TidBITS: Apple News for the Rest of Us  TidBITS#788/18-Jul-05

Boston での Macworld Expo が終わったので、ショウのハイライトと雰囲気を Adam が報告し、また Best of Show 賞の受賞者についてもお伝えする。一方、Geoff Duncan はバンクを壊すことなく彼の Power Mac G4 のやかましいファンの騒音を抑えられたことを喜んでいる。「バンク」と言えば、先週 Apple が記録的な四半期業績の数字を発表、また多数のアップデートもリリースした。Mac OS X 10.4.2、AirPort 4.2、iPhoto 5.0.3、Final Cut Pro 5.0.2、DVD Studio Pro 4.0.1、それに Soundtrack Pro 1.0.1 だ。あともう一つ、Apple が iTunes Music Store で売り上げ 5 億曲目を達成した。

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MailBITS/18-Jul-05

Apple の第3四半期売上が 35億ドルに膨張 -- Apple は最新の四半期決算を発表し、莫大な 35億2,000万ドルの収入と 3億2,000万ドルの利益を発表した。どちらの数字もアナリストの予想を大きく上回るものだった。前年同期は、20億1,000万ドルの売上と 6千100万ドルの利益だった。同社は、6 月 25 日に終わる四半期の間に 610 万台を上回る iPod を売り上げたと発表した。さらに、120 万台弱の Macintosh も販売しており、これは一年前を 35% 上回るものだ。

<http://www.apple.com/pr/library/2005/jul/13results.html>(日本語)アップル、第3四半期の業績を発表

二つの興味深い事実がある。一つ目は、粗利益率が 28% から 約 30% に上昇していることだ。すべての競合他社が利益率を減らしているコモディティ市場において、これはすごいことだ。二つ目は、国際市場が売上の 39% を占めていること。SEC filings(証券電子データ開示システム)によると、Apple はセールスを急増させており、495,000 台のラップトップと 687,000 台のデスクトップの売上が計上されている。直販では、144,000 台のコンピュータを売り、5億5,500万ドルの金額をコンピュータ販売から上げた(他の製品からの売上は含んでいない)。同社は、次の四半期においても同程度の売上と利益があるものと予想している。現在では、Apple は 75 億ドルの現預金と 70 億ドルの余剰資産を手にしている。 [GF](笠原)

iPhoto 5.0.3 がバグを改修 -- 先週、Apple は iPhoto 5.0.3 をリリースし、その写真管理プログラムにあったいくつかのバグを取り除いた。ブックに関する二つの改良とは:レイアウトは、もはやイメージを動かしても変化することはなくなった。ブックの注文がキャンセルされるという問題も解決された。Smart album も他の iLife プログラムに正しく表示されるようになった。最後に、Mac OS X 10.4.2 下では、イメージ編集によるカラーシフトがもう起こらない。このバグにはびっくりさせられたものだった。iPhoto 5.0.3 Update はソフトウェア・アップデート経由では 41 MB のダウンロードで、単体インストーラを使うの場合は 39.2 MB のダウンロードだ。 [JLC](笠原)

<http://www.apple.com/support/downloads/iphoto503update.html>(日本語)アップル - サポート - ダウンロード - iPhoto 5.0.3 Update

Final Cut Studio のアップデートが利用可能になった -- Apple のプロフェッショナルラインのビデオ編集アプリケーションに対するバグフィックスと性能改善のためのアップデートが先週お目見えした。Final Cut Pro 5.0.2、DVD Studio Pro 4.0.1、Soundtrack Pro 1.0.1 はそれぞれのダウンロードとして提供されている。もし、完全な Final Cut Studio(Motion 2 も含んでいる)を持っているなら、一本ですべてのプログラムに適用される 46 MB のアップデータをダウンロードすることも可能だ。 [JLC](笠原)

<http://www.apple.com/finalcutstudio/>(日本語)アップル - Final Cut Studio
<http://www.apple.com/support/downloads/finalcutpro502update.html>
<http://www.apple.com/support/downloads/dvdstudiopro401update.html>
<http://www.apple.com/support/downloads/soundtrackpro101update.html>
<http://www.apple.com/support/downloads/finalcutstudioupdates.html>

Apple が 5 億曲の販売を達成 -- Apple は、 7 月 17 日に iTunes Music Store 経由での音楽販売において、5 億曲目の販売を達成したことを発表した。記念すべき 5 億曲目は Faith Hill の "Mississippi Girl" で、Apple の賞品獲得者は Indiana 州 Lafayette の Amy Greer 氏だった。彼女はお好みの iPod を 10 台と10,000 曲分の iTMS ギフトカード、さらに Coldplay のコンサートを観るための四人分旅行券を受け取ることになった。果てしなく興味深いのは、Apple が iTunes Music Store を開始したのが 2 年前の 2003 年 4 月下旬だったこと。そして、ダウンロードの累計グラフが 3 億曲目を超えたのが今年の 3 月ということだ。もし、iTMS の売上がこのペースで続くなら、Apple は 10 億曲目達成が一年以内であると期待できるだろう。しかし、iPod の売上は上昇を続けており、この人気は 10 億曲目達成の日をずっと早めるだろう。 [GD](笠原)

<http://www.apple.com/pr/library/2005/jul/18itms.html>
<http://db.tidbits.com/getbits.acgi?tbart=08166>(日本語)Apple の iTMS プレゼント: 10 台の iPod だけ?


