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1675: Apple "Wonderlust" イベント、OS セキュリティアップデート、Apple が CSAM で断念、Mozilla が自動車のプライバシーを報告、iPhone 天気アプリ、サイクリングツアーを iPhone で撮影、iPhone 14 Pro の Always-On ディスプレイを使ってますか?

しばらくぶりです! Labor Day の祝日で一週間お休みを頂いたが、その間に溜まった記事がたくさんある。まず、Apple の "Wonderlust" イベントが 2023 年 9 月 12 日に開催されるという発表があった。ご一緒に SlackBITS で観ませんか。Apple は Pegasus スパイウェアに悪用された脆弱性をブロックするため主たるオペレーティングシステムをすべてアップデートするとともに、iCloud Photos で CSAM 写真をスキャンする構想を断念した理由を説明した。Mozilla が、現代の自動車はプライバシーの観点から最悪だと報告する。Adam Engst は前回の2つの Do You Use It? アンケートの結果を要約しつつ、読者から推薦された iPhone 用の天気アプリを紹介する。(ネタバレを覚悟して言えば、Apple の Weather アプリに最も人気が集まったが、複数個のアプリを使っている人たちも多かった。また、Dark Sky がなくなって残念だと思う人が多かった。) Julio Ojeda-Zapata が寄稿記事で、数日間のサイクリングツアーを記録した iPhone による写真日記をお届けする。彼は他にもいろいろなテクノロジー機器を荷物に詰め込んで自転車の旅をした。最後にもう一つ、今週は iPhone 14 Pro オーナーに向けたアンケートで、大々的に宣伝された Always-On (常時表示) ディスプレイを使っているかどうか尋ねる。今週注目すべき Mac アプリのリリースは Carbon Copy Cloner 6.1.7 だ。

Adam Engst  訳: Mark Nagata   

Apple "Wonderlust" イベント、2023 年 9 月 12 日開催

例年通りの iPhone および Apple Watch イベントのスケジュールに合わせて、Apple が 2023 年 9 月 12 日 10 AM (Pacific Time、日本時間 9 月 13 日午前 2 時) からイベントを開催すると発表した。 Apple のウェブサイトまたは Apple TV からストリーミング視聴 できる。また、Apple は予定を手軽にカレンダーに追加できるようにしている。[訳者注: 翻訳を始める前にイベントは既に終了してしまいました。ご了承ください。イベントの内容については、来週号をご覧ください。]

Apple はいつも通りの用心深い姿勢を崩さず、"Wonderlust" という謎めいた言葉のみで報道関係者をイベントに招待した。今回のイベントではほぼ間違いなく iPhone 15 シリーズ製品のリリースに関する発表があるだろうし、Apple Watch Series 9 と、ひょっとしたら Apple Watch Ultra 2 も発表されるだろう。過去の前例に従うとするならば、予約受付開始が 2023 年 9 月 15 日 (金曜日) ごろ、出荷がその一週間後の 9 月 22 日ごろになるのだろう。また、少なくとも iOS 17 と watchOS 10 のリリース日も発表されるだろう。

Apple Wonderlust event

新しい iPhone と Apple Watch のモデルを巡る噂は数多く飛び交っているが、噂というものは無視しておきさえすれば、たとえその内容が架空のものや意図的な虚言であった場合にもがっかりせずに済むというものだ。(2023 年 5 月 17 日の記事“TidBITS は噂を記事にしない - その理由は”参照。)

Apple のイベントの最中に他の TidBITS 読者たちとおしゃべりしたいと思う方は、どうぞ SlackBITS に参加して頂きたいMST3K ほどには面白くないかもしれないが、少なくとも一人で視聴するより楽しいだろう。

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Adam Engst  訳: 亀岡孝仁  

OS セキュリティアップデート、Pegasus スパイウェアに悪用された画像と Wallet 脆弱性に対処

Apple の核となるオペレーティングシステムに対するセキュリティアップデートは、NSO Group の Pegasus スパイウェアを送り込むために実際に悪用されている二つのゼロクリック脆弱性に対応している。これを見つけそして Apple に報告したことに対して University of Toronto の Citizen Lab を賞賛したい。最初の脆弱性では、悪意を持って巧妙に作られた画像を処理すると任意コード実行へと導かれる可能性がある;関係するのは macOS, iOS, そして iPadOS である。二つ目では、Wallet アプリが、悪意を持って巧妙に作られた添付ファイルを処理した時に任意コード実行を許してしまう可能性がある;現行バージョンの iOS, iPadOS, そして watchOS だけが危険に晒されている。Apple はこれ等のアップデートでそれ以外の変更は挙げていない。

