな Signal アプリがある。ちょっと困ったことに、まず最初に iPhone を使ってサインアップしてから、その後で他のデバイスとリンクさせなければならない。スマートフォン以外のデバイスに Signal をインストールする際には、QR コードをスキャンしてそれをスマートフォンにリンクさせるようにプロンプトが出る。それから数分間待てば、すべてに同期される。
その後がどうなるのか、私にはよく分からない。Signal は私のメッセージをすべて iPhone から私の Linux マシンへ転送したのに、私の iMac へは転送してくれなかった。Mac のリンクを外してリンクし直してみることさえやってみたが、既に最初から Mac 上で受け取っていたメッセージが失われることはなかった。私の iPad では、開いた会話はすべて同期したのに、その中のメッセージは何も同期されなかった。けれども双方のアプリのセットアップを終えれば、完全に同期された状態になった。
デバイスをリンクさせるに際してはいくつか注意点がある。スマートフォン以外に、同時に 5 台以上のデバイスをリンクさせることはできない。スマートフォンは同時に 1 台のみしかリンクされない。つまり、複数の iPhone を持っていたり、iPhone と Android フォンを両方使っていたりすると、どれかを選ばなければならない。iPhone から別の iPhone へすべての Signal メッセージを転送することはできるけれども、それをすると元の iPhone にあった Signal データがすべて削除され、アプリも無効化される。
Signal のデスクトップアプリの動作は iPhone アプリとほとんど同じだが、ただしプラス印アイコンが iPhone ではいくつかのオプションを呈示したのと違ってデスクトップアプリではファイル選択ダイアログを開く。つまり、自分で GIF のある場所を探さなければならないということだが、裏を返せば何でも好きなものを添付できるということだ。
Phone とビデオ通話での Signal
Signal はセキュアな音声通話とビデオ通話に対応し、最大 8 名が参加するグループ通話ができる。私は Adam Engst と Michael Cohen と 30 分間のテスト通話をしてみた。Adam と私は iPhone を使い、Michael は Mac を使った。
予期した通りに、いくつか粗削りな点が見られた。Adam のビデオは通話の間ずっと画素が粗くてぼやけた感じで、オーディオもあちこちで途切れた。Signal の iPhone 用アプリはグループ通話用の横長画面モードに対応していない、(ただし1対1のビデオ通話では横長にできる。) いったん通話が始まればそこに新たな人を追加することはできない。デバイスの切替は不完全で、通話の途中で私の Mac で参加しようとしてみたところ、オーディオのみ接続されたが、ウィンドウの中は真っ黒のままだった。
システムワイドのピクチャ・イン・ピクチャ機能には対応していない。ただし、Signal 独自のアプリ内ピクチャ・イン・ピクチャ機能は提供する。ビデオ通話の最中に Signal の iPhone 用アプリの中で back ボタンをタップすると、アプリの中の他のメッセージをブラウズできる。ただし、デスクトップ用アプリにこのオプションはない。通話がウィンドウ全体を占めるからだ。
このようにマイナーな問題点はあるけれども、私たちは Signal のパフォーマンスに感心した。FaceTime と同等かそれ以上のパフォーマンスと思えたからだ。何より素晴らしいことに画像があちこち飛び跳ねたりしない! 機能セットは基本的だが、FaceTime の代替として十分使える。
2年前、ダイニングルームとベッドルームで HomePod が再生する音楽を聴く習慣を得たことで、私は HomeKit の世界へ向けた最初の小さな一歩を踏み出した。Josh Centers は私よりずっと以前から HomeKit 生活を続けていたけれども (彼のシリーズ記事 "大草原の HomeKit のお伴" と、著書 Take Control of Apple Home Automation をご覧頂きたい)、私の方は HomePod が到来するまでホームオートメーションにあまり魅力を感じていなかった。でも、Siri を使って音楽をコントロールするのがとても楽だと気付いたのをきっかけに、私はようやく Wemo Mini Wi-Fi Smart Plug を2個買ってきてベッドの上の照明をコントロールしようと思うに至った。スイッチが、使う度に曲芸のような大仕事を必要としたからだ。WeMo Smart Plug の差し込みコンセントは簡単なセットアップで Apple の Home アプリに接続され、それから今までの2年間、寝る前に一言 "Hey Siri, turn out the bedroom lights" と言えばよいだけになった。そしてもちろん、このコマンドは何の問題もなく働いている。