Apple が Mac OS X 10.4.2 Update をリリース

文: Jeff Carlson <[email protected]>
訳: 笠原正純<panhead@draconia.jp>

この一週間の Apple による怒涛のアップデートの中で、最も大きなものは Mac OS X 10.4.2 だった。これには、安定性と互換性の改善をするための数多くの修正が含まれていた。以前のシステムアップデートと同様、標準装備の Apple 製アプリケーションのいくつか、アドレス帳、iCal、Safari、Mail、Automator、スティッキーズ などがアップデートされたり、置き換えたりされた。Apple のリリースノートによると、アップデートされた ATI と NVIDIA グラフィックドライバを含む Core Graphics、Core Audio、Core Image もアップデートされたということだ。

<http://docs.info.apple.com/article.html?artnum=301722>(日本語)アップル - サポート - TIL

iChat も特定の環境下でのビデオパフォーマンスを改善したらしい。そして、別のコンピュータを使ってログインした時にそれまで接続していたコンピュータから自動的にログアウトするよう設定できるようになった。Dashboard もいくつか新機能を盛り込まれた。ウィジェットを管理する手助けをしてくれる Widgets というウィジェットが追加された。この表現が鏡の中に映った鏡のように奇妙に聞こえることは分かる。しかし、それは、ウィジェットを起動したり終了させたりインストールさせたり、時にはサードパーティ製のウィジェットをゴミ箱送りにしたりといった機能を持ったウィジェットなのだ。このアップデートには、AirPort Extreme Card(日本では AirMac Expressカード)による WPA2 (Wi-Fi Protected Access version 2) サポート(この号の別の記事で詳述されている)といった AirPort(日本では AirMac)関連のアップデートも含まれている。

Mac OS X 10.4.2 は、10.4.1 からのアップデートの場合、ソフトウェア・アップデート経由の 21.5 MB のダウンロードとして利用できる。10.4.0 からのアップデートの場合は、57.5 MB の Combo update を使うことになる。どちらも単体インストーラをダウンロードすることも可能で、10.4.1 からの Delta Update インストーラは 44 MB、combo update インストーラは 58 MB だ。

<http://www.apple.com/support/downloads/macosxupdate1042.html>(日本語)アップル - サポート - ダウンロード - Mac OS X Update 10.4.2
<http://www.apple.com/support/downloads/macosxupdate1042combo.html>(日本語)アップル - サポート - ダウンロード - Mac OS X Update 10.4.2 Combo


AirPort 4.2 ソフトウェアが WPA2 をサポート

文: Glenn Fleishman <[email protected]>
訳: Mark Nagata <nagata@kurims.kyoto-u.ac.jp>

Apple が Mac OS X 10.4.2 を世に出してから数日後、この Mac OS X 10.4.2 では AirPort ソフトウェア(日本では AirMac ソフトウェア)のクライアント側での変更が施され、より新しくて強力な暗号化システムのサポートが取り入れられたのだが、それに対応した形で同社は AirPort Software 4.2(日本では AirMac 4.2)をリリースし、必要なベースステーション側でのサポートも組み入れた。 このリリースには Mac OS X 10.3.3 から 10.3.9 まで、10.4.2 用、それに Windows 用の3種類のバージョンがあり、いずれもソフトウェア・アップデート経由で、またはスタンドアロン版としても入手できる。

<http://www.apple.com/support/downloads/airport42formacosx1033.html>(日本語)アップル - サポート - ダウンロード - AirMac 4.2 for Mac OS X 10.3.3
<http://www.apple.com/support/downloads/airport42formacosx1042.html>(日本語)アップル - サポート - ダウンロード - AirMac 4.2 for Mac OS X 10.4.2
<http://www.apple.com/support/downloads/airport42forwindows.html>(日本語)アップル - サポート - ダウンロード - AirMac 4.2 for Windows

今回のアップデートでは WPA2 (Wi-Fi Protected Access version 2) のフルサポートが加わり、これでアクセスポイントが AES (Advanced Encryption System) 暗号化キーを提供できるようになった。そのために必要な計算に対応できるのは 2002 年末ごろ以降に販売されたハードウェアに限られるので、初代の AirPort カードやベースステーションを WPA2 対応にアップデートすることはできない。

最初のバージョンの WPA は Panther へのアップデートとして登場したが、これは AirPort カード、AirPort Extreme カード、それに AirPort Extreme および Express のベースステーション用に、より優れた暗号化アルゴリズムやその他の Wi-Fi セキュリティに関する改良を提供していた。(TidBITS-760 の記事“AirPort ファームウェアアップデートが大きなバグを修正”を参照。)WPA2 は、これをさらに進化させたものだ。技術的には、完全に認可を受けたバージョンの IEEE 802.11i であり、WPA2 Personal または WPA2 Enterprise によって設定されたネットワークに接続する場合には AirPort Extreme カードでしか動作しない。AirPort カードが WPA2 をサポートできないのはシリコンにおける制限によるものだ。これに対して WPA の方は、AirPort カードを含む初期の 802.11b カードとも後方互換となるように設計されていた。