これ等の脆弱性は深刻だが、通常の Apple ユーザーが Pegasus を使う悪意を持つ政府諜報機関によって攻撃目標されることはまず起こりそうにない。(もしあなたが国民国家によって標的にされる事について心配なのであれば、その Update ボタンを可及的速やかに押すべし。そして Lockdown Mode を有効にする。) 何れにしろ、私は皆さんが直ぐにアップデートすることをお勧めする。何故ならば、これ等のゼロクリック脆弱性はその機器を乗っ取るためにユーザーとのやり取りを全く必要としないからである。また、理屈の上ではオンライン犯罪者達によってスパムメールやテキストメッセージの中で武器化され得る。

Apple がこれ等の脆弱性に対して Rapid Security Response で対応しなかったのは残念である。そちらの方がより速くインストール出来るし、簡単に元に戻せる。最初の watchOS アップデートの必要性とそれに続くより古いオペレーティングシステムでの対応がその理由なのかも知れない。Rapid Security Responses は現行バージョンの macOS, iOS, そして iPadOS に対してのみ可能である ("緊急セキュリティ対応とは何か、なぜこれが重要か" 2 May 2023 参照)。

Apple は当初これ等の画像及び Wallet 脆弱性がより古いバージョンのオペレーティングシステムにも影響するのかどうか明らかにしなかったが、私が予想したように、数日後に Monterey, Big Sur, そして iOS と iPadOS 15 に対するアップデートをリリースした。何れにしろ、Citizen Lab がこの脆弱性を Apple に報告したのは一週間かそこら前だったことを思えば、これは印象的な応答時間だと言える。

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Adam Engst  訳: 亀岡孝仁  

Apple、CSAM 写真スキャンからの撤退理由を説明

二年前、Apple は最初 CSAM - child sexual abuse material (子どもの性的虐待表現物) - を狙った写真スキャン技術を発表したが、その後、広範囲に亘る批判を受けて、それ等の計画を凍結した。我々の最後の記事 "Apple、CSAM 検出の導入を延期" (3 September 2021) を読んで欲しい。そこには、我々が取り上げた全ての記事がリンクされている。December 2022 に、Apple は Wired にそれ等の計画は死んだと語った。当時、私は少々の寂しさを感じたものだが、同社はその提案を何故棚上げするのか何も明らかにしなかった。

今回、子どもの安全グループの一つへの回答の中で、Apple はその理由を説明した。同社の User Privacy and Child Safety 理事 Erik Neuenschwander は書いている:

我々は、数年前からの iCloud Photos のための CSAM 検出に対するハイブリッドクライアント・サーバー方式の提案は推進しないと決めた。子どもの安全擁護者、人権団体、プライバシーとセキュリティ技術者、そして学者と広く相談し、そしてスキャン技術を実質的に全ての角度から検討した後、我々はユーザーのセキュリティとプライバシーを究極的に危険に晒すことなく実行に移すことは現実的に不可能だと結論づけた。

Wired の記事には Neuenschwander の手紙の PDF が含まれていて、そこにはこうある:Apple は、iCloud Photos にアップロードされた写真をスキャンすることは、新しい攻撃ベクトルを生み出し、意図しない結果と言う滑りやすい坂道を求める原因となり、そして善意の当事者を "dystopian dragnets (反理想郷人の底引き網)" へと追いやる危険性を秘めていると結論づけるに至った。この点に関して、Apple のメッセージングは今やエンドツーエンド暗号化メッセージング技術への裏口を求める法制化立案への抵抗に歩調を揃えることとなった。

Apple は公の発表をする時一つの声で話をするとは言え、社内には色々な声があることを認識することは大事である。CSAM 発表で Apple はいつになく不器用な仕事をしたが、CSAM 提案を巡っては相当な内部論争があったであろうと思われる、とりわけ子どもの性的虐待の恐怖と闘うこととユーザープライバシーを守ることは両方とも高く賞賛すべき目標であることを思えば。しかし、一旦批判があるレベルに達すると、iCloud Photos にある写真をスキャンすることがデジタル泥棒や政府の諜報機関に対する扉を開く可能性を心配する声が議論の中で支配的となった。

Neuenschwander は、Apple がその Communication Safety 技術に焦点を当てていると言った:

Communication Safety は、子供達が裸体を含むメッセージを受けたり或いは送ろうとした時に介入しそして子供達に対する有用な資源を提供するように意図されている。その目標は、捕食者がこの行動を正常化するのをより難しくして彼らが子供達の警戒心を解いて信頼を得ようとするのを邪魔することである。

Apple は次のメジャーなオペレーティングシステムのリリースで、Communication Safety を拡張してビデオや写真もカバーしようとしていて、全ての子どものアカウントに対してこの機能をデフォルトでオンにし、そしてそれを AirDrop, the Photo picker, FaceTime ビデオメッセージ, そして Phone アプリの Contact Posters に統合しようとしている。加えて、Apple は Communication Safety APIを独立の開発者にも公開したので、彼らもその様な能力を他の通信アプリに作り込むことが出来る。