問題がないとは言えないのが HomePod だ。いったん Apple が誰の声かを識別する方法を HomePod に覚えさせておいたのだが、iOS 12 と iOS 13 のすべてにわたって、私は Home の中でパーソナルリクエストをオンにできた試しがなかった。適切なリンクをタップしても、次の画面はまるっきり空白だ。いろいろなことを試してみたが、どれもうまく行かなかった。でも、Apple サポートに電話をかけて時間を費やすほどの価値がある問題とも思えなかった。きっと私の iCloud アカウントに何か変なことでもあるのかなくらいに思っていた。その後 iOS 14 になってパーソナルリクエストがやっと使えるようになったが、また別の問題に出くわしてしまった。これについてはこの記事の最後のところで述べようと思う。
照明のフラストレーション解消のための新しいコンセント
時を 2020 年 12 月に移そう。ホリデー期間はずっと家に居ようと心を決めた私は、これを機会に大昔から使っているクリスマスツリーの LED ライトを新しいものに買い替え、ついでにダイニングルームの窓のぐるりに付ける LED 豆電球飾りも買おうと思った。点灯と消灯の度にツリーの下にもぐり込んで探し回るのも嫌だという気がして、暗くなれば自動的に豆電球飾りが点灯したらどんなに素敵だろうかと思うようになった。
このことを理解するやいなや、私は Apple が提案している2つのシーンを設定した。Good Night と Good Morning だ。Good Night はダイニングルームのクリスマスツリーと窓飾りの豆電球を消灯し、ベッドルームの明かりを点けるので、私たちが寝室に入れば明るくなっている。Good Morning は単に主寝室のシェードを上げるだけだ。私たちはこれらのシーンを HomePod 上の Siri を使って呼び出している。
その一つは Watch Netflix という名前で、iPhone 上の Apple TV Remote アプリを使ってリビングルームの Apple TV を目覚めさせ、それから Netflix アプリを開く。これって、Siri Remote のボタンを押すより楽なのか? 何しろわが家の Apple TV ではほとんど常時 Netflix アプリが動いているのだから? その答はノーだが、楽しいことには違いない。
もう一つのショートカットは Good Day という名前で、こちらはもう少し複雑だ。朝になって HomePod 上の Siri に "Good morning" と語りかけてシェードを開くのに慣れてしまったので、ついでに HomePod に今日の天気予報を言わせたらどうかと思い付いた。やってみるとごく簡単で、私たちは毎朝 Siri に "Good day" と語りかけるようになった。Shortcuts はまず Weather アプリから天気の情報を取り込んで、それから Speak アクションを使ってそれを自然な声で読み上げる。二つの Current Date 変数はそれぞれ異なるフォーマットを使っていて、一つが時刻でもう一つが日付だ。例えば 7:26 AM on January 15th という具合だ。最後に、Control Home アクションを使ってブラインドを上げる。これもまた、必要かと問われればそうでもないが、ちょっぴりギーク風のSF的楽しみが現実になったとも言える。
今や私の Home アプリには多数のシーンやアクセサリーが表示されていて、セットアップを一からやり直すのは苦痛以外の何物でもない。私の "home" ではある問題が起こっており、そのため私は数限りなくリセットを繰り返しているというのに、残念ながら既存の設定を書き出す手段が何もない。Apple サポートとの電話にこれまで何時間も費やしたにもかかわらず、私はまだこの問題を解決することができていない。
Home アプリで home を設定し終えれば、他の人を招待して自分のアクセサリーやシーンやオートメーションをその人に共有してもらうことができる。さらに重要なこととして、それをした後は HomePod が両者の声を聞き分けて、声に応じて反応することができるようになる。例えば正しい Apple Music アカウントから音楽を再生したり、正しい Reminders アカウントにリマインダーを追加したりといった具合だ。
言うまでもなく、私は自分がセットアップした home に Tonya を招待したいと思った。けれども、Home Settings にある Invite People リンクを使っていくら彼女を追加しようと思っても、彼女にはこのアカウントが招待を受けることはできませんというエラーが返されるだけだ。いったんそれが起これば、私の Home の People セクションから彼女のアイコンが消えてしまい、Invite People リンクも消え失せる。そして私が自分のアイコンをタップすると、"Account unavailable" エラーが出るか、私の名前の下に二つのアドレスが出るかする。iCloud アカウントのところに彼女のアドレス、Media のところに私のアドレスが出るのだ。システムの奥深くのどこかで何かがごっちゃになっているのだろう。正常に戻すための唯一の道は、home を削除して一からやり直すことだけだ。