<http://db.tidbits.com/getbits.acgi?tbart=07932>(日本語)AirPort ファームウェアアップデートが大きなバグを修正

会社によっては、WPA2 がリリースされるのを待って、それから初めて会社の Wi-Fi ネットワークの展開をスタートさせたところもある。WPA2 においてやっと政府規格レベルの暗号化が付いたからだ。WPA2 にはまた WPA の上に追加された他の機能もいくつかある。例えば高速の再認証機能は、WPA2 Enterprise(個々のログインごとに特有のセッションキーを生成するシステム)を使ったラップトップ機でベースステーションから別のベースステーションへと切り替える時にも大きな待ち時間なしのローミングを可能にする。

AirPort 4.2 には新しいバージョンの AirPort Admin Utility と AirPort Setup Assistant、それに AirPort Extreme および AirPort Express 双方のベースステーション用のファームウェア・アップデートが含まれている。

このアップデートによって、Apple も業界の他の会社たちと同列に並んだことになる。ただ、興味深いことに、AirPort ステータスメニューの Create Network コマンドによって作られたソフトウェア・ベースステーションで使えるのは古い WEP (Wired Equivalent Privacy) 暗号化だけだ。WEP は、暗号としては既に破られている。いつの日かは Apple が、この即製のネットワークについてもせめて WPA は提供してくれるようになることを願いたい。


Macworld Boston 2005: 親密なる出来事

文: Adam C. Engst <[email protected]>
訳: Mark Nagata <nagata@kurims.kyoto-u.ac.jp>

あらかじめお詫びしておこう。もしもこのタイトルが皆さんに、トレードショウのフロアカーテンの裏で繰り広げられたホットでドキドキするような濡れ場とか、大根役者のセレブ連中を主役に仕立てた出来の悪いテレビドラマとかを連想させてしまったとしたら、残念でした。実はこれはただの単純なジョークで、先週の Boston での Macworld Expo の会場で、誰もが私の顔を見て「こんな小規模のショウなんで信じられない!」と話しかけてくる度に、私が「小規模ってことはないさ。だってこれは、われわれ最も親しい友人たちだけが、内輪で集まったイベントなんだから。」と答えていたのを受けているだけだ。

冗談はさておき、Macworld Expo は今回も出展者・観衆ともに最低人数記録を更新し、規模がまたまた小さくなった。出展者の数は 60 を切っていたと思うし、8,000 人から 10,000 人という数字が期待されていた観衆数も、漏れ聞いた噂では去年より少し少ない程度にとどまったという。(これとは対照的に、2005 年 1 月の San Francisco での Macworld Expo は 36,000 人近くの観衆を集めた。)例年通り、IDG World Expo は見かけ上の規模を管理するための優れた手腕を示し、初日の会場の通路は混雑して人々が忙しく行き交う印象を与えた。また、各セッションの部屋も十分に小さくて、シートに座った人々の人数が以前より少なかったものの、部屋としては満室の印象を与えていた。

Boston の Hynes Convention Center を選択したのもなかなかうまい判断だった。去年の会場、あの巨大洞窟のような Boston Convention and Exposition Center (BCEC) に比べれば、この Macworld Expo くらいの規模にちょうど適したものと言えた。Hynes Convention Center の中では、どこへ行くにもほんの数分間ほどで足りた。去年の BCEC ではちょっとしたハイキングみたいで、途中でお弁当を持ってくるべきだったと後悔したくらいだったのだから。でも、もっと嬉しかったのは Hynes Convention Center が Boston 市街の中心部、Boylston Street にあったことで、ほんの一ブロック先にはいろいろなお店やレストランの並んだトレンディな Newbury Street があり、歩いて行ける範囲内にホテルも数多くあった。今どきは、トレードショウに行っても空港からの往復の道筋以外にはホストシティーのことが何も見られないことが多いので、これは嬉しい気持ちにさせられた。

また、いろいろな特別企画も皆うまくいった。Andy Ihnatko のキーノートはいつも通りとても楽しいもので、それに加えて聴覚に障害のある観衆のために彼の話を手話通訳してくれた男の人たちのお陰で楽しさが倍増された。私は American Sign Language は知らないのだが、時々私は Andy を見ながら、一方の目でこの人たちが彼のジョークを手話通訳しようと物凄い表情と身振り手振りの組み合わせで表現しているのを見つつ、忙しく視線を行き来させたものだ。恒例の Mac Brainiac Challenge は今回もまた大騒ぎとなり、最後には私のチームが負けたものの、楽しいひとときが過ごせた。(でも、新規レイアウトの見栄えをテストする画面で表示されるダミーのテキスト、Lorem Ipsum の出典は何かという質問に、私の古典の学位が役に立って正解が出せたのはちょっといい気持ちだった。これはキケロからの引用なのだ。)それから、ショウのフロアでの出し物だった Geeks & Gadgets のステージも好評だった。中でもその iPod セッションにはいつも大勢の人が集まっていた。