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Adam Engst  訳: 亀岡孝仁  

Mozilla 曰く、現代の車は車輪付のデータ収集の悪夢だ

Mozilla の *Privacy Not Included (プライバシーは含まれていません) チームは 25 の自動車製造業者のプライバシーに対する立ち位置を評価し、その詳細報告を次の様な表現で紹介した:

自動車メーカーは彼らの先進的な機能を売り込むために長年に亘って彼らの車は "車輪付のコンピュータ" だとして自慢してきた。しかしながら、コンピュータを運転することがその乗員のプライバシーに対して何を意味するかについての論議は実のところ追い付いていない。我々がインターネットにつながった呼び鈴や時計が我々を監視しているかも知れないと懸念する傍らで、車の有名ブランドは彼らの車を強力なデータ取得マシンへと変えてデータビジネスに静かに参入していた。そのマシンは、何から何まで自慢に値する色々なものを取りそろえているが故に、目を配り、聞き耳を立て、そしてあなたが何をするのかや車に乗って何処に行くのかについての情報を収集するための比類するものが無い力を有している。

我々が調査した 25 の自動車ブランド全てが我々の *Privacy Not Included 警告ラベルを獲得した - 自動車は我々がこれ迄見てきた中でプライバシーに関して公式に最悪の製品群となった。

これ等の知見は "知らなかったが、別に驚きではない" の範疇に入る。Mozilla は自動車会社はプライバシーに関してはどうしようもないと結論づけている。何故ならば、彼らは余りに多くの個人データを収集し、集めたデータを共有したり売ったりし、運転者にはそのデータに対する管理権を殆ど或いは全く与えず、そして全てのデータは暗号化された状態におかれているかどうかのような有用なセキュリティの詳細は明かさないからである。彼らはまた集めたものを保護する事も得意ではない - Honda, Mercedes-Benz, Nissan, Toyota, そして Volkswagen はこれ迄に数百万の運転者に影響を及ぼす漏洩の被害に遭っている。

そのデータには何が含まれているのか? その全リストは長すぎてとてもここに掲載出来ないが、例えば Nissan は以下のものを収集するかもしれないと言っているのは注目に値する:

機密の個人情報、そこには運転免許証番号、国或いは地方自治体の認識番号、市民権の状態、在留資格の状態、人種、出身国、宗教的或いは哲学的信念、性的指向、正確な地理的位置、健康診断データ、そして遺伝情報が含まれる。

少なくとも、それ等の特定のデータ種の元は "ユーザーとの直接的接触" である - あなたの Nissan Leaf は後部座席でのセックスを検出しているわけではない。しかし、今日のセンサーとカメラが豊富に搭載された車とそれ等の付属アプリを使えば、自動車メーカーはあなたがどの様に運転するのかに関する膨大な量の情報を収集出来る。地理的位置に加えて、下記のものを収集するかもしれないと Hyundai は言っている

車の操作についての、速度、加速及びブレーキデータの様な運転データ;進行方向;旅のデータ (距離数、日付、時間の長さ、気象条件);点火事象;ハンドル操作事象;クルーズコントロールデータ;シートベルトの状況;車の事故或いは事象についての情報;あなたがどの様に車を運転するかについての他の情報;及びその様な情報に対応する日付/時間スタンプ。

良く分からないのはそのプライバシーリスクがどの程度本物なのかである。自動車メーカーがあなたの歯のエナメル質についてのデータを収集出来ると言うプライバシー方針を立てたからと言って、彼らがそれをやる或いはその詳細をうさんくさい歯医者と共有するとは限らない。しかしながら、たとえ今現在何も起こっていないとしても、自動車メーカーが将来彼らがすると決めるもの全てに対する法的な覆いを自らに与えていると言うのは問題である。

Mozilla の報告書は個々の自動車メーカーに対してこのデータ収集の衝撃を和らげる進言を提供しているが、皆さんが出来る事は余りなく、そしてメーカー間での違いも殆どない。ひょっとすると、Mozilla の請願 に署名するとかその言葉を広めるのを手伝うとかすれば、これ等の会社の誰かが恥ずかしい思いをしてその行いを正すことにつながるかも知れない。

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Adam Engst  訳: Mark Nagata   

Do You Use It? Apple の Weather アプリは人気だが他にも人気の代替製品が多種多様

Tonya と私は天気にとても注意を払う。ランニングしたり、自転車に乗ったり、その他あらかじめ予定を立てる必要のあるアウトドア活動に参加したりする際には特に天気に注意する。ずっと以前から、こんな私たちは特殊なのか、普通の人たちはあまり天気を気にしないものなのだろうかという点が気になっていた。その“普通の人たち”が何を意味するのかは知らないが、ここは TidBITS 読者の皆さんに聞いてみたらと思い立って、2つのアンケートを実行してみた。