私がこの件で話をした二人の Apple サポート担当者を称賛しておきたい。彼らは試みてくれた。良い助言をしてくれたし、話していて感じが良く愉快だったし、何度も向こうから電話をかけ直してくれたし、私がトラブルシューティングを続けたい場合のためにこの件をオープンに保つようにしますと言ってくれた。でも私はこの件をいったん保留にすることに決めた。なぜなら、トラブルシューティングのために必要となる次の手順は (私たち二人ともすべてのデバイスを完全に iCloud からサインアウトした上で) エンジニアリング担当者に処理を引き継ぐことで、大変な手間となる上に、予期せぬ影響が出かねないと思えたからだ。(私たちは二人ともそれぞれ 2 台ずつのデスクトップ Mac と、2 台ずつのラップトップ Mac と、iPhone 1 台ずつ、iPad 1 台ずつ、それに Apple Watch 1 台ずつを持っていて、それもあくまでも現在使っているデバイスの話であり、テスト用に残してあるたくさんの古い iPhone や iPad は含んでいないことに留意して頂きたい。)
そういう訳で、以下に挙げるどの方法も私の問題を解決することはできなかったという了解の下に、もしもあなたが Home アプリに関係する奇妙な問題に遭遇した場合に試してみるべき方法として Apple サポート担当者が私に勧めてくれたのは次のようなものだ:
既存の home を削除することなく新規の home を作成できることを覚えておこう。そちらでも同じ問題が起こるかどうか確かめてみるとよい。Home アプリで house ボタンをタップし、Home Settings をタップし、Add Home をタップする。また、いつでも home を削除することができる。Home > Home Settings をタップし、一番下までスクロールして、Remove Home をタップする。(誰か他の人が作成した home の場合は Leave Home をタップする。)
すべてのデバイスで正しい iCloud アカウントにログインしていることを確認しよう。iOS や iPadOS では Settings > あなたの名前 へ、macOS では System Preferences > Apple ID へ行く。いずれの場合も、あなたの写真の下のところを見る。
それぞれの場所で Name、Phone Numbers、Email をタップまたはクリックし、Reachable At セクションに正しい電話番号や電子メールアドレスが表示されることを確かめよう。
Settings > あなたの名前 の一番下、および System Preferences > Apple ID のサイドバーに、あなたの iCloud アカウントに接続されたすべての Trusted Device のリストが表示される。リストを見て、もう持っていない、あるいはもう使っていないデバイスがあれば削除しておこう。一人の Apple 担当者は私に、彼の経験ではデバイスの個数が 11 個以上になると奇妙な問題が起こりやすくなるのだと言っていた。ううむ...
Settings > あなたの名前 > Family Sharing と System Preferences > Family Sharing で (ファミリー共有を使っているならばの話だが)、home に招待したいと思っている相手がそこに正しい電子メールアドレスと共にリストされていることを確認しよう。必要ならば、いったんその人を削除してから正しいアドレスで追加し直してみよう。(iCloud アドレスの mac.com, me.com, および icloud.com の各変種で問題が起こることがあるという。)
VPN を使っていないことを確認しよう。そのエンドポイントが、あらゆる Apple サービスにフルアクセスを持っていない場所にあるかもしれないからだ。Settings > General へ行き、VPN 構成があるかどうかを見る。もしあれば、無効にするか削除するかしよう。
Screen Time を無効にしておこう。Settings > Screen Time > Turn Off Screen Time を使う。一人の Apple 担当者によれば、彼女は多くの人たちがここにさまざまの上限を設定して、魂を吸い取るソーシャルメディアアプリを使い過ぎないようにしたり、子供たちにどんな制限を課したいか試したりしているところを何度も見たことがあるという。この種の上限によって、とりわけコンテンツやプライバシーに関係する上限設定によって、さまざまなことが期待通りに働かなくなることがある。なので彼女はトラブルシューティングの邪魔にならないように Screen Time をオフにしておくことを勧めたいと言う。
Digital Right to Repair Coalition が、今年の CES に登場した "Worst in Show" (最悪の製品) を選んで発表した。修理可能性、プライバシー、セキュリティ、その他の面で特に悪い点が際立っていた製品を取り上げたのだ。この業界団体は 5 名の専門家に依頼して 6 つのカテゴリーごとに製品を選ばせた:
修理可能性 (Kyle Wiens, iFixit): John Deere X-Series コンバイン収穫機、百万ドルもする農機具で、自社仕様のデジタル接続を使っているので農業従事者が修理することは不可能だ。