<http://www.lipsum.com/>

良くなかったことといえば、開催時間帯の変更はどうひいき目に見ても好評・不評の入り交じった評価を受けた。火曜日と水曜日が午前 11 時に始まったことは良かった。前夜のイベントで夜更かしをした人たちがゆっくり眠れたからだ。でも、フロアが午後 7 時まで開いていたのはかなり厳しかった。これで多くの人たちが夕食を食べる暇がなくなったし、そんな時間にはフロアにほとんど観衆も残っていなかったし、ブースで働いていた人たちはいつにもまして疲れきって帰ることになった。水曜日に、私はショウが終わった後で Boston Macintosh Users Group の人たちに講演をしたのだが、ずっとしゃべり続けた私の話が終わった時にはもう午後 9 時に近かった。

規模は小さくなったが、私が話をした人たちは一様に満足したという感想を漏らしてくれた。もっとも Macworld San Francisco 程度の規模を期待して来た人たちは別だったが。出展のためにかかった費用は Macworld San Francisco と同程度だったので、少なくともブースで製品を販売していたベンダーのいくつかは、観衆の数が減ったことに不満を述べていた。とは言え出席した人たちは例年と同じくらいのペースで物を買っていたのだが。それと同様に、観衆の側で不満を述べていた人は、今まで見たこともないようなさまざまの製品を並べた数々のブースを長い時間をかけて見てまわりたいという期待を持ってやって来た人が多かった。たった五・六本しかブースの通路がなくて(実際通路の数は六本だったが、一杯になっていない通路もあった)フロア全体をまわるのにもそれほど時間がかからず、最近の Macintosh 業界の動向に注意を払ってきた人にとってはそれほど目新しいものはない、というのが実情だったからだ。最近のショウの例に漏れず、今回も多くのベンダーが iPod 用のアクセサリーを展示していた。

Expo の注目点は -- 長年の恒例を今回は初めて破ることになる。例年私たちはこの時期に「Macworld Expo での優れもの」特集記事を書いて、ショウで目立った製品や出来事について報告してきたが、今回はこれを止めることにした。あからさまに言えば、とりたてて報告すべきようなものがあまりなかった。それに、Mac Publishing 社の私たちの友人たちが、既に Best of Show 賞を発表して注目度の高かったものを選び出してくれている。(これについてはこの号の中で Geoff が“Macworld Boston 2005 最優秀賞”の記事で報告する。)ただ、その他にもいくつか、私の気を引いたブースや製品もあった。

Rimage は Hynes Convention Center の外にもスタッフを配置して、同社の Rimage 360i(CD/DVD 記録・プリント用機器)が当たる抽選応募用紙を配っていた。ここでクールだったのは、そのスタッフたちが 35 ポンド (16 kg) もあるバックパックを背負って、そのバックパックの中にはラップトップ機を入れ、そこからアームが上に伸びて彼らの頭上に LCD スクリーンを支え、そのスクリーンに同社の製品群の広告が投影されていたことだ。いつの日か私たちは動画を表示できる服を着ることがあるかもしれないが、そういうものでさえ、頭上にモニタを吊るした男たちの姿ほど人目を引くことはないだろう。

<http://www.rimage.com/>

Tonya と私が気に入ったものは他にもある。まずは、愛想の良い Joallyn と Dave の Cartwright 夫妻 (Delarew Designs) によるスタイリッシュな iPod ケース付きハンドバッグだ。Joallyn はこれらのバッグ類をデザインするために相当工夫をこらしており、iPod を保護するとともに透明プラスチックのウィンドウを通して iPod を見ながらコントロールできるようにしている。このウィンドウは内向きに付いているため、iPod の存在をわざわざ宣伝するようにはなっていない。イヤーバッドのケーブル用に別の開口部もある。次に Cableyoyo がある。これはスリムなプラスチック製の器具で、これを使ってコードを巻き取れる。とてもエレガントだが、本質的にはちょっと高級な糸巻き具に過ぎない。最後にもう一つ、Quark 社は今回も参加していたが、彼らのプレゼンテーションのスケジュールを掲示したものを見て私は思わずくすりと笑ってしまった。これは、徹底的に詳しく、ひょっとしたら混乱した人がいるかもしれないので、本当にきっちりかっちりと明確に、彼らが QuarkXPress 6.5 の講演を毎時半に開催していることをレイアウトしてみせたかったのだろう。

<http://www.delapod.com/>
<http://www.cableyoyo.com/>
<http://www.tidbits.com/resources/788/quark-sign.jpg>