1つ目のアンケートは、皆さんは iPhone 上でどのようにして天気予報をチェックしているかという質問で、Apple のデフォルトの Weather (天気) アプリか、サードパーティのアプリか、あるいは iPhone 以外を使っているかという選択肢を用意した。天気の情報を得るのに iPhone を使わない人たちがたった 2% という結果を見て私は嬉しかった。少なくとも Tonya と私はその点では TidBITS 読者の中で異端ではない。このアンケートでは読者の皆さんに具体的にどんなサードパーティのアプリを使っているかについてもお尋ねした。

Do You Use It? poll results about how you check the weather on your iPhone

数多くのアプリの候補が寄せられたのを見て、私は2つ目のアンケートを用意した。複数個のアプリを列挙して、読者に投票してもらったのだ。Apple の Weather (天気) アプリも候補に入れておいたのは、このアプリと他のアプリの両方を使っているという声が多く寄せられていたのに、1つ目のアンケートではどちらかを選択するようにしていたからだ。今回は Apple の Weather が 75% の投票を得たので、つまりこれは他のアプリを補うためにこれも使っている人たちが多いということだろう。

それに続いて並んだのは Weather Underground が投票の 25%、 CARROT Weather が 19%、The Weather Channel が 18%、AccuWeather が 15%、WeatherBug が 13%、それから MyRadar がそれぞれ 11% という順番だった。それ以外のアプリはすべて 5% 未満の投票しか集めなかった。これは決してそれらのアプリが悪い訳ではなくて、ただ単に TidBITS 読者たちの間でそれほど一般的に使われていないというだけのことだ。アンケート結果のページに、それぞれのアプリへのリンクがある。

Do You Use It? poll results about iPhone weather apps

iPhone 用の天気アプリについて語る際に忘れてはならないのが Dark Sky だ。寄せられたコメントのうち 10% 以上が Dark Sky が Apple に買収されて失われたことを嘆いていた。(2022 年 9 月 19 日の記事“Dark Sky は薄れゆき、iOS 16 の Weather が明るさを増す”参照。) TidBITS 読者には Dark Sky が大好きだった人たちが多く、Dark Sky で気に入っていた機能や素敵なインターフェイスがまだ Apple の Weather (天気) アプリには欠けていると思っている。悲しいことだが、私たちとしては Apple にフィードバックを送る以外にできることはない。

人々が天気の情報を入手するために使っている方法が多種多様であることに私は驚いた。今回の2つ目のアンケートでさえ、その多種多様さを十分に記述し切れていない。なぜなら、アンケートで扱う対象を、どこでも機能できる汎用の天気アプリに限定したからだ。さて、何百もある候補を調べ始めると、それらが4つのカテゴリーに分かれることに気付いた:

では、個々に見て行こう。

その土地ごとのアプリ

TidBITS 読者は世界中に散らばっているので、個々の国にいる iPhone ユーザーのためのアプリを推薦する声が数多く寄せられたのも当然だろう。とりわけオーストラリアに住む人たちはその土地向けのアプリを強く推してくれた。それと、2つ目のアンケートで候補に入れ忘れて後悔したアプリが Yr だ。これはノルウェー気象研究所が出しているアプリだが、アンケートを作成する際に私はこれがヨーロッパの情報に限定されたものだと思い込んでいたのだ。ところが実は世界のそれ以外の部分の天気情報と天気予報も提供している。このアプリを熱心に称賛する人たちは多くて、その一人からはヨーロッパの全世界気象モデルは他より細かな解像度を使っていて大規模な気象パターンをより良く処理できるので使う価値があるという推薦が届いた。国ごとに推薦されたアプリを下に列挙するが、その周辺の国でも使えるものが多いことは知っていて頂きたい。

特定の目的を持つ天気アプリ

誰もが汎用の天気アプリを必要とする一方で、特定の職業や趣味を持つ人たちはそれ専用の天気アプリを使っていることが多い。

加えて、気象情報の特定の側面、例えば大気質や落雷などに焦点を当てた天気アプリもある。そのいくつかは上に挙げたものと重複する。

個人運用の気象観測所に付随したアプリ

驚くことでもないが、何人かの TidBITS 読者は気象に入れ込むあまり、自分で気象観測所を運用している。

また、数多くの個人運用の気象観測所からのデータを表示できる天気アプリを使うのが好きだとコメントしてくれた人たちもいた。

ウェブサイト

iPhone 用のアプリはうまく出来ていて使い勝手も良いが、それでも Mac 上でウェブサイトを使う方が好きだと回答した人たちも多かった。天気サイトは多くの場合、データや地図をより拡張した状態で表示できるし、特定の分野に絞ったサイトならばアプリの形ではまだ提供されていないような情報を提供できる。

やれやれ! これだけたくさん挙げたことで、読者の皆さんがその土地の気象状況に対する意識を高めるお役に立てたならば嬉しい。

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Julio Ojeda-Zapata  訳: Mark Nagata   

サイクリングツアーを iPhone で撮影

今から 4 年ほど前、これは私のサイクリング武勇伝の頂点に位置する出来事だったとも言えるが、私は人生で最も長距離の自転車旅行に出かけた。友人の Chris を含む 300 人ほどのライダーたちとともに、4 日間かけてミネソタ州中部の 250 マイル (400 km) を走破したのだった。

Bicycling Around Minnesota (BAM) が何か月もかけて綿密に計画を立てたこの 2019 年の自転車旅行は、アメリカの田舎と小都市を巡って爽快に走り抜ける風変わりなツアーとなった。ルート沿いで立ち寄った名所としては、小説家 Sinclair Lewis が少年時代を過ごした家MaxBat の野球バット工場Hemker Park & 動物園、1800 年代から残された Forest City Stockade、あのDarwin Twine Ball Museum、それから Collegeville の Lake Wobegon Trail の近くにはわが母校 St. John's 大学の Brutalist 様式で建てられた Abbey Church があって、これが何マイルも先から見える。

私は iPhone Xs Max で何百枚もの写真を撮った。自転車に乗ったまま何度もジャージのポケットから iPhone を取り出して、景色を撮った。私はある意味 iPhone 写真に取り憑かれている人間なので、それはこの上なく貴重な機会となった。

ただ、この BAM 自転車旅行には別の意味で不満があった。サイクリングそのものをも撮影したいと思っていたのだったが、自分が自転車を漕ぎながらでは安全にそれをすることができなかったし、休憩中に撮影できる時間は限られていた。Chris と私には守るべきスケジュールが決まっていた。私はライダーであることが第一で、写真家であることは二の次だった。

4 年前のその旅行以来、たくさんのことが起こった。BAM の少し後に血液感染を起こしてほとんど死にかけたし、COVID-19 によって BAM やその他の多くのサイクリングイベントが中止を余儀なくされ、1 年前にはサイクリング中に脳震盪を起こしてさまざまの恐ろしい症状を経験したので、私はしばらく自転車には乗るまいと心に決めた。(2023 年 4 月 10 日の記事“一時的に視力を失ってスマートスピーカーを使う”参照。) でも最近になって苦しみから解放された気持ちになったので、何かワクワクする目標が欲しいと思い始めた。

先月になって、BAM から救いの手が差し伸べられた。このグループの COVID 以後初めてのツアーに、非サイクリストとして参加したらと Chris が勧めてくれたので、私はこのイベントの半公式写真家として参加したいと申し出た。そう、BAM ツアーのあらゆる側面を撮影できる機会がようやく訪れたのだった。そして私は一台の iPhone ですべてを撮影することにした。35mm フィルムの時代以来ずっと、私はレンズ交換式のカメラを持ったことがなかった。

2007 年に初代の iPhone が登場して以来私は何十万枚もの iPhone 写真を撮ってきたが、プロフェッショナルに近い立場で撮影したことは一度もなかった。その種のプロではないけれども、数日間だけプロのふりをして働くのは最高の経験となった。それにまた、なかなか素敵な写真も撮れた。それがプロの品質に近いものかどうかは、どうぞご覧になって判断して頂きたい。

iPhone の観点からは、今回の BAM のタイミングはあまり良くなかった。現行のモデルがもうじき新型モデルで置き換えられるところだからだ。BAM 2023 の後間もなく Apple が "Wonderlust" メディアイベントを 2023 年 9 月 12 日に開催すると発表したので、それを受けてネット上には Pro モデルの大型版に 5x、6x、はたまた 10x の光学ズーム付き“ペリスコープレンズ”が搭載されるという噂が飛び交っている。

けれども、今回のツアーで私は iPhone 14 Pro のみに頼ったのではなかった。他にもいろいろなテクノロジー製品、例えば最近リリースされた 15 インチ MacBook Air も持って行った。どう使ったかはあとで述べるが、BAM のゴールラインの手前ほんの数マイルのところでちょっとした不運にも見舞われたので、それについてもあとで物語ろう。

ズーム、ズーム

2019 年と同じく 8 月に、Chris と私は彼の愛車 Mini Cooper に乗って BAM の出発地点へ行った。今年のツアーは Lanesboro を出発点かつ終点とし、Rushford、La Crescent、Houston で宿泊する日程だった。いずれもミネソタの自然豊かな bluff country の中にある。Chris は私に Mini Cooper を使わせてくれて、彼が自転車で走っている間私が撮影のために使えるようにしてくれた。それから 4 日間、私は丘陵の多いこの土地をマニュアルシフトの彼の車をワクワクした気持ちで操りながら、サイクリング用アプリ Ride with GPS を見てライダーたちのペースに合わせるようにした。

今回は写真撮影の手順をできるだけシンプルにするようにした。移動しながら撮影し、編集し、BAM の Facebook ページに素早くポストできるようにするために、撮影するのは静止画像だけにしようと決めた。来年はスローモーションビデオにもちょっと手を出してみようかと思っている。