でも、私を一番驚かせたブースは Apple Specialists Pavilion だった。これは HP との共同プロデュースによるもので、多数の現行の Mac に、新型のインクを使った印刷テクノロジーによる HP プリンタを組み合わせて展示していた。私は何年も前から Apple Specialist という言葉を聞いたことはあったし、TidBITS スポンサーの Small Dog Electronics た Apple Specialist の一つであることは知っていたが、それがどういう風に「スペシャル」であるのかと考えてみたことはなかった。今回わかったのは、この Apple Specialist プログラムというのが 160 以上の独立 Macintosh ディーラーやサービスセンターの集まりで、例えば San Diego の Crywolf や New York の Tekserve なども入っており、いずれも長年にわたって顧客からの強い信頼を勝ち得つつ生き延びてきたところばかりだということだった。今回は 50 ほどの Apple Specialist たちが集まってこのショウフロアで最大のブースを作り、そこで見られた技術的なノウハウは驚くべきものだった。その上さらに私の興味を引いたのは、Apple Specialist たちが共同で Apple Specialists Marketing Co-op (ASMC) というものを作り、メーカーに働きかけて(時にはデザインの助言もして)独自の開発商品、例えば Transintl 製の miniG シリーズハードドライブや、 iListen MX 音声認識及びヘッドセット・マイクロフォンのバンドルなど、多くの製品を作り出しているということだ。また、この ASMC は 2005 年 7 月 11 日に丸一日の“best practices”ミーティングを開催して、プレゼンテーション、円卓討論会、テーブルトップのベンダーフェア、それに“vendor speed dating”コンテストなどを催していた。この「スピード・デート」コンテストというのはきっと大盛り上がりだったに違いない。(「3分間以内に、自己紹介を済ませておおまかな販売契約を結ぶこと。さあ、名刺の用意はいいかな... 用意... スタート!」)

<http://www.applespecialists.com/>
<http://www.hp.com/hpinfo/newsroom/press/2005/050711a.html>
<http://www.transintl.com/store/minig.cfm>
<http://www.macspeech.com/news/pr.html?id=105>

どちらかと言えば...夜会 -- さて、その実態を言うなら、Macworld Boston 2005 はどう見てもニュース・イベントとは言えなかった。新製品がショウでお披露目されることもほとんどなかったし、この会場で起こったことで本当にニュースと呼べるようなものもなかったと思う。プレスルームは小さい部屋だったのに、一度も満員になっているのを私は見かけなかったし、そもそも会場でメインストリームのプレスの連中の顔を見かけた覚えもない。

そういうことはあっても、ショウとしてはなかなか良かったと思う。ただ、これはむしろ範囲の限定された地域イベントで、その地域のベンダーたちと観衆たちとの間にネットワークを作り出すためのもの、という性格を強めてきただけなのだ。サイズが小規模になってきたことを考えれば、今後このショウが続けて開催されるかどうかは、ひとえに今回 IDG World Expo がそれに見合うだけの収入を稼ぎだせたのかどうかという一点にかかっていると言えるだろう。IDG World Expo は今後も Boston で Hynes Convention Center を会場にして開催を続けたいという意向を表明してはいるが、少なくともこの記事を書いている時点では、来年の日取りに関する発表は何も出ていない。

<http://www.macworld.com/news/2005/07/15/idg/index.php>

仮に今回十分の収入があって将来も続けられるとしよう。あるいは詳細に検討した結果、収入が十分であったと判断できたとしよう。その場合、私としては IDG World Expo に、この小規模の地域的ショウという考え方をできるだけ他の都市にも拡げて考慮してもらえたらと思う。そのようなタイプのショウは本来何万人もの観衆を期待するものではない。だから、ビッグネームの出展者たちはすべてのショウに出展しようとは考えないだろう。(また、観衆たちも、今回の Macworld Boston でそうだったように、ビッグネームが出展しているとは期待しないで参加するだろう。)そして、わざわざ San Francisco や Boston にまで旅行する気にはなれないという多くの人々も、近場でショウが開催されればいろいろなトレーニング・セッションに参加したり、ベンダーたちと会って話したりする機会に恵まれることだろう。そういう考え方は、また逆に Macworld San Francisco の存在意義をも強調することになるだろう。Macworld San Francisco こそがメインストリームの Macintosh 業界の最も重要なイベントなのであって、Macworld Boston が過去の栄光の日々と同等のステータスを取り戻すことはないのだ、ということをはっきりと示すことになるだろう。


Macworld Boston 2005 最優秀賞

文: Geoff Duncan <[email protected]>
訳: 亀岡孝仁 <takkameoka@bellsouth.net>

Boston での IDG Macworld Conference and Expo 2005 における最優秀賞の受賞者五人が 我々の友人である Macworld 誌と Mac Publishing によって発表された。選考の対象となる条件は、その製品がこのショーに於いて発表され (或いは少なくとも会場の参加者の話題に上る程直近に発表され) たものでかつ Macworld の編集スタッフが手にとって評価できるものである。Apple の iPod の成功から見れば驚くことではないが、勝者にはデジタル音楽市場を狙ったものも含まれている。

<http://www.macworld.com/news/2005/07/13/bestofshow/>

受賞者は以下の通り:

<http://www.harmankardon.com/drive>

<http://www.parliant.com/>
<http://db.tidbits.com/getbits.acgi?tbart=07380>(日本語)PhoneValet、おまえに出来るかい?
<http://www.bias-inc.com/>

<http://www.mackiev.com/print_shop.html>

<http://www.sketchup.com/>

<http://www.dlodirect.com/>


私だけの G4「ファン」クラブ発足

文: Geoff Duncan <[email protected]>
訳: 羽鳥公士郎 <hatori@ousaan.com>

TidBITS のスタッフの中にあって、私はいささか時代遅れだ。私のメインのMac は、2002 年のはじめに買った(安かった!)老いぼれる一方の Power Mac G4 Quicksilver なのだ。このマシンにはもともとデュアル 800 MHz プロセッサが載っていて、昨年 Sonnet Encore/ST G4 Duet プロセッサアップグレードをインストールし、CPU を 1.27 MHz に引き上げた。( TidBITS-754 のレビューを参照。)現在のところ、このマシンを代える予定はない。というのも、私が日常的に使っているプロ用のオーディオソフトウェアは、Classic では動かず、Mac OS X にも対応していないからだ。

<http://db.tidbits.com/getbits.acgi?tbart=07884>(日本語)Sonnet の Encore/ST G4 Duet で唄う

しかし、この QuickSilver には、私が購入した日以来の問題点があった。_うるさい_ のだ。後になって、Apple 製品ラインナップの中で後継機種となった Mirrored Drive Door G4(通称「風洞」G4)のうるささにはかなわないということが分かり、私は自分の運のよさに感謝した。結局 Apple はMirrored Drive Door モデルを静かにさせるよう電源装置交換プログラムを実施したが、それでもなお、このモデルは業界最高峰の耳障りコンピューティングを誇っている。[当該 Power Mac 所有者の1人として、私は以下のように断言したい。「え? 何のことだっけ?」-Adam] しかし、私のシステム用には、そのような騒音低減用の交換部品はなかったから、私は、騒音がほとんどの場合に耐えられる程度だということが幸運なのだと思うようにしていた。

<http://db.tidbits.com/getbits.acgi?tbart=07230>(日本語)Power Mac G4 の電源を交換する

ボンネットの下のハーレー -- 事態が変わったのは 2004 年の半ばのこと、私の QuickSilver がときどき大きな振動音をブンブン立てるようになった。最初は、白状すると、私はマシンを優しく蹴っ飛ばした。その一撃で音は出なくなったように思われた。しかし、その後数週間で、別の音がだんだん大きくなり、だんだん頻度を増して、しかもそれはプロセッサに重い負荷がかかったときか私の仕事場が特別暑い日に起こるらしいということに気がついた。私のMac は、ファンのどれかが熱を排出しようとしてトップギアになると、振動に関する何らかの問題を引き起こすのだと思われた。しかし、この Mac は私の机の下にいるので、原因を切り分けるには机の下にもぐりこんで、おそらくはケースを開けたまましばらくのあいだマシンを動かしてみる必要があった。そんなことをすれば、私の猫は喜ぶかもしれないが、一般的にいっていい考えとはいえない。新しい音は大きく耳障りだったが、私は放っておいた。

昨年、Sonnet CPU アップグレードのレビューを書いているとき、うるさく振動するノイズが始まったちょうどそのときにたまたま机の下にいたということが一度あった。なるほど! 視点を低くしたことで、この騒音が電源装置の大きなファンから出ているのではなく、私が恐れていたように、プロセッサのヒートシンクのすぐそばで風を起こしている小さな(60 x 60 x 25 mm)ファンから出ているということがすぐに分かった。(このファンは、私が Sonnet CPU アップグレードを記録するために撮影した最初の写真で「1」と印をつけたものだ。)たまたまそのとき私の頭上の机の上に騒音計があったので、それを机の下でコンピュータから3フィートほどのところにかざしてみると、音量は 60 dB を越えた。これは普通に話しているときの会話と同じ大きさで、洗濯機や冷蔵庫にもこれより静かなものがある!

<http://www.tidbits.com/resources/754/duet-installation/>
<http://www.cdc.gov/niosh/01-104.html>

私は Sonnet CPU アップグレードをテストしているあいだファンのことは気にとめなかった。取り外してもう一度取り付けることによって騒音問題が解決することを願っていたのだ。ところが、私が、ファンがマシンの背面に向かって空気を吹き 出し ていると書いたことに、TidBITS の読者の1人 J.J. Tiger が気がついた。彼は、ファンは空気をマシンの中に吹き 入れる べきだと主張し、その証拠として Apple のサービスドキュメントを引用していた。またまた「なるほど!」。このファンは2年以上ものあいだ逆向きに風を送っていたのだ! 私はマシンを開き、ファンをプラスチックの枠の中でひっくり返して(配線をつなぎかえる必要はなかった)、空気の流れの方向を逆にした。これでおばけノイズが退治できたことを願っていた。