私は道路脇にじっとして、舗装路の上に不恰好にうずくまったり、小石や草を使って iPhone の向きを調整したりしながら、走って来るライダーたちに狙いを定めた。カメラを少し上向きにした構図にしたり、時には少し傾けてみたりした。

そうこうするうちに 3x 光学ズームが最も使いやすいことに気付いた。普段なら iPhone Pro の3つのレンズのうちこれが最も使わないものなのだが。ズームを使わないとライダーたちがフレームに収まるように大写しにするのはどうしても不可能だし、Apple が次期 iPhone で 6x ズームレンズを追加したとしても私はそれを鼻で笑ったりする気持ちにならないだろう。

何度も何度も、私は Wayne Gretzky の気持ちになって、間もなくサイクリストたちがやって来る誰もいない道路に狙いを定め、彼らがうまく iPhone のディスプレイの中へ滑り込めるようにした。下の写真では、Sarah と Abhi が親切にもペダルを踏む足を止めて、楽しそうなポーズをとってくれた。

ある霧の朝、私は iPhone を道路を横切る方向に向けて、太陽が反対側にあるようにし、視野を横切るライダーたちを撮影した。ライダーたちがシルエットになって映ることを狙ったのだが、何枚か良い写真が撮れた。

次の日の朝は、奇妙な形の雲を入れた写真にした。

その土地ごとにテントを張って宿泊するのも BAM の楽しみの一つだ。霧の中の一コマと、変わった形の雲の下の一コマをご覧頂こう。

今回の道中の観光名所は、Amish 共同体の手工芸品や焼き菓子Mississippi 川沿いのブドウ園の高級ワイン、水車で動く製粉工場Fountain にある道路沿いの陥没穴(ここは国内随一の 陥没穴の首都だ と称しているが、はたして他に競争相手がいるのだろうか?)などだ。そういうところで撮った写真のうちで私のお気に入りは、Peterson にある州営の養魚場で Chris がふざけているものと、Spring Grove の Soda Pop オープンハウスで出会った若い女王様たちの写真だ。

他にも私の BAM 2023 写真がたくさんあるのでこちらでどうぞ。

放浪の iPhone 写真家にとって必須のテクノロジー

私は家族から、必要以上に多くのテクノロジー機器を鞄に詰め込んで旅行に持って行くという悪評を得ている。今回もその通りになった。でも、いざという時になくて困るより、装備を持ち過ぎている方がずっと良いのではないだろうか? それはさておき、今回私が持って行った重要な機器をいくつか紹介しよう。

15 インチ MacBook Air

旅行にはラップトップ機を持たず身軽にしておくべきかどうか、私はじっくり考えた。この iPhone は多くのコンピュータと同程度にパワフルであり、今日ではソーシャルメディアのインフルエンサーになるために若者たちが必要とするあらゆる機能を備えているように見える。その上、私はバックアップ用の携帯電話として Android ベースの Samsung Galaxy S21 も持って行くことにしていたので、ノートブック機を持って行くのはテクノロジー的にやり過ぎに思えた。物理的な負担になることももちろんだ。

でも、たまたま私は Apple から借り出した 15 インチ MacBook Air を持っていたので、これを持って行きたい誘惑に勝てなかった。MacBook Air が持ち運びしやすいことも大きかった。これは 2023 年 6 月にリリースされた M2 モデルで、13 インチ MacBook Air の上位機種にあたり、キャンプ旅行には不釣り合いに大きいような気もしたが、それは縦方向と横方向に限った話だ。厚みはたった 0.45 インチ (1.15 cm) でとてつもなく薄く、13 インチモデルよりほんの少し厚いだけで、重量もほんの少しだけ重い 3.3 ポンド (1.51 kg) だ。

結局今回の旅行でこの Mac をバックパックの中に押し込んでいつも持っていて、持っていることも忘れそうなほどだった。日中はほとんど iPhone を使っていて、写真を撮影してはまとめて BAM の Facebook ページにポストした。それでも時々は Mini Cooper を停車させてキャンピングチェアを開き、日陰に座り込んで Mac でちょっとした写真の整理をした。

また、夕食を終えてシャワー用トレーラーに行った後などにも Mac を取り出した。そういうひとときが旅行中の最も幸せな瞬間と言えた。たっぷりと広い MacBook Air の画面でいろいろな作業をこなすのは楽しく、窮屈な iPhone 画面ならばその2倍か3倍の時間がかかったことだろう。Apple silicon で駆動されるこのマシンは熱くもならず、静かなままだった。

MacBook Air を持ってこなかったらきっと後悔しただろうと私は思った。

バックアップ用セルラープラン

旅行中のセルラー接続性について考えておいたのは賢明だった。辺鄙な土地にまでくまなく高速のバンド幅を届けることに関して米国のキャリア各社はかなりの進展をしているものの、それでも今回の旅行中には電波の届かない場所に数多く遭遇した。

予防措置として、無料のモバイルプランをバックアップ用にセットアップしておいた。セルラープロバイダの中にはさまざまの期間とさまざまのデータ割り当てで無料試用を提供しているものがあるのでありがたい。iPhone の eSIM 機能を使って気軽にインストールできる。

最初に試したのは T-Mobile だった。何と、3 か月間またはデータ量 30 GB (どちらかに到達すれば終了となる) という条件で試用できるからだ。けれどもこれはどうしても eSIM をうまくインストールできなかった。おそらく私が過去に T-Mobile をテストしたことがあったせいだろう。

最終的には Verizon 駆動の Visible が使えた。これは 15 日間の試用を提供しており、同社によればデータ量は無制限だという。それを確認できるほどに大量のデータを使うことはなかったのだが、いつも使っている AT&T サービスの電波が届かない土地で問題なく使えた。

追加の eSIM アカウントを休眠状態でインストールすることもできる。二重、三重のバックアップとして Mint MobileGoogle Fi をロードしておいたが、どちらも実際には使わなかった。Mint の試用は 7 日間と 250 MB のデータというケチくさいものだ。Google Fi の方は 7 日間でデータ量が無制限 (ただし 10 GB を超えるとスロットルがかかる) なのだが、iPhone でのセットアップがとてつもなく面倒で、結局最後まで辿り着くことができなかった。

EGO Nexus 電源装置

私が持ってきたポータブル電源装置を見て Chris は目を丸くした。EGO Nexus Power Station はとても大きなデバイスで、持ち運ぶために 2 つのハンドルが付いている。4 基の USB-A ポートと 3 基の AC コンセントが付き、取り外し可能なバッテリーパックから電力を得ていて、EGO ブランドの芝刈り機、除雪機その他のツールに使っていないバッテリーパックを側面にある 4 つのスロットに差し込めるようになっている。

Nexus Power Station に搭載されたスクリーンがあと何時間電力を供給できるかを表示することになっているはずだが、同じ数字を表示したことは一度もなく、評価値は 30 時間から 80 時間までの間であちこちジャンプした。でも実際には問題ではなかった。Chris と私はこれを使ってスマートフォン、ポータブルバッテリーパック、自転車搭載のコンピュータ、私の Mac その他を旅行中にそれぞれ複数回充電できて何の問題もなかったからだ。壁のコンセントに Nexus Power Station を繋いでバッテリーパックを再充電することも可能だが、旅行中にそれをする必要は全くなかった。

当初私は盗難の可能性を考えて夜中に Nexus Power Station を Mini Cooper の中に置かずテントの中へ持ち込むつもりだったが、持ち運ぶのがあまりにも面倒だったので最初の晩に諦めた。

バッテリーパック 4 個モデルの Nexus Power Station の価格は $1299 だが、これではやり過ぎだと思うならば (私もやり過ぎだと思うし、EGO はどうやらこのモデルを廃止するらしい)、EGO がバッテリーパック 2 個モデルも $999 で出している。私の場合は EGO のもっと小型で安価な、パワーパック 1 個のタイプのインバーターで十分だろうと思う。

Adobe Photoshop の生成塗りつぶし

この記事の内容に関して「人工知能 (AI)」という単語が登場するとは思っていなかったのだが、写真の編集に関係する一種の AI 機能のお陰である厄介な問題が解決することとなった。

あの若い女王様たちの写真を覚えておられるだろうか? あの写真はもともと下のように見えていた。黄色のシャツを着た女性が写真を台無しにしている。

例えば Google の Magic Eraser のように画像から不要な部分を取り除くことができる写真編集ツールは存在しているけれども、私が試したものはどれも、写真をもっと駄目にしてしまった。そこで助けの手となったのが TidBITS の同僚 Jeff Carlson だった。彼は熟練の写真家で、最近の Photoshop ベータ版に組み込まれた Generative Fill (生成塗りつぶし) と呼ばれるプロ向けのツールを試していた。

Generative Fill は Firefly AI テクノロジーに基づいており、写真の中に別の画像を魔法のように呼び出すという、恐ろしいほどに賢い機能からその名前を得ている。元の写真から地面や森を境界を超えて拡張させるといった単純な作業から、ベネチアのゴンドラの上に歌うバイソンを乗せるといった奇抜な作業まで何でもできる。(実例を作ってくれた Jeff に感謝したい。)

たいていの場合、実現したいことを言葉にしてテキストを入力することにより画像を作成あるいは修正できる。クラウドベースの AI ツールが、それに似た画像から学習したことに基づいて画像を生成する。

けれども今回の場合にはテキスト入力をする必要がなかった。邪魔だった女性を、Generative Fill はたった 2 つの作業だけで完璧に消し去ることができた。まず彼女の上半身を、それからテーブルの下に見えていた彼女の足を消し去り、その上で背景がどうあるべきかを AI が判断して、継ぎ目なしにそこを埋めた。Jeff が次のように説明する:

私はまず Lasso ツールを使って黄色の服を着た人物の周りを丸く選択して、そこで出現したフローティングツールバーの Generative Fill ボタンをクリックしてから、通常なら何を見せたいかを指定するフィールドに何もタイプしないままで Generate ボタンをクリックしました。フィールドに何もなければ、選択されたものをただ除去したいのだと受け取ってくれます。

あとちょっとなのに...