ああ、悲しいかな、これが終わりではなかった。数日のうちにうるさいブンブンいう音が戻ってきたのだ。私は Sonnet CPU アップグレードのレビューを書き上げ、そしてファンに対して直接手を下すこととした。ファンの製造番号とモデルが書いてあるステッカーをはがして(でも取っておいた!)、あらわになった軸に鉱油を一滴たらしたのだ。大成功! ハミングは止んだ... 1か月のあいだは。そのころになると私はだんだん慈悲深くなくなり(そしてあせってきて)、ファンに WD-40 を吹きかけた。大成功... 何週間かのあいだは。イライラがつのってゆくあいだ、Google で少し調べてみたところ、おそらくは似たような音を経験している QuickSilver 所有者がほかにもいることが分かったが、彼らの解決策はどれも私の状況には当てはまらないと思われた。それで私のファンは WD-40 の噴射を浴び続け、さらに私はときおりファンを取り外して内部機構を清掃してみた。枠にフォームラバーの緩衝材をつけたり、小さな留め金を使ってファンを枠の中にしっかり固定したりということもやってみた。しかしいつでも音は戻ってくるのだった。私は現実を直視せざるを得なかった。ファンを交換するときがきたのだ。

<http://www.xlr8yourmac.com/systems/quicksilver_CPU_fan_mod/quicksilver_cpu_fan_noise.html>
<http://www.xlr8yourmac.com/systems/quicksilver_noise_2/quieting_quicksilver_3.html>
<http://homepage.mac.com/cycline3/pc-to-mac/index-mac-mod.html>

熱い空気に満ちて -- プラン A: 私は、新品か再生備品の Power Mac G4 用 CPU 冷却ファンを探してみた。私がオンラインで見つけた中でもっとも近いものは、We Love Macs から販売されているもので、私のものとはかなり異なった白いプラスチックの枠のついたファンだった。ファンそのものについては、大きさも、必要な電力も、部品番号も表示されていなかったので、これが私の Mac で使えるかどうかすぐには分からなかった。しかし、私はスペックをいくつか見逃していたのかもしれない。私はその値札に仰天していたからだ。75 ドル! ヒェー!

<http://store.yahoo.com/lovemacs/9224357.html>

そこでプラン B。私は、技術に明るくない Apple の顧客になったつもりで、最悪のシナリオになりそうだと思っていた方法、すなわち Apple を通して部品を交換する方法について調査することにした。私のコンピュータの保証期間はとっくに切れていたし、AppleCare も継続していなかったが、地元の Apple 正規サービスプロバイダ3つに、ファンの交換について電話で聞いてみた。私と話した技術者はおしなべて物知りで礼儀正しかった(電話を折り返すのさえ早かった!)が、彼らが提案する解決法は本質的に同じだった。ファン自体の値段が 45 ドルから 80 ドル(正確な値段は、マシンを持ち込んでみなければ分からないということだった)、それにファンを取り付けるための作業料が 30 分の最低料金で 45 ドルほどだ。さらに、ファンは Apple から取り寄せる必要があり、それには通常2から4営業日かかる。それも彼らが私のマシンを受け取らなければ始まらないという。サービスセンターの1つは、部品が届くのを待つあいだ私のマシンを預かっておく必要はないといっていたが、Apple を通して部品を交換する場合、少なくとも何日かのあいだマシンを使えなくなる可能性があるだけでなく、90 ドルから 125 ドル(税抜き価格で!)もかかる。

頭を冷やせ -- 私はまだ少し仰天していたので、プラン C に切り替えた。詳しく調べたことはなかったが、自分で PC を組み立てたり改造したりする人たちはしばしば、電源装置やプロセッサカードとは別に冷却システムを買ってアップグレードするということを私は知っていた。思ったとおり、このような日曜大工に応ずるウェブサイトはたくさん見つかった。うるさいファンからはがしたステッカーを武器に、いくつかのオンライン販売店で、私のマックで使われているのと同じブランドで同じ部品番号のものや、大きさと電力定格が同じ CPU ファンを探してみた。

その結果は今までよりずっと満足できるものだった。使えそうなファンの値段は、サイトやメーカーによって異なるが、4 ドルから 10 ドルの範囲だった。ただし、販売店の中には、最低発注量として 5 個、8 個、10 個、はたまた 100 個を要求するところもあった。しかし、私が最初に検索した範囲では、どのサイトも私の G4 で Apple が使ったファンとまったく同じものを扱っていなかった。