それは、BAM のゴール地点まであと 15 マイルくらいのところだった。およそ 30 回目くらいだっただろうか、私は車を路肩に寄せて、ライダーたちを撮影しようとした。

ところがこの時、隠れて見えなかった柔らかい土の部分に Mini Cooper の右前輪が沈んでしまった。いくらエンジンの回転を上げても、後退を試みても、車はびくとも動かなかった。もっと悪いことに車は少しずつ横に傾いて、左後輪が宙に浮いてしまった。Mini が土手から転がり落ちるのではないかと怖くなって、私は咄嗟に車の外へ飛び出したが... しばらくして iPhone を掴むのを忘れていたことに気付いて呪いの言葉を吐いた。でも、少なくともポケットに Samsung フォンが入っていた。下の写真は今回これを使って撮った唯一の写真だ。

BAM の仲間たち2人がトラクターに乗った農夫に助けを求めたが、トラクターで Mini Cooper の前側を引っ張っても後側を引っ張っても車体パネルを傷付けそうだと思った彼は引き受けたがらなかった。

そしてついに私たちはレッカー車の運転手に来てもらうことができた。これは私が見たこともないやり方だったが、彼は左前輪と左後輪の車軸にソフトなフックを取り付けて、ゆっくりと車を横方向へ巻き上げることで安全な場所へ移してくれた。そう、今回の旅で唯一、私は iPhone でビデオも撮影したのだった。

討論に参加

TidBITS 監視リスト: Mac アプリのアップデート

訳: Mark Nagata   

Carbon Copy Cloner 6.1.7 Agen Schmitz

Carbon Copy Cloner 6.1.7

Bombich Software が Carbon Copy Cloner 6.1.7 をリリースして、macOS 14 Sonoma への公式対応を追加した。このドライブクローン作成およびバックアップ用ユーティリティはまた、Dropbox、OneDrive、Google Drive (あるいは Apple の File Provider インターフェイスを利用するその他のクラウドサービス) からクラウドのみにあるファイルを一時的にダウンロードする機能への対応を追加し、物理的なファイルサイズが負であるスパースファイルをコピーする際のエラーに対処し、Quick Update タスクで一部のフォルダが実態に反して "modified" となってしまっていたマイナーな問題を解消し、起動ディスクに対して "Manage snapshots on 'Macintosh HD'" オプションが表示されなくなったロジックの問題を修正した。(新規購入 $49.99、無料アップデート、22.9 MB、リリースノート、macOS 10.15+)

Carbon Copy Cloner 6.1.7 の使用体験を話し合おう

ExtraBITS

訳: Mark Nagata   

Adam Engst

Do You Use It? iPhone 14 Pro の Always-On ディスプレイ

今週 Apple は iPhone 15 を発表するが、間違いなくそこにはテクノロジーの妙技の実例がいくつも組み込まれているはずだ。その種の変更点の大多数は自然に iPhone ユーザー体験の一部として溶け込むものだが、昨年リリースされた iPhone 14 Pro と iPhone 14 Pro Max が導入した素晴らしい機能の一つに Always-On (常時表示) ディスプレイがあって、これは使うかどうかをユーザーが選べるようになっている。使わない間はわざわざスクリーンをオフにする代わりに、iPhone 14 Pro と iPhone 14 Pro Max ではロック画面の明るさを落としつつ、時刻、ウィジェット、通知などは引き続き見えるようにしておく。

でも、必ずしもすべての人が常時表示ディスプレイを好んでいる訳ではない。気が散ると思う人も、プライバシーの懸念があると思う人もいるし、余分にバッテリーを消費するのが嫌だと思う人も多い。幸いにも、Apple は Settings > Display & Brightness > Always On Display で自由に常時表示ディスプレイをオンオフできるようにしている。

今週のアンケートでは iPhone 14 Pro と iPhone 14 Pro Max のオーナーのみを対象として、 あなたは常時表示ディスプレイをオンにしていますか、それとも普段はオフにしていますかとお尋ねする。オフにしている方には、その理由もお尋ねしたい。これらの iPhone 14 Pro モデルをお持ちでない方はどうかアンケートの設問には答えないで頂きたいが、議論の中にご意見を書いて下さるのは大歓迎だ。

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