私は、ドライバーや留め金、緩衝材などのコレクションを持っているので、それを使って既存の枠に新しいファンを取り付けようと思えばできる自信があったが、可能であればオリジナルの部品を購入したいと考えた。電子部品ならばいくら取り替えてもかまわないが、私は技術者ではないので、交換部品特有の専門知識を持っていない場合、正しい部品を選んでいるのかどうか自信がもてない。(ギターのマグネティックピックアップなら自信があるが、冷却ファンはそれほどでもない。)もっとも避けたいことは、配線が適切にできなかったり、電力が合わなかったりして、取り付けができないか、あるいは配線の先の方で問題を起こすことだ。私はこのマシンをできるだけ長く使い続けなければならないのだから、なおさらだ。だから、私は切り札を切ることにして、Olympic 半島のちょっとした知り合い Bobby Orozco に連絡を取った。彼は沿岸無線とアマチュア無線のマニアだ。(こういう人たちはたいてい電子工学の専門家でもある。)Bobby は Allied Electronics に連絡をとるよう勧めた。ここは 1928 年から営業していて、目が回るほどたくさんの部品や構成材、道具などを取り揃えている。なんということだろう、私は Allied をすでに知っていた! 最後に注文したのは何年も前のことだとはいえ(そのときには彼らのウェブサイトはなかったかもしれない、それほど昔のことだ)、私の楽器のソリッドステートアンプが今でも動いているのは、彼らのカタログを通して注文した部品のおかげなのだ。そして、思ったとおり、Allied は私が探していたまさにそのファンを 5.22 ドルで販売していた。私は2つ注文した。取り付けるために1つ、そしてへまをしてしまったときのためにもう1つ。

<http://www.alliedelec.com/>
<http://www.alliedelec.com/cart/ProductDetail.asp?SKU=997-0037&SEARCH=KDE1206PTV1&ID=&DESC=KDE1206PTV1+MS>

新鮮な風 -- Allied からあらかじめ伝えられていたように、ファンはコネクタなしで届いた。これは一般用途部品の販売方法としては全く理にかなったことだ(結局のところ、Allied は、私がこのファンをどのように使うのかも、私がどのコネクタを必要とするのかも知らないのだ!)が、このせいで、Mac のマザーボードについているコネクタを使ってファンに電力を供給するのはちょっとした難関になるかもしれない。幸いなことに、私が持っていた音楽機器用の圧着式クイック・ディスコネクトがちょうど使えた。これは Radio Shack で 1.50 ドルほどで買える。先の細いペンチで4回ひねったら、ファン取り付けの準備は完了だ。しかし、適当な部品を持っていなければ、もともとのファンのコネクタを新しいファンのリード線に接続したほうが簡単かもしれない。新しいファンの取り付けは楽勝だった。結局のところ、私は古いファンを清掃したり注油するために何度も取り外していたのだから。

その結果、1銭も無駄にならなかったと報告できることをうれしく思う。新しいファンを取りつけて最初に起動して以来、Quicksilver G4 は大幅に静かになって、その後6週間経ってもあの不愉快な振動する音を聞いていない。この冒険物語もついに完結したのかもしれない! このマシンがどんなに静かになったのかご報告しようと思って、喜び勇んで騒音計を手にしてみたいところだが、私の騒音計は 50 dB 以下になると正確な測定ができない。この Mac は、机の下で3フィート離れると、正確に測定できるだけの騒音を出さなくなった。まだ _静かな_ システムとはいえないが、騒音のレベルは非常に改善された。

結論はといえば、老いぼれた Mac を動かし続けるというのは負け戦になることもあるし、ときには、特に Apple の正規ルートを通したときなど、割に合わないこともあるとはいえ、そういうマシンでも、数ドルと少しの絶縁テープで簡単な修理をすれば、寿命が延びることもあるということだ。


TidBITS Talk/18-Jul-05 のホットな話題

文: TidBITS Staff <[email protected]>
訳: Mark Nagata <nagata@kurims.kyoto-u.ac.jp>

各話題の下の2つ目のリンクは私たちの Web Crossing サーバでの討論に繋がる。こちらの方が高速のはずだ。

Roomba: ロボットが足許に -- 掃除機ロボットの Roomba をレビューした Tonya の記事に、Roomba を持っている人や、Roomba についての質問がある人など、いろいろな TidBITS Talk 読者たちからのフィードバックが集まった。(メッセージ数 9)

<http://db.tidbits.com/getbits.acgi?tlkthrd=2648>
<http://emperor.tidbits.com/TidBITS/Talk/500/>

Squeezebox -- 何台かの Squeezebox(Slim Devices 製の音楽ストリーミング・コンポーネント)を組み合わせてホームオーディオシステムの Pluto を構築した読者がいる。(メッセージ数 3)

<http://db.tidbits.com/getbits.acgi?tlkthrd=2649>
<http://emperor.tidbits.com/TidBITS/Talk/86/>

Dashboard の「邪悪な」ウィジェット -- Dashboard におけるセキュリティ脆弱性の可能性について、また Mac OS X 10.4.2 がどんな対策を施しているか(いかに対策を施していないか、と言う人もいる)について、読者たちが議論する。(メッセージ数 11)

<http://db.tidbits.com/getbits.acgi?tlkthrd=2593>
<http://emperor.tidbits.com/TidBITS/Talk/448/>


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非営利、非商用の出版物およびウェブサイトは、フルクレジットを明記すれば記事を転載またはウェブページにリンクすることが できます。それ以外の場合はお問い合わせ下さい。記事が正確であることの保証はありませ ん。書名、製品名および会社名は、それぞれ該当する権利者の登録商標または権利です。TidBITS ISSN 1090-7017